JPH0755634Y2 - 演算回路 - Google Patents

演算回路

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JPH0755634Y2
JPH0755634Y2 JP1990091448U JP9144890U JPH0755634Y2 JP H0755634 Y2 JPH0755634 Y2 JP H0755634Y2 JP 1990091448 U JP1990091448 U JP 1990091448U JP 9144890 U JP9144890 U JP 9144890U JP H0755634 Y2 JPH0755634 Y2 JP H0755634Y2
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JP
Japan
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data
circuit
subtraction
digital data
accumulator
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JP1990091448U
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JPH0447751U (ja
Inventor
稔弘 藤原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、減算を繰り返して除算を実行する演算回路に
関する。
(ロ)従来の技術 第3図は、除算が行われる演算回路の構成を示すブロッ
ク図である。
除数データは、予めデータメモリ(1)に記憶されてお
り、減算を実行する毎にデータメモリ(1)から演算を
実行する演算器(2)の入力の一方に与えられる。被除
数データは、アキュムレータ(3)に書き込まれ、アキ
ュムレータ(3)からデータメモリ(1)に一旦取り込
まれた後に除数データと共に演算器(2)の入力の他方
に与えられる。ところで除数データは、データメモリ
(1)から演算器(2)に与えられるとき、被除数デー
タのビット数より1ビット少ないビット数だけ上位側に
シフトされ、被除数データの上位側ビットから除数デー
タが差引かれる。そして、その減算値がアキュムレータ
(3)にロードされる。
一方、判定回路(4)は演算回路(2)の減算結果の正
負を判定し、判定に従って演算回路(2)の出力をアキ
ュムレータ(3)からデータメモリ(1)に転送させ
る。即ち、減算値が正であれば、演算回路(2)の出力
をアキュムレータ(3)からデータメモリ(1)に転送
してデータを書き換え、逆に負であれば演算回路(2)
の出力を無視してデータメモリ(1)のデータを保持す
るように構成される。そして、データメモリ(1)が、
書き込まれたデータを上位側に1ビットシフトし、除数
データと共に演算器(2)に供給して2回目の減算を実
行する。以後同様にして、除数データを被除数データと
のビット数に応じて演算を繰り返すことで除算が完了す
る。例えば、6ビット構成に於いて、被除数データ「11
0010」に対して除数データ「000101」が設定された場
合、表1に示すような減算及びデータのシフトが繰り返
される。
先ず、除数データ「000101」が上位側に5ビットシフト
され、そのデータ「00010100000」が被除数データ「110
010」から差引かれるが、減算結果が負となるためデー
タメモリ(1)では、被除数データ「110010」が上位側
に1ビットシフトされる。同様に、2度目の減算につい
ても、減算結果が負となるため、データメモリ(1)で
は、データ「110010」がさらに1ビット上位側にシフト
される。そして、3度目の減算で減算結果が正となるた
め、減算値「001010」がアキュムレータ(3)からデー
タメモリ(1)に書き込まれる。さらに、4〜6度目ま
で同様な減算を繰り返すことで、除算が完了する。そこ
で、減算結果の正負について「1」或いは「0」を設定
し、1〜6度目までの結果を組み合わせることで、除算
値「001010」が得られる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながら上述の演算回路に於いては、減算を実行す
る度にアキュムレータ(3)からデータメモリ(1)に
データを書き込み、データメモリ(1)から演算器
(2)にデータが供給されることから、1度の減算を実
行する時間長くなり、データの処理速度が遅くなる。特
に、同様の減算が繰り返される除算演算では、1度の減
算の実行速度が問題となる。
そこで、第4図に示すように、アキュムレータ(3)の
出力を直接演算器(2)に入力することが、例えば特開
昭62−25330号公報に開示されている。このように、ア
キュムレータ(3)の出力を演算器(2)に直接入力し
て減算を実行するように構成すれば、データメモリ
(1)へのデータの書き込みが不要になる分だけ演算時
間を短縮することができる。ところが、アキュムレータ
(3)の出力を演算器(2)に直接入力する場合、減算
結果の正負の判定に従って演算器(2)の出力をアキュ
ムレータ(3)にロードさせる必要があるため、減算結
果の正負を素早く判定し、正のときのみアキュムレータ
(3)に減算結果をロードさせる必要がある。従って、
演算速度が速くなると判定回路(4)の判定動作に余裕
がなくなり、アキュムレータ(3)との動作タイミング
の整合がとりにくくなる。この結果、判定回路(4)の
判定動作がアキュムレータ(3)の動作に追従できず、
誤動作を招く虞れがある。
そこで本考案は、安定した演算動作を高速で繰り返すこ
とのできる演算回路の提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述の課題を解決するためになされたもの
で、その特徴とするところは、第1のデジタルデータが
ラッチされるラッチ回路と、上記第1のデジタルデータ
に対して除数となる第2のデジタルデータが記憶される
データメモリと、上記ラッチ回路及び上記データメモリ
から第1及び第2のデジタルデータを受け、第1のデジ
タルデータから第2デジタルデータを差引いて第3のデ
ジタルデータを得る減算回路と、この減算回路から第3
のデジタルデータを受けて蓄積するレジスタと、上記減
算回路の減算結果を判定し、第3のデジタルデータが正
となるときに上記レジスタの第3のデジタルデータを上
記ラッチ回路にラッチさせる制御回路と、を備え、上記
ラッチ回路から上記減算回路に与えられるデータが上位
側にシフトされて減算が繰り返されることにある。
(ホ)作用 本考案によれば、制御回路が演算回路の減算結果の正負
を判定し、ラッチ回路の動作を制御するまでの間に演算
回路の出力がレジスタにロードされるために、制御回路
の判定動作に時間的な余裕が生じ、演算回路及びラッチ
回路との動作タイミングの整合がとり易くなる。従っ
て、演算速度が速くなった場合でも、制御回路の判定動
作が追従し、動作の安定化が望める。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は、本考案の演算回路の構成を示すブロック図
で、第2図はその動作を説明する図である。
除数データは、データメモリ(11)に記憶されており、
データメモリ(11)から減算を実行する演算器(12)の
入力の一方に供給される。このとき、除数データは、被
除数データのビット数より1ビット少ないビット数だけ
上位側にシフトされる。また、被除数データは、アキュ
ムレータ(13)に書き込まれ、アキュムレータ(13)か
らラッチ回路(10)にラッチされる。そして、ラッチ回
路(10)から除数データと共に演算器(12)に供給され
て被除数データから除数データが差引かれ、その減算結
果がアキュムレータ(13)にロードされる。
一方、判定回路(14)は、演算器(12)の減算結果の正
負を判定し、その判定に従ってアキュムレータ(13)の
データをラッチ回路(10)にラッチさせる。即ち、減算
値が正の場合には、アキュムレータ(13)にロードされ
た減算値をラッチ回路(10)にラッチさせて演算器(1
2)の入力に供給し、逆に負の場合には、アキュムレー
タ(13)にロードされた減算値に拘わらずラッチ回路
(10)にラッチされているデータを演算器(12)の入力
に供給するように構成される。ここで、ラッチ回路(1
0)から演算器(12)にデータが供給されるとき、上位
側に1ビットづつシフトされる。以後、第3図と同様に
減算及びデータのシフトを繰り返して除算が完了され
る。
以上の除算演算に於いては、第2図に示すように、減算
が実行されて減算値がアキュムレータ(13)にロードさ
れるときに減算値の正負が判定され、減算値がアキュム
レータ(13)にロードされた後に判定回路(14)の判定
結果に従ってアキュムレータ(13)のデータがラッチ回
路(10)にラッチされる。また、判定結果がラッチ回路
(10)に供給されると、ラッチ回路(10)のデータは、
上位側に1ビットシフトされて演算器(12)に供給さ
れ、それと同時にデータメモリ(11)から除数データが
演算器(12)に供給される。従って、判定回路(14)の
判定動作からラッチ回路(10)のラッチ動作までの間
に、アキュムレータ(13)に減算値がロードされる期間
分の余裕が生じるため、ラッチ回路(10)の動作タイミ
ングと判定回路(14)の動作タイミングとの整合が容易
になり、各部の時間的な余裕を拡大できる。
(ト)考案の効果 本考案によれば、安定した演算動作を高速で実行するこ
とができ、信頼性の向上と共に高速化が図れる。また、
各部の動作タイミングに時間的な余裕をもたせることが
できるため、各部の動作速度のばらつきに対応でき、回
路設計の自由度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の演算回路のブロック図、第2図は第1
図の動作を説明する図、第3図及び第4図は従来の演算
回路のブロック図である。 (1)(11)…データメモリ、(2)(12)…演算器、
(3)(13)…アキュムレータ、(4)(14)…判定回
路、(10)…ラッチ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のデジタルデータがラッチされるラッ
    チ回路と、上記第1のデジタルデータに対して除数とな
    る第2のデジタルデータが記憶されるデータメモリと、
    上記ラッチ回路及び上記データメモリから上記第1及び
    第2のデジタルデータを受け、上記第1のデジタルデー
    タから上記第2のデジタルデータを差し引いて第3のデ
    ジタルデータを得る演算器と、この演算器から上記第3
    のデジタルデータを受けて蓄積するアキュムレータと、
    上記演算器の減算結果を判定し、上記第3のデジタルデ
    ータが正となるときに上記アキュムレータに蓄積された
    上記第3のデジタルデータを上記ラッチ回路にラッチさ
    せる判定回路と、を備え、上記演算器が減算を繰り返す
    毎に、上記ラッチ回路が上記減算回路に与えるデータを
    上位側に1桁ずつシフトすることを特徴とする演算回
    路。
JP1990091448U 1990-08-30 1990-08-30 演算回路 Expired - Lifetime JPH0755634Y2 (ja)

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JP1990091448U JPH0755634Y2 (ja) 1990-08-30 1990-08-30 演算回路

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JP1990091448U JPH0755634Y2 (ja) 1990-08-30 1990-08-30 演算回路

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Publication Number Publication Date
JPH0447751U JPH0447751U (ja) 1992-04-23
JPH0755634Y2 true JPH0755634Y2 (ja) 1995-12-20

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ID=31827091

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225330A (ja) * 1985-07-25 1987-02-03 Nec Corp 演算回路
JPH01193933A (ja) * 1988-01-28 1989-08-03 Nec Corp デジタル掛算器

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Publication number Publication date
JPH0447751U (ja) 1992-04-23

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