JPH0755036Y2 - 屋外用ボックスの換気装置 - Google Patents
屋外用ボックスの換気装置Info
- Publication number
- JPH0755036Y2 JPH0755036Y2 JP7032090U JP7032090U JPH0755036Y2 JP H0755036 Y2 JPH0755036 Y2 JP H0755036Y2 JP 7032090 U JP7032090 U JP 7032090U JP 7032090 U JP7032090 U JP 7032090U JP H0755036 Y2 JPH0755036 Y2 JP H0755036Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- fan
- duct
- outdoor box
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、屋外に設置して電気、電子機器類を収納する
ための地中配線用箱、制御盤ボックス等の屋外用ボック
スの換気装置に関するものである。
ための地中配線用箱、制御盤ボックス等の屋外用ボック
スの換気装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の屋外用ボックスの換気装置は、ボックス本体の側
板部に設けた換気口の内側に換気フアンを直接取付けた
ものであった。
板部に設けた換気口の内側に換気フアンを直接取付けた
ものであった。
ところが、このような従来の屋外用ボックスの換気装置
にあっては、換気口を通じて浸入した雨水が換気フアン
にかかり、換気フアンの運転寿命を低下させる問題があ
った。そこで、第3図に示すように換気口(21)の外側
にフード(22)を設けて換気フアン(23)に雨水がかか
るのを防止したものもあるが、これは、空気はフード
(22)により屈曲して流動するため、流動抵抗が大きく
換気効率が悪く、また、外観上体裁が悪いという問題が
残されていた。
にあっては、換気口を通じて浸入した雨水が換気フアン
にかかり、換気フアンの運転寿命を低下させる問題があ
った。そこで、第3図に示すように換気口(21)の外側
にフード(22)を設けて換気フアン(23)に雨水がかか
るのを防止したものもあるが、これは、空気はフード
(22)により屈曲して流動するため、流動抵抗が大きく
換気効率が悪く、また、外観上体裁が悪いという問題が
残されていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記のような従来の問題点を解消して、換気フ
アンに雨水がかかることを確実に防止でき、しかも優れ
た換気性能を確保できるうえ、美観にも優れた屋外用ボ
ックスの換気装置を提供するために完成されたものであ
る。
アンに雨水がかかることを確実に防止でき、しかも優れ
た換気性能を確保できるうえ、美観にも優れた屋外用ボ
ックスの換気装置を提供するために完成されたものであ
る。
(課題を解決するための手段) 前記のような問題点を解決するためになされた本考案
は、ボックス本体の側板部に設けた換気口の内側に斜上
向きに傾斜させた換気ダクトを設け、該換気ダクトの上
端開口部に換気フアンを取付けたことを特徴とするもの
である。
は、ボックス本体の側板部に設けた換気口の内側に斜上
向きに傾斜させた換気ダクトを設け、該換気ダクトの上
端開口部に換気フアンを取付けたことを特徴とするもの
である。
(実施例) 次に、本考案の実施例を第1図および第2図により詳細
に説明する。
に説明する。
(1)は地中配線用箱のボックス本体であり、該ボック
ス本体(1)の左右の側板部(2)、(2)には、外側
にルーバ(3)を取付けた換気口(4)がそれぞれ設け
られている。実施例のルーバ(3)は傾斜板(3a)を固
定式としたものであるが、可動式としてもよいことはい
うまでもない。
ス本体(1)の左右の側板部(2)、(2)には、外側
にルーバ(3)を取付けた換気口(4)がそれぞれ設け
られている。実施例のルーバ(3)は傾斜板(3a)を固
定式としたものであるが、可動式としてもよいことはい
うまでもない。
(5)はこれらの換気口(4)の内側に斜上向きに傾斜
させて設けた換気ダクトである。実施例では換気ダクト
(5)の傾斜は約15°としてある。この換気ダクト
(5)の上端開口部には、モーターを内蔵した平型の換
気フアン(6)がビス等により取付けられている。
させて設けた換気ダクトである。実施例では換気ダクト
(5)の傾斜は約15°としてある。この換気ダクト
(5)の上端開口部には、モーターを内蔵した平型の換
気フアン(6)がビス等により取付けられている。
(作用) このように構成されたものは、換気フアン(6)を作動
させて屋外用ボックスの内部の換気を行うことは従来の
この種の換気装置と同様である。
させて屋外用ボックスの内部の換気を行うことは従来の
この種の換気装置と同様である。
しかし、本考案に係るものは換気フアン(6)が換気口
(4)の内側に斜上向きに傾斜させて設けた換気ダクト
(5)の上端開口部に取付けられているので、換気口
(4)の外側に設けたルーバ(3)の傾斜板(3a)の間
から浸入する雨水が換気ダクト(5)に達したとして
も、換気口(4)より斜上方に位置する換気フアン
(6)までは到達することがないので、該換気フアン
(6)は雨水等に汚損されることなく長期使用できる利
点がある。
(4)の内側に斜上向きに傾斜させて設けた換気ダクト
(5)の上端開口部に取付けられているので、換気口
(4)の外側に設けたルーバ(3)の傾斜板(3a)の間
から浸入する雨水が換気ダクト(5)に達したとして
も、換気口(4)より斜上方に位置する換気フアン
(6)までは到達することがないので、該換気フアン
(6)は雨水等に汚損されることなく長期使用できる利
点がある。
また、換気フアン(6)は斜上向きに傾斜させて設けた
換気ダクト(5)の上端開口部に取付けられているの
で、この部分の空気の流動抵抗は小さくなり、換気口
(4)からの空気の吸入および排気はきわめて効率良く
行われる。特に換気ダクト(5)の傾斜をルーバ(3)
の傾斜板(3a)と略同一とすることにより換気性能をよ
り一層向上させることができ、換気装置を小型化できる
利点もある。
換気ダクト(5)の上端開口部に取付けられているの
で、この部分の空気の流動抵抗は小さくなり、換気口
(4)からの空気の吸入および排気はきわめて効率良く
行われる。特に換気ダクト(5)の傾斜をルーバ(3)
の傾斜板(3a)と略同一とすることにより換気性能をよ
り一層向上させることができ、換気装置を小型化できる
利点もある。
さらに、雨水等が換気フアン(6)にかかるのを防止す
るための換気ダクト(5)をボックス本体(1)の内部
に設けたことにより、屋外用ボックスを美観上優れたも
のとして製作できるものである。
るための換気ダクト(5)をボックス本体(1)の内部
に設けたことにより、屋外用ボックスを美観上優れたも
のとして製作できるものである。
(考案の効果) 本考案は以上の説明によって明らかなように、換気フア
ンを換気口の内側に斜上向きに傾斜させた換気ダクトの
上端開口に取付けたものであるので、換気フアンに雨水
がかかる虞れが全くないうえ、換気効率も良く、また、
屋外用ボックスの外観も体裁の良いものとすることがで
きる。よって本考案は従来のこの種の換気装置の問題点
を一掃したものとして、その実用的価値は極めて大なも
のである。
ンを換気口の内側に斜上向きに傾斜させた換気ダクトの
上端開口に取付けたものであるので、換気フアンに雨水
がかかる虞れが全くないうえ、換気効率も良く、また、
屋外用ボックスの外観も体裁の良いものとすることがで
きる。よって本考案は従来のこの種の換気装置の問題点
を一掃したものとして、その実用的価値は極めて大なも
のである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面図、第2図
は同じく要部の一部切欠正面図、第3図は従来の屋外用
ボックスの換気装置の代表例を示す要部の一部切欠正面
図である。 (1):ボックス本体、(2):側板部、(4):換気
口、(5):換気ダクト、(6):換気フアン。
は同じく要部の一部切欠正面図、第3図は従来の屋外用
ボックスの換気装置の代表例を示す要部の一部切欠正面
図である。 (1):ボックス本体、(2):側板部、(4):換気
口、(5):換気ダクト、(6):換気フアン。
Claims (1)
- 【請求項1】ボックス本体(1)の側板部(2)に設け
た換気口(4)の内側に斜上向きに傾斜させた換気ダク
ト(5)を設け、該換気ダクト(5)の上端開口部に換
気フアン(6)を取付けたことを特徴とする屋外用ボッ
クスの換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7032090U JPH0755036Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 屋外用ボックスの換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7032090U JPH0755036Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 屋外用ボックスの換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0428495U JPH0428495U (ja) | 1992-03-06 |
JPH0755036Y2 true JPH0755036Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31606382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7032090U Expired - Lifetime JPH0755036Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 屋外用ボックスの換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755036Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011068475A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ表示装置 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP7032090U patent/JPH0755036Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0428495U (ja) | 1992-03-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |