JPH0754949B2 - 端末状態監視回路 - Google Patents

端末状態監視回路

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JPH0754949B2
JPH0754949B2 JP59264558A JP26455884A JPH0754949B2 JP H0754949 B2 JPH0754949 B2 JP H0754949B2 JP 59264558 A JP59264558 A JP 59264558A JP 26455884 A JP26455884 A JP 26455884A JP H0754949 B2 JPH0754949 B2 JP H0754949B2
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則保 古家
史男 武藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は公知の端末装置の状態を監視し、必要に応じ外
部に状態情報を出力できる端末状態監視回路に関する。
(従来の技術) 従来の公知の端末装置、例えばファクシミリ装置は、ア
ナログ2線式の電話回線に接続されて使用される。第2
図はその接続と端末装置内のブロック図及び接続図の例
を示す。端末装置1の回線端子L1,L2間に電話回線2が
接続され、電話機端子T1,T2間に電話機3が接続され
る。端子L1はリレー接点cml1を経てコンデンサC1の一端
と端子T1に接続される。端子L2はホトカプラの発光ダイ
オード4の一端とそれと逆向きの発光ダイオード5の一
端に接続され、発光ダイオード4の他端と発光ダイオー
ド5の他端は接続され、リレー接点cml2を経て着信検出
回路8の一端と端子T2に接続される。コンデンサC1の他
端と着信検出回路8の他端は接続される。ホトカプラの
ホトトランジスタ6はその出力が抵抗R1,R2及びIC1より
なる波形整形回路を通ったのちCPUのポート1(図示し
ていない)へ接続される。またホトトランジスタ7はそ
の出力が抵抗R3,R4及びIC2よりなる波形整形回路を通っ
たのちCPUのポート2(図示していない)へ接続され
る。リレー接点cml1のメーク端はリレー接点dsの一端、
チョークコイルRETの一端、コンデンサC3の一端に接続
される。リレー接点cml2のメーク端はリレー接点diの一
端、コンデンサC2の一端に接続される。コンデンサC2
他端は抵抗R5の一端に接続され、抵抗R5の他端はリレー
接点diの他端、リレー接点dsの他端、チョークコイルRE
Tの他端、トランスTの一次巻線の一端に接続される。
コンデンサC3の他端はトランスTの一次巻線の他端に接
続される。トランスTの二次巻線はデータ送受信回路9
へ接続される。この端末装置の操作パネルには機能ボタ
ン群10とテンキーパッド11が配置されている。ここで、
電話機3がループを形成すると、電話回線2からの電流
が端子L1−リレー接点cml1の他端−電話機端子T1−電話
機3−電話機端子T2−リレー接点cml2の他端−発光ダイ
オード5−端子L2と流れる。また、端末装置1がループ
を形成すると、電話回線2からの電流が端子L1−リレー
接点cml1のメーク端−チョークコイルRET−リレー接点d
i−リレー接点cml2のメーク端−発光ダイオード5−端
子L2と流れる。
また、ホトカプラの発光ダイオード4,5は局交換機等よ
り接続せれる電話回線2に対して端末装置1あるいは電
話機3が発信又は直信応答動作のために直流電流ループ
を形成しているかどうかを判別するためのものである。
端末装置1及び電話機3が共に未使用状態のとき直流電
流ループが形成されないため、2つのホトカプラは共に
OFFである。端末装置が発信又は直信応答動作を行った
とき端末装置1により直流電流ループが形成されるた
め、2つのホトカプラのいずれか(端子L1,L2の電位に
より電流の向きが決まるため)がONとなる。端子L1の電
位が端子L2の電位より高い場合、上記の端末装置1がル
ープを形成した場合のようにループが形成される。この
とき、リレー接点cml1,cml2はメーク側に切り替わるた
めに、電話機3は直流電流ループから切り離される。ま
た電話機3が発信又は直信応答動作を行ったとき、電話
機3による直流電流ループが形成されるため、2つのホ
トカプラののいずれか(端子L1,L2の電位により電流の
向きが決まるため)がONとなる。端子L1の電位が端子L2
の電位より高い場合、上記の電話機3がループを形成し
た場合のようにループが形成される。
このような構成にて手動発信又は手動着信並びにそれに
続く通話は電話機3の送受器、ダイヤル、ベル(図示し
ていない)により行なわれる。端末装置1の本来の目的
である通信を行なうためには機能ボタン群10の内の「送
信」キー又は「受信」キーを押下すると、端末装置内の
図示していないμ−CPUやROM,RAM,I/Oインターフェー
ス、CMLリレー巻線等の働きにより、CMLリレー巻線が駆
動され、リレー接点cml1及びcml2がメーク側に切換わ
り、電話回線2とデータ送受信回路9が交流的に結合し
て通信を行なうことができる。
次に自動発信はあらかじめ使用者が相手の電話番号と指
定時刻を機能ボタン群10の「登録」キーの押下げ後にテ
ンキーパッド11から指定された順序・方法で入力するこ
とにより準備を行なう。その後に機能ボタン群10の「自
動発信」キーを押下げしておくと、指定時刻にCPUのポ
ート1又はポート2より電話機3が空きで、かつ着信信
号を検出中でない場合にはリレー巻線CMLを駆動してリ
レー接点cml1及びcml2がメーク側に切換わり、リレー巻
線DS(図示していない)を駆動してリレー接点dsをメー
クさせたのみ断続的にリレー巻線DI(図示していない)
を駆動してリレー接点diを断続的にブレークさせ電話回
線2にダイヤルパルスを送出する。相手の応答により電
話回線2にかかる交換機(図示していない)からの電圧
極性が反転するとμ−CPU(図示していない)がそれを
ポート1及びポート2からの入力が同時に逆方向に変化
することより検出して、データ送受信回路9が相手にデ
ータを送り始める。
最後に、自動受信は電話回線2から16Hzの呼出信号が入
ってきたとき、あらかじめ機能ボタン群10の「自動受
信」キーを押下げてあれば着信検出回路8にて呼出信号
を検出して、図示していないがその出力をCPUのポート
に与える。それによりμ−CPUは着信に応答するためリ
レー巻線CMLを駆動する。リレー接点cml1及びcml2がメ
ーク側に切換わり端子L1,L2間にチョークコイルRETによ
り直流ループが形成され応答できる。交流分はデータ送
受信回路9に入り相手からのデータを受信できる。
以上述べてきたように公知の端末装置はアナログ2線式
電話回線に接続して手動及び自動発信並びに手動及び自
動着信の機能をすべて充たすことができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の従来の装置では、端末の状態
(発信、着信、通信、空き等)は、端末装置の表示でし
かわからなかった。しかも端末装置を使用したい場合、
はなれた場所では端末の状態がわからず不便であった。
従って本発明は上記従来技術の欠点を除去するためにな
されたものであって、公知の端末装置の状態を監視し、
必要に応じ外部にその状態情報を出力することのできる
端末状態監視回路を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記従来技術の問題点を解決するため、電話回
線を介して交換機に接続される第1のポートと、端末装
置に接続される第2、第3のポートと、接続線を介して
電話機に接続される第4のポートとを有する端末状態監
視回路において、第2、第3及び第4のポートに接続さ
れる直流保持回路と、第1及び第2のポートに接続さ
れ、交換機から電話回線を介して第1のポートに供給さ
れる電流を監視する第1の電流検出手段と、第4のポー
トに接続され、接続線に流れる電流を監視する第2の電
流検出手段と、接続線の電流状態を出力する状態情報出
力手段とを有する。
(作用) 本発明は以上のように端末状態監視回路を構成したので
次の通り作用する。
端末装置の使用時には、直流保持回路が第1、第2、第
3及び第4の各ポートに接続される。また第1のポート
と第4のポートの間の接続が解除され、直流保持回路が
接続線に電流を供給する。電話機の使用時には、直流保
持回路と第2、第3及び第4の各ポートとの各々の接続
が解除され、第1のポートと第4のポートが接続され
る。これにより、空き、オフフック、送信、終了、IR、
ループ形成等の状態に応じたループを形成することとな
る。
さらに、状態情報出力手段は、第1の電流検出手段によ
る検出結果である電流検出の有無により前記電話回線の
電流状態を示す第1の状態情報信号と、第1の電流検出
手段による検出結果である電流検出の有無により前記接
続線の電流状態を示す第1の状態情報信号とを外部に出
力する。よって、外部装置側は第1、第2の状態情報信
号の内容によって前の状態にくらべてどのように変化し
たかということが認知でき回線状態を監視できる。
従って本発明によれば前記従来の技術の問題点を解決す
ることができるようになる。
(実施例) 第1図は本発明の実施例のブロック図及び接続図を示
す。
先ず、本実施例の構成について述べる。アナログ2線式
電話回線2は状態監視部12の回線端子LA及びLBに接続さ
れ、端末装置1の回線端子L1,L2は局交換機等からの電
話回線を接続する端子であり、4線コード13により状態
監視部12の回線端子L1,L2に接続される。また端末装置
1の回線端子T1,T2は外付け電話機の接続する端子であ
り、状態監視部12の回線端子T1,T2に接続されて状態監
視部12の電話機接続端子TA,TBを介して電話機3に接続
される。なお、第1図における端末装置1は、第2図に
示す端末装置1のブロック内から、発光ダイオード4及
び5を除去し、接続線13a(第1図)を介して状態監視
部12の端子L2に接続されている端末装置1の端子L2を、
直接リレー接点cml2の共通接点に接続したものとする。
更に、端末装置1は、その送信キー、受信キー等が押下
げられていない状態即ち活性でないときは、リレー接点
cml1及びcml2が図示の状態にあって、端末装置1の回線
端子L1及びL2が接続線13b(第1図)を介してそれぞれ
電話機3の電話機端子T1及びT2に接続された状態にある
とし、かつ送信キー、受信キー等が押下げられた状態即
ち活性のときは、リレー電話機端子T1及びT2が回線端子
L1及びL2から切離され、それぞれリレー接点ds及びdiの
一端に接続されるものであるとして、以下説明する。
状態監視部12の内部において、端子LAは端子L1と接続さ
れ、一方端子LBは、抵抗R6の一端、抵抗R7の一端、ツェ
ナーダイオードZD1のアノード及びホトカプラの発光ダ
イオード16のアノードに接続される。抵抗R7の他端はホ
トカプラの発光ダイオード14のカソードに接続され、ツ
ェナーダイオードZD1のカソードはツェナーダイオードZ
D2のカソードに接続され、ホトカプラの発光ダイオード
16のカソードは抵抗R8の一端に接続される。抵抗R6の他
端と、ツェナーダイオードZD2のアノードと、ホトカプ
ラの発光ダイオード14のアノードと、抵抗R8の他端はそ
れぞれ端子L2に接続される。端子T1は、抵抗R13の一
端、ツェナーダイオードZD3のアノード、ホトカプラの
発光ダイオード18のアノード及び抵抗R15の一端にそれ
ぞれ接続される。ホトカプラの発光ダイオード18のカソ
ードは抵抗R14の一端に接続され、ツェナーダイオードZ
D3のカソードはツェナーダイオードZD4のカソードに接
続され、抵抗R15の他端はホトカプラの発光ダイオード2
0のカソードに接続される。抵抗R13の他端と、抵抗R14
の他端と、ツェナーダイオードZD4のアノードと、ホト
カプラの発光ダイオード20のアノードはそれぞれ端子TA
に接続される。端子T2は端子TBに接続される。ホトカプ
ラのホトトランジスタ15のエミッタはGND(接地)に接
続され、コレクタは抵抗R9,R10の一端にそれぞれ接続さ
れる。抵抗R9の他端は電源に接続され、抵抗R10の他端
はゲートIC3の一方に入力に接続される。ホトカプラの
ホトトランジスタ17のエミッタはGNDに接続され、コレ
クタは抵抗R11,R12の一端にそれぞれ接続される。抵抗R
11の他端は電源に接続され、抵抗R12の他端はゲートIC3
の他方の入力に接続される。ゲートIC3の出力はCPUの入
力ポートに接続される。ホトカプラのホトトランジス
タ19のエミッタはGNDに接続され、コレクタは抵抗R16,R
17の一端にそれぞれ接続される。抵抗R16の他端は電源
に接続され、抵抗R17の他端はゲートIC4の一方の入力に
接続される。ホトカプラのホトトランジスタ21のエミッ
タはGNDに接続され、コレクタは抵抗R18,R19の一端にそ
れぞれ接続される。抵抗R18の他端は電源に接続され、
抵抗R19の他端はゲートIC4の他方の入力に接続される。
ゲートIC4の出力はCPUの入力ポートに接続される。CP
Uの出力ポートは外部情報出力端子LCに接続される。
なお、ホトカプラの発光ダイオード14と16,18と20が各
々逆向きに入っているのは端子LA,端子LBに供給される
電圧の極性を規定しないためである。以下の説明は供給
される電圧極性が端子LA接地、端子LBマイナスの場合に
ついて述べるが、極性が逆の場合は対応するホトカプラ
が各々逆向きのものに変わるだけで動作は同じである。
次に上記構成を有する実施例の動作について述べる。
手動発信時の状態を第3図に示す。当該状態は空き
状態(ホトトランジスタ15,19が共にOFFの状態)から電
話機にて発信操作を行い(ホトトランジスタ15,19が共
にONの状態)、相手応答後送信キー操作により通信を行
った(ホトトランジスタ15がON、ホトトランジスタ19が
OFFの状態)場合の状態である。
電話機3の送受器(図示していない)をユーザがオフフ
ックすると、状態監視部12の端子LA−状態監視部12の端
子L1−端末装置1の端子L1−端末装置1の端子T1−状態
監視部12の端子T1−[抵抗R13ツェナーダイオードZD3
−ツェナーダイオードZD4発光ダイオード18−抵抗
R14]−端子TA−電話機3−端子TB−状態監視部12の端
子T2−端末装置1の端子T2−端末装置1の端子L2−状態
監視部12の端子L2−[抵抗R6ツェナーダイオードZD2
−ツェナーダイオードZD1発光ダイオード14−抵抗
R7]−端子TBのルートでループが形成される(但し、
は要素が並列につながることを示す)。
これにより、ホトカプラの発光ダイオード14及び18に電
流が流れホトトランジスタ15及び19がONするためIC3
びIC4の出力がHIGHとなる。CPUは、これを入力し、オフ
フックを認識し、通話発信状態であることをポートか
ら端子LCを通して外部に出力する。
通話状態から端末装置1の“送信”キーを押下すると、
ループは端子LA−状態監視部12の端子L1−端末装置1の
端子L1−端末装置1の直流保持回路(図示していない)
−端末装置1の端子L2−状態監視部12の端子L2−[抵抗
R6ツェナーダイオードZD2−ツェナーダイオードZD1
発光ダイオード14−抵抗R7]−端子LBとなり、ホトトラ
ンジスタ15がON,ホトトランジスタ19がOFFとなる。CPU
は入力のこの変化を認識し、通信状態になったことをポ
ートに出力し、端子LCを通して外部に出力する。通話
及び通信の終了はホトトランジスタ15及び19が共にOFF
になったのを検出することにより認識する。通話及び通
信終了により、端末装置が空き状態になったことをCPU
はポートから端子LCを通して外部に出力する。なお、
図示していない電流保持回路とは、電話回線には局交換
機等より−48Vあるいは−24Vの直流電圧が印加されてお
り、端末未使用状態の時には電流が流れず、発信又は着
信応答動作時にはループを形成し、電流を流すことで、
局交換機等に状態の変化を通知して、このループを形成
し通話等が終了するまで直流電流ループを保持する回路
である。図示してはいないがこの電流保持回路は第1図
の端末装置1及び電話機3の内部に各々備えられている
ものである。
手動着信時の状態を第4図に示す。当該状態は空き
状態(ホトトランジスタ15,19が共にOFFの状態)から着
信信号(ベル信号)を受け(ホトトランジスタ15,19が
共にON/OFFの状態)、電話機にて応答後(ホトトランジ
スタ15がON、ホトトランジスタ19がOFFの状態)受信キ
ー操作により通信を行った(ホトトランジスタ15がON、
ホトトランジスタ19がOFFの状態)場合の状態である。
アナログ2線式電話回線端子LA,LB間にIR信号がくる
と、端子LA−状態監視部12の端子L1−端末装置1の端子
L1−端末装置1の端子T1−状態監視部12の端子T1−[抵
抗R13ツェナーダイオードZD3−ツェナーダイオードZD
4発光ダイオード18−抵抗R14]−端子TA−電話機3−
端子TB−状態監視部12の端子T2−端末装置1の端子T2
端末装置1の端子L2−状態監視部12の端子L2−[抵抗R6
ツェナーダイオードZD2−ツェナーダイオードZD1
光ダイオード14−抵抗R7]−端子TBのルートでループが
IR信号に同期して形成、開放を繰り返す。すなわち、ホ
トトランジスタ15及び19が同時にON/OFFを繰り返す。CP
Uはこれを検出することによりIRを検出し、着信状態で
あることをポートから端子LCを通して外部に出力す
る。着信状態からユーザーが電話機3の送受器をオフフ
ックすると上記ルートでループが形成される。すなわち
ホトトランジスタ15及び19が共にONとなる。CPUは着信
状態からこの状態への変化を検出し、着信通話状態にな
ったことをポートから端子LCを通して外部に出力す
る。
通話状態からユーザーが端末装置1の“受信”キーを押
下するとループは端子LA−状態監視部12の端子L1−端末
装置1の端子L1−端末装置1の直流保持回路−端末装置
1の端子L2−状態監視部12の端子L2−[抵抗R6ツェナ
ーダイオードZD2−ツェナーダイオードZD1発光ダイオ
ード14−抵抗R7]−端子LBのルートに変わる。すなわち
ホトトランジスタ15はON,19はOFFとなる。CPUはこの変
化を検出し、通信状態になったことをポートから端子
LCを通して外部に出力する。通話及び通信が終了する
と、ホトトランジスタ15及び19が共にOFFになるのでCPU
は、これを検出し、空き状態になったことをポートか
ら端子LCを通して外部に出力する。
端末装置1からの自動発信時の状態を第5図に示
す。空き状態(ホトトランジスタ15,19が共にOFFの状
態)から端末装置より自動発信を行った(ホトトランジ
スタ15がON、ホトトランジスタ19がOFFの状態)場合の
状態である。
端末装置1が自動発信のために回線を捕捉すると端子LA
−状態監視部12の端子L1−端末装置1の端子L1−端末装
置1の直流保持回路−端末装置1の端子L2−状態監視部
12の端子L2−[抵抗R6ツェナーダイオードZD2−ツェ
ナーダイオードZD1発光ダイオード14−抵抗R7]−端
子LBのルートでループが形成される。すなわちホトトラ
ンジスタ15がON,19がOFFとなる。CPUは空き状態(ホト
トランジスタ15,19共にOFF)からの変化を検出すること
により端末装置1が自動発信状態になったことをポート
から端子LCを通して外部に出力する。通信が終了する
と上記ループが開放されるためホトトランジスタ15,19
が共にOFFとなる。CPUは上記状態からの変化を検出し、
端末装置1の通信が終了し、空き状態となったことをポ
ートから端子LCを通して外部に出力する。
端末装置1の自動受信時の状態を第6図にに示す。
当該状態は空き状態(ホトトランジスタ15,19が共にOFF
の状態)から着信信号(ベル信号)を受け(ホトトラン
ジスタ15,19が共にON/OFFの状態)、端末装置にて自動
受信した(ホトトランジスタ15がON、ホトトランジスタ
19がOFFの状態)場合の状態である。
アナログ2線式電話回線端子LA,LB間にIR信号がくる
と、端子LA−状態監視部12の端子L1−端末装置1の端子
L1−端末装置1の端子T1−状態監視部12の端子T1−[抵
抗R13ツェナーダイオードZD3−ツェナーダイオードZD
4発光ダイオード18−抵抗R14]−端子TA−電話機3−
端子TB−状態監視部12の端子T2−端末装置1の端子T2
端末装置1の端子L2−状態監視部12の端子L2−[抵抗R6
ツェナーダイオードZD2−ツェナーダイオードZD1
光ダイオード14−抵抗R7]−端子LBのルートでループが
IR信号に同期して形成、開放を繰り返す。すなわちホト
トランジスタ15及び19が同時にON/OFFを繰り返す。CPU
はこれを検出することにより、着信状態であることを認
識し、ポートから端子LCを通して着信状態であること
を外部に出力する。
着信状態から端末装置1が自動受信となると、ループは
端子LA−状態監視部12の端子L1−端末装置1の端子L1
端末装置1の直流保持回路−端末装置1の端子L2−状態
監視部12の端子L2−[抵抗R6ツェナーダイオードZD2
−ツェナーダイオードZD1発光ダイオード14−抵抗
R7]−端子LBのルートに変わる。すなわち、ホトトラン
ジスタ15はON,19はOFFとなる。
CPUはこの変化を検出し、端末装置1が自動受信状態に
なったことをポートから端子LCを通して外部に出力す
る。通信が終了すると上記ループが開放されるため、ホ
トトランジスタ15,19が共にOFFとなる。CPUは上記状態
からの変化を検出し、端末装置1の通信が終了し、空き
状態となったことをポートから端子LCを通して外部に
出力する。
次に本発明の応用例を第7図に示す。この応用例では状
態監視部12の端子LCを状態表示部22の端子LCに接続しか
つ両者のGND(接地)を接続する。また、状態表示部22
には大型の表示器23があり、端子LCに出力された端末装
置1の状態情報を解読して離れた場所から誰でもが見え
るように表示する。
以上本発明の一実施例及び応用例について説明してきた
が、上記実施例において電流検出手段として片線にホト
カプラを逆方向に2個接続したものを用いているが、こ
れに代えて公知の2巻線リレーを両線のそれぞれに挿入
するようにしても良い。
更に上記実施例では逆方向に2個接続されたホトカプラ
の出力をNANDゲートICで受けてどちらか一方の変化を検
出しているが、ホトカプラの出力を夫々独立してゲート
ICからCPUのポートに入力させれば電話回線に流れる電
流の方向を検出することが可能となり、自動発信後の相
手応答の検出や自動発信前に着信がくるかどうかを調べ
る衝突防止等に利用できる。
又、端末装置1としてはファクシミリ装置を始めとした
各種のデータ端末や画像端末装置が考えられる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、アナロ
グ2線式電話回線に接続して使用する公知の端末装置の
状態を監視し、外部にその状態情報を出力することがで
きる。
更に、外部へ出力された情報をとり込み表示器等を駆動
させる装置を接続すると端末装置の状態(通話中、通信
中、発信、受信、空等)を可視表示の形で出力する装置
にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロック図及び接続図、第2
図は公知の一例の端末装置内のブロック図及び接続図、
第3図〜第6図はそれぞれ手動発信時、手動着信時、自
動発信時、自動受信時のループ検出回路(電流検出手
段)の状態を示す図、第7図は本発明の応用例のブロッ
ク図である。 1……端末装置、 2……アナログ2線式電話回線、 3……電話機、 12……状態監視部、 14,16,18,20……ホトカプラの発光ダイオード、 15,17,19,21……ホトカプラのホトトランジスタ、 R7〜R19……抵抗、 ZD1〜ZD4……ツェナーダイオード、 IC3,IC4……IC、 LA,LB……アナログ2線式電話回線端子、 L1,L2……回線端子、 T1,T2……電話機端子、 TA,LB……電話機接続端子、 LC……外部情報出力端子、 22……状態表示部、 23……大形の表示器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 正夫 東京都港区芝浦4丁目10番16号 株式会社 沖オーエーシステムズ内 (56)参考文献 特開 昭57−92963(JP,A) 実開 昭57−100351(JP,U) 実開 昭56−154472(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線を介して交換機に接続される第1
    のポートと、 端末装置に接続される第2の、第3のポートと、 電話機に接続される第4のポートとを有する端末状態監
    視装置において、 前記第1と第2のポートの間に接続され、前記交換機か
    ら前記第1のポートに供給される電流を監視する第1の
    電流検出手段と、 前記第3と第4のポートの間に接続され、前記電話機に
    流れる電流を監視する第2の電流検出手段と、 前記第1の電流検出手段による検出結果により前記電話
    回線の電流状態を示す第1の状態情報信号と、前記第2
    の電流検出手段による検出結果により電話機の電流状態
    を示す第2の状態情報信号とを発生する状態情報出力手
    段とを有し、 前記端末装置の使用時には、前記第1のポートと前記第
    4のポートとの接続が解除され、前記電話機の使用時に
    は、前記電話機が前記第2のポート、前記端末装置及び
    前記第3のポートを介して前記第1のポートに接続され
    ると共に、前記第1及び前記第2の状態情報信号の有無
    により前記端末装置の自動/手動の発着信時動作状態を
    表示することを特徴とする端末状態監視回路。
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JPS6138296Y2 (ja) * 1980-12-11 1986-11-05
JPS5859265U (ja) * 1981-10-16 1983-04-21 株式会社リコー フアクシミリ装置における遠隔着信表示装置

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