JP2722018B2 - Ｉｓｄｎ電話装置 - Google Patents
Ｉｓｄｎ電話装置Info
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- JP2722018B2 JP2722018B2 JP5550391A JP5550391A JP2722018B2 JP 2722018 B2 JP2722018 B2 JP 2722018B2 JP 5550391 A JP5550391 A JP 5550391A JP 5550391 A JP5550391 A JP 5550391A JP 2722018 B2 JP2722018 B2 JP 2722018B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＩＳＤＮ網に収容され
るＩＳＤＮ電話装置に関し、特にＩＳＤＮ網から提供さ
れるサービス機能の設定・解除のアクセスを行うＩＳＤ
Ｎ電話装置に関するものである。
るＩＳＤＮ電話装置に関し、特にＩＳＤＮ網から提供さ
れるサービス機能の設定・解除のアクセスを行うＩＳＤ
Ｎ電話装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】既にサービスが開始された登録商標であ
る「ＩＮＳネット６４」と呼称されるＩＳＤＮ網におい
ては、周知のように、従来のアナログ回線である１つの
メタリック回線に対して８台の端末が接続可能となって
いる。すなわち、１つのメタリック回線に対して音声信
号やデータ信号の通信が可能な２つのＢチャネルが確保
でき、またこの回線に対しＤＳＵを介して８台の端末が
バス接続可能なことから、従来の２つのアナログ回線及
び８台のボタン電話機を収容するアナログボタン電話装
置相当の構成が可能となっている。そして、各々の端末
は、Ｄチャネルを介して所定のプロトコルを実行するこ
とにより、発呼，着呼処理等がなされ、相手との間で通
話や通信が行われるものとなっている。なお、これらの
複数の端末には、それぞれサブアドレスが設定できるよ
うになっており、網からの着呼の際に特定の端末にのみ
着信させることもできる。また、網からは従来の留守番
電話の機能のような、登録商標である「でんわばん」機
能等の各種サービス機能が無料で提供されており、各端
末がこれらをアクセスすることにより、所定の機能が実
現されるようになっている。
る「ＩＮＳネット６４」と呼称されるＩＳＤＮ網におい
ては、周知のように、従来のアナログ回線である１つの
メタリック回線に対して８台の端末が接続可能となって
いる。すなわち、１つのメタリック回線に対して音声信
号やデータ信号の通信が可能な２つのＢチャネルが確保
でき、またこの回線に対しＤＳＵを介して８台の端末が
バス接続可能なことから、従来の２つのアナログ回線及
び８台のボタン電話機を収容するアナログボタン電話装
置相当の構成が可能となっている。そして、各々の端末
は、Ｄチャネルを介して所定のプロトコルを実行するこ
とにより、発呼，着呼処理等がなされ、相手との間で通
話や通信が行われるものとなっている。なお、これらの
複数の端末には、それぞれサブアドレスが設定できるよ
うになっており、網からの着呼の際に特定の端末にのみ
着信させることもできる。また、網からは従来の留守番
電話の機能のような、登録商標である「でんわばん」機
能等の各種サービス機能が無料で提供されており、各端
末がこれらをアクセスすることにより、所定の機能が実
現されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ＩＳＤＮ網から提供さ
れている各種のサービス機能は、端末からアクセスする
毎にそのサービス機能の有／無が交互に反転設定できる
ようになっており、網に新たにＩＳＤＮ電話装置のよう
な端末が接続された場合、現在、網からどのようなサー
ビスが提供されているかがわからず、この電話装置がサ
ービス機能を設定しようとして網をアクセスすると、こ
の回線に接続された他の電話装置によって既に設定され
ているサービス機能が解除されてしまうという欠点があ
った。
れている各種のサービス機能は、端末からアクセスする
毎にそのサービス機能の有／無が交互に反転設定できる
ようになっており、網に新たにＩＳＤＮ電話装置のよう
な端末が接続された場合、現在、網からどのようなサー
ビスが提供されているかがわからず、この電話装置がサ
ービス機能を設定しようとして網をアクセスすると、こ
の回線に接続された他の電話装置によって既に設定され
ているサービス機能が解除されてしまうという欠点があ
った。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明のＩＳＤＮ電話装置は、回線接続時に
ＩＳＤＮ網から提供されるサービス機能の設定を行う設
定制御情報を２回送信するようにしたものである。
るために、本発明のＩＳＤＮ電話装置は、回線接続時に
ＩＳＤＮ網から提供されるサービス機能の設定を行う設
定制御情報を２回送信するようにしたものである。
【０００５】
【作用】ＩＳＤＮ電話装置が回線に接続されると、網に
対して設定制御情報が自動的に２回送信される。この結
果、網から提供されている回線接続時のサービス状況が
認識される。
対して設定制御情報が自動的に２回送信される。この結
果、網から提供されている回線接続時のサービス状況が
認識される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明に係るＩＳＤＮ電話装置の一実施例
を示すブロック図である。同図において、１はこのＩＳ
ＤＮ電話装置の制御を行う制御部、２はＩＳＤＮ網に対
しレイヤ１〜３等のプロトコル処理を実行する回線イン
ターフェース部（回線Ｉ／Ｆ部）、３はコーデック回
路，通話回路，トーン発生回路，送受話器およびスピー
カ等から構成されるアナログ信号制御部、４は表示部、
５はダイヤルキー等の各種の操作キー等から構成される
操作部、６はＩＳＤＮ回線、７はＩＳＤＮ回線６を終端
する回線終端装置（ＤＳＵ）、８はＡＣアダプタ、９は
ＡＣ電源、１０は給電切替部、１１はこの電話装置の各
部へ電源を供給する電源部である。なお、ＤＳＵ７と回
線Ｉ／Ｆ部２との間には、以上のように構成されたＩＳ
ＤＮ電話装置が８台までバス形式で接続されるようにな
っている。
る。図１は、本発明に係るＩＳＤＮ電話装置の一実施例
を示すブロック図である。同図において、１はこのＩＳ
ＤＮ電話装置の制御を行う制御部、２はＩＳＤＮ網に対
しレイヤ１〜３等のプロトコル処理を実行する回線イン
ターフェース部（回線Ｉ／Ｆ部）、３はコーデック回
路，通話回路，トーン発生回路，送受話器およびスピー
カ等から構成されるアナログ信号制御部、４は表示部、
５はダイヤルキー等の各種の操作キー等から構成される
操作部、６はＩＳＤＮ回線、７はＩＳＤＮ回線６を終端
する回線終端装置（ＤＳＵ）、８はＡＣアダプタ、９は
ＡＣ電源、１０は給電切替部、１１はこの電話装置の各
部へ電源を供給する電源部である。なお、ＤＳＵ７と回
線Ｉ／Ｆ部２との間には、以上のように構成されたＩＳ
ＤＮ電話装置が８台までバス形式で接続されるようにな
っている。
【０００７】そして、ＩＳＤＮ網からＩＳＤＮ回線６を
介して着呼が到来すると、ＤＳＵ７を介して回線Ｉ／Ｆ
部２においてＩＳＤＮ網との間で着呼に関するプロトコ
ル処理が実行され、この結果が、制御部１へ通知され
る。制御部１では、これを受信して、表示部４上へ着呼
の旨を表示するとともに、アナログ信号制御部３内のト
ーン発生回路等を制御させスピーカから着信音を鳴動さ
せる。そして、アナログ信号制御部３内の送受話器が上
げられると、この情報が回線Ｉ／Ｆ部２へ伝達され、回
線Ｉ／Ｆ部２と網との間で着呼応答に関するプロトコル
処理が実行されて応答通話が行われる。
介して着呼が到来すると、ＤＳＵ７を介して回線Ｉ／Ｆ
部２においてＩＳＤＮ網との間で着呼に関するプロトコ
ル処理が実行され、この結果が、制御部１へ通知され
る。制御部１では、これを受信して、表示部４上へ着呼
の旨を表示するとともに、アナログ信号制御部３内のト
ーン発生回路等を制御させスピーカから着信音を鳴動さ
せる。そして、アナログ信号制御部３内の送受話器が上
げられると、この情報が回線Ｉ／Ｆ部２へ伝達され、回
線Ｉ／Ｆ部２と網との間で着呼応答に関するプロトコル
処理が実行されて応答通話が行われる。
【０００８】また、ＩＳＤＮ電話装置から発呼を行う場
合は、アナログ信号制御部３内の送受話器が上げられ、
操作部５内のダイヤルキーにより相手番号が操作される
と、これらの情報は、回線Ｉ／Ｆ部２へ伝達され、回線
Ｉ／Ｆ部２と網との間で発呼に関するプロトコル処理が
実行される。この結果、相手の電話装置の呼出しが行わ
れて相手の応答により発呼による通話が行われる。
合は、アナログ信号制御部３内の送受話器が上げられ、
操作部５内のダイヤルキーにより相手番号が操作される
と、これらの情報は、回線Ｉ／Ｆ部２へ伝達され、回線
Ｉ／Ｆ部２と網との間で発呼に関するプロトコル処理が
実行される。この結果、相手の電話装置の呼出しが行わ
れて相手の応答により発呼による通話が行われる。
【０００９】次に、図２は、以上のように構成されたＩ
ＳＤＮ電話装置の回線接続時の動作を説明するフローチ
ャートである。このフローチャートに基づいて、本発明
に係るＩＳＤＮ電話装置の制御部１の動作を説明する。
ＤＳＵ７からのバス上にこの電話装置のＡＣアダプタ８
が接続されると、ＤＳＵ７の直流電圧４０Ｖが検出さ
れ、この結果、ステップ５０において回線接続が認識さ
れる。次に、ステップＳ５１に示すように、網から提供
されるサービス機能を示す登録商標である「でんわば
ん」等の機能が、現在どのような状況になっているかを
認識するために、網に対し１回目のＦＡ（Ｆｅａｔｕｒ
ｅ Ａｃｔｉｖｅｔｉｏｎ）情報を送信し、このＦＡコ
ードに対応して網から返送されるＦＩ（Ｆｅａｔｕｒｅ
Ｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ）情報をステップＳ５２で受信
する。すなわち、この場合、網は既にこのＦＡ情報に対
応したサービス機能が設定されていれば、このサービス
機能を無しに設定するとともに、サービス機能が設定さ
れていなければサービス機能を有りに設定してこのＦＩ
情報をアクセスしたＩＳＤＮ電話装置へ送信する。
ＳＤＮ電話装置の回線接続時の動作を説明するフローチ
ャートである。このフローチャートに基づいて、本発明
に係るＩＳＤＮ電話装置の制御部１の動作を説明する。
ＤＳＵ７からのバス上にこの電話装置のＡＣアダプタ８
が接続されると、ＤＳＵ７の直流電圧４０Ｖが検出さ
れ、この結果、ステップ５０において回線接続が認識さ
れる。次に、ステップＳ５１に示すように、網から提供
されるサービス機能を示す登録商標である「でんわば
ん」等の機能が、現在どのような状況になっているかを
認識するために、網に対し１回目のＦＡ（Ｆｅａｔｕｒ
ｅ Ａｃｔｉｖｅｔｉｏｎ）情報を送信し、このＦＡコ
ードに対応して網から返送されるＦＩ（Ｆｅａｔｕｒｅ
Ｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ）情報をステップＳ５２で受信
する。すなわち、この場合、網は既にこのＦＡ情報に対
応したサービス機能が設定されていれば、このサービス
機能を無しに設定するとともに、サービス機能が設定さ
れていなければサービス機能を有りに設定してこのＦＩ
情報をアクセスしたＩＳＤＮ電話装置へ送信する。
【００１０】こうして、網からのＦＩ情報が受信される
と、網に対しＦＡ情報を２回送信したか否かを判断し、
この場合は１回しかＦＡ情報を送信していないので
「Ｎ」と判定されステップ５１へ戻って２回目のＦＡ情
報を送信する。また、網に対し２回目のＦＡ情報が送信
された場合は、ステップ５３では「Ｙ」と判定され、こ
の場合は、２回目のＦＡ送信に対して網から返送される
ＦＩ情報により網に設定されている回線接続時のサービ
ス機能の設定状態を把握する（ステップ５４）ととも
に、ステップ５５でこの設定状況を表示部４上へ表示す
る。
と、網に対しＦＡ情報を２回送信したか否かを判断し、
この場合は１回しかＦＡ情報を送信していないので
「Ｎ」と判定されステップ５１へ戻って２回目のＦＡ情
報を送信する。また、網に対し２回目のＦＡ情報が送信
された場合は、ステップ５３では「Ｙ」と判定され、こ
の場合は、２回目のＦＡ送信に対して網から返送される
ＦＩ情報により網に設定されている回線接続時のサービ
ス機能の設定状態を把握する（ステップ５４）ととも
に、ステップ５５でこの設定状況を表示部４上へ表示す
る。
【００１１】このように、ＩＳＤＮ電話装置が回線に接
続されたときに、網に対して自動的にＦＡ情報を２回送
信し、回線接続時に網に設定されていた各種サービス機
能情報を認識できるようにしたものである。
続されたときに、網に対して自動的にＦＡ情報を２回送
信し、回線接続時に網に設定されていた各種サービス機
能情報を認識できるようにしたものである。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ＩＳＤ
Ｎ電話装置が回線に接続されると、網に対して設定制御
情報を自動的に２回送信するようにしたので，網から提
供されている回線接続時のサービス状況が認識され、こ
の結果、他の電話装置により設定されているこの回線に
対する網のサービス機能が不用意に解除されないという
効果を奏する。
Ｎ電話装置が回線に接続されると、網に対して設定制御
情報を自動的に２回送信するようにしたので，網から提
供されている回線接続時のサービス状況が認識され、こ
の結果、他の電話装置により設定されているこの回線に
対する網のサービス機能が不用意に解除されないという
効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】上記実施例動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
１ 制御部 ２ 回線Ｉ／Ｆ部 ３ アナログ信号制御部 ４ 表示部 ５ 操作部 ６ ＩＳＤＮ回線 ７ ＤＳＵ
Claims (1)
- 【請求項１】 設定制御情報の送信を行う毎に設定状態
が有効と無効の交互に切り替わるサービス機能を提供す
るＩＳＤＮ網にＩＳＤＮ回線及び回線終端装置を介しバ
ス形式で接続されるＩＳＤＮ電話装置において、 前記ＩＳＤＮ回線への接続を検出する検出手段と、この
検出手段の検出出力に基づいて前記設定制御情報を２回
送信する送信制御手段とを備えたことを特徴とするＩＳ
ＤＮ電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5550391A JP2722018B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | Ｉｓｄｎ電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5550391A JP2722018B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | Ｉｓｄｎ電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04273751A JPH04273751A (ja) | 1992-09-29 |
| JP2722018B2 true JP2722018B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=13000469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5550391A Expired - Fee Related JP2722018B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | Ｉｓｄｎ電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2722018B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP5550391A patent/JP2722018B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04273751A (ja) | 1992-09-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |