JP3236901B2 - 回線切換装置 - Google Patents
回線切換装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線切換装置に係り、
詳細には、交換機と通信端末との間に介在され、着信を
制限する回線切換装置に関する。
詳細には、交換機と通信端末との間に介在され、着信を
制限する回線切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように、交換機1と電
話装置2との間に接続される回線切換装置3は、回線切
換部4、タイマー部5、手動スイッチ部6、表示部7及
び電源部8から構成されている。回線切換装置3におい
て、回線切換部4は、手動スイッチ部6(スイッチSW
3)を介してタイマー部5から入力される電圧信号によ
り励磁されるリレースイッチ部4aと、リレースイッチ
部4aによりオン/オフ駆動されるスイッチSW1、S
W2とから構成されている。
話装置2との間に接続される回線切換装置3は、回線切
換部4、タイマー部5、手動スイッチ部6、表示部7及
び電源部8から構成されている。回線切換装置3におい
て、回線切換部4は、手動スイッチ部6(スイッチSW
3)を介してタイマー部5から入力される電圧信号によ
り励磁されるリレースイッチ部4aと、リレースイッチ
部4aによりオン/オフ駆動されるスイッチSW1、S
W2とから構成されている。
【0003】リレースイッチ部4aには、24時間タイ
マーであるタイマー部5により設定される設定時間毎に
電圧信号が印加され、この設定時間毎にスイッチSW
1、SW2をオン/オフ制御することにより、回線切換
装置3は、タイマー部5により設定される設定時間内
は、交換機1に接続する電話回線L1、L2を電話装置
2に対して接続し、設定時間外は、電話回線L1、L2
を電話装置2に対して切断する回線切換動作を行ってい
る。
マーであるタイマー部5により設定される設定時間毎に
電圧信号が印加され、この設定時間毎にスイッチSW
1、SW2をオン/オフ制御することにより、回線切換
装置3は、タイマー部5により設定される設定時間内
は、交換機1に接続する電話回線L1、L2を電話装置
2に対して接続し、設定時間外は、電話回線L1、L2
を電話装置2に対して切断する回線切換動作を行ってい
る。
【0004】また、回線切換装置3は、回線の接続/切
断動作状態を表示部7に表示する表示機能を有するとと
もに、手動スイッチ部6のスイッチSW3を開放してお
くことにより、タイマー部5から出力される電圧信号に
関係なく回線切換部4のスイッチSW1、SW2を常時
接続状態とし、電話回線L1、L2と電話装置2の間を
強制的に接続状態として、設定時間に関係なく通話を可
能にする機能も有している。
断動作状態を表示部7に表示する表示機能を有するとと
もに、手動スイッチ部6のスイッチSW3を開放してお
くことにより、タイマー部5から出力される電圧信号に
関係なく回線切換部4のスイッチSW1、SW2を常時
接続状態とし、電話回線L1、L2と電話装置2の間を
強制的に接続状態として、設定時間に関係なく通話を可
能にする機能も有している。
【0005】なお、図2では、電話装置2を接続する構
成としているが、接続される通信端末は、ファクシミリ
装置等のデータ通信端末を接続することも可能である。
成としているが、接続される通信端末は、ファクシミリ
装置等のデータ通信端末を接続することも可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の上記図2に示した回線切換装置3にあって
は、タイマー部5の設定時間によって回線切換部4を制
御し、設定時間外は、強制的に電話装置2に対して電話
回線L1、L2を強制的に切断する構成となっていたた
め、以下に述べる問題点があった。
うな従来の上記図2に示した回線切換装置3にあって
は、タイマー部5の設定時間によって回線切換部4を制
御し、設定時間外は、強制的に電話装置2に対して電話
回線L1、L2を強制的に切断する構成となっていたた
め、以下に述べる問題点があった。
【0007】通話中の場合でも、設定時間になると電
話回線L1、L2が強制的に切断され、通話が中断され
てしまう。
話回線L1、L2が強制的に切断され、通話が中断され
てしまう。
【0008】設定時間内には、電話回線L1、L2か
らの着呼だけでなく発呼も拒否される。
らの着呼だけでなく発呼も拒否される。
【0009】すなわち、回線切換装置3によって着呼の
制限のみを目的とした場合、回線切換装置の動作は、ユ
ーザーにとって大変不便なものになる。の問題では、
特に、ファクシミリ装置により通信中の場合には、切断
後の再送等の処理が強制され、通話の場合もかけ直しが
強制される。
制限のみを目的とした場合、回線切換装置の動作は、ユ
ーザーにとって大変不便なものになる。の問題では、
特に、ファクシミリ装置により通信中の場合には、切断
後の再送等の処理が強制され、通話の場合もかけ直しが
強制される。
【0010】また、の問題では、設定時間内にファク
シミリ送信や通話をしたい場合、手動スイッチ部6のス
イッチSW3をオフし、スイッチSW1、SW2をオン
(接続)して、電話回線L1、L2と電話装置2を接続
状態にするという煩雑な操作が強いられる。
シミリ送信や通話をしたい場合、手動スイッチ部6のス
イッチSW3をオフし、スイッチSW1、SW2をオン
(接続)して、電話回線L1、L2と電話装置2を接続
状態にするという煩雑な操作が強いられる。
【0011】本発明の課題は、設定時間外でも通信が中
断されず、設定時間内でも発呼が支障なく行える回線切
換装置を提供することである。
断されず、設定時間内でも発呼が支障なく行える回線切
換装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
である。
【0013】本発明は、交換機と通信端末との間に介在
され、着信を制限する回線切換装置において、上記交換
機の電話回線に接続され、ベル信号を整流するベル信号
整流手段と、該交換機の電話回線を前記通信端末に直接
接続するか該ベル信号整流手段を介して通信端末に接続
するかを切り換える回線切換手段と、時間データに基づ
いて該回線切換手段を制御する制御手段と、を具備した
ことを特徴としている。
され、着信を制限する回線切換装置において、上記交換
機の電話回線に接続され、ベル信号を整流するベル信号
整流手段と、該交換機の電話回線を前記通信端末に直接
接続するか該ベル信号整流手段を介して通信端末に接続
するかを切り換える回線切換手段と、時間データに基づ
いて該回線切換手段を制御する制御手段と、を具備した
ことを特徴としている。
【0014】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0015】本発明によれば、交換機と通信端末との間
に介在され、着信を制限する回線切換装置において、上
記交換機の電話回線にベル信号整流手段が接続されて、
ベル信号が整流され、該交換機の電話回線を前記通信端
末に直接接続するか該ベル信号整流手段を介して通信端
末に接続するかが、回線切換手段により切り換えられる
とともに、該回線切換手段の切換動作は、制御手段によ
り時間データに基づいて制御される。
に介在され、着信を制限する回線切換装置において、上
記交換機の電話回線にベル信号整流手段が接続されて、
ベル信号が整流され、該交換機の電話回線を前記通信端
末に直接接続するか該ベル信号整流手段を介して通信端
末に接続するかが、回線切換手段により切り換えられる
とともに、該回線切換手段の切換動作は、制御手段によ
り時間データに基づいて制御される。
【0016】したがって、本発明の回線切換装置を電話
装置やファクシミリ装置、ファクシミリアダプタ等に接
続する電話回線との間に接続することにより、時間帯に
よる着信制限用として利用することができ、着信制限中
であっても発信を制限せず、また、タイマー時間外への
移行時にも通信を中断することなく継続させることがで
き、回線切換装置の利用性を向上させることができる。
装置やファクシミリ装置、ファクシミリアダプタ等に接
続する電話回線との間に接続することにより、時間帯に
よる着信制限用として利用することができ、着信制限中
であっても発信を制限せず、また、タイマー時間外への
移行時にも通信を中断することなく継続させることがで
き、回線切換装置の利用性を向上させることができる。
【0017】
【実施例】以下、図1を参照して実施例を説明する。
【0018】図1は、本発明の回線切換装置を接続した
通信システムの一実施例を示す図である。
通信システムの一実施例を示す図である。
【0019】まず、構成を説明する。図1は、通信シス
テム10のブロック構成図である。この図において、通
信システム10は、交換機11に接続された電話回線L
1、L2に回線切換装置12を接続し、回線切換装置1
2を介して電話装置13を接続するように構成される。
図1において、回線切換装置12と電話装置13との間
は屋内配線l1、l2により接続されている。
テム10のブロック構成図である。この図において、通
信システム10は、交換機11に接続された電話回線L
1、L2に回線切換装置12を接続し、回線切換装置1
2を介して電話装置13を接続するように構成される。
図1において、回線切換装置12と電話装置13との間
は屋内配線l1、l2により接続されている。
【0020】交換機11は、電話回線L1、L2に回線
切換装置12を介して接続される電話装置13から送信
される発呼信号を受信すると、相手先電話装置に接続す
る図外の電話回線にベル信号を送信し、図外の電話回線
に接続される相手先電話装置から電話装置13に対する
発呼信号を受信すると、電話回線L1、L2にベル信号
を送信して、電話装置13に着呼があったことを通知す
る。
切換装置12を介して接続される電話装置13から送信
される発呼信号を受信すると、相手先電話装置に接続す
る図外の電話回線にベル信号を送信し、図外の電話回線
に接続される相手先電話装置から電話装置13に対する
発呼信号を受信すると、電話回線L1、L2にベル信号
を送信して、電話装置13に着呼があったことを通知す
る。
【0021】回線切換装置12は、回線切換部21、ベ
ル信号整流部22、タイマー部23、手動スイッチ部2
4、表示部25及び電源部26により構成される。
ル信号整流部22、タイマー部23、手動スイッチ部2
4、表示部25及び電源部26により構成される。
【0022】回線切換部21は、手動スイッチ部24
(スイッチSW3)を介してタイマー部23から入力さ
れる電圧信号により励磁されるリレースイッチ部21a
と、リレースイッチ部21aによりオン/オフ駆動され
るスイッチSW1、SW2とから構成されている。リレ
ースイッチ部21aは、タイマー部23により設定され
る設定時間内に電圧信号が印加されると、励磁してスイ
ッチSW1、SW2をオンし、スイッチSW1、SW2
を図中B側に接続して、ベル信号整流部22側に電話装
置13に接続し、すなわち、電話回線L1、L2をベル
信号整流部22を介して電話装置13に接続し、タイマ
ー部23の設定時間外で電圧信号が印加さりないとき
は、非励磁してスイッチSW1、SW2をオフし、スイ
ッチSW1、SW2を図中A側に接続し、すなわち、直
接電話回線L1、L2を電話装置13に接続する。ま
た、回線切換部21は、スイッチSW1、SW2のオン
/オフ信号を表示部25に出力する。
(スイッチSW3)を介してタイマー部23から入力さ
れる電圧信号により励磁されるリレースイッチ部21a
と、リレースイッチ部21aによりオン/オフ駆動され
るスイッチSW1、SW2とから構成されている。リレ
ースイッチ部21aは、タイマー部23により設定され
る設定時間内に電圧信号が印加されると、励磁してスイ
ッチSW1、SW2をオンし、スイッチSW1、SW2
を図中B側に接続して、ベル信号整流部22側に電話装
置13に接続し、すなわち、電話回線L1、L2をベル
信号整流部22を介して電話装置13に接続し、タイマ
ー部23の設定時間外で電圧信号が印加さりないとき
は、非励磁してスイッチSW1、SW2をオフし、スイ
ッチSW1、SW2を図中A側に接続し、すなわち、直
接電話回線L1、L2を電話装置13に接続する。ま
た、回線切換部21は、スイッチSW1、SW2のオン
/オフ信号を表示部25に出力する。
【0023】ベル信号整流部22は、ダイオード・ブリ
ッジ回路により構成され、電話回線L1、L2を介して
交換機11から電話回線L1、L2に送信されるベル信
号を整流し、直流信号として電話装置13に出力する。
タイマー部23は、24時間タイマーであり、回線切換
部21のリレースイッチ部21aに電圧信号を出力する
時刻を設定する。
ッジ回路により構成され、電話回線L1、L2を介して
交換機11から電話回線L1、L2に送信されるベル信
号を整流し、直流信号として電話装置13に出力する。
タイマー部23は、24時間タイマーであり、回線切換
部21のリレースイッチ部21aに電圧信号を出力する
時刻を設定する。
【0024】手動スイッチ部24は、スイッチSW3に
より構成され、スイッチSW3を開放しておくことによ
り、タイマー部23から出力される電圧信号に関係なく
回線切換部21のスイッチSW1、SW2を常時電話回
線L1、L2側に直接接続させ、電話回線L1、L2か
らの着信を設定時間に関係なく電話装置2に伝達させ
る。
より構成され、スイッチSW3を開放しておくことによ
り、タイマー部23から出力される電圧信号に関係なく
回線切換部21のスイッチSW1、SW2を常時電話回
線L1、L2側に直接接続させ、電話回線L1、L2か
らの着信を設定時間に関係なく電話装置2に伝達させ
る。
【0025】表示部25は、LED等により構成され、
回線切換部21から入力されるスイッチSW1、SW2
のオン/オフ情報に基づいて電話回線L1、L2と電話
装置13との接続状態を表示する。電源部26は、回線
切換部21とタイマー部23に所定の駆動電圧を供給す
る。
回線切換部21から入力されるスイッチSW1、SW2
のオン/オフ情報に基づいて電話回線L1、L2と電話
装置13との接続状態を表示する。電源部26は、回線
切換部21とタイマー部23に所定の駆動電圧を供給す
る。
【0026】したがって、回線切換装置12は、タイマ
ー部23により設定される設定時間内は、交換機11に
接続する電話回線L1、L2をベル信号整流回路22を
介して電話装置13に対して接続し、設定時間外は、電
話回線L1、L2を電話装置13に対して直接接続する
回線切換動作を行っている。
ー部23により設定される設定時間内は、交換機11に
接続する電話回線L1、L2をベル信号整流回路22を
介して電話装置13に対して接続し、設定時間外は、電
話回線L1、L2を電話装置13に対して直接接続する
回線切換動作を行っている。
【0027】また、回線切換装置12は、回線切換部2
1をオン/オフ動作する際に、一時的に電話回線L1、
L2を開放状態とするが、その開放時間は、電話回線の
規格により定義される開放時間に比べて短時間であるた
め、回線断と認識されることはない。
1をオン/オフ動作する際に、一時的に電話回線L1、
L2を開放状態とするが、その開放時間は、電話回線の
規格により定義される開放時間に比べて短時間であるた
め、回線断と認識されることはない。
【0028】電話装置13は、回線切換装置12のタイ
マー部23の設定時間外あるいは手動スイッチ部24の
スイッチSW3により電話回線L1、L2が直接接続さ
れているとき、ダイヤル操作により相手先電話装置に発
呼すると、交換機11により相手先電話装置に接続する
電話回線にベル信号が送出されて、相手先電話装置の応
答により通話状態に移行し、また、相手先電話装置から
交換機11に電話装置13に対する着呼があると、交換
機11により電話回線L1、L2に送出されるベル信号
を回線切換装置12を介して受信し、送受話器の操作に
より応答すると、相手先電話装置との間で通話状態に移
行する。
マー部23の設定時間外あるいは手動スイッチ部24の
スイッチSW3により電話回線L1、L2が直接接続さ
れているとき、ダイヤル操作により相手先電話装置に発
呼すると、交換機11により相手先電話装置に接続する
電話回線にベル信号が送出されて、相手先電話装置の応
答により通話状態に移行し、また、相手先電話装置から
交換機11に電話装置13に対する着呼があると、交換
機11により電話回線L1、L2に送出されるベル信号
を回線切換装置12を介して受信し、送受話器の操作に
より応答すると、相手先電話装置との間で通話状態に移
行する。
【0029】また、電話装置13は、回線切換装置12
のタイマー部23の設定時間内に、電話回線L1、L2
がベル信号整流回路22を介して接続されているとき、
上記と同様に相手先電話装置に発呼して、交換機11に
より相手先電話装置に接続する電話回線にベル信号が送
出されて、相手先電話装置の応答により通話状態に移行
するとともに、相手先電話装置から交換機11に電話装
置13に対する着呼があると、交換機11により電話回
線L1、L2に送出されるベル信号がベル信号整流回路
22により整流されて直流信号として入力されるため、
電話装置内の呼出音は鳴動されず、着信が制限される。
のタイマー部23の設定時間内に、電話回線L1、L2
がベル信号整流回路22を介して接続されているとき、
上記と同様に相手先電話装置に発呼して、交換機11に
より相手先電話装置に接続する電話回線にベル信号が送
出されて、相手先電話装置の応答により通話状態に移行
するとともに、相手先電話装置から交換機11に電話装
置13に対する着呼があると、交換機11により電話回
線L1、L2に送出されるベル信号がベル信号整流回路
22により整流されて直流信号として入力されるため、
電話装置内の呼出音は鳴動されず、着信が制限される。
【0030】次に、本実施例の動作を説明する。
【0031】また、回線切換装置12は、回線の接続/
切断動作状態を表示部25に表示する表示機能を有する
とともに、手動スイッチ部24の機能も有している。
切断動作状態を表示部25に表示する表示機能を有する
とともに、手動スイッチ部24の機能も有している。
【0032】まず、回線切換装置12のタイマー部23
の設定時間内あるいは手動スイッチ部24により電話回
線L1、L2が接続されているとき、オペレータにより
電話装置13の送受話器がオフフックされ、ダイヤル操
作により相手先電話装置の電話番号に発呼されると、そ
の発呼電話番号が、回線切換装置12を介して電話回線
L1、L2に送出され、交換機11に送出される。交換
機11では、電話装置13から発呼電話番号を受信する
と、相手先電話装置に接続する電話回線に対してベル信
号が送出されて、相手先電話装置の応答により通話状態
に移行される。また、相手先電話装置から交換機11に
電話装置13に対する発呼電話番号の着呼があると、交
換機11では、電話回線L1、L2に回線切換装置12
を介して接続する電話装置13に対してベル信号が送出
される。電話装置13では、回線切換装置12を介して
ベル信号を受信すると、呼出音を鳴動させて着信が通知
され、オペレータの送受話器のオフフック操作により応
答されると、相手先電話装置との間で通話状態に移行す
る。
の設定時間内あるいは手動スイッチ部24により電話回
線L1、L2が接続されているとき、オペレータにより
電話装置13の送受話器がオフフックされ、ダイヤル操
作により相手先電話装置の電話番号に発呼されると、そ
の発呼電話番号が、回線切換装置12を介して電話回線
L1、L2に送出され、交換機11に送出される。交換
機11では、電話装置13から発呼電話番号を受信する
と、相手先電話装置に接続する電話回線に対してベル信
号が送出されて、相手先電話装置の応答により通話状態
に移行される。また、相手先電話装置から交換機11に
電話装置13に対する発呼電話番号の着呼があると、交
換機11では、電話回線L1、L2に回線切換装置12
を介して接続する電話装置13に対してベル信号が送出
される。電話装置13では、回線切換装置12を介して
ベル信号を受信すると、呼出音を鳴動させて着信が通知
され、オペレータの送受話器のオフフック操作により応
答されると、相手先電話装置との間で通話状態に移行す
る。
【0033】本実施例では、回線切換装置12のタイマ
ー部23の設定時間内あるいは手動スイッチ部24によ
り電話回線L1、L2が接続されているとき、交換機1
1への着呼により送信されるベル信号は、ベル信号整流
回路22を介して電話装置13に送出されており、ベル
信号は、ベル信号整流回路22内で直流信号に整流され
る。
ー部23の設定時間内あるいは手動スイッチ部24によ
り電話回線L1、L2が接続されているとき、交換機1
1への着呼により送信されるベル信号は、ベル信号整流
回路22を介して電話装置13に送出されており、ベル
信号は、ベル信号整流回路22内で直流信号に整流され
る。
【0034】すなわち、従来、ベル信号は、15Hz以
上20Hz以下の周波数の信号を断続的に送出するよう
に規定されており、ベル信号は交流信号であるため、ダ
イオード・ブリッジ回路から構成されたベル信号整流回
路22を通すことにより直流信号に整流することが可能
である。
上20Hz以下の周波数の信号を断続的に送出するよう
に規定されており、ベル信号は交流信号であるため、ダ
イオード・ブリッジ回路から構成されたベル信号整流回
路22を通すことにより直流信号に整流することが可能
である。
【0035】通常、ベル信号整流回路22を通さない場
合は、ベル信号は、電話装置13内に設けられたベル回
路に直接入力されるため、呼出音が鳴動されるが、本実
施例のように、回線切換装置12内でベル信号整流回路
22を通過させて直流信号に変換させると、呼出音は鳴
動されない。
合は、ベル信号は、電話装置13内に設けられたベル回
路に直接入力されるため、呼出音が鳴動されるが、本実
施例のように、回線切換装置12内でベル信号整流回路
22を通過させて直流信号に変換させると、呼出音は鳴
動されない。
【0036】このため、タイマー設定時間内は、電話装
置13に対する着信があっても、呼出音の鳴動が抑制さ
れるため、オペレータに対して着信が通知されず、着信
を制限することになる。但し、電話装置13からの発呼
は、ベル信号整流回路22を通しても可能であり、タイ
マー設定時間内であっても発呼は制限されない。
置13に対する着信があっても、呼出音の鳴動が抑制さ
れるため、オペレータに対して着信が通知されず、着信
を制限することになる。但し、電話装置13からの発呼
は、ベル信号整流回路22を通しても可能であり、タイ
マー設定時間内であっても発呼は制限されない。
【0037】ベル信号は、ベル信号整流回路22を通過
させて直流信号に変換されるが、通話中の通話信号、直
流信号であるため、ベル信号整流回路22を通過させて
も変換されず電話装置13に入力されるため、通話の支
障とはならない。
させて直流信号に変換されるが、通話中の通話信号、直
流信号であるため、ベル信号整流回路22を通過させて
も変換されず電話装置13に入力されるため、通話の支
障とはならない。
【0038】したがって、回線切換装置12では、通話
中にタイマー設定時間をオーバーしたとき、回線切換部
21では、一瞬の間に電話回線L1、L2の電話装置1
3への接続状態がベル信号整流回路22を通しての接続
から直接接続に切り換えられるだけであるため、通話を
中断することなく継続することができる。また、タイマ
ー設定時間中は、電話回線L1、L2をベル信号整流回
路22を通して電話装置13に接続しているため、着信
による電話装置13内の呼出音の発生を抑制し、着信の
みを制限することができ、また、タイマー設定時間内で
あっても電話装置13からベル信号整流回路22を通し
て電話回線L1、L2に対して発呼電話番号を送出する
ことができる。
中にタイマー設定時間をオーバーしたとき、回線切換部
21では、一瞬の間に電話回線L1、L2の電話装置1
3への接続状態がベル信号整流回路22を通しての接続
から直接接続に切り換えられるだけであるため、通話を
中断することなく継続することができる。また、タイマ
ー設定時間中は、電話回線L1、L2をベル信号整流回
路22を通して電話装置13に接続しているため、着信
による電話装置13内の呼出音の発生を抑制し、着信の
みを制限することができ、また、タイマー設定時間内で
あっても電話装置13からベル信号整流回路22を通し
て電話回線L1、L2に対して発呼電話番号を送出する
ことができる。
【0039】その結果、本発明の回線切換装置を電話装
置やファクシミリ装置、ファクシミリアダプタ等に接続
する電話回線との間に接続することにより、時間帯によ
る着信制限用として利用することができ、着信制限中で
あっても発信を制限せず、また、タイマー時間外への移
行時にも通信を中断することなく継続させることがで
き、回線切換装置の利用性を向上させることができる。
置やファクシミリ装置、ファクシミリアダプタ等に接続
する電話回線との間に接続することにより、時間帯によ
る着信制限用として利用することができ、着信制限中で
あっても発信を制限せず、また、タイマー時間外への移
行時にも通信を中断することなく継続させることがで
き、回線切換装置の利用性を向上させることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、交換機の電話回線にベ
ル信号整流手段を接続し、ベル信号が整流し、該交換機
の電話回線を通信端末に直接接続するか該ベル信号整流
手段を介して通信端末に接続するかを回線切換手段によ
り切り換えるとともに、該回線切換手段の切換動作を制
御手段により時間データに基づいて制御する構成として
いるので、本発明の回線切換装置を電話装置やファクシ
ミリ装置、ファクシミリアダプタ等に接続する電話回線
との間に接続することにより、時間帯による着信制限用
として利用することができ、着信制限中であっても発信
を制限せず、また、タイマー時間外への移行時にも通信
を中断することなく継続させることができ、回線切換装
置の利用性を向上させることができる。
ル信号整流手段を接続し、ベル信号が整流し、該交換機
の電話回線を通信端末に直接接続するか該ベル信号整流
手段を介して通信端末に接続するかを回線切換手段によ
り切り換えるとともに、該回線切換手段の切換動作を制
御手段により時間データに基づいて制御する構成として
いるので、本発明の回線切換装置を電話装置やファクシ
ミリ装置、ファクシミリアダプタ等に接続する電話回線
との間に接続することにより、時間帯による着信制限用
として利用することができ、着信制限中であっても発信
を制限せず、また、タイマー時間外への移行時にも通信
を中断することなく継続させることができ、回線切換装
置の利用性を向上させることができる。
【図1】本発明の回線切換装置を接続した通信システム
のブロック構成図。
のブロック構成図。
【図2】従来の回線切換装置を接続した通信システムの
ブロック構成図。
ブロック構成図。
10 通信システム 11 交換機 12 回線切換装置 13 電話装置 21 回線切換部 21a リレースイッチ部 22 ベル信号整流回路 23 タイマー部 24 手動スイッチ部 25 表示部 26 電源部 SW1〜SW3 スイッチ L1、L2 電話回線 l1、l2 屋内配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/02 - 3/06 H04M 11/00 - 11/10 H04M 19/00 - 19/08
Claims (1)
- 【請求項1】 交換機と通信端末との間に介在され、着
信を制限する回線切換装置において、 上記交換機の電話回線に接続され、ベル信号を整流する
ベル信号整流手段と、 該交換機の電話回線を前記通信端末に直接接続するか該
ベル信号整流手段を介して通信端末に接続するかを切り
換える回線切換手段と、 時間データに基づいて該回線切換手段を制御する制御手
段と、 を具備したことを特徴とする回線切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36085692A JP3236901B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 回線切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36085692A JP3236901B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 回線切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06205130A JPH06205130A (ja) | 1994-07-22 |
JP3236901B2 true JP3236901B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=18471207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36085692A Expired - Fee Related JP3236901B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 回線切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236901B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP36085692A patent/JP3236901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06205130A (ja) | 1994-07-22 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |