JPH0753160Y2 - カセットフレーム回動装置 - Google Patents

カセットフレーム回動装置

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Publication number
JPH0753160Y2
JPH0753160Y2 JP5627289U JP5627289U JPH0753160Y2 JP H0753160 Y2 JPH0753160 Y2 JP H0753160Y2 JP 5627289 U JP5627289 U JP 5627289U JP 5627289 U JP5627289 U JP 5627289U JP H0753160 Y2 JPH0753160 Y2 JP H0753160Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
frame
shaft
locking lever
cassette
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5627289U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02149145U (ja
Inventor
研治 曽我部
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Onkyo Corp
Original Assignee
Onkyo Corp
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Publication date
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Publication of JPH02149145U publication Critical patent/JPH02149145U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、カセットハーフを収納するカセットフレーム
の、カセットハーフ装着または取り出し時の前傾用の回
動装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来この種のカセットフレームの回動装置は、第3図に
示すように、カセットハーフ収納部(22)の両側に支柱
(23),(23)を設け、それらの側面先端付近に、回動
軸になるダボ(22a),(22b)を外方へ向けて突設し、
その回動軸(22a),(22b)をカセットデッキ本体固定
用アングル(29)に取り付けた軸受け(32a),(32b)
の穴に嵌合して、フレーム(21)を回動できるように
し、更に左右いずれかの支柱(23)に、バネ軸(25)を
回動軸(22a)の反対方向に枢軸的に突設して、押圧付
勢用の蔓巻きバネ(26)を嵌装し、その一端を本体固定
用アングル(29)に設けた係止部(27)に係止し、他端
をフレーム(21)の支柱(23)の付け根に係止してあ
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 従って、従来のこの種のカセットフレームの回動装置
は、回動用支柱(23)の先端近くで、付勢用蔓巻きバネ
(26)の両端が本体固定用アングル(29)の係止部(2
7)と支柱(23)の付け根に懸装してあるので、支柱(2
3)は斜めに付勢されて、ねじり力が懸かり、更にその
ねじり力が合成樹脂材料製のフレーム(21)に懸かり、
フレーム(21)を湾曲させて、ついにはフレーム(21)
の前面をパネル(28)面に対して偏らせて、パネル面と
の間にすきまやズレが発生して、キッチリと閉まり難い
という問題があった。
そこで、本考案はかかる従来の問題点を解決するため
に、フレームの支柱に改良を加えて、回動用と付勢用に
分岐した構造のカセットフレーム回動装置を提供するこ
とを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 該目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応
する第1図及び第2図を用いて説明すると、本考案は、
カセットハーフを収納する収納部(10)を有するフレー
ム(1)の下端部両側に支柱(3),(3)を設け、当
該支柱(3),(3)の下端部を回動自在に軸着するこ
とにより、前記フレーム(1)を前方へ回動させて引き
出して前傾させ、後方へ回動させてパネル(8)面の定
位置に収納するカセットフレーム回動装置にあって、前
記フレーム(1)の下端部両側の少なくともいずれか一
方の支柱部において、前記支柱(3)の下端部に回動軸
(2a)を設け、当該回動軸(2a)を回動自在に軸着する
とともに、前記支柱(3)から分岐して当該支柱(3)
に対向するようにバネ係止用レバー(4)を設け、当該
バネ係止用レバー(4)の下端部に前記回動軸(2a)と
枢軸的にバネ軸(5)を突設し、当該バネ軸(5)に捩
りバネ(6)の巻回部を嵌め込み、前記捩りバネ(6)
の一端を本体(9)の係止部(7)に係止するととも
に、他端を前記バネ係止用レバー(4)に係止して、前
記バネ係止用レバー(4)を前記バネ軸(5)を中心と
して前方へ回動して押圧する力を付与し、前記フレーム
(1)を前方へ回動力を付与させるようにした構造とし
たものである。
〈作用〉 本考案は、このような構造としたものであるから、バネ
(6)を懸装した係止用のレバー(4)が、ねじり付勢
力を受けて多少歪んでも、回動用の支柱(3)にはねじ
り力は伝わらないため、フレーム(1)全体が湾曲して
歪むというようなことを解消し得ることができるのであ
る。
〈実施例〉 以下本考案の実施例について図面に基づいて説明する。
図中第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す図
で、該実施例は、カセットハーフを収納する収納部(1
0)を有するフレーム(1)の両側に支柱(3),
(3)を設けてある。それらの支柱(3),(3)の側
面先端付近に、回動軸になるダボ(2a)、(2b)を外方
へ向けて突設し、その回動軸(2a),(2b)を、カセッ
トデッキ本体固定用アングル(9)に取り付けた軸受け
(8a),(8b)の穴に嵌合してフレーム(1)を回動し
得るごとくし、カセットハーフ着脱に際してフレーム
(1)を前方に引き出して前傾せしめるとともに、パネ
ル(8)前面の定位置に収納することができるようにし
てある。さらに左右いずれかの支柱(3)に、バネ係止
用レバー(4)を分岐して設け、該レバー(4)にバネ
軸(5)を前記の回動軸(2a)と枢軸的に突設してあ
る。前記バネ軸(5)に押圧用捩りバネ(6)の巻回部
を嵌入し、前記捩りバネ(6)の一端を本体(9)の係
止部(7)に係止し、他端を前記バネ係止用レバー
(4)に係止して、前記バネ係止用レバー(4)を前記
バネ軸(5)を中心として前方へ回動して押圧する力を
付与し、前記フレーム(1)を前方へ回動力を付与させ
るように前記押圧用捩りバネ(6)を懸装してある。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明した
が、本考案は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではなく、本考案にいう構成要件を備え、かつ
本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
〈考案の効果〉 以上の説明から既に明らかなように本考案は、回動用支
柱に、バネ係止用レバーを分岐して設けてあり、該レバ
ーにバネ軸を前記の回動軸と枢軸的に突設し、バネ軸に
押圧用捩りバネ(6)を装着し、その一端を本体に設け
た係止部に、他端をフレームの支柱の付け根にそれぞれ
係止して懸装してあるので、レバーが、バネによって斜
めに付勢されて、ねじり力が懸かってもレバーの範囲で
止どまり、そのねじり力が回動用支柱に及ぶことはな
い。従って、フレームを湾曲させることもなく、フレー
ムの前面が、パネル面に対して偏り、パネル面との間に
すきまやズレが発生して見苦しくなったり、あるいは閉
まらないということは全く解消し得るという実用上の顕
著な効果を期待することができるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部の正面図、第2図は第1
図の側面図、第3図は従来例の要部の正面図である。 図中、(1)はフレーム、(2a),(2b)はそれぞれ回
動軸、(3)はそれぞれ回動用支柱、(4)はレバー、
(5)はバネ軸、(6)はバネ、(7)は係止部、
(8)はパネル、(9)はカセットデッキ本体固定用ア
ングル、(10)は収納部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットハーフを収納する収納部(10)を
    有するフレーム(1)の下端部両側に支柱(3),
    (3)を設け、当該支柱(3),(3)の下端部を回動
    自在に軸着することにより、前記フレーム(1)を前方
    へ回動させて引き出して前傾させ、後方へ回動させてパ
    ネル(8)面の定位置に収納するカセットフレーム回動
    装置にあって、前記フレーム(1)の下端部両側の少な
    くともいずれか一方の支柱部において、前記支柱(3)
    の下端部に回動軸(2a)を設け、当該回動軸(2a)を回
    動自在に軸着するとともに、前記支柱(3)から分岐し
    て当該支柱(3)に対向するようにバネ係止用レバー
    (4)を設け、当該バネ係止用レバー(4)の下端部に
    前記回動軸(2a)と枢軸的にバネ軸(5)を突設し、当
    該バネ軸(5)に捩りバネ(6)の巻回部を嵌め込み、
    前記捩りバネ(6)の一端を本体(9)の係止部(7)
    に係止するとともに、他端を前記バネ係止用レバー
    (4)に係止して、前記バネ係止用レバー(4)を前記
    バネ軸(5)を中心として前方へ回動して押圧する力を
    付与し、前記フレーム(1)を前方へ回動力を付与させ
    るようにしたカセットフレーム回動装置。
JP5627289U 1989-05-15 1989-05-15 カセットフレーム回動装置 Expired - Lifetime JPH0753160Y2 (ja)

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JP5627289U JPH0753160Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15 カセットフレーム回動装置

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JPH02149145U JPH02149145U (ja) 1990-12-19
JPH0753160Y2 true JPH0753160Y2 (ja) 1995-12-06

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