JPH0517335Y2 - - Google Patents

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JPH0517335Y2
JPH0517335Y2 JP1986018967U JP1896786U JPH0517335Y2 JP H0517335 Y2 JPH0517335 Y2 JP H0517335Y2 JP 1986018967 U JP1986018967 U JP 1986018967U JP 1896786 U JP1896786 U JP 1896786U JP H0517335 Y2 JPH0517335 Y2 JP H0517335Y2
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head
head part
fitting
shaft
wiper
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌用ワイパ装置に関し、特にウイン
ドガラスが開閉可能または倒置可能となされてい
る例えば軍用車輌、建設機械などに使用するに適
した車輌用ワイパ装置に関する。
(従来の技術) この種の車輌用ワイパ装置はウインドガラスを
倒すときまたは開くときに予めワイパブレードを
ガラス面から十分に離れた位置とする必要があ
る。実開昭60−64163号および60−64164号公報は
この例を示しており、ワイパブレートをガラス面
から回転離間せしめることができるようになつて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) これら従来の技術によるものはワイパ装置に設
けられたねじを弛めたり締めたりしなければなら
ないという問題点があり、さらに、ガラス面から
離間せしめたときワイパアームが自由に動き、損
傷のおそれがあるばかりでなく騒音が発生すると
いう問題点もあつた。
本考案は上述問題点を解決するワイパ装置を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案によれば、 ピポツト軸に連結されて往復回動運動を行うア
ームヘツドと、ワイパブレードに連結されてアー
ムヘツドに支持されるワイパーアームとを含む形
式のワイパ装置において、アームヘツドをピポツ
ト軸に支持されて往復回動運動を行う第1のヘツ
ド部と、ピポツト軸の軸線に関してほぼ直交する
軸線のまわりに回動可能に第1のヘツド部に連結
されワイパアームを支持する第2のヘツド部とか
ら構成し、第2のヘツド部の第1のヘツド部に対
する回動角度を少くとも2位置に選択的に調節す
る装置を設けたワイパ装置が提供される。
望ましい実施例において該調節する装置は第1
のヘツド部と第2のヘツド部との間の回動接合面
に設けた凹凸嵌合部と、両アームヘツド部を凹凸
嵌合状態に保持する弾性装置とを含むものとす
る。
(作用) 第2のヘツド部を第1のヘツド部に対して回動
せしめることにより、第2のヘツド部およびこれ
に支持されるワイパアームがワイパブレードと共
に回動し、ワイパブレードをガラス面から十分に
離隔した位置に安定的に保持することができる。
第1のヘツド部と第2のヘツド部との間の回動接
合面に凹凸嵌合部を設け、両アームヘツド部を凹
凸嵌合状態に保持する弾性装置を設けることによ
り、両アームヘツド部を十分な強度と剛性とをも
つて凹凸嵌合状態に保持することができ、かつ弾
性装置の弾性に抗する力を加えることによつて回
動位置を容易に変更することができる。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基いて説明する。
本考案の望ましい実施例として示すワイパ装置
のアームヘツドを部分斜視図として示す第1図
と、構成各部品の断面図を示す第2図とにおい
て、1は軸線2−2に沿つて延びるピボツト軸
(図示しない)に取付けられて回動する第1のヘ
ツド部であり、3は軸線2−2に関してほぼ直交
する軸線4−4のまわりに回動可能に第1のヘツ
ド部1に連結される第2のヘツド部(一部を省略
してある)である。このためシヤフト5が第1の
ヘツド部1の孔1aに固定的に挿入される。シヤ
フト5のまわりの第2のヘツド部3の回動運動を
容易とするため第2のヘツド部3には孔3a、軸
受6が設けられる。第1のヘツド部1と第2のヘ
ツド部3との回動接合面1b,3bには凹凸嵌合
部7,8が設けられる。図示実施例では第1のヘ
ツド部に設けたほぼ正方形断面の凸部7と第2の
ヘツド部3に設けられて凸部7と補完的な形状を
なす凹部8として示されるが、第1のヘツド部に
凹部を設け、第2のヘツド部に凸部を設けてもよ
く、矩形歯形などを両者に設けて互に噛み合うよ
うにしてもよい。凹凸嵌合部の断面形状は少くと
も2つの角度位置において互に嵌合可能のもので
あればよい。図示のものは90°,180°,270°回動し
た位置において互に嵌合可能となされている。シ
ヤフト5の先端にはばね9,座金10,ナツト1
1が取付けらればね9は第2のヘツド部3を第1
のヘツド部1に向つて押しつけ、凹凸嵌合部の嵌
合状態を保持する。ばね9に抗して第2のヘツド
部3を左方に引張ることによつて凹凸嵌合部7,
8を非嵌合状態とし、第2のヘツド部3を回動せ
しめることにより凹凸嵌合部7,8を第2の回動
角度位置とすることができる。
第3図、第4図は軍用車輌に本考案ワイパ装置
を設けた例を示し、第5図、第6図は造機車輌に
本考案装置を設けた例を示す。第3図、第5図は
それぞれ通常使用状態を示し、第4図は前面ガラ
ス15を前に倒した状態を、第6図は前面ガラス
15を開いた状態を示す。本考案によればワイパ
アーム12を第3図、第5図に示す正常休止位置
とした後に第2のアームヘツド部を第1のアーム
ヘツド部に対して回動せしめることにより、例え
ば第6図12′として示す位置とすることが可能
であり、前面ガラスの開閉などによつてワイパ装
置が損傷することを防止することができる。
(考案の効果) 本考案によれば2分割されたアームヘツドをピ
ボツト軸線にほぼ直交する軸線のまわりに回動可
能に設け、少くとも2つの回動位置に選択的に調
節する装置を設けたから、ワイパブレードを正常
の休止位置を越えてガラス面から離隔した位置と
することが容易であり、ガラスの開閉などを行う
車輌に適用して有利である。
両アームヘツド部の接合面に凹凸嵌合部を設
け、かつばねによつて凹凸嵌合状態に保持するよ
うにしたものはねじを弛めたり縮めたりする必要
なしに容易かつ迅速に回動を行なわせることがで
き、しかも回動状態において両アームヘツド部が
離脱するおそれがない。特に凹凸嵌合状態では両
アームヘツド部は確実強固に結合される。構造が
簡単で安価であり、騒音発生のおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるワイパ装置のアームヘツ
ド部を示す部分分解斜視図、第2図は第1図の各
部品の断面側面図、第3図、第4図は本考案の第
1の応用例として示す軍用車輌の部分図、第5
図、第6図は本考案の第2の応用例として示す建
機車輌の部分図。 1……第1のヘツド部、2−2……ピボツト軸
線、3……第2のヘツド部、4−4……回転軸
線、5……シヤフト、6……軸受、7,8……凹
凸嵌合部、9……ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端にピボツト軸が連結されている第1のヘツ
    ド部1と、他端にワイパーアームを介してワイパ
    ブレードが連結されている第2のヘツド部3と、
    から成り、第1のヘツド部1の他端と第2のヘツ
    ド部3の一端とを連結しているワイパ装置におい
    て、 第1のヘツド部1が、他端に複数の嵌合面を有
    する嵌合部7を有しており、 第2のヘツド部3が、一端に前記第1のヘツド
    部1の嵌合部7の嵌合面に嵌合する複数の嵌合面
    を備えた嵌合部8を有しており、 第1のヘツド部1の他端と第2のヘツド部3の
    一端とを連結しているシヤフト5が、その一端を
    一方のヘツド部に固定され他端を他方のヘツド部
    に対しバネ9を介して弾性保持され、 該バネ9が、前記シヤフト5を介して第1のヘ
    ツド部1と第2のヘツド部3とを、それぞれ第1
    のヘツド部1の嵌合部7と第2のヘツド部3の嵌
    合部8とにおいて弾接嵌合保持しており、第2の
    ヘツド部3を、第1のヘツド部1から前記バネ9
    の弾性力に抗して前記シヤフト5の長手方向に引
    張力を付与することにより、前記弾接嵌合保持状
    態が解放されて第1のヘツド部1に対して第2の
    ヘツド部3を前記シヤフト5の軸線回りに自由に
    所定位置まで回動可能となり、その後第2のヘツ
    ド部3への引張力を開放することにより、第2の
    ヘツド部3の嵌合面が前記バネ9によりシヤフト
    5の周囲に回動された当該所定位置にて第1のヘ
    ツド部1の嵌合面と再度弾接嵌合し、これにより
    第2のヘツド部3が第1のヘツド部1に対して回
    動された任意の所定位置に弾接保持されることが
    出来ることを特徴とするワイパ装置。
JP1986018967U 1986-02-13 1986-02-13 Expired - Lifetime JPH0517335Y2 (ja)

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JPS62130967U JPS62130967U (ja) 1987-08-18
JPH0517335Y2 true JPH0517335Y2 (ja) 1993-05-10

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ID=30813131

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8992806B2 (en) 2003-11-18 2015-03-31 Honeywell International Inc. Antireflective coatings for via fill and photolithography applications and methods of preparation thereof

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6084476U (ja) * 1983-11-18 1985-06-11 トヨタ自動車株式会社 ワイパア−ム機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8992806B2 (en) 2003-11-18 2015-03-31 Honeywell International Inc. Antireflective coatings for via fill and photolithography applications and methods of preparation thereof

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JPS62130967U (ja) 1987-08-18

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