JPH0747378B2 - 車両用サイドミラー - Google Patents
車両用サイドミラーInfo
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- JPH0747378B2 JPH0747378B2 JP1313133A JP31313389A JPH0747378B2 JP H0747378 B2 JPH0747378 B2 JP H0747378B2 JP 1313133 A JP1313133 A JP 1313133A JP 31313389 A JP31313389 A JP 31313389A JP H0747378 B2 JPH0747378 B2 JP H0747378B2
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- housing
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 claims description 14
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 4
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、自動車のフェンダミラー、ドアミラー等の
車両用サイドミラーに関する。
車両用サイドミラーに関する。
(従来の技術) 従来の車両用サイドミラーは、車両のボンネットの前方
側左・右両方側部位にそれぞれ突設したり、左・右両方
側ドアーの隣接部位に突設していた。
側左・右両方側部位にそれぞれ突設したり、左・右両方
側ドアーの隣接部位に突設していた。
このような従来のサイドミラーは、車体の外部に突出し
ているため、狭い空間又は混雑した道路上で車両が交行
する場合に相対方車両との接触により容易に破損する欠
点があった。また、ごみの多い非舗装道路上又は雨雪の
降りる道路上を走行する場合、サイドミラーの鏡面にご
み及び雨雪等が積層すると、人手で拭かなければならな
いため不便であると共に車両の運転に支障を招来し易い
欠点があった。また、サイドミラーの角度を調節する場
合に於いて、サイドミラーの鏡が本体に固着されたまま
で本体全体を揺動することにより角度を調節し得るよう
になる調節式と、鏡のみを揺動して角度を調節し得る鏡
調節式とがそれぞれ使用されているが、これら従来の方
式は何れの場合も、その鏡の角度調節を人手により手動
式で行うようになっているため、その操作が煩雑になる
欠点があった。
ているため、狭い空間又は混雑した道路上で車両が交行
する場合に相対方車両との接触により容易に破損する欠
点があった。また、ごみの多い非舗装道路上又は雨雪の
降りる道路上を走行する場合、サイドミラーの鏡面にご
み及び雨雪等が積層すると、人手で拭かなければならな
いため不便であると共に車両の運転に支障を招来し易い
欠点があった。また、サイドミラーの角度を調節する場
合に於いて、サイドミラーの鏡が本体に固着されたまま
で本体全体を揺動することにより角度を調節し得るよう
になる調節式と、鏡のみを揺動して角度を調節し得る鏡
調節式とがそれぞれ使用されているが、これら従来の方
式は何れの場合も、その鏡の角度調節を人手により手動
式で行うようになっているため、その操作が煩雑になる
欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は前述のような種々の事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、車体の側部に埋設され
る外部ハウジングと、この外部ハウジングの内部に収納
され内・外方にスライド移動し得る内部ハウジングとに
よりサイドミラーを構成することにより、この内部ハウ
ジングに固着したミラーを必要な場合にのみ車体の外部
に突出し得るようにした車両用サイドミラーを提供しよ
うとするものである。
ので、その目的とするところは、車体の側部に埋設され
る外部ハウジングと、この外部ハウジングの内部に収納
され内・外方にスライド移動し得る内部ハウジングとに
よりサイドミラーを構成することにより、この内部ハウ
ジングに固着したミラーを必要な場合にのみ車体の外部
に突出し得るようにした車両用サイドミラーを提供しよ
うとするものである。
また、本発明の他の目的は、内部ハウジングの前方向に
ミラーとこのミラーの保護用のカバーガラスとを順次挟
着することにより、その内部ハウジングがスライド移動
する時に外部ハウジングのスクレーパによりそのカバー
ガラスについたゴミ及び雨雪等が自然に拭かれて除去さ
れるようにした車両用サイドミラーを提供しようとする
ものである。
ミラーとこのミラーの保護用のカバーガラスとを順次挟
着することにより、その内部ハウジングがスライド移動
する時に外部ハウジングのスクレーパによりそのカバー
ガラスについたゴミ及び雨雪等が自然に拭かれて除去さ
れるようにした車両用サイドミラーを提供しようとする
ものである。
更に、本発明のその他の目的は、運転者か着座したまま
で、簡単なスイッチ操作によりサイドミラーの視野合わ
せ角度を自動的に調節し得るようにした車両用サイドミ
ラーを提供しようとするものである。
で、簡単なスイッチ操作によりサイドミラーの視野合わ
せ角度を自動的に調節し得るようにした車両用サイドミ
ラーを提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段及び作用) この発明は、前記目的を達成するために、請求項(1)
は、車体の側部に埋設され外部に向って開口する開口部
を有する外部ハウジングと、この外部ハウジングの内部
に収納され前記開口部から突没自在であるとともに、前
面にカバーガラスを有する内部ハウジングとから構成
し、外部ハウジングの内側端部と内部ハウジングの外側
端部との間に架設されたガイドロッドとこれと平行にス
クリューロッドを設け、このスクリューロッドを正逆回
転可能な第1のモータによって駆動する。一方、前記内
部ハウジングの内側端部に前記ガイドロッドと嵌合する
ブッシング部および前記スクリューロッドと螺合する雌
めじ部を有する側板を設けるとともに、内部ハウジング
の内部の略中央部に枢支部とを設け、この枢支部にミラ
ーを揺動自在に枢支し、このミラーを連動機構を介して
第2のモータに連動させ、枢支部を支点として前記ミラ
ーを揺動させてミラーの角度を調節できるようにしたこ
とにある。
は、車体の側部に埋設され外部に向って開口する開口部
を有する外部ハウジングと、この外部ハウジングの内部
に収納され前記開口部から突没自在であるとともに、前
面にカバーガラスを有する内部ハウジングとから構成
し、外部ハウジングの内側端部と内部ハウジングの外側
端部との間に架設されたガイドロッドとこれと平行にス
クリューロッドを設け、このスクリューロッドを正逆回
転可能な第1のモータによって駆動する。一方、前記内
部ハウジングの内側端部に前記ガイドロッドと嵌合する
ブッシング部および前記スクリューロッドと螺合する雌
めじ部を有する側板を設けるとともに、内部ハウジング
の内部の略中央部に枢支部とを設け、この枢支部にミラ
ーを揺動自在に枢支し、このミラーを連動機構を介して
第2のモータに連動させ、枢支部を支点として前記ミラ
ーを揺動させてミラーの角度を調節できるようにしたこ
とにある。
請求項(2)は、外部ハウジングの開口部に、内部ハウ
ジングの外周面と摺接するパッキングおよびカバーガラ
スと摺接するスクレーパを設け、内部ハウジングを突没
させたときに、カバーガラスの表面がスクレーパと摺接
してカバーガラスの表面に付着したゴミや雪が除去され
るようにしたことにある。
ジングの外周面と摺接するパッキングおよびカバーガラ
スと摺接するスクレーパを設け、内部ハウジングを突没
させたときに、カバーガラスの表面がスクレーパと摺接
してカバーガラスの表面に付着したゴミや雪が除去され
るようにしたことにある。
請求項(3)は、第2のモータとミラーとを連動する連
動機構を、クランク機構によって構成し、ミラーを自動
的にしかも円滑に揺動して角度調節できるようにしたこ
とにある。
動機構を、クランク機構によって構成し、ミラーを自動
的にしかも円滑に揺動して角度調節できるようにしたこ
とにある。
以下、本発明に係る車両用サイドミラーの実施例に対し
図面を用いて詳細に説明する。第1図は本発明に係るサ
イドミラーの内部ハウジングが外部に突出された状態を
示した斜視図で、図面に示したように外部ハウジング10
の内部には、前面に保護用のカバーガラス31を装着した
内部ハウジング30がスライド式移動自在に挿設されてい
る。第2図は内部ハウジング30を外部ハウジング10の内
部に完全に挿入した状態を示した断面図で、第3図乃至
第5図は第2図及び第4図のIII−III〜V−V線断面を
それぞれ示した断面図である。前記の各図面に示したよ
うに、前記外部ハウジング10内側端部には端板10′が螺
着されている。この端板10′の内方側の所定部位には第
1のモーター13が固着され、この第1のモーター13には
小型プーリ12が軸支された回転軸11が正逆回転自在に軸
着されている。且つ、前記外部ハウジング10の外周側壁
と一体に支持壁15が内方側壁の所定部位に形成されてい
る。この支持壁15の所定部位には軸孔15′が穿設され、
前記外部ハウジング10の端板10′の内方側の所定部位に
軸受14が挿設されている。そして、軸受14には外部ハウ
ジング10の長さよりやや短いスクリューロッド16の基端
部が支承されている。また、前記軸受14と前記軸孔15′
との間の前記スクリューロッド16の所定部位には大型プ
ーリ17が軸支され、前記小型プーリ12との間にベルト18
が掛渡されている。また、前記支持壁15の所定部位には
スクリューロッド16よりやや長い、2本のガイドロッド
19,19′の基端が螺着されており、このガイドロッド19,
19′の他端は内部ハウジング30の外側内面に当接されて
いる。
図面を用いて詳細に説明する。第1図は本発明に係るサ
イドミラーの内部ハウジングが外部に突出された状態を
示した斜視図で、図面に示したように外部ハウジング10
の内部には、前面に保護用のカバーガラス31を装着した
内部ハウジング30がスライド式移動自在に挿設されてい
る。第2図は内部ハウジング30を外部ハウジング10の内
部に完全に挿入した状態を示した断面図で、第3図乃至
第5図は第2図及び第4図のIII−III〜V−V線断面を
それぞれ示した断面図である。前記の各図面に示したよ
うに、前記外部ハウジング10内側端部には端板10′が螺
着されている。この端板10′の内方側の所定部位には第
1のモーター13が固着され、この第1のモーター13には
小型プーリ12が軸支された回転軸11が正逆回転自在に軸
着されている。且つ、前記外部ハウジング10の外周側壁
と一体に支持壁15が内方側壁の所定部位に形成されてい
る。この支持壁15の所定部位には軸孔15′が穿設され、
前記外部ハウジング10の端板10′の内方側の所定部位に
軸受14が挿設されている。そして、軸受14には外部ハウ
ジング10の長さよりやや短いスクリューロッド16の基端
部が支承されている。また、前記軸受14と前記軸孔15′
との間の前記スクリューロッド16の所定部位には大型プ
ーリ17が軸支され、前記小型プーリ12との間にベルト18
が掛渡されている。また、前記支持壁15の所定部位には
スクリューロッド16よりやや長い、2本のガイドロッド
19,19′の基端が螺着されており、このガイドロッド19,
19′の他端は内部ハウジング30の外側内面に当接されて
いる。
そして、前記外部ハウジング10の内側にスライド移動自
在に挿設される内部ハウジング30は、前記のように内部
ハウジング30の前面にカバーガラス31が装着されてい
る。さらに、内部ハウジング30の内方側端部位には前記
スクリューロッド16に螺合される雌ねじ部32と前記ガイ
ドロッド19,19′に嵌合されるブッシング部33,33′とが
形成された側板34が螺着されている。また、内部ハウジ
ング30の内方側壁の所定部位には前記側板34と一体に形
成された隔板34′がその内部ハウジング30の横手方向に
形成されて螺着され、この隔板34′の中央所定部位には
球形の枢支部35を有する支え部が固着されている。ま
た、後方面中央部位に半球状の凹溝36aを有する固定板3
6が前記枢支部35に揺動自在に挿設され、前記固定板36
の前面部位には前記カバーガラス31と所定間隔を置いて
ミラー37が挟持されている。更に、前記隔板34′の上下
側の所定部位にはミラー37の角度を調節するための第2
のモータとしてのサーボモーター38,39がそれぞれ固着
されている。それらサーボモーター38,39の回転軸38a,3
9aには連動機構40を構成する回転円板38b,39bがそれぞ
れ軸支されていて、それら回転円板38b,39bの所定部位
と前記固定板36の上下側の所定部位とが各レバー38c,39
cにより係合連結されている。即ち、前記各回転円板38
b,39bの外方側面の所定部位に突条が突設されていて、
それら突条が各レバー38c,39cの一方側端部位に穿設さ
れた軸孔にそれぞれ挿合されることにより各サーボモー
ター38,39の揺動でミラー37の視野調節角度が調節され
るようになっている。
在に挿設される内部ハウジング30は、前記のように内部
ハウジング30の前面にカバーガラス31が装着されてい
る。さらに、内部ハウジング30の内方側端部位には前記
スクリューロッド16に螺合される雌ねじ部32と前記ガイ
ドロッド19,19′に嵌合されるブッシング部33,33′とが
形成された側板34が螺着されている。また、内部ハウジ
ング30の内方側壁の所定部位には前記側板34と一体に形
成された隔板34′がその内部ハウジング30の横手方向に
形成されて螺着され、この隔板34′の中央所定部位には
球形の枢支部35を有する支え部が固着されている。ま
た、後方面中央部位に半球状の凹溝36aを有する固定板3
6が前記枢支部35に揺動自在に挿設され、前記固定板36
の前面部位には前記カバーガラス31と所定間隔を置いて
ミラー37が挟持されている。更に、前記隔板34′の上下
側の所定部位にはミラー37の角度を調節するための第2
のモータとしてのサーボモーター38,39がそれぞれ固着
されている。それらサーボモーター38,39の回転軸38a,3
9aには連動機構40を構成する回転円板38b,39bがそれぞ
れ軸支されていて、それら回転円板38b,39bの所定部位
と前記固定板36の上下側の所定部位とが各レバー38c,39
cにより係合連結されている。即ち、前記各回転円板38
b,39bの外方側面の所定部位に突条が突設されていて、
それら突条が各レバー38c,39cの一方側端部位に穿設さ
れた軸孔にそれぞれ挿合されることにより各サーボモー
ター38,39の揺動でミラー37の視野調節角度が調節され
るようになっている。
また、前記外部ハウジング10の開口部10aの開口縁に
は、軟質ゴム材のパッキング20とスクレーパー21とが全
周囲にわたって貼着されている。そして、内部ハウジン
グ30と外部ハウジング10を密接させると共に、前記第1
のモーター13の回転で前記内部ハウジング30が前記外部
ハウジング10の内・外方にスライド移動する時に、前記
内部ハウジング30表面のカバーガラス31のゴミ及び雨雪
等を拭いて除去し得るようになっている。図中、符号41
は前記固定板36の凹溝36aを前記枢支部35に安定に遊設
するための支持部材を示したものである。
は、軟質ゴム材のパッキング20とスクレーパー21とが全
周囲にわたって貼着されている。そして、内部ハウジン
グ30と外部ハウジング10を密接させると共に、前記第1
のモーター13の回転で前記内部ハウジング30が前記外部
ハウジング10の内・外方にスライド移動する時に、前記
内部ハウジング30表面のカバーガラス31のゴミ及び雨雪
等を拭いて除去し得るようになっている。図中、符号41
は前記固定板36の凹溝36aを前記枢支部35に安定に遊設
するための支持部材を示したものである。
このように構成された本発明に係る車両用サイドミラー
は第7図に示したように、車両の三角窓或はボンネット
部位の内方側に、外部ハウジング10の開口端外方側の表
面部位(図示しない)に凹溝又は突条を形成する等の多
様な方法で固着することができる。且つ、内部ハウジン
グ30が車体の外部に突出した場合の外部衝撃による破損
の防止を一層高めるため、その内部ハウジング30の内方
側に螺着した側板34を重層(例えば、2重)させて、そ
れら重積された各板の間をスプリング、連結板、掛止突
起及び掛止溝等の手段で係合することもできる。また、
前記ガイドロッド19,19′及びブッシング部33,33′の代
りに、前記内部ハウジング30外方表面長さ方向及び外部
ハウジング10の内方側表面長さ方向にそれぞれ案内溝及
び案内突条を相互対向するように形成して使用すること
もできる。さらに、本実施例では、サーボモーター38,3
9の回転でミラー37の角度を調節するために回転円板38
b,39bを利用しているが、サーボモーター38,39の回転軸
38a,39aをクランク軸状に形成することにより、このク
ランク軸にレバーの一方端を直接係合して使用すること
もできる。そして、前記第1のモーター13と前記サーボ
モーター38,39とをそれぞれ車両のDC電源に連結させ、
運転席付近の適宜な位置にスイッチを付着してこのスイ
ッチの操作によりそれら各モーターを作動させて使用す
ることができる。
は第7図に示したように、車両の三角窓或はボンネット
部位の内方側に、外部ハウジング10の開口端外方側の表
面部位(図示しない)に凹溝又は突条を形成する等の多
様な方法で固着することができる。且つ、内部ハウジン
グ30が車体の外部に突出した場合の外部衝撃による破損
の防止を一層高めるため、その内部ハウジング30の内方
側に螺着した側板34を重層(例えば、2重)させて、そ
れら重積された各板の間をスプリング、連結板、掛止突
起及び掛止溝等の手段で係合することもできる。また、
前記ガイドロッド19,19′及びブッシング部33,33′の代
りに、前記内部ハウジング30外方表面長さ方向及び外部
ハウジング10の内方側表面長さ方向にそれぞれ案内溝及
び案内突条を相互対向するように形成して使用すること
もできる。さらに、本実施例では、サーボモーター38,3
9の回転でミラー37の角度を調節するために回転円板38
b,39bを利用しているが、サーボモーター38,39の回転軸
38a,39aをクランク軸状に形成することにより、このク
ランク軸にレバーの一方端を直接係合して使用すること
もできる。そして、前記第1のモーター13と前記サーボ
モーター38,39とをそれぞれ車両のDC電源に連結させ、
運転席付近の適宜な位置にスイッチを付着してこのスイ
ッチの操作によりそれら各モーターを作動させて使用す
ることができる。
このように構成された本発明に係る車両用サイドミラー
の作用を説明すると次のようである。本発明のサイドミ
ラーを、車体の三角窓部位に固着した場合は、そのサイ
ドミラーの外部ハウジング10が三角窓の内方側に固着さ
れるため、内部ハウジングを外部ハウジング10の内方側
に挿入した状態では、その外方側端部が車体の外方面よ
りも内方側に位置される。このような状態で、ミラー37
を有した内部ハウジング30を外部ハウジング10の外部に
突出するため、スイッチ操作により第1のモーター13を
回動させると、この第1のモーターの回動力が小型プー
リ12及びベルト18を経て大型プーリ17に伝達され、適宜
な速度比に減速されてスクリューロッド16が回動され
る。次いで、第2図を基準に雌めじ部32が左側に移動す
ることにより内部ハウジング30は外部ハウジング10の外
部にスライド移動して外方に突出される。この場合、内
部ハウジング30は、この内部ハウジング30の側板34のブ
ッシング部33,33′が外部ハウジング10の支持壁15に螺
着された前記ガイドロッド19,19′に挿入案内されなが
ら安定に移動されて通常のリミットスイッチ(図示しな
い)または掛止手段により停止される。
の作用を説明すると次のようである。本発明のサイドミ
ラーを、車体の三角窓部位に固着した場合は、そのサイ
ドミラーの外部ハウジング10が三角窓の内方側に固着さ
れるため、内部ハウジングを外部ハウジング10の内方側
に挿入した状態では、その外方側端部が車体の外方面よ
りも内方側に位置される。このような状態で、ミラー37
を有した内部ハウジング30を外部ハウジング10の外部に
突出するため、スイッチ操作により第1のモーター13を
回動させると、この第1のモーターの回動力が小型プー
リ12及びベルト18を経て大型プーリ17に伝達され、適宜
な速度比に減速されてスクリューロッド16が回動され
る。次いで、第2図を基準に雌めじ部32が左側に移動す
ることにより内部ハウジング30は外部ハウジング10の外
部にスライド移動して外方に突出される。この場合、内
部ハウジング30は、この内部ハウジング30の側板34のブ
ッシング部33,33′が外部ハウジング10の支持壁15に螺
着された前記ガイドロッド19,19′に挿入案内されなが
ら安定に移動されて通常のリミットスイッチ(図示しな
い)または掛止手段により停止される。
このようにサイドミラーのミラー37が外部に突出された
状態から、ミラーを内方側に挿入する場合は、スイッチ
の操作により第1のモーター13を前述した反対方向に逆
回転すればよい。このように外部ハウジング10の内方側
から内部ハウジング30がスライド移動する場合、その内
部ハウジング30の前方面に挟着したカバーガラス31が外
部ハウジング10の開口部10aの軟質ゴム材のスクレーパ
ー21に密接摩擦されるため、そのカバーガラス31に付い
ているゴミ等が簡単に除去される。特に、走行中に雨及
び雪が降る場合は運転席でスイッチの操作により簡便に
拭き取ることができるので極めて便利である。
状態から、ミラーを内方側に挿入する場合は、スイッチ
の操作により第1のモーター13を前述した反対方向に逆
回転すればよい。このように外部ハウジング10の内方側
から内部ハウジング30がスライド移動する場合、その内
部ハウジング30の前方面に挟着したカバーガラス31が外
部ハウジング10の開口部10aの軟質ゴム材のスクレーパ
ー21に密接摩擦されるため、そのカバーガラス31に付い
ているゴミ等が簡単に除去される。特に、走行中に雨及
び雪が降る場合は運転席でスイッチの操作により簡便に
拭き取ることができるので極めて便利である。
一方、ミラー37の角度を運転者の視野に合わせる場合
は、スイッチの操作で、サーボモーター38,39をそれぞ
れ所定角度だけ揺動させることにより、固定板36が支持
部35を中心に左・右・前・後に揺動されて適宜な角度に
調節される。
は、スイッチの操作で、サーボモーター38,39をそれぞ
れ所定角度だけ揺動させることにより、固定板36が支持
部35を中心に左・右・前・後に揺動されて適宜な角度に
調節される。
以上、説明したように本発明に係る車両用サイドミラー
は、サイドミラーを車体の内・外方側に自在に突出及び
没入し得るようになっているため、外部物体等の接触に
よるサイドミラーの損傷を最大に防止することができ
る。さらに、サイドミラーを内・外方側にスライド移動
させる時にミラーの表面部位についたゴミ及び雨雪等を
運転席で自動に除去し得るので運転の安全度を向上させ
る効果がある。さらに、運転者が運転席に着座したまま
でスイッチの操作によりサイドミラーのミラーを突出及
び没入したり、サイドミラーの角度を左・右・前・後に
調節して視野に合わせることができるので、従来の煩雑
な操作を格段に簡便化させる効果がある。
は、サイドミラーを車体の内・外方側に自在に突出及び
没入し得るようになっているため、外部物体等の接触に
よるサイドミラーの損傷を最大に防止することができ
る。さらに、サイドミラーを内・外方側にスライド移動
させる時にミラーの表面部位についたゴミ及び雨雪等を
運転席で自動に除去し得るので運転の安全度を向上させ
る効果がある。さらに、運転者が運転席に着座したまま
でスイッチの操作によりサイドミラーのミラーを突出及
び没入したり、サイドミラーの角度を左・右・前・後に
調節して視野に合わせることができるので、従来の煩雑
な操作を格段に簡便化させる効果がある。
第1図は本発明に係るサイドミラーの内部ハウジングが
外部に突出された状態を示した斜視図、第2図は第1図
に示したサイドミラーの内部ハウジングが外部ハウジン
グの内方側に完全に挿入された状態に於ける断面図、第
3図は第2図のIII−III線断面図、第4図は第2図のIV
−IV線断面図、第5図は第4図のV−V線断面図、第6
図は本発明に係るサイドミラーの内部ハウジングが外部
ハウジングから完全に引出された状態に於ける断面図、
第7図は本発明に係るサイドミラーを自動車に固着した
状態を示した斜視図である。 10;外部ハウジング、10a;開口部、13;第1のモーター、
16;スクリューロッド、19,19′;ガイドロッド、20;パ
ッキング、21;スクレーパー、30;内部ハウジング、31;
カバーガラス、32:雌ねじ部、33,33′;ブッシング部、
34;側板、35;枢支部、37;ミラー、38,39;第2のモータ
ー、40;連動機構
外部に突出された状態を示した斜視図、第2図は第1図
に示したサイドミラーの内部ハウジングが外部ハウジン
グの内方側に完全に挿入された状態に於ける断面図、第
3図は第2図のIII−III線断面図、第4図は第2図のIV
−IV線断面図、第5図は第4図のV−V線断面図、第6
図は本発明に係るサイドミラーの内部ハウジングが外部
ハウジングから完全に引出された状態に於ける断面図、
第7図は本発明に係るサイドミラーを自動車に固着した
状態を示した斜視図である。 10;外部ハウジング、10a;開口部、13;第1のモーター、
16;スクリューロッド、19,19′;ガイドロッド、20;パ
ッキング、21;スクレーパー、30;内部ハウジング、31;
カバーガラス、32:雌ねじ部、33,33′;ブッシング部、
34;側板、35;枢支部、37;ミラー、38,39;第2のモータ
ー、40;連動機構
Claims (3)
- 【請求項1】車体の側部に埋設され外部に向って開口す
る開口部を有する外部ハウジングと、この外部ハウジン
グの内部に収納され前記開口部から突没自在であるとと
もに、前面にカバーガラスを有する内部ハウジングと、
前記外部ハウジングの内側端部と内部ハウジングの外側
端部との間に架設されたガイドロッドと、前記外部ハウ
ジングの内側端部に基端部が回転自在に軸支され前記ガ
イドロッド平行に前記外部ハウジングの開口部近傍まで
突出されたスクリューロッドと、前記外部ハウジングの
内部に設けられ前記スクリューロッドを正逆回転駆動す
る第1のモータと、前記内部ハウジングの内側端部に設
けられ前記ガイドロッドと嵌合するブッシング部および
前記スクリューロッドと螺合する雌ねじ部を有する側板
と、前記内部ハウジングの内部の略中央部に設けられた
枢支部と、この枢支部に揺動自在に枢支され前記カバー
ガラスの内面に対向するミラーと、前記内部ハウジング
の内部に設けられ連動機構を介して前記ミラーと連動
し、このミラーを前記枢支部を支点として揺動させミラ
ーの角度を調節する第2のモータとを具備したことを特
徴とする車両用サイドミラー。 - 【請求項2】前記外部ハウジングの開口部には内部ハウ
ジングの外周面と摺接するするパッキングおよびカバー
ガラスと摺接するスクレーパーが設けられていることを
特徴とする請求項第1項記載の車両用サイドミラー。 - 【請求項3】前記第2のモータとミラーとを連動する連
動機構は、クランク機構であることを特徴とする請求項
第1項記載の車両用サイドミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1313133A JPH0747378B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 車両用サイドミラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1313133A JPH0747378B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 車両用サイドミラー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03178842A JPH03178842A (ja) | 1991-08-02 |
JPH0747378B2 true JPH0747378B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=18037503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1313133A Expired - Lifetime JPH0747378B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 車両用サイドミラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747378B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4213506C2 (de) * | 1992-04-24 | 1994-03-03 | Iren Dornier | Selbstreinigender Außenspiegel für ein Kraftfahrzeug |
KR20040032188A (ko) * | 2002-10-01 | 2004-04-17 | 기아자동차주식회사 | 개량형 아웃사이드 미러 |
US8864833B2 (en) * | 2011-09-30 | 2014-10-21 | Globus Medical, Inc. | Expandable fusion device and method of installation thereof |
KR20130128793A (ko) * | 2012-05-18 | 2013-11-27 | 재단법인 경북아이티융합 산업기술원 | 삽입형 전동 사이드 미러 및 시스템 |
KR102518719B1 (ko) | 2018-08-10 | 2023-04-05 | 현대자동차주식회사 | 외장 카메라 렌즈 클리닝 시스템 및 클리닝 방법 |
CN109278648B (zh) * | 2018-09-28 | 2022-06-24 | 青岛青知企业管理咨询有限公司 | 一种可自动收缩调节的汽车后视镜 |
-
1989
- 1989-12-01 JP JP1313133A patent/JPH0747378B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03178842A (ja) | 1991-08-02 |
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