JPH0351233Y2 - - Google Patents

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JPH0351233Y2
JPH0351233Y2 JP3914187U JP3914187U JPH0351233Y2 JP H0351233 Y2 JPH0351233 Y2 JP H0351233Y2 JP 3914187 U JP3914187 U JP 3914187U JP 3914187 U JP3914187 U JP 3914187U JP H0351233 Y2 JPH0351233 Y2 JP H0351233Y2
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mirror
pulley
glare
films
belt
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JP3914187U
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JPS63147340U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、車両用防眩ミラーの改良に関す
る。
《従来の技術》 従来、一般的な車両用防眩ミラーは、車室内に
天井前方にステーを介して傾動可能に取付けられ
たミラーハウジングの開口前面に、裏面にアルミ
ニウムまたは銀の反射被膜を設けたプリズムミラ
ーを2段階に傾動可能に支承した構造になつてい
る。そして、夜間においては、後続車のヘツドラ
イトの照射による幻惑防止のために、その表面反
射を利用して反射率を低下させ、昼間において
は、後方の視界を十分に確保するためにその裏面
反射を利用して反射率を高めて使用していた。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、従来の防眩ミラーは、夜間用に
切換えた場合には、後続車のヘツドライトの照射
光に対し優れた防眩効果を得ることができるが、
第6図に示すように、自動車bよりも小さい例え
ば歩行者や二輪車cが路肩周辺に存在する場合
は、低反射率のミラーaには、第7図に示すよう
にそれがほとんど写らず、運転車dはその存在を
確認できずに走行するために大変に危険であつ
た。この危険を避けるために昼間用にミラーaを
切換えて夜間走行する場合には、走行者や二輪車
cをよく確認することはできるが、後続車bのヘ
ツドライト照射光eに対する防眩効果が全く得ら
れなくなつてしまう。
そこで、この考案の目的は、後続車のヘツドラ
イトの防眩に優れた効果を得ることができるとと
もに、後方の視界も十分に確保することができる
車両用防眩ミラーを提供することにある。
《問題点を解決するための手段》 この目的を達成するために、この考案の車両用
ルームミラーは、ミラーの表面に配設された一対
の着色透明フイルムと、前記一対の着色透明フイ
ルムをミラー表面上で左右に互に逆方向に移動さ
せるための駆動部とを備えたことを特徴とする。
《作用》 ミラー前面に設けた着色フイルムによりミラー
を部分的に覆うことによつて、後続車のヘツドラ
イトが照射される部分だけの反射率を低下させる
ことができる。
《実施例》 以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第1図において、車室内天井前方にステー1を
介して傾動自在に取付けられるルームミラー2の
ミラーハウジング3の開口前面には、平面鏡のミ
ラー4がミラーハウジング3とミラー4周縁部と
の間に隙間5を形成するように固定されて支承さ
れている。そして、ミラー4表面には、一対の着
色透明フイルム6a,6bが、後述する駆動部に
よつて幅方向に移動可能に配置され、ミラー4表
面を部分的に覆うことができるようになつてい
る。
着色フイルム6a,6bは、30%以下の透過率
を有する着色透明合成樹脂フイルムにより、ミラ
ー4の上下方向の長さとほぼ同様な長さの縦長略
長方形状に形成され、第2図に示すように右側フ
イルム6aは下端部を、左側フイルム6bは第3
図に示すように上端部を、各々ブラケツト7a,
7bを介してミラーハウジング3内部に配置され
た第1無端ベルト8bの一部にそれぞれ固着され
ている。
第4図および第5図に示すように、各無端ベル
ト8a,8bは、ミラーハウジング3内部両側部
に回転可能に取付けられた対向するプーリー間に
張架され、一方のプーリー軸下端に固定された操
作ダイヤル10を回転操作することにより移動す
る。
以下、この駆動部についてさらに詳しく説明す
る。ミラーハウジング3内部の右側端部に配置さ
れる第1および第3プーリー9a,9bは、第1
プーリー軸11に固定され、第1プーリー軸11
の下部は、ミラーハウジング3右下面に形成され
た貫通孔12に挿通された後、操作ダイヤル10
が固定される。第5プーリー9cは、第1プーリ
ー軸11の上部に回転可能に取り付けられてい
る。一方、ミラーハウジング3内部の左側端部に
配置される第2および第4,第6プーリー9d,
9e,9fは、ミラーハウジング3内部の上面お
よび下面間に取付けられた第2プーリー軸13に
回転可能に支持され、第4プーリー9eおよび第
6プーリー9fは互に一体的に結合されている。
第1ベルト8aは、第1プーリー9aと第2プ
ーリー9dとの間に張架され、第3ベルト8cは
第3プーリー9bと第4プーリー9eとの間にた
すき状に張架され、第2ベルト8bは第5プーリ
ー9cと第6プーリー9fとの間に張架される。
そして、第1ベルト8aには右側フイルム6aが
ブラケツト7aを介して取付けられ、第2ベルト
8bには左側フイルム6bが取付けられる。フイ
ルム6a,6bの相互の位置関係は、右側フイル
ム6aの左辺がミラー4の横方向の中心線に一致
したときには、左側フイルム6bの右辺が同様に
この中心線に一致するように設定される。
したがつて、第1プーリー軸11に結合されて
いるダイヤル10を右回転させると第1プーリー
9aにより第1ベルト8aが右回転し、右側フイ
ルム6aは右へ移動する。これと同時に第3プー
リー9bにより第3ベルト8cが右回転するが、
第3ベルト8cがたすき状にかけられているため
第4プーリー9eは逆に左回転する。このため、
第4プーリー9eに一体的に結合する第6プーリ
ー9fによつて第2ベルト8bは左回転し、この
ベルト8bに取付けられている左側フイルム6b
は左へ移動する。各プーリーの直径はすべて同じ
なので、フイルム6a,6bの移動量は等しい。
上記操作とは逆にダイヤル10を左回転させる
と、フイルム6a,6bは互に中心に向かつて移
動する。
したがつて、夜間走行時に後続車のヘツドライ
トが眩しい時は、ダイヤル10を回転操作し、着
色フイルム6a,6bの間隔を調整して、ヘツド
ライトの間隔に合わせることでヘツドライトの照
射光による反射を少なくすることができ、着色フ
イルム6a,6b以外の部分は通常の反射率のミ
ラー4として使用することができる。一方、昼間
など着色フイルム6a,6bが不必要な時には、
ダイヤル10を回転操作させ、着色フイルム6
a,6bをミラー4両端に移動させることによ
り、運転車の後方確認の邪魔にならないようにす
ることができる。フイルム6a,6bおよびブラ
ケツト7a,7bが薄くかつ弾性を有するもので
あれば、フイルム6a,6bをミラー4の後側に
収納することができる。また、フイルム6a,6
bの移動は、モータを利用して行なうこともでき
る。
《考案の効果》 以上説明したように、この考案による防眩ミラ
ーは、着色フイルムを後続車のヘツドライトに応
じて適正位置へ移動および調整できるように構成
したので、ヘツドライトの照射光に対する防眩効
果を十分に発揮できるとともに、ヘツドライト照
射光以外のミラー面は、通常の反射率のミラーと
して使用することができるので、運転車は夜間に
おける後方の視界、特に路肩周辺の視界を十分に
確保することができ、安全運転を行なうことがで
きる。また、着色フイルムを必要としない例えば
昼間には、着色フイルムをミラー端部または後面
へ移動および格納することができるので、着色フ
イルムによつて視界を妨げられることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による車両用防眩
ミラーを示す斜視図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は第1図の−線断面図、第4
図は第1図の−線断面図、第5図は同ミラー
の横断面図、第6図は従来の車両用防眩ミラーの
使用状態を示す説明図、第7図は同ミラーを夜間
用に切換えた場合のヘツドライトの見え方を示す
ミラーの正面図、第8図は同ミラーを昼間用に切
換えて夜間走行に使用した場合のヘツドライトの
見え方を示すミラーの正面図である。 2……車両用ルームミラー、3……ミラーハウ
ジング、4……ミラー、5……隙間、6a,6b
……着色フイルム、7a,7b……ブラケツト、
8a,8b,8c……無端ベルト、9a〜9f…
…プーリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーの表面に配設された一対の着色透明フイ
    ルムと、前記一対の着色透明フイルムをミラー表
    面上で左右に互に逆方向に移動させるための駆動
    部とを備えた車両用防眩ミラー。
JP3914187U 1987-03-19 1987-03-19 Expired JPH0351233Y2 (ja)

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JP3914187U JPH0351233Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19

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JP3914187U JPH0351233Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19

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JPS63147340U JPS63147340U (ja) 1988-09-28
JPH0351233Y2 true JPH0351233Y2 (ja) 1991-11-01

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JP2009056966A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Murakami Corp 車載用ミラー

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JPS63147340U (ja) 1988-09-28

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