JP2960736B2 - 車両用後退灯 - Google Patents

車両用後退灯

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俊幸 近藤
利夫 三代川
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動車など車両に設置される照明用灯具に
関するものであり、詳細には後退時に点灯されて、車両
の後方を照射する後退灯に係るものである。
【従来の技術】
従来の、この種の後退灯21の例を示すものが第5図で
あり、尾灯22、方向指示灯23などと共に一体に組合わせ
た状態で形成されたものが、自動車10の後端面に取付け
られているものである。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の後退灯21は、その構成
上から必然的に自動車10の後端面よりも更に後方を照射
するものとなり、例えば狭い道路での後退時あるいは車
庫入時など、自動車10の側面にも障害物が存在する場合
に、この障害物を照射することが出来ず、依って運転者
も認識することが不可能なものとなり、当接などの事故
発生の要因となる問題点を生ずるものであった。
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記した従来の後退灯に生ずる課題を解決
するための具体的手段として、少なくとも一方のドアミ
ラーの鏡面の外側端部を半透鏡部とし、前記鏡面の背面
に光源と反射鏡とレンズとで構成され前記半透鏡部を光
の射出部とする灯具を配設して成ることを特徴とする車
両用後退灯を提供することで、自動車の側方も照射可能
として、課題を解決するものである。
【実 施 例】
つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づいて詳細に
説明する。 尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分には同
じ符号を付して説明する。 第1図〜第4図に示すものは本発明の第一実施例であ
り、図中に符号1で示すものは車両用後退灯(以下に後
退灯1と略称)である。 この後退灯1は自動車10の運転席側ドアおよび助手席
側ドアに設置されるドアミラー2を利用して設けられる
ものとなっている。また、本発明は上記した運転席側ド
アおよび助手席側ドア何れの側、あるいは双方のドアミ
ラー2に設けることも自在であるが、以下の説明は好ま
しい実施例である助手席側のドアミラー2に実施した例
で説明する。 先ず、前記ドアミラー2に付いて説明を行えば、該ド
アミラー2は前記したように助手席側のドアに設けられ
るものであり、車体に取付けるためのステー部3aを有す
るハウジング3と、このハウジング3にボール軸受3bな
どで観視方向を自在に調整可能に取付けられた鏡面4と
で成るものであり、更に近来においては前記鏡面4の上
下および左右への揺動、即ち光軸調整機構9による鏡面
4の駆動はモータなどを利用して運転席からの遠隔操作
を可能としたものが通常に使用されており、従って前記
光軸調整機構9の構成については公知であるので、この
部分のここでの詳細な説明および図示は省略する。 本実施例においては、前記鏡面4の外側端部の一定面
積を半透鏡部4aとし、更に前記鏡面4の背面側に、第3
図に拡大して示すように電球などの光源5、この光源5
からの光を集光し且つ照射方向に向ける反射鏡6、およ
び前記反射鏡6からの光に適宜の配光特性を与えるため
のレンズ7から成る灯具8を配設するものであるが、前
記灯具8はドアミラー2のハウジング3内の極めて狭い
場所に収納させるために、第4図に示すように光源5か
らの光を専らに集光するための放物面あるいは放物柱反
射面とした集光反射面6aと、前記集光反射面6aからの光
線の方向を屈曲させるための平面反射面6bとを組合わせ
た反射鏡6を使用するなどして薄型化が計られている。 同時に、前記平面反射面6bの前方には集光反射鏡6aで
集光させ且つ平面反射鏡6bで所定方向に屈曲させられた
光源5の光に後退灯として適宜の配光特性を与えるため
のレンズ7が配設されるが、該レンズ7は前記鏡面4の
半透鏡部4aが設けられた位置に対応して設けられ、これ
により前記半透鏡部は光源5を点灯しないときにはより
以上に明るい外景を反射して鏡面4の一部として作用
し、光源5を点灯したときには光源5からの光を透過さ
せ、灯具8の射出部として作用するものとなる。 ここで、この実施例において特に重要なことは前記鏡
面4と前記灯具8とが機械的に結合されて一体化されて
いることであり、このように一体化したことで、前記鏡
面4と灯具8とは光軸調整機構9を共有するものとな
り、例えば運転席からの遠隔操作などにより前記鏡面4
を前記ボール軸受3bで任意の観視方向に偏向させたとき
には前記灯具8も同一方向に照射方向の中心を変更する
ので、灯具8により照射される位置は必ず鏡面4で観視
方向となる。 次いで、第5図に示すものは本発明の後退灯11の第二
実施例であり、図中に符号18で示すものは前記ドアミラ
ー2内に配設された灯具であって、光源15、集光反射面
16aと平面反射面16bとで構成される反射鏡16およびレン
ズ17等から成るものであることは前の実施例と同様であ
るが、この実施例においては前記灯具18はドアミラー2
のハウジング3側に前記鏡面4と同様に揺動自在にボー
ル軸受3cで取付られ、更に前記鏡面4に設けられている
のと略同様な構成、即ち前記灯具18を上下および左右に
誘導自在とした光軸調整機構19が設けられ、この光軸調
整機構19により前記灯具18は前記鏡面4とは全くに独立
して照射方向の上下および左右方向への調整が運転席な
どからの遠隔操作で可能とされている。 上記の構成としたこの実施例を前の実施例との比較で
説明すれば、前の実施例では鏡面4と灯具8とが光軸調
整機構9を共有化していたことで、前記鏡面4と灯具8
との両者が常に同一方向に向かうものとなるが、この実
施例においては前記鏡面4と灯具18との夫々を個別に独
立して方向調整することが可能となり、例えば鏡面4の
観視範囲を変えること無く灯具18の照射方向を変更する
など一層に自由な使用方法が可能となるものである。 尚、図示は省略するが灯具18の照射方向を前記光軸調
整機構19で方向調整するに当たり、上記の説明のように
灯具18全体を上下あるいは左右に揺動させることで行っ
ても良いが、例えば平面反射面16bを前記反射鏡16から
分割された構成のものとし、この平面反射面16bのみを
前記光軸調整機構19で揺動させても照射方向の調整は可
能なものであり、あるいは逆に前記集光反射面16aの側
のみを前記光軸調整機構19で揺動させても照射方向の調
整は可能なものであるのでこのような機構とすることも
自在である。 また、本発明の後退灯1はそれ自体を単独に自動車10
に取付けて後退灯として使用することも可能であるが、
従来から設けられた後退灯21(第5図参照)と併設する
ことで照射範囲が更に広いものとなり、一層の好結果が
得られるものとなる。
【作用】
次いで、本発明の後退灯1、11の作用効果について説
明すれば、 第一には、自動車10の側面に最も突出して設けられる
ドアミラー2の外側端部に後退灯1、11を設けたこと
で、従来の後退灯に比較して自動車の前面寄りに設けら
れるものとなり、自動車側面のほぼ全面を照明すること
が可能となり、 第二には、灯具8を可動可能な鏡面4と一体化したこ
と、あるいは夫々に個別の光軸調整機構9、19を設けた
ことで、照射方向を自在な方向に向けることを可能と
し、 第三には、前記鏡面4の一部に半透鏡部4aを設け、こ
の半透鏡部4aを後退灯1、11の照射光の出部としたこと
で、通常の走行時など後退灯1の不使用時には前記半透
鏡部4aは鏡面4として作用するものとなり、ドアミラー
2の機能を些かも損なうことが無いものとなる。 【発明の効果] 以上に説明したように本発明により、少なくとも一方
のドアミラーの鏡面の外側端部を半透鏡部とし、前記鏡
面の背面に光源と反射鏡とレンズとで構成され前記半透
鏡部を光の射出部とする灯具を配設して成る車両用後退
灯としたことで、自動車の側面に最も突出して設けられ
るドアミラーの外側端部に後退灯を設けるものとなり、
これにより自動車側面およびその周縁のほぼ全面を照明
することが可能となり、例えば夜間の狭い道での後退時
においても、従来の後退灯では不可能であった側面にあ
る障害物の認知を可能とし、当接を防止すると云う優れ
た効果を奏するものであり、更に加えて、前記後退灯
を、鏡面と一体化あるいは個別の光軸調整機構を設ける
ことで、照射方向を自在な方向に向けることが可能とな
り、例えば自動車の後端隅あるいは後輪など後退時に運
転者が最も必要とする部位を照明することが可能となる
実用上に優れた効果を奏するものとなり、運転操作を容
易とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車両用後退灯の第一実施例を示す
斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3
図は第2図のIII部の拡大断面図、第4図は同じ実施例
の要部を示す斜視図、第5図は同じく本発明の第二実施
例を要部で示す断面図、第6図は従来例を示す斜視図で
ある。 1、11……車両用後退灯 2……ドアミラー 3……ハウジング 3a……ステー 3b、3c……ボール軸受 4……鏡面 4a……半透鏡部 5、15……光源 6、16……反射鏡 6a、16a……集光反射面 6b、16b……平面反射面 7、17……レンズ 8、18……灯具 9、19……光軸調整機構 10……自動車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 1/22 G02B 7/00 B60R 1/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方のドアミラーの鏡面の外側
    端部を半透鏡部とし、前記鏡面の背面に光源と反射鏡と
    レンズとで構成され前記半透鏡部を光の射出部とする灯
    具を配設して成ることを特徴とする車両用後退灯。
  2. 【請求項2】前記鏡面の背面に配設された前記灯具は、
    前記鏡面と光軸調整機構を共有していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の車両用後退灯。
  3. 【請求項3】前記鏡面と、この鏡面の背面に配設された
    前記灯具とは夫々が独立する光軸調整機構を有している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用後
    退灯。
JP23425589A 1989-04-10 1989-09-08 車両用後退灯 Expired - Fee Related JP2960736B2 (ja)

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