JPH0751715Y2 - 真空開閉器 - Google Patents

真空開閉器

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JPH0751715Y2
JPH0751715Y2 JP15312089U JP15312089U JPH0751715Y2 JP H0751715 Y2 JPH0751715 Y2 JP H0751715Y2 JP 15312089 U JP15312089 U JP 15312089U JP 15312089 U JP15312089 U JP 15312089U JP H0751715 Y2 JPH0751715 Y2 JP H0751715Y2
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JP
Japan
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movable electrode
vacuum valve
vacuum
vacuum switch
connecting member
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JP15312089U
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JPH0392336U (ja
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雅美 鈴木
元章 佐野
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Energy Support Corp
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Energy Support Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は真空バルブと断路部を可撓性を有した接続部
材にて接続した真空開閉器に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の真空開閉器としては実開昭55−59430号
公報がある。この真空開閉器は投入時において真空バル
ブと断路部が直列接続となり、断路部と真空バルブとを
可撓導体によって接続している。そして、断路部と真空
バルブの協調を取りながら開閉動作するものである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、前記可撓導体が長くなると撓みのスペースを
確保しなければならず、真空開閉器全体が大型化してし
まう問題がある。また、真空開閉器の投入時に発生する
電磁力が可撓導体に加わると、真空バルブの可動電極に
不要な外力がかかり、ひいては真空バルブのスムーズな
開閉動作に支承を来す問題がある。さらに、可撓導体は
放熱性が悪いため、長くなると電力を効率よく供給する
ことができないという問題がある。
本考案の目的は、可撓導体をできるだけ短くするととも
に、可撓導体の動きを効率よくし、さらには真空バルブ
に不要な外力を与えない真空開閉器を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本願第1の考案は、真空
バルブと同真空バルブに直列接続する断路部とを設け、
真空バルブの可動電極を開閉駆動する第一駆動部の直近
には前記断路部の可動電極を開閉駆動する第二駆動部を
設け、前記真空バルブの可動電極と断路部の可動電極と
を可撓性の接続部材により電気的に接続した真空開閉器
において、前記接続部材を人字状に形成し、その一方に
形成した二股状の一対の分割接続端を断路部の可動電極
に接続するとともに、他方の接続端を真空バルブの可動
電極側に接続したことをその要旨とする。
第2の考案は、断路部の可動電極には接続部材の一対の
分割接続端に形成される空間部に位置して分割接続端内
面に当接可能な規制部材を設けたことをその要旨とす
る。
[作用] 第1考案の作用は、接続部材を人字状に分割形成したこ
とにより、分割された個々の分割接続端を薄くして可撓
性を確保することができる。
第2考案の作用は、分割接続端間の空間部内に介在され
た規制部材により分割接続端は電磁力の影響による互い
の接近することを防止することができる。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図に示すように、開閉器ケース1の左右両側壁には
各相毎に対応してブッシング用貫通孔1aが透設されてい
る。同貫通孔1aには電源側ブッシング2および負荷側ブ
ッシング3が貫通されるとともに、同ブッシング2,3は
ボルト4によりパッキン5,6および押え金具7を介して
固定されている。
次に、前記負荷側ブッシング3の構成について説明す
る。
負荷側ブッシング軸線方向に透設された内腔8の内端部
には係止段部9を介して小径部8aが形成されるととも
に、同小径部8aに連続して大径部8bが形成されている。
前記内腔8内に挿通され、外端にて締付固定される導電
棒10はその内端において前記係止段部9に当接する緩衝
部材11および一対の座金12を介して締付ナット13によっ
て回動不能に固定されている。前記大径部8b内には真空
バルブ14が配設され、前記導電棒10の内端部と接続固定
されている。
また、前記真空バルブ14の可動棒15には後記する接続部
材28の一端を構成する接続端としての接続板16が挿通さ
れ、ボルト17によって締付固定されている。さらに、前
記可動棒15にはスプリング18が介装されるとともに、支
持板19によって前記スプリング18の一端が当接されてい
る。
そして、可動棒15には前記支持板19に当接するようにL
字状に折曲形成された一対の連動板20の先端が挿通され
ている。開閉器ケース1の中央上方には第1の駆動軸22
が各相を亘るように架設され、前記一対の連動板20は第
一の駆動軸22に固着された絶縁体23に対しボルト24によ
ってそれぞれ締付固定されている。なお、前記第一の駆
動軸22、絶縁体23および連動板20によって第一駆動部K1
が構成されている。
次に、前記電源側ブッシング2の構成について説明す
る。なお、前記負荷側ブッシング3と同一構成について
は同一番号を付して説明を省略する。
導電棒10の内端には固定電極25が締付固定され、この先
端は左斜め下方に湾曲形成されている。また、固定電極
25の幅方向両側にはそれぞれ一対の接触子26が取付固定
され、前記各接触子26の先端側は接触子26自身の弾性を
有している。なお、27は電源側ブッシング2の内端面に
取り付けられた絶縁バリアである。
前記可動棒15に接続される接続部材28は可撓性を有する
編組線にて人字状に形成され、この接続部材28は従来の
可撓導体に比べ短く形成されている。そして、接続部材
28の他端は二股状に形成されて分割接続端28aが設けら
れている。
前記真空バルブ14につながる可動棒15の下方直近には各
相共通の第二の駆動軸32が架設され、その駆動軸32には
各相毎に絶縁体31が取着されている。そして、前記絶縁
体31に対して前記接続部材28の分割接続端28aが後記す
る可動電極29を介してボルト30によって絶縁体31にそれ
ぞれ締付固定されている。
さらに、前記一対の分割接続端28aと可動電極29とによ
り空間部33が形成され、同空間部33には断面三角形状形
成された規制部材としてのスペーサ34が介在配置される
ように可動電極29から突設されている。
前記可動電極29は逆く字状に屈曲形成され、前記第二の
駆動軸32の駆動により前記接触子26に対し挟入離脱され
るようになっている。なお、前記絶縁体31、第二の駆動
軸32により第二駆動部K2が構成されるとともに、前記接
触子26および可動電極29により断路部Dが構成されてい
る。
上記のように構成された真空開閉器の作用について説明
する。
第1図に示すように、開放状態の真空開閉器を投入する
ためには、まず第二の駆動軸32を回動させて第二駆動部
K2を駆動し、可動電極29を2点鎖線にて示す位置に移動
させる。すると、接触子26の自身の弾性により可動電極
29は挟入される。したがって、断路部Dが投入状態とな
る。
次に、第一駆動部K2における第一の駆動軸22を回動させ
て一対の連動板20を真空バルブ14側へ揺動させる。する
と、連動板20はスプリング18の付勢力に抗して支持板19
を押圧し、可動棒15を摺動させて真空バルブ14を閉路さ
せる。この結果、真空開閉器は投入状態となる。
また、真空開閉器を開放状態にする場合においては、第
一の駆動軸22を回動して連動板20を駆動する。すると、
連動板20がボルト21を押圧するため、(第1図において
右側方向)真空バルブ14が開路状態となり、続いて第二
の駆動軸32を回動して可動電極29を開放する。その結
果、真空開閉器は開放状態となる。
よって、従来とは異なり接続部材28を短く形成するとと
もに、人字となるように分割接続端28aを一対形成した
ことにより、分割接続端28aが薄くすることができるた
め可撓性を充分確保することができる。その結果、真空
開閉器の投入、開放操作を行っても可動電極29の回動を
スムーズに行うことができる。また、一対の分割接続端
28aにより通電容量を充分確保することができる。
また、接続部材28の撓みのスペースを少なくすることが
できるので、真空開閉器のケース1をコンパクト化する
ことができる。また、接続部材28が発熱して抵抗が上昇
しても、長さが短い分だけ抵抗値を低くくすることがで
き、電力を効率よく供給することができる。
さらに、真空開閉器の投入状態において真空バルブ14に
つながる可動電極15を駆動して開路するとき、電磁力に
より接続部材28のそれぞれの分割接続端28aには第2図
の矢印方向に電磁力Wが掛かる。そのため、互いの分割
接続端28aが互いに接近して接続部材28にF矢印方向の
力が掛かるが、スペーサ34を空間部33に介在配置したこ
とにより、分割接続端28aの互いの接近を防止するので
接続部材28がF矢印方向へ引かれなくなる。その結果、
真空バルブ14につながる可動棒15に不要な垂直方向成分
の外力の影響がなくなり、真空バルブ14における可動棒
15の動作等に悪影響を及ぼすことを防止することができ
る。
なお、この考案は前記実施例に限定されるものではな
く、この考案の趣旨から逸脱しない範囲内で任意に変更
することは可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案によれば接続部材を短く
することができるため、撓みのスペースが少なくできる
のでケースをコンパクト化することができるという効果
がある。また、分割接続部端の肉厚を薄くできるので、
可撓性を低下させず接続部材を短くすることができると
いう効果がある。さらには、接続部材が発熱して抵抗値
が上昇しても接続部材を短くした分だけ電力を効率よく
供給することができる。
また、接続部材の空間部に規制部材を介在させたことに
より、電磁力の影響による接続部を接近させることがな
いので、真空バルブに不要な外力を与えることを防止す
ることができる、しいては真空バルブに悪影響を与える
ことを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は真空開閉器の内部構成を示す断面図、第2図は
接続部材の空間部にスペーサを介在配置した一部拡大図
である。 14……真空バルブ、15……可動棒、28……接続部材、28
a……分割接続端、29……可動電極、33……空間部、34
……規制部材としてのスペーサ、D……断路部、K1……
第一駆動部、K2……第二駆動部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空バルブと同真空バルブに直列接続する
    断路部とを設け、真空バルブの可動電極を開閉駆動する
    第一駆動部の直近には前記断路部の可動電極を開閉駆動
    する第二駆動部を設け、前記真空バルブの可動電極と断
    路部の可動電極とを可撓性の接続部材により電気的に接
    続した真空開閉器において、 前記接続部材を人字状に形成し、その一方に形成した二
    股状の一対の分割接続端を断路部の可動電極に接続する
    とともに、他方の接続端を真空バルブの可動電極側に接
    続したことを特徴とする真空開閉器。
  2. 【請求項2】断路部の可動電極には接続部材の一対の分
    割接続端に形成される空間部に位置して分割接続端内面
    に当接可能な規制部材を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の真空開閉器。
JP15312089U 1989-12-30 1989-12-30 真空開閉器 Expired - Lifetime JPH0751715Y2 (ja)

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JP15312089U JPH0751715Y2 (ja) 1989-12-30 1989-12-30 真空開閉器

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Publication Number Publication Date
JPH0392336U JPH0392336U (ja) 1991-09-19
JPH0751715Y2 true JPH0751715Y2 (ja) 1995-11-22

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