JPH07282672A - 開閉器の端子導体構造 - Google Patents

開閉器の端子導体構造

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JPH07282672A
JPH07282672A JP6937594A JP6937594A JPH07282672A JP H07282672 A JPH07282672 A JP H07282672A JP 6937594 A JP6937594 A JP 6937594A JP 6937594 A JP6937594 A JP 6937594A JP H07282672 A JPH07282672 A JP H07282672A
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    • HELECTRICITY
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    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/6606Terminal arrangements

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立の容易化および組立性の良好化を図る。 【構成】 7は端子導体で、上下一対の上部端子導体7
と下部端子導体8とで構成され、連結部21a、21b
で一体化されている。可撓性導体はこの端子導体7内に
挟み込まれて、端子導体7とともに下部端子を構成す
る。連結部21a、21bは、可撓性導体の回り止めと
して機能し、突起19は抜け防止して機能し、ガイド部
22は可撓部の破損防止として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉器、例えば遮断
器、負荷開閉器、接触器等の主回路端子導体構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】以下、真空開閉器を例にとって説明す
る。従来この種の装置として図4に示すものがあった。
図4は真空開閉器の断面図である。同図において、1は
絶縁材で形成された絶縁フレーム、2は真空スイッチ
管、3は真空スイッチ管2の固定側電極棒、4は上部端
子、5は上部端子4を固定側電極棒3に締付けおよび絶
縁フレーム1に固定するためのボルト、6は真空スイッ
チ管2の可動側電極棒、7は上部端子導体、8は下部端
子導体、9は可動側電極棒6と端子導体7、8とを電気
的に接続する可撓性導体、10は上部端子導体7と下部
端子導体8および可撓性導体9で構成された下部端子を
絶縁フレーム1に締付けするボルト、ナットからなる締
付具である。
【0003】11は図示を省略した操作機構の操作力を
可動側電極棒6へ伝えるとともに、可動側電極棒6と操
作機構との間を電気的に絶縁する絶縁ロッド、12は絶
縁ロッド11のねじ棒を利用して可撓性導体9を可動側
電極棒6に締付けするナット13、14はこの開閉器に
接続される外部導体、15、16は外部導体13、14
を上部端子4および上部端子導体7、下部端子導体8お
よび可撓性導体9より構成される下部端子に締付けする
締付具である。
【0004】次に、このような構成の真空開閉器におけ
る端子導体の組立方法を説明する。まず、可撓性導体9
の一端を開閉器の可動部導体である可動側電極棒6に接
続し、次に可撓性導体9の他端の上部に上部端子導体7
を配置する。しかるのち、固定側電極棒3および上部端
子4をボルト5で絶縁フレーム1に固定しながら可撓性
導体9と上部端子導体7を絶縁フレーム1に設けられた
下部端子固定用の穴に挿入する。そして、下部端子導体
8を絶縁フレーム1に設けられた下部端子固定用の穴に
挿入し締付具10で絶縁フレーム1に固定する。
【0005】次に、このように組立てられたな構成の真
空開閉器の動作を説明する。この開閉器に開または閉の
指令が与えられると、図示を省略した操作機構が動作し
絶縁ロッド11を介して可動ロッド6を操作する。これ
により真空スイッチ管2内の接触子の開閉が行われる。
この開閉器の主回路は上部端子4、固定側電極棒3、真
空スイッチ管2、可動側電極棒6、可撓性導体9、上部
端子導体7および下部端子導体8から構成される下部端
子を通る経路で構成される。この開閉器の開閉動作にお
いて可撓性導体9は一方を上部端子導体7と下部端子導
体8で積層体を形成し、締付具10により絶縁フレーム
1に固定され他端は可動側電極棒6に接続され、可動側
電極棒6に追随して上下動作し通電を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の端子導体の構造では、可撓性導体9と上部端子
導体7、下部端子導体8とが別々の部品で構成されてい
るため、組立の際、個別に組立てる必要があり、組立が
煩雑となり、組立が容易でないといった欠点があった。
また、可撓性導体9と上部端子導体7、下部端子導体8
をボルト等で固定する場合、締付けによりずれが生じ、
組立性に問題があった。
【0007】したがって、本発明は上記した従来の欠点
あるいは問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、組立が容易で、かつ組立性が良好な開
閉器の端子導体構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る開閉器の端子導体構造は、開閉器の可
動部導体に一端が接続された可撓性導体と、この可撓性
導体の他端の両面にサンドイッチ状に積層された外部導
体に接続される良導電性の一対の端子導体と、この端子
導体を保持し前記可撓性導体を支持する絶縁性支持部材
とを備え、前記一対の端子導体を連結して一体化したも
のである。また、本発明に係る開閉器の端子導体構造
は、可撓性導体と端子導体との間に、可撓性導体の抜け
を防止する係合部を設けたものである。また、本発明に
係る開閉器の端子導体構造は、可撓性導体と端子導体と
の間に、可撓性導体の回りを防止する係合部を設けたも
のである。また、本発明に係る開閉器の端子導体構造
は、端子導体の可撓性導体の可撓部が接する部位にガイ
ド部を設けたものである。また、本発明に係る開閉器の
端子導体構造は、連結した端子導体の開口側を末広がり
状とした。また、本発明に係る開閉器の端子導体構造
は、開閉器の可動部導体に一端が接続された可撓性導体
と、この可撓性導体の他端の両面にサンドイッチ状に積
層された外部導体に接続される良導電性の一対の端子導
体と、この端子導体を保持し前記可撓性導体を支持する
絶縁性支持部材とを備え、前記一対の端子導体を連結し
て一体化するとともに、前記可撓性導体と端子導体と
に、可撓性導体の抜けを防止する穴および突起と、可撓
性導体の回りを防止する切欠部および連結部とを設け、
かつ前記端子導体部の可撓性導体の可撓部が接する部位
にガイド部を設けたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、可撓性導体と端子導体とが一
体化される。また、本発明によれば、端子導体に一体化
された可撓性導体の抜けが防止される。また、本発明に
よれば、可撓性導体が端子導体と絶縁性支持部材に固定
される際、回りを防止される。また、本発明によれば、
可撓性導体の端子導体に接触する部分の応力がガイドに
より分散される。また、本発明によれば、末広がり状と
した開口部から可撓性導体が容易に挿入される。また、
本発明によれば、可撓性導体と端子導体とは一体化さ
れ、穴に係合する突起により可撓性導体の抜けが防止さ
れ、連結部に切欠部が係合することにより可撓性導体の
回りが防止され、かつ可撓性導体の端子導体に接触する
部分の応力がガイドにより分散される。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る真空開閉器の断面図、図2は
同じく端子導体を示し、図3は同じく可撓性導体を示
す。これらの図において、従来技術と同一もしくは同等
の構成については同一の符号を付し詳細な説明は省略す
る。本発明の特徴とするところは、端子導体17と可撓
性導体18の構造にある。すなわち、端子導体17は、
上部端子導体部7と下部端子導体部8とを連結部21a
および21bとで連結するようにして薄板の曲げにより
一体形成している。上部端子導体部7の中央下面には突
起19が突設され、その両側には、穴20a、20bが
設けられており、これら穴20a、20bは下部端子導
体部8の同位置にも設けられている。22は上部端子導
体部7の一側面部に側面視円弧状の角部22aが形成さ
れて折曲げられたガイド部である。この端子導体17は
連結部21a、21bと反対側の開口側が角度αを有し
て末広がり状に形成されている。
【0011】可撓性導体18は、薄板状の導体が積層さ
れて全体が可撓性を有しており、前記端子導体17の突
起19に対応した穴24が、また穴25a、25bに対
応した穴25a、25bが、それぞれ設けられている。
また一方の側面部には、前記端子導体17の連結部21
a、21bに対応して切欠部26a、26bが設けられ
ている。27は可撓性導体18を真空スイッチ管2の可
動側電極棒6に固定するための穴である。
【0012】次に、このような構成の開閉器の組立方法
を説明する。まず、可撓性導体18を端子導体17の開
口側から挿入し端子導体17間に挟み込み、可撓性導体
18の穴24および切欠部26a、26bを端子導体の
突起19および連結部21a、21bに係合するように
して、手で押さえ込み、端子導体17と可撓性導体18
とを一体化し下部端子を構成する。このとき、端子導体
17の開口側が末広がり状に形成されているので、可撓
性導体18の挿入が容易に行われる。次に、可撓性導体
18の他端を、ボルト12を穴27に挿通させて開閉器
の可動導体である可動側電極棒6に固定する。しかるの
ち、前述した下部端子として構成された可撓性導体18
と端子導体17を絶縁フレーム1に設けられた下部端子
固定用の穴に挿入し、固定側電極棒3および上部端子4
をボルト5で絶縁フレーム1に固定する。そして、締付
具10を穴20b、25bに挿通させて、下部端子とし
て構成された可撓性導体18と端子導体17を絶縁フレ
ーム1に固定する。このとき、可撓性導体18の切欠部
26a、26bが、端子導体17の連結部21a、21
bに係合して回り止めとして機能するので、組立性が良
好となる。また、取付られた可撓性導体18は、穴24
が突起19に係合して抜けが防止され、動作中の脱落が
防止される。また、端子導体17は可撓性導体18に端
子として必要な剛性を与えて下部端子として構成してい
る。最後に、ボルト16を穴20a、25aに挿通させ
て、下部端子に外部端子14を取り付ける。
【0013】次に、このように組立てられた開閉器の動
作を説明する。開閉器に開あるいは閉の指令が与えられ
ると、図示を省略した操作機構が動作し絶縁ロッド11
を介して可動ロッド6を操作する。これにより真空スイ
ッチ管2内の接触子の開閉が行われる。この開閉器の主
回路は上部端子4、固定側電極棒3、真空スイッチ管
2、可動側電極棒6、可撓性導体18および端子導体1
7で構成される下部端子を通る経路で構成される。この
開閉器の開閉動作において可撓性導体18は一方を端子
導体17で挟み込み、締付具10により絶縁フレーム1
に固定され他端は可動側電極棒6に接続され、可動側電
極棒6に追随して上下運動し通電を行う。このとき、可
撓性導体18の可撓部が端子導体17の端部に摺接する
が、端部であるガイド部22の角部22aが円弧状に形
成され、これにより応力が分散され、可撓部の破損を防
止する。
【0014】実施例2.上記実施例では、端子導体17
を薄板で形成し、手により可撓性導体18を挟み込む構
造としたが、通電容量あるいは強度が不足する場合は板
厚を厚くして、治具による挟み込みとしてもよい。
【0015】実施例3.また、上記実施例では、可撓性
導体18の可動側電極棒6に追随しての上下変位運動に
おける可撓部の破損を防止するために上側のみガイド部
22を設けたが、可撓性導体18と端子導体17で構成
される下部端子と可動側電極棒6との位置関係により下
側のみまたは上下両方にガイドを設けてもよいことは勿
論である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、開
閉器の可動部導体に一端が接続された可撓性導体と、こ
の可撓性導体の他端の両面にサンドイッチ状に積層され
た外部導体に接続される良導電性の一対の端子導体と、
この端子導体を保持し前記可撓性導体を支持する絶縁性
支持部材とを備え、前記一対の端子導体を連結して一体
化したので、可撓性導体を端子導体と一体化することが
でき、このため部品点数が削減されるとともに、組立が
容易となる。
【0017】また、本発明によれば、可撓性導体と端子
導体との間に、可撓性導体の抜けを防止する係合部を設
けたことにより、可撓性導体が端子導体から誤って脱落
することがなく、開閉器の動作不良を防止できる。
【0018】また、本発明によれば、可撓性導体と端子
導体との間に、可撓性導体の回りを防止する係合部を設
けたことにより、組立の際端子導体とともに可撓性導体
を絶縁支持部材に固定される際、回りを防止されるの
で、組立性が良好となる。
【0019】また、本発明によれば、端子導体の可撓性
導体の可撓部が接する部位にガイド部を設けたことによ
り、可撓性導体の端子導体に接触する部分の応力がガイ
ド部により分散されるので、動作中に可撓性導体が破損
を低減できる。
【0020】また、本発明によれば、連結した端子導体
の開口側を末広がり状としたことにより、可撓性導体の
端子導体への挿入が容易となり、組立性が良好となる。
【0021】また、本発明によれば、開閉器の可動部導
体に一端が接続された可撓性導体と、この可撓性導体の
他端の両面にサンドイッチ状に積層された外部導体に接
続される良導電性の一対の端子導体と、この端子導体を
保持し前記可撓性導体を支持する絶縁性支持部材とを備
え、前記一対の端子導体を連結して一体化するととも
に、前記可撓性導体と端子導体とに、可撓性導体の抜け
を防止する穴および突起と、可撓性導体の回りを防止す
る切欠部および連結部とを設け、かつ前記端子導体部の
可撓性導体の可撓部が接する部位にガイド部を設けたこ
とにより、可撓性導体と端子導体とは一体化されて組立
が容易となるとともに、穴に係合する突起により可撓性
導体の抜けが防止されて可撓性導体の脱落が防止される
ので、動作不良が防止でき、しかも連結部に切欠部が係
合することにより可撓性導体の回りが防止されるので、
組立性が良好となり、かつ可撓性導体の端子導体に接触
する部分の応力がガイドにより分散されるので、可撓性
導体の破損を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る真空開閉器の断面図である。
【図2】 本発明に係る端子導体を示し、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図3】 本発明に係る可撓性導体を示し、(a)は平
面図、(b)は側面図である。
【図4】 従来の真空開閉器の断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁フレーム、2 真空スイッチ管、3 固定側電
極棒、4 上部端子、6 可動側電極棒、17 端子導
体、18 可撓性導体、19 突起、21a、21b
連結部、22 ガイド部、24 穴、26a、26b
切欠部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉器の可動部導体に一端が接続された
    可撓性導体と、この可撓性導体の他端の両面にサンドイ
    ッチ状に積層された外部導体に接続される良導電性の一
    対の端子導体と、この端子導体を保持し前記可撓性導体
    を支持する絶縁性支持部材とを備え、前記一対の端子導
    体を連結して一体化したことを特徴とする開閉器の端子
    導体構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の開閉器の端子導体構造に
    おいて、前記可撓性導体と端子導体との間に、可撓性導
    体の抜けを防止する係合部を設けたことを特徴とする開
    閉器の端子導体構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の開閉器の端子導体構造に
    おいて、前記可撓性導体と端子導体との間に、可撓性導
    体の回りを防止する係合部を設けたことを特徴とする開
    閉器の端子導体構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の開閉器の端子導体構造に
    おいて、前記端子導体の可撓性導体の可撓部が接する部
    位にガイド部を設けたことを特徴とする開閉器の端子導
    体構造。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の開閉器の端子導体構造に
    おいて、前記連結した端子導体の開口側を末広がり状と
    したことを特徴とする開閉器の端子導体構造。
  6. 【請求項6】 開閉器の可動部導体に一端が接続された
    可撓性導体と、この可撓性導体の他端の両面にサンドイ
    ッチ状に積層された外部導体に接続される良導電性の一
    対の端子導体と、この端子導体を保持し前記可撓性導体
    を支持する絶縁性支持部材とを備え、前記一対の端子導
    体を連結して一体化するとともに、前記可撓性導体と端
    子導体とに、可撓性導体の抜けを防止する穴および突起
    と、可撓性導体の回りを防止する切欠部および連結部と
    を設け、かつ前記端子導体部の可撓性導体の可撓部が接
    する部位にガイド部を設けたことを特徴とする開閉器の
    端子導体構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164841A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Mitsubishi Electric Corp 開閉装置
JP2009211871A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Mitsubishi Electric Corp 真空開閉器
KR200475885Y1 (ko) * 2010-04-16 2015-01-12 엘에스산전 주식회사 가스절연 개폐장치

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