JPH0751616B2 - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物Info
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- JPH0751616B2 JPH0751616B2 JP62141252A JP14125287A JPH0751616B2 JP H0751616 B2 JPH0751616 B2 JP H0751616B2 JP 62141252 A JP62141252 A JP 62141252A JP 14125287 A JP14125287 A JP 14125287A JP H0751616 B2 JPH0751616 B2 JP H0751616B2
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- JP
- Japan
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- epoxy resin
- composition according
- dihydrazide
- following formula
- bisphenol
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は優れた貯蔵安定性、耐湿熱特性、耐衝撃後圧縮
特性を与えるプリプレグ用エポキシ樹脂組成物に関する
ものであり、当該樹脂組成物から得られる複合材料は航
空機を始め自動車、一般工業用途に使用しうるものであ
る。
特性を与えるプリプレグ用エポキシ樹脂組成物に関する
ものであり、当該樹脂組成物から得られる複合材料は航
空機を始め自動車、一般工業用途に使用しうるものであ
る。
従来複合材料用マトリツクス樹脂としてはエポキシ樹脂
がその接着性、高剛性の為多用されて来た。中でも高性
能構造用マトリツクス樹脂としてはN,N,N′,N′−テト
ラグリシジルジアミノジフエニルメタン、4,4′−ジア
ミノジフエニルスルホンを主成分とする組成物が1972年
来広く使用されて来たところであった。
がその接着性、高剛性の為多用されて来た。中でも高性
能構造用マトリツクス樹脂としてはN,N,N′,N′−テト
ラグリシジルジアミノジフエニルメタン、4,4′−ジア
ミノジフエニルスルホンを主成分とする組成物が1972年
来広く使用されて来たところであった。
しかるにこの組成物によるプリプレグを加熱硬化して得
られる複合材料は、マトリツクス樹脂の伸びが小さい為
に最近の高伸度補強用繊維例えば1.5%以上の破断伸度
を有する炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維等に追従
出来ず引張り伸度が補強用繊維より低い等の欠点を有し
ていた。その結果として吸湿後の圧縮強度は82℃の温度
域では充分であるが、衝撃後の圧縮強度が極めて低く、
一次構造用素材として用いるには全く不十分な材料であ
った。
られる複合材料は、マトリツクス樹脂の伸びが小さい為
に最近の高伸度補強用繊維例えば1.5%以上の破断伸度
を有する炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維等に追従
出来ず引張り伸度が補強用繊維より低い等の欠点を有し
ていた。その結果として吸湿後の圧縮強度は82℃の温度
域では充分であるが、衝撃後の圧縮強度が極めて低く、
一次構造用素材として用いるには全く不十分な材料であ
った。
一方 5th SAMPE European Chapter(1984)Paper 15
(T.Tattersall)に記されている通り、衝撃後の圧縮強
度の高い素材も報告されているが、吸湿後の圧縮強度が
不足であったり、インターリーフという中間層を入れる
為繊維の容積含有率が上らず、実用には程遠いものであ
った。
(T.Tattersall)に記されている通り、衝撃後の圧縮強
度の高い素材も報告されているが、吸湿後の圧縮強度が
不足であったり、インターリーフという中間層を入れる
為繊維の容積含有率が上らず、実用には程遠いものであ
った。
本発明者らは上記に鑑み、吸湿後の82℃温度域の圧縮強
度(110kg/mm2以上)と衝撃後の圧縮強度(27kg/mm2以
上)のいずれも勝れた特性を与えるプリプレグ用エポキ
シ樹脂組成物に関し、鋭意検討の結果、本発明に到達し
たものである。
度(110kg/mm2以上)と衝撃後の圧縮強度(27kg/mm2以
上)のいずれも勝れた特性を与えるプリプレグ用エポキ
シ樹脂組成物に関し、鋭意検討の結果、本発明に到達し
たものである。
すなわち本発明の第1の要旨とするところは、下記成分
(A)(B)(C)(D)を下記式を満足するように含
有することを特徴とするエポキシ樹脂組成物であり、 (A)2官能エポキシ樹脂 (B)3官能エポキシ樹脂 (C)下式で示されるフェノール化合物 (但し、X1〜X8はBr,Cl,H,−CH3を示す) (D)ジシアンジアミド、2,6−キシレニルビグアニ
ド、o−トリルビグアニド、ジフェニルグアニジン、ア
ジピルジヒドラジド、アゼライルジヒドラジド、イソフ
タル酸ジヒドラジドから成る群から選ばれた少なくとも
1種 第2の要旨は、下記成分(A)(B)(C)(D)を必
須成分として含有するエポキシ樹脂組成物であって、一
部もしくはすべての(A)およびすべての(B)とすべ
ての(C)とを、予め(C)のフェノール性OHの80%以
上を(A)(B)のエポキシ基と予備反応させて用いる
ことを特徴とするエポキシ樹脂組成物にある。
(A)(B)(C)(D)を下記式を満足するように含
有することを特徴とするエポキシ樹脂組成物であり、 (A)2官能エポキシ樹脂 (B)3官能エポキシ樹脂 (C)下式で示されるフェノール化合物 (但し、X1〜X8はBr,Cl,H,−CH3を示す) (D)ジシアンジアミド、2,6−キシレニルビグアニ
ド、o−トリルビグアニド、ジフェニルグアニジン、ア
ジピルジヒドラジド、アゼライルジヒドラジド、イソフ
タル酸ジヒドラジドから成る群から選ばれた少なくとも
1種 第2の要旨は、下記成分(A)(B)(C)(D)を必
須成分として含有するエポキシ樹脂組成物であって、一
部もしくはすべての(A)およびすべての(B)とすべ
ての(C)とを、予め(C)のフェノール性OHの80%以
上を(A)(B)のエポキシ基と予備反応させて用いる
ことを特徴とするエポキシ樹脂組成物にある。
(A)2官能エポキシ樹脂 (B)3官能エポキシ樹脂 (C)下式で示されるフェノール化合物 (但し、X1〜X8はBr,Cl,H,−CH3を示す) (D)ジシアンジアミド、2,6−キシレニルビグアニ
ド、o−トリルビグアニド、ジフェニルグアニジン、ア
ジピルジヒドラジド、アゼライルジヒドラジド、イソフ
タル酸ジヒドラジドから成る群から選ばれた少なくとも
1種 本発明は更に上記エポキシ樹脂組成物に強化繊維を含む
エポキシ樹脂組成物にある。
ド、o−トリルビグアニド、ジフェニルグアニジン、ア
ジピルジヒドラジド、アゼライルジヒドラジド、イソフ
タル酸ジヒドラジドから成る群から選ばれた少なくとも
1種 本発明は更に上記エポキシ樹脂組成物に強化繊維を含む
エポキシ樹脂組成物にある。
本発明において用いられる(A)2官能エポキシ樹脂と
しては、ビスフエノールA型エポキシ樹脂、ビスフエノ
ールF型エポキシ樹脂、それらのブロム化エポキシ樹
脂、ピスフエノールS型エポキシ樹脂等が挙げられる。
しては、ビスフエノールA型エポキシ樹脂、ビスフエノ
ールF型エポキシ樹脂、それらのブロム化エポキシ樹
脂、ピスフエノールS型エポキシ樹脂等が挙げられる。
靱性向上の為には、中でもビスフエノールA型エポキシ
樹脂、ビスフエノールF型エポキシ樹脂を主成分として
用いることが望ましい。
樹脂、ビスフエノールF型エポキシ樹脂を主成分として
用いることが望ましい。
これらのエポキシ樹脂(A)のエポキシ樹脂(B)に対
するエポキシ基のモル比はA/B=1/0.8〜1/2.9であり、
好ましくは1/0.9〜1/2.8である。1/0.8より大きい場合
には耐熱水性が低下するばかりか耐薬品性が低下する。
1/2.9より小さい場合には靱性が不足し、補強材の利用
率の低下や衝撃後の圧縮強度が低下する。
するエポキシ基のモル比はA/B=1/0.8〜1/2.9であり、
好ましくは1/0.9〜1/2.8である。1/0.8より大きい場合
には耐熱水性が低下するばかりか耐薬品性が低下する。
1/2.9より小さい場合には靱性が不足し、補強材の利用
率の低下や衝撃後の圧縮強度が低下する。
本発明に用いられる3官能エポキシ樹脂(B)として
は、N,N,O−トリグリシジル−p−又は−m−アミノフ
エノール、N,N,O−トリグリシジル−4−アミノ−m−
又は−5−アミノ−o−クレゾール、1,1,1−(トリグ
リシジルオキシフエニル)メタン等が挙げられる。中で
もN,N,O−トリグリシジル化合物が耐溶剤性向上の点で
好ましく用いられる。
は、N,N,O−トリグリシジル−p−又は−m−アミノフ
エノール、N,N,O−トリグリシジル−4−アミノ−m−
又は−5−アミノ−o−クレゾール、1,1,1−(トリグ
リシジルオキシフエニル)メタン等が挙げられる。中で
もN,N,O−トリグリシジル化合物が耐溶剤性向上の点で
好ましく用いられる。
本発明で用いられるフエノール化合物(C)としては、
ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホン(ビスフエノ
ールS)、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエ
ニル)スルホン、ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキ
シフエニル)スルホン等が挙げられる。
ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホン(ビスフエノ
ールS)、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエ
ニル)スルホン、ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキ
シフエニル)スルホン等が挙げられる。
(D)成分の硬化剤としてはジシアンジアミドが好まし
く用いられる。
く用いられる。
(C)の使用量は の比を1/0.3〜1/0.9とすることが必要であり、この比が
1/0.3より大きいと充分な耐湿熱性や耐衝撃性が得られ
ない為適当でなく、1/0.9より小さいと耐熱性や耐溶剤
性が低下する為好ましくない。より好ましくは1/0.4〜1
/0.8である。
1/0.3より大きいと充分な耐湿熱性や耐衝撃性が得られ
ない為適当でなく、1/0.9より小さいと耐熱性や耐溶剤
性が低下する為好ましくない。より好ましくは1/0.4〜1
/0.8である。
(D)の使用量は下式を満足することが必要である。
1/0.9より大きいと硬化が不充分であり、耐溶剤性、耐
熱性に難があり、1/1.3より小さいと耐水性、耐溶剤性
が低下する。
熱性に難があり、1/1.3より小さいと耐水性、耐溶剤性
が低下する。
次に第2の発明について説明する。第2の発明において
は、エポキシ樹脂(A)のすべてもしくは一部とエポキ
シ樹脂(B)のすべてとすべての(C)とを、予めフエ
ノール性OHの80%以上、より好ましくは90%以上とを反
応させることが必要である。これにより、吸湿後の82℃
温度域の圧縮強度をあるレベルに保ったまま衝撃後の圧
縮強度をより一層向上することができる。これにより低
い反応率では樹脂組成物の耐衝撃性が低下する為、上記
の程度予備反応させることが必要である。
は、エポキシ樹脂(A)のすべてもしくは一部とエポキ
シ樹脂(B)のすべてとすべての(C)とを、予めフエ
ノール性OHの80%以上、より好ましくは90%以上とを反
応させることが必要である。これにより、吸湿後の82℃
温度域の圧縮強度をあるレベルに保ったまま衝撃後の圧
縮強度をより一層向上することができる。これにより低
い反応率では樹脂組成物の耐衝撃性が低下する為、上記
の程度予備反応させることが必要である。
フエノール化合物(C)との予備反応に使用する一部も
しくはすべてのエポキシ樹脂(A)、すべてのエポキシ
樹脂(B)のエポキシ基モル比A/B=1/0.9〜1/3.0、よ
り好ましくは1/1.0〜1/2.5である。1/0.9より大きいと
充分な耐熱水性、耐溶剤性が得られず適当でない。1/3.
0より小さいと予備反応下にゲル化を起こす為好ましく
ない。
しくはすべてのエポキシ樹脂(A)、すべてのエポキシ
樹脂(B)のエポキシ基モル比A/B=1/0.9〜1/3.0、よ
り好ましくは1/1.0〜1/2.5である。1/0.9より大きいと
充分な耐熱水性、耐溶剤性が得られず適当でない。1/3.
0より小さいと予備反応下にゲル化を起こす為好ましく
ない。
又、予備反応に使用する(C)の量は とすることが好ましく、より好ましくは1/0.5〜1/1.0で
ある。1/0.4より大きいと充分な耐熱水性や衝撃後の圧
縮強度が得られず好ましくない。又1/1.1より小さいと
予備反応時粘度が高くなり扱い性に難が生ずる為好まし
くない。
ある。1/0.4より大きいと充分な耐熱水性や衝撃後の圧
縮強度が得られず好ましくない。又1/1.1より小さいと
予備反応時粘度が高くなり扱い性に難が生ずる為好まし
くない。
一方、硬化剤(D)の使用量は として用いることが好ましい。1/0.9より大きいと硬化
が不十分であり、耐溶剤性、耐熱性に難があり、1/1.3
より小さいと耐水性、耐溶剤性が低下するので好ましく
ない。
が不十分であり、耐溶剤性、耐熱性に難があり、1/1.3
より小さいと耐水性、耐溶剤性が低下するので好ましく
ない。
本発明の樹脂組成物には、他の成分として無機充てん
剤、例えばシリカ粉末、アエロジル、マイクロバルーン
や難燃剤としての三酸化アンチモン等の他、流れ性制御
の目的で末端フエノールのポリエーテルスルホン、ポリ
ビニルビチラート、ポリエーテルイミド等を併用するこ
ともさしつかえない。
剤、例えばシリカ粉末、アエロジル、マイクロバルーン
や難燃剤としての三酸化アンチモン等の他、流れ性制御
の目的で末端フエノールのポリエーテルスルホン、ポリ
ビニルビチラート、ポリエーテルイミド等を併用するこ
ともさしつかえない。
又、補強用繊維はミルドフアイバー、チヨツプドフアイ
バー、一方向シート状、織物状の形態で用いることも可
能である。
バー、一方向シート状、織物状の形態で用いることも可
能である。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。部は重量
部を表す。
部を表す。
実施例1 ビスフエノールF型エポキシ樹脂、エピコート807(油
化シエルエポキシ(株)商品名、エポキシ当量170)100
部、N,N,O−トリグリシジル−p−アミノフエノール
(エポキシ当量121)107部、ビス(4−ヒドロキシフエ
ニル)スルホン91.9部、ジシアンジアミド17.0部を混合
し、更に酸化珪素微粉末(Aerosil380、日本アエロジル
(株)製)1.25部を加え、60℃でニーダーによりよく混
合して樹脂組成物(I)を得た。この組成物2mm板とな
る様ガラス板をはさみ、180℃で2時間硬化し樹脂板を
得た。又、この樹脂組成物(I)を一方向に引き揃えた
炭素繊維(パイロフイルM−1、三菱レイヨン(株)製
商標)にホツトメルト法により含浸させ、糸目付145g/
m、樹脂含有率35重量%の一方向プリプレグを作成し
た。このプリプレグを〔0゜〕16及び〔+45゜/0゜/−
45゜/90゜〕4Sの擬等方性に積層し、180℃で2時間硬化
させ複合材を得た。それらについて試験結果を表1に示
した。結果はいずれも繊維容積含有率60%に換算した。
化シエルエポキシ(株)商品名、エポキシ当量170)100
部、N,N,O−トリグリシジル−p−アミノフエノール
(エポキシ当量121)107部、ビス(4−ヒドロキシフエ
ニル)スルホン91.9部、ジシアンジアミド17.0部を混合
し、更に酸化珪素微粉末(Aerosil380、日本アエロジル
(株)製)1.25部を加え、60℃でニーダーによりよく混
合して樹脂組成物(I)を得た。この組成物2mm板とな
る様ガラス板をはさみ、180℃で2時間硬化し樹脂板を
得た。又、この樹脂組成物(I)を一方向に引き揃えた
炭素繊維(パイロフイルM−1、三菱レイヨン(株)製
商標)にホツトメルト法により含浸させ、糸目付145g/
m、樹脂含有率35重量%の一方向プリプレグを作成し
た。このプリプレグを〔0゜〕16及び〔+45゜/0゜/−
45゜/90゜〕4Sの擬等方性に積層し、180℃で2時間硬化
させ複合材を得た。それらについて試験結果を表1に示
した。結果はいずれも繊維容積含有率60%に換算した。
複合材の耐熱水性は0゜16層の積層材コンポジツトを71
℃に水中に14日間放置した後ASTM D−695に従って82
℃で0゜方向の圧縮試験により求めた。また耐衝撃性は
NASARP 1092に準拠してパネル寸法4″×6″の板を
3″×5″の穴のあいた台上に固定してその中心に1/
2″Rのノーズをつけた4.9kgの分銅を落下せしめ、板厚
1インチ当り1500lb・inの衝撃を加えた後、そのパネル
を圧縮試験することにより求めた。
℃に水中に14日間放置した後ASTM D−695に従って82
℃で0゜方向の圧縮試験により求めた。また耐衝撃性は
NASARP 1092に準拠してパネル寸法4″×6″の板を
3″×5″の穴のあいた台上に固定してその中心に1/
2″Rのノーズをつけた4.9kgの分銅を落下せしめ、板厚
1インチ当り1500lb・inの衝撃を加えた後、そのパネル
を圧縮試験することにより求めた。
樹脂の扱い性は樹脂組成物(I)の室温での柔らかさに
より判定した柔らかいもの○硬いもの×とした。
より判定した柔らかいもの○硬いもの×とした。
耐MEK性は樹脂硬化物の室温下7日浸漬後の外観変化に
より判定し、変化のないものを○、大のものを×とし
た。
より判定し、変化のないものを○、大のものを×とし
た。
実施例2〜3、比較例1〜6 実施例1において、表1の如く2官能エポキシ、3官能
エポキシ、フエノール化合物、硬化剤の量比を変更して
実施例1と同様の試験を実施した。結果を表1に示し
た。実施例4〜8 実施例1において、表1の如く2官能エポキシ樹脂、3
官能エポキシ樹脂、フエノール化合物を変更して実施例
1と同様の試験を実施した。結果を表1に示した。
エポキシ、フエノール化合物、硬化剤の量比を変更して
実施例1と同様の試験を実施した。結果を表1に示し
た。実施例4〜8 実施例1において、表1の如く2官能エポキシ樹脂、3
官能エポキシ樹脂、フエノール化合物を変更して実施例
1と同様の試験を実施した。結果を表1に示した。
尚、用いた化合物エピコート828は2官能エポキシ樹脂
(ビスフエノールAジグリシジルエーテル型エポキシ樹
脂、油化シエルエポキシ(株)製商品名、エポキシ当量
188)である。
(ビスフエノールAジグリシジルエーテル型エポキシ樹
脂、油化シエルエポキシ(株)製商品名、エポキシ当量
188)である。
実施例9 実施例1の組成を用いるがエピコート807を2つに分け
て一部を予備反応せしめて使用した。即ち、エピコート
807 58.3部、N,N,O−トリグリシジル−p−アミノフエ
ノール107部、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホ
ン92部を135℃で5時間反応せしめて後、60℃に冷却
し、のこりのエピコート807 41.7部、ジシアンジアミド
17部を加え、更にAerosil380 1.25部を加えてニーダー
(60℃に保温)中でよく混合して樹脂組成物(II)を得
た。この組成物(II)を実施例1の組成物(I)の代り
に用いる他は同様にして、樹脂板及びコンポジツトの試
験に供した。結果を表2に示した。
て一部を予備反応せしめて使用した。即ち、エピコート
807 58.3部、N,N,O−トリグリシジル−p−アミノフエ
ノール107部、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホ
ン92部を135℃で5時間反応せしめて後、60℃に冷却
し、のこりのエピコート807 41.7部、ジシアンジアミド
17部を加え、更にAerosil380 1.25部を加えてニーダー
(60℃に保温)中でよく混合して樹脂組成物(II)を得
た。この組成物(II)を実施例1の組成物(I)の代り
に用いる他は同様にして、樹脂板及びコンポジツトの試
験に供した。結果を表2に示した。
実施例10〜13、比較例7〜12 実施例9に示した組成のうち、表2の如く2官能エポキ
シ樹脂、3官能エポキシ樹脂、フエノール化合物、硬化
剤の量比と反応率を変更して同様の試験を実施した。結
果を表2に示した。
シ樹脂、3官能エポキシ樹脂、フエノール化合物、硬化
剤の量比と反応率を変更して同様の試験を実施した。結
果を表2に示した。
実施例14〜16 実施例9の組成の一部を表2に示す様に変更して同様の
試験を実施し結果を表2に示した。
試験を実施し結果を表2に示した。
比較例13 実施例1において、樹脂(I)の組成物をN,N,N′,N′
−テトラグリシジルジアミノジフエニルメタン100部、
4,4′−ジアミノジフエニルスルホン52部の混合物とす
る他は同様にして試験を実施した。扱い性、耐MEK性は
良好であったが、給水後の82℃の圧縮強度は130kg/m
m2、衝撃後の圧縮強度は15kg/mm2であった。
−テトラグリシジルジアミノジフエニルメタン100部、
4,4′−ジアミノジフエニルスルホン52部の混合物とす
る他は同様にして試験を実施した。扱い性、耐MEK性は
良好であったが、給水後の82℃の圧縮強度は130kg/m
m2、衝撃後の圧縮強度は15kg/mm2であった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 63/00 NLD (56)参考文献 特開 昭55−69616(JP,A) 特開 昭62−1717(JP,A) 特開 昭62−1719(JP,A) 特開 昭62−1720(JP,A) 特開 昭62−1721(JP,A) 特開 昭58−122927(JP,A)
Claims (8)
- 【請求項1】下記成分(A)(B)(C)(D)を下記
式を満足するように含有することを特徴とするエポキシ
樹脂組成物 (A)2官能エポキシ樹脂 (B)3官能エポキシ樹脂 (C)下式で示されるフェノール化合物 (但し、X1〜X8はBr,Cl,H,−CH3を示す) (D)ジシアンジアミド、2,6−キシレニルビグアニ
ド、o−トリルビグアニド、ジフェニルグアニジン、ア
ジピルジヒドラジド、アゼライルジヒドラジド、イソフ
タル酸ジヒドラジドから成る群から選ばれた少なくとも
1種 - 【請求項2】(A)2官能エポキシ樹脂がビスフェノー
ルA型およびもしくはビスフェノールF型のエポキシ樹
脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
組成物 - 【請求項3】(B)3官能エポキシ樹脂がN,N,O−トリ
グリシジル−p−又は−m−アミノフェノール、N,N,O
−トリグリシジル−4−アミノ−m−又は−5−アミノ
−−o−クレゾール、1,1,1−(トリグリシジルオキシ
フェニル)メタンの一種もしくは二種以上混合物である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の組成物 - 【請求項4】(C)成分としてテトラブロムビスフェノ
ールスルホンもしくはビスフェノールスルホンを用いる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の組成物 - 【請求項5】下記成分(A)(B)(C)(D)を必須
成分として含有するエポキシ樹脂組成物であって、一部
もしくはすべての(A)およびすべての(B)とすべて
の(C)とを、予め(C)のフェノール性OHの80%以上
を(A)(B)のエポキシ基と予備反応させて用いるこ
とを特徴とするエポキシ樹脂組成物 (A)2官能エポキシ樹脂 (B)3官能エポキシ樹脂 (C)下式で示されるフェノール化合物 (但し、X1〜X8はBr,Cl,H,−CH3を示す) (D)ジシアンジアミド、2,6−キシレニルビグアニ
ド、o−トリルビグアニド、ジフェニルグアニジン、ア
ジピルジヒドラジド、アゼライルジヒドラジド、イソフ
タル酸ジヒドラジドから成る群から選ばれた少なくとも
1種 - 【請求項6】予備反応して使用する(A)/(B)のエ
ポキシ基のモル比は1/0.9〜1/3.0とすることを特徴とす
る特許請求の範囲第5項記載の組成物 - 【請求項7】予備反応して使用する(C)の使用量が下
式を満足することを特徴とする特許請求の範囲第5項記
載の組成物 - 【請求項8】予備反応して使用する(D)の使用量が下
式を満足することを特徴とする特許請求の範囲第5項記
載の組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62141252A JPH0751616B2 (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62141252A JPH0751616B2 (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | エポキシ樹脂組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPS63305126A JPS63305126A (ja) | 1988-12-13 |
JPH0751616B2 true JPH0751616B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=15287601
Family Applications (1)
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JP62141252A Expired - Lifetime JPH0751616B2 (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
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-
1987
- 1987-06-05 JP JP62141252A patent/JPH0751616B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPS63305126A (ja) | 1988-12-13 |
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