JPH0751574Y2 - ロック装置のストライカ構造 - Google Patents

ロック装置のストライカ構造

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Publication number
JPH0751574Y2
JPH0751574Y2 JP1991020197U JP2019791U JPH0751574Y2 JP H0751574 Y2 JPH0751574 Y2 JP H0751574Y2 JP 1991020197 U JP1991020197 U JP 1991020197U JP 2019791 U JP2019791 U JP 2019791U JP H0751574 Y2 JPH0751574 Y2 JP H0751574Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
striker
base plate
latch
lock device
groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991020197U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04116560U (ja
Inventor
祐一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical Ohi Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はバックドアに最適なロ
ック装置のストライカ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3ドアクーペタイプのバックドア
にあっては、上方のヒンジを支点として上下方向に開閉
可能となっており、自由端となる下端部には、例えば、
山海堂発行の自動車工学全書、第13巻、乗用車の車
体、第154頁に示すようにドアロック装置によってロ
ック状態が確保されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記した如く、バック
ドアにはドアロック装置が設けられており、ドアロック
装置のストライカは、図4に示すようにベースプレート
101に、コ字状に形成されたストライカ本体103の
基部105を固着した形状となっている。
【0004】このために、引張り荷重F1に対しては強
い踏ん張り力を発揮するが、反面、倒れ荷重F2に対し
ては弱い面があった。
【0005】特に、特開昭62−244988号公報記
載の如く動力によりラッチとストライカの噛み合いを確
保するクロージャタイプのドアロック装置にあっては、
ストライカの引き込み代だけストライカ本体103の寸
法Hを長くする必要があることと併せてバックドアはト
ランクリッドに比べて大きく重量がある所から倒れ荷重
F2に対して基部105の十分な補強対策が必要とな
る。
【0006】そこで、この考案にあっては、引張り荷重
は無論として、弱点となる倒れ荷重に対して優れたスト
ライカ構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案にあっては、二つに分割された各ベースプ
レートに、ベースプレートから立上がると共に、両端部
に、弧状の取付部を有する立上がり壁を対向して設け、
対向し合う前記取付部に、ストライカ侵入溝への侵入時
に係脱自在にラッチと噛み合う噛み合い部から延びた一
対の支脚部を溶着する一方、前記支脚部と支脚部の間
で、かつ、前記立上り壁に、ストライカ侵入溝と係合可
能な係合部材を設けてある。
【0008】
【作用】かかるストライカによれば支脚部は対向し合う
取付部に溶着される一方、係合部材はストライカ侵入溝
と係合し合う結果、十分なストライカ強度が得られる。
特に、倒れ荷重に対して、対向し合う取付部と、ストラ
イカ侵入溝と係合し合う係合部材とにより強い踏ん張り
力を発揮するようになる。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図3の図面を参照しながらこ
の考案の一実施例を詳細に説明する。
【0010】図3において、1は車体側に取付けられる
ロック装置2のストライカ侵入溝3を有する取付けケー
ス,5はバックドア側に取付けられるストライカをそれ
ぞれ示しており、取付けケース5の内部にはラッチ7及
びロッキングレバー9がそれぞれ設けられている。
【0011】ストライカ5はベースプレート11とスト
ライカ本体13で形成されている。
【0012】ベースプレート11は、ベース面に左右一
対の取付孔15・15を有し、ほぼ中央部にはベースプ
レート11から立上がる立上り壁17が設けられてい
る。立上り壁17の両端にはベースプレート11から上
方へ延びる一体に形成された弧状の取付部19・19が
設けられている。この場合、この実施例にあっては、加
工性の向上を図るためにベースプレート11を図2に示
す如くほぼ中央の取付部19及び立上り壁17から2つ
に分割して形成し、各立上り壁17・17を背中合せに
突合せ、溶接により一体に結合することで形成してあ
る。そして、前記立上り壁17の上端に合成樹脂性の係
合部材21を装着しピン23により固着し、抜け止めを
図っている。係合部材21は前記ストライカ侵入溝3に
対して侵入方向に沿って確実に係合し合う断面楔状の形
状となっている。
【0013】一方、ストライカ5はバックドアの閉扉時
に前記ラッチ7と噛み合う噛み合い部25と、噛み合い
部25から延長された一対の支脚部27・27とでコ字
状に形成され、支脚部27・27は前記取付部19・1
9の全領域にわたって溶接Wにより一体に固着されてい
る。これにより、二つに分割された取付部19の弧状の
突合せ面19aの領域は支脚部27を介して一体に結合
固着されるようになる。
【0014】なお、取付けケース1内のラッチ7は、ラ
ッチ軸7aを支点として噛み合い位置(図3破線)と待
機位置(同図鎖線)とに回動可能となっており、噛み合
い位置の時、ロッキングレバー9により動きが拘束さ
れ、ロッキングレバー9を矢印イ方向へ作動させること
でラッチ7の拘束解除状態が可能となる。
【0015】このように構成されたストライカ5におい
て、バックドアの閉扉時にストライカ侵入溝3に対して
侵入すると噛み合い部25は待機位置のラッチ7と噛み
合うと共に係合部材21はストライカ侵入溝3と確実に
係合し合うようになる。同時に、噛み合い位置のラッチ
7はロッキングレバー9によって拘束される。
【0016】一方、支脚部27は倒れ荷重F2に対して
対向し合う取付部19,19によって支持される一方、
ストライカ侵入溝3と係合し合う係合部材21とにより
十分なストライカ強度が得られるようになる。
【0017】したがって、ストライカ本体13に対する
引張り荷重F1は無論として、特に、倒れ荷重F2に対
して、取付部19と係合部材21とにより確実に踏ん張
り力を発揮し、ストライカ本体13の倒れ変形を小さく
抑えられる。
【0018】
【考案の効果】以上、説明したようにこの考案のストラ
イカによれば、対向し合う取付部と、ストライカ侵入溝
と係合し合う係合部材とにより倒れ荷重に対して強い踏
ん張り力を発揮し、倒れ変形を小さく抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のストライカ構造を示した斜視図であ
る。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】ラッチとの噛み合い状態を示した説明図であ
る。
【図4】従来例を示した図1と同様の斜視図である。
【符号の説明】
3 ストライカ侵入溝 7 ラッチ 11 ベースプレート 17 立上り壁 21 係合部材 25 噛み合い部 27 支脚部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つに分割された各ベースプレートに、
    ベースプレートから立上がると共に、両端部に、弧状の
    取付部を有する立上がり壁を対向して設け、対向し合う
    前記取付部に、ロック装置のストライカ侵入溝への侵入
    時に係脱自在にラッチと噛み合う噛み合い部から延びた
    一対の支脚部を溶着する一方、前記支脚部と支脚部の間
    で、かつ、前記立上り壁に、ストライカ侵入溝と係合可
    能な係合部材を設けたことを特徴とするロック装置のス
    トライカ構造。
JP1991020197U 1991-03-29 1991-03-29 ロック装置のストライカ構造 Expired - Lifetime JPH0751574Y2 (ja)

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JPH04116560U JPH04116560U (ja) 1992-10-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58115675U (ja) * 1982-02-02 1983-08-06 株式会社大井製作所 ロツク用ストライカ
JPH0634529Y2 (ja) * 1987-10-05 1994-09-07 スズキ株式会社 自動車のフードストライカの取付構造

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