JPH04116560U - ロツク装置のストライカ構造 - Google Patents

ロツク装置のストライカ構造

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JPH04116560U
JPH04116560U JP2019791U JP2019791U JPH04116560U JP H04116560 U JPH04116560 U JP H04116560U JP 2019791 U JP2019791 U JP 2019791U JP 2019791 U JP2019791 U JP 2019791U JP H04116560 U JPH04116560 U JP H04116560U
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striker
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entry groove
engaging
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JP2019791U
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JPH0751574Y2 (ja
Inventor
祐一 加藤
Original Assignee
株式会社大井製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引張り荷重は無論として倒れ荷重に対し十分
なストライカ強度を確保する。 【構成】 ベースプレート11のほぼ中央を仕切るよう
立上がる立上がり壁17の両端部に、ベースプレートか
ら上方へ延長され前記立上り壁17と一体に形成された
弧状の取付部19を設け、この取付部19に、ストライ
カ侵入溝3への侵入時に係脱自在にラッチ7と噛み合う
噛み合い部25から延びた一対の支脚部27を溶着する
一方、前記支脚部と支脚部29の間で、かつ、前記立上
り壁17に、ストライカ侵入溝3と係合可能な係合部材
21を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はバックドアに最適なロック装置のストライカ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、3ドアクーペタイプのバックドアにあっては、上方のヒンジを支点とし て上下方向に開閉可能となっており、自由端となる下端部には、例えば、山海堂 発行の自動車工学全書、第13巻、乗用車の車体、第154頁に示すようにドア ロック装置によってロック状態が確保されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く、バックドアにはドアロック装置が設けられており、ドアロック 装置のストライカは、図4に示すようにベースプレート101に、コ字状に形成 されたストライカ本体103の基部105を固着した形状となっている。
【0004】 このために、引張り荷重F1に対しては強い踏ん張り力を発揮するが、反面、 倒れ荷重F2に対しては弱い面があった。
【0005】 特に、特開昭62−244988号公報記載の如く動力によりラッチとストラ イカの噛み合いを確保するクロージャタイプのドアロック装置にあっては、スト ライカの引き込み代だけストライカ本体103の寸法Hを長くする必要があるこ とと併せてバックドアはトランクリッドに比べて大きく重量がある所から倒れ荷 重F2に対して基部105の十分な補強対策が必要となる。
【0006】 そこで、この考案にあっては、引張り荷重は無論として、弱点となる倒れ荷重 に対して優れたストライカ構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するために、この考案にあっては、ベースプレートのほぼ中央 を仕切るよう立上がる立上がり壁の両端部に、ベースプレートから上方へ延長さ れ前記立上り壁と一体に形成された弧状の取付部を設け、この取付部に、ストラ イカ侵入溝への侵入時に係脱自在にラッチと噛み合う噛み合い部から延びた一対 の支脚部を溶着する一方、前記支脚部と支脚部の間で、かつ、前記立上り壁に、 ストライカ侵入溝と係合可能な係合部材を設けてある。
【0008】
【作用】
かかるストライカによれば支脚部はベースプレートから上方へ延びている取付 部に溶着されるめた、支脚部の保持領域が軸方向に沿って大きく拡大する。また 、支脚部を保持する取付部は、立上り壁に結合された強固な形状となり、しかも 、係合部材はストライカ侵入溝と係合し合う結果、十分なストライカ強度が得ら れる。したがって、引張り荷重、倒れ荷重に対して強い踏ん張り力を発揮するよ うになる。
【0009】
【実施例】
以下、図1乃至図3の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0010】 図3において、1は車体側に取付けられるロック装置2のストライカ侵入溝3 を有する取付けケース,5はバックドア側に取付けられるストライカをそれぞれ 示しており、取付けケース5の内部にはラッチ7及びロッキングレバー9がそれ ぞれ設けられている。
【0011】 ストライカ5はベースプレート11とストライカ本体13で形成されている。
【0012】 ベースプレート11は、ベース面に左右一対の取付孔15・15を有し、ほぼ 中央部にはベースプレート11から立上がる立上り壁17が設けられている。立 上り壁17の両端にはベースプレート11から上方へ延びる一体に形成された弧 状の取付部19・19が設けられている。この場合、この実施例にあっては、加 工性の向上を図るためにベースプレート11を図2に示す如くほぼ中央の取付部 19及び立上り壁17から2つに分割して形成し、各立上り壁17・17を背中 合せに突合せ、溶接により一体に結合することで形成してある。そして、前記立 上り壁17の上端に合成樹脂性の係合部材21を装着しピン23により固着し、 抜け止めを図っている。係合部材21は前記ストライカ侵入溝3に対して侵入方 向に沿って確実に係合し合う断面楔状の形状となっている。
【0013】 一方、ストライカ5はバックドアの閉扉時に前記ラッチ7と噛み合う噛み合い 部25と、噛み合い部25から延長された一対の支脚部27・27とでコ字状に 形成され、支脚部27・27は前記取付部19・19の全領域にわたって溶接W により一体に固着されている。これにより、二つに分割された取付部19の弧状 の突合せ面19aの領域は支脚部27を介して一体に結合固着されるようになる 。
【0014】 なお、取付けケース1内のラッチ7は、ラッチ軸7aを支点として噛み合い位 置(図3破線)と待機位置(同図鎖線)とに回動可能となっており、噛み合い位 置の時、ロッキングレバー9により動きが拘束され、ロッキングレバー9を矢印 イ方向へ作動させることでラッチ7の拘束解除状態が可能となる。
【0015】 このように構成されたストライカ5において、バックドアの閉扉時にストライ カ侵入溝3に対して侵入すると噛み合い部25は待機位置のラッチ7と噛み合う と共に係合部材21はストライカ侵入溝3と確実に係合し合うようになる。同時 に、噛み合い位置のラッチ7はロッキングレバー9によって拘束される。
【0016】 一方、支脚部27は軸方向に沿って大きな保持領域が確保されることと合せて ストライカ侵入溝3と係合し合う係合部材21とにより十分なストライカ強度が 得られるようになる。
【0017】 したがって、ストライカ本体13に引張り荷重F1及び倒れ荷重F2が働いて も確実に踏ん張り力を発揮し、ストライカ本体13の倒れ変形を小さく抑えられ る。
【0018】
【考案の効果】
以上、説明したようにこの考案のストライカによれば、取付部によって支脚部 の保持領域を大きく確保できることと併せてストライカ侵入溝と係合し合う係合 部材とにより十分なストライカ強度が得られるようになり、倒れ変形を小さく抑 えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のストライカ構造を示した斜視図であ
る。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】ラッチとの噛み合い状態を示した説明図であ
る。
【図4】従来例を示した図1と同様の斜視図である。
【符号の説明】
3 ストライカ侵入溝 7 ラッチ 11 ベースプレート 17 立上り壁 21 係合部材 25 噛み合い部 27 支脚部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートのほぼ中央を仕切るよう
    立上がる立上がり壁の両端部に、ベースプレートから上
    方へ延長され前記立上り壁と一体に形成された弧状の取
    付部を設け、この取付部に、ロック装置のストライカ侵
    入溝への侵入時に係脱自在にラッチと噛み合う噛み合い
    部から延びた一対の支脚部を溶着する一方、前記支脚部
    と支脚部の間で、かつ、前記立上り壁に、ストライカ侵
    入溝と係合可能な係合部材を設けたことを特徴とするロ
    ック装置のストライカ構造。
JP1991020197U 1991-03-29 1991-03-29 ロック装置のストライカ構造 Expired - Lifetime JPH0751574Y2 (ja)

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JPH04116560U true JPH04116560U (ja) 1992-10-19
JPH0751574Y2 JPH0751574Y2 (ja) 1995-11-22

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ID=31906324

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080270A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Ts Tech Co Ltd ロック装置およびロック装置の組立方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58115675U (ja) * 1982-02-02 1983-08-06 株式会社大井製作所 ロツク用ストライカ
JPS6457368U (ja) * 1987-10-05 1989-04-10

Patent Citations (2)

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JPH0751574Y2 (ja) 1995-11-22

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