JPH0750252Y2 - 車両のドア取付構造 - Google Patents

車両のドア取付構造

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JPH0750252Y2
JPH0750252Y2 JP7670889U JP7670889U JPH0750252Y2 JP H0750252 Y2 JPH0750252 Y2 JP H0750252Y2 JP 7670889 U JP7670889 U JP 7670889U JP 7670889 U JP7670889 U JP 7670889U JP H0750252 Y2 JPH0750252 Y2 JP H0750252Y2
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JP
Japan
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vehicle
door
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frame
door opening
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JP7670889U
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JPH0315721U (ja
Inventor
伸雄 田端
良二 早田
孝次 倉岡
章介 野村
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のドア取付構造に関し、特に、車室上方
から側方にかけて設けたドア開口部を開閉自在に覆うウ
ィングドアの取付構造に関するものである。
(従来技術) 従来より、車室上部に設けたフレームを残して車室上方
から車室側方にかけてドア開口部を形成し、このドア開
口部を側面部と上面部とを有するウィングドアにより開
閉自在としたものは知られている(例えば、実開昭63-3
4618号公報参照)。このようにウィングドアを備えた車
両においては、ドア開時においてドア重量等がヒンジ取
付部に集中的にかかる為、ヒンジ取付部の剛性アップを
図る必要がある。
(考案の目的) 本考案の目的とするところは、効率的にウィングドアの
ヒンジ取付部の剛性アップを図ることのできる構造を提
供しようとするところにある。
(考案の構成) 本考案の構成上の特徴とするところは、車体側ヒンジブ
ラケットをフロントヘッダとリヤヘッダの間に架け渡し
て設けたフレームと前記フロントヘッダあるいはリヤヘ
ッダとに跨って取付けられたレインフォースメントに接
合したことである。
(考案の効果) 以上の構成による本考案によれば、フレームとフロント
ヘッダあるいはリヤヘッダに跨って取付けられたレイン
フォースメントによりヒンジが支持される為、ドア開時
において入力される荷重をフレームとフロントヘッダあ
るいはリヤヘッダに効率よく分散でき、部分的に応力集
中が生じることはない。また、フロントヘッダあるいは
リヤヘッダとフレームのコーナ部がレインフォースメン
ト及び車体側ヒンジブラケットにより補強される為、ド
ア開時におけるフレームのねじり剛性、サス入力等に対
する車体全体のねじり剛性を大幅にアップさせることが
できる。
(実施例) 以下、図面に沿って本考案の実施例を詳細に説明する。
車体1の車室上方前側及び後側には、車幅方向に伸びる
閉断面状のフロントヘッダ2及びリヤヘッダ3が設けら
れている。そして、このフロントヘッダ2とリヤヘッダ
3は、車幅方向中央部において車体前後方向に延びる閉
断面状のフレーム4により連結されている。
そして、前記フレーム4を残して車室上方から車室側方
にかけて連続的に開口するドア開口部5が形成され、こ
のドア開口部5は、側面部6aと上面部6bとから構成さ
れ、上面部6bにおいて後述するヒンジ7を介して車体1
に結合されるドア6により開閉自在に覆われている。
尚、図中8は側面部6aに形成されたガラス開口部を開閉
自在に覆うドアガラスである。
前記フレーム4とフロントヘッダ2は、共通のインナパ
ネル9とアウタパネル10とから構成され、その閉断面部
分は連通するように設けられている。また、リヤヘッダ
3についても同様に設けられるようになっている。
前記アウタパネル10は、ドア開口縁部において段下げ部
10aを有し、この段下げ部10aからさらに段下げされたレ
インレール部10bを有している。そして、レインレール
部10bにおいてインナパネル9のフランジ部9aと接合さ
れるようになっている。また、インナパネル9はフレー
ム4部分においてアウタパネル10の段下げ部10aと重合
するように膨出部9bを有している。尚、図中11は、ウェ
ザーストリップである。
一方、ドア6の上面部6bは、アウタパネル12とインナパ
ネル13とドアレインフォースメント14とから構成され、
インナパネル13の縦面部13aにドアレインフォースメン
ト14が重合されるようになっている。
そして、前記フレーム4部分におけるアウタパネル10の
段下げ部10aとインナパネル9の膨出部9bの重合部に
は、平面視略L字状に形成されるレインフォースメント
18が取付けられており、このレインフォースメント18
は、フロントヘッダ2に跨って取付けられている。そし
て、このレインフォースメント18には、車体側ヒンジブ
ラケット15が取付けられ、ドア6のインナパネル13の縦
面部13aとドアレインフォースメント14の重合部には、
ドア側ヒンジブラケット16が取付けられ、両ヒンジブラ
ケット15・16がヒンジピン17により軸支されることによ
り、ドア6が上方に回動自在となっている。
尚、ヒンジ7は、ドア6の上面部6bの前側及び後側に設
けられており、後側のヒンジについても上述した前側の
ヒンジと同様の構造となっている。
以上の実施例によれば、前側及び後側のヒンジ7をフレ
ーム4とフロントヘッダ2及びリヤヘッダ3にそれぞれ
跨って取付けられた前後のレインフォスーメント18によ
り支持しているので、ドア開時において入力される荷重
をフレーム4とフロントヘッダ2及びリヤヘッダ3に効
率よく分散でき、部分的に応力集中が生じることなく、
車体1の局部的な変形を招くことはない。また、フロン
トヘッダ2及びリヤヘッダ3とフレーム4のコーナ部が
レインフォースメント18及び車体側ヒンジブラケット15
により補強されるので、ドア開時におけるフレーム4の
ねじり剛性、サス入力等に対する車体全体のねじり剛性
を大幅にアップさせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の要部を示す斜視図、第2図は、第1
図のA−A断面図、第3図は、車両の全体斜視図であ
る。 2……フロントヘッダ、3……リヤヘッダ、4……フレ
ーム、5……ドア開口部、6……ドア、6a……側面部、
6b……上面部、7……ヒンジ、15……車体側ヒンジブラ
ケット、18……レインフォースメント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室上方前側及び後側に車幅方向に延びる
    フロントヘッダ及びリヤヘッダが設けられ、このフロン
    トヘッダとリヤヘッダの間には、車幅方向中央部で両者
    を連結するフレームが設けられており、このフレームを
    残して車室上方から車室側方にかけて連続的に開口する
    ドア開口部が形成され、このドア開口部には、側面部と
    上面部を有するドアが設けられ、このドアは、上面部に
    おいてヒンジを介して車体に取付けられて前記ドア開口
    部を開閉自在に覆っており、前記ヒンジの車体側ヒンジ
    ブラケットは、前記フレームとフロントヘッダあるいは
    リヤヘッダとに跨って取付けられたレインフォースメン
    トに接合されていることを特徴とする車両のドア取付構
    造。
JP7670889U 1989-06-29 1989-06-29 車両のドア取付構造 Expired - Lifetime JPH0750252Y2 (ja)

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JP7670889U JPH0750252Y2 (ja) 1989-06-29 1989-06-29 車両のドア取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0315721U JPH0315721U (ja) 1991-02-18
JPH0750252Y2 true JPH0750252Y2 (ja) 1995-11-15

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ID=31618423

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