JPH0311051Y2 - - Google Patents

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JPH0311051Y2
JPH0311051Y2 JP19703185U JP19703185U JPH0311051Y2 JP H0311051 Y2 JPH0311051 Y2 JP H0311051Y2 JP 19703185 U JP19703185 U JP 19703185U JP 19703185 U JP19703185 U JP 19703185U JP H0311051 Y2 JPH0311051 Y2 JP H0311051Y2
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JP
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panel
hinge
door
back door
pillar
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JP19703185U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のバツクドアに関する。
(従来技術) 自動車のバツクドアとして、中央部に窓用の開
口部を有するドアを構成するアウタパネル若しく
はインナパネルの少なくとも一方が窓枠の上部を
構成するアツパ部、窓枠の下部を構成するロア部
および窓枠の左右部を構成する左右のピラー部と
に分けて形成されたものが知られている(実開昭
56−31917号公報参照)。
上記バツクドアの場合、1枚板からプレス打ち
抜きにより窓用開口部をもつパネルを成形する場
合に比べて材料取りが良くなり残材の発生が少な
い。
ところで、バツクドアはその上端部がヒンジに
より車体後部に支持され、また、下部の左右にダ
ンパステーの一端が取り付けられるが、バツクド
アのヒンジ取付部およびダンパステー取付部は別
途補強することが望まれる。これに対し、従来の
補強方式は、上記パネル部材とは別の補強材をヒ
ンジ取付部やダンパステー取付部に裏当てとして
設けるのが一般的であるが、この別の補強材の成
形および取付けに手数を要する。
(考案の目的) 本考案は、かかる点に鑑み、バツクドアパネル
をインナパネルとアウタパネルで構成するものに
おいて、アウタパネルの成形性および歩留りの向
上を図るとともに、ヒンジ取付部の補強を簡単に
行なうことができるようにしようとするものであ
る。
(考案の構成) 本考案の自動車のバツクドアにおいては、ドア
パネルを構成するアウタパネルをアツパパネル部
とロアパネル部とこの両パネル部を連結するピラ
ーパネル部とで構成し、ピラーパネル部の上端部
にアツパパネル部の内側においてインナパネルの
ヒンジ取付部に重ねる補強部を形成している。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図に示す自動車において、1は車体2の後
部上端にヒンジ3,3を介して上開き可能に支持
されたバツクドアであり、ドアパネル4の中央の
開口部5にウインドガラス6が嵌められていて、
バツクドア1と車体2との間にはダンパステー7
が設けられている。
ドアパネル4は、第2図に示す如くインナパネ
ル8とアウタパネル9とからなる。インナパネル
8は1枚板からプレス打抜き加工で形成されてい
る。アウタパネル9は、開口部5の上縁を形成す
るアツパパネル部10と、開口部5の下縁を形成
するロアパネル11と、このアツパとロアの両パ
ネル部10,11を連結し、開口部5の側縁を形
成するピラーパネル部12とからなる。
ピラーパネル部12は、上記開口部5の側縁を
形成する本体12aの上端に上方へ延長させて開
口部5の上端角部に沿わせたヒンジ補強部12b
が一体に連なり、本体12aの下端には下方へ延
長させて開口部5の下端角部に沿わせたダンパス
テー補強部12cが一体に連なつている。そし
て、ピラーパネル部12の本体12aの上端部と
下端部にアツパパネル部10とロアパネル部11
とがそれぞれ接合されてアウタパネル9が形成さ
れ、インナパネル8とアウタパネル9とは互いの
周縁のフランジにおいて接合されるようになつて
いる。
具体的には、第3図にドアパネル4を内側から
示すように、インナパネル8の上端部には開口部
5の上端角部に対応する位置にヒンジ3を取り付
けるヒンジ取付部8aが形成され、またインナパ
ネル8の下部の開口部5の下端角部に対応する位
置にはダンパステー取付部8bが形成されてい
る。そして、上記ピラーパネル部12のヒンジ補
強部12bは、第5図に示す如く側方へ延びた下
縁部がアツパパネル部10の内側下縁部に接合さ
れ、上部がアツパパネル部10の内側においてイ
ンナパネル8のヒンジ取付部8aに重ねられ、ヒ
ンジ3がこの重なつたヒンジ補強部12bの上部
とヒンジ取付部8aに対しねじ部材13で結合さ
れている。一方、ピラーパネル部12のダンパス
テー補強部12cは、第6図に示す如く側方へ延
びた上縁部がロアパネル部11の内側上縁部にイ
ンナパネル8とともに結合され、下縁部がロアパ
ネル部11の内側においてインナパネル8に接合
されており、中間部がインナパネル8のダンパス
テー取付部8bに重ねられている。そして、この
重なつたピラーパネル部12のダンパステー補強
部12cとインナパネル8のダンパステー取付部
8bとにダンパステー7のブラケツト14がねじ
部材15で結合されている。
上記実施例の場合、ドアパネル4は、アツパパ
ネル部10、ロアパネル部11およびピラーパネ
ル部12をそれぞれプレス成形し、インナパネル
8とともに互いの重なり部分を接合して組立てる
ことになる。ヒンジ3からインナパネル8のヒン
ジ取付部8aに作用する荷重は、ピラーパネル部
12のヒンジ補強部12bに伝えられるととも
に、アツパパネル部10に分散される。ダンパス
テー7からインナパネル8のダンパステー取付部
8bに作用する荷重は、ピラーパネル部12のダ
ンパステー補強部12cに伝わるとともに、ロア
パネル部11に分散される。
(考案の効果) 本考案によれば、バツクドアのアンタパネルが
3部材で構成されているから、アウタパネルの成
形性および歩留りが向上するとともに、アウタパ
ネルのピラーパネル部でヒンジ取付部を補強する
ことができ、補強のための部品点数の増加もな
く、ドアパネルの組立性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動車
の後部の斜視図、第2図はバツクドアパネルを一
部省略して示す分解斜視図、第3図はバツクドア
パネルを内側から見て示す一部省略した正面図、
第4図は同じく一部省略した側面図、第5図はヒ
ンジ取付部分の構造を示す縦断面図、第6図はダ
ンパステー取付部分の構造を示す縦断面図であ
る。 1……バツクドア、2……車体、3……ヒン
ジ、4……ドアパネル、5……開口部、6……ウ
インドガラス、8……インナパネル、8a……ヒ
ンジ取付部、9……アウタパネル、10……アツ
パパネル部、11……ロアパネル部、12……ピ
ラーパネル部、12b……ヒンジ補強部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウインドガラスが設けられる開口部をもつドア
    パネルがインナパネルとアウタパネルとで構成さ
    れ、このドアパネルの上端部において車体後部に
    ヒンジを介して支持されるバツクドアであつて、
    上記アウタパネルはアツパパネル部とロアパネル
    部とこのアツパとロアの両パネル部を連結するピ
    ラーパネル部とからなり、このピラーパネル部の
    上端部にアツパパネル部の内側においてインナパ
    ネルのヒンジ取付部に重ねこのヒンジ取付部を補
    強する補強部が形成されていることを特徴とする
    自動車のバツクドア。
JP19703185U 1985-12-20 1985-12-20 Expired JPH0311051Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19703185U JPH0311051Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JP19703185U JPH0311051Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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Publication Number Publication Date
JPS62103727U JPS62103727U (ja) 1987-07-02
JPH0311051Y2 true JPH0311051Y2 (ja) 1991-03-18

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