JPH074975Y2 - 農作業車のラジエーター吸気構造 - Google Patents

農作業車のラジエーター吸気構造

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JPH074975Y2
JPH074975Y2 JP2506889U JP2506889U JPH074975Y2 JP H074975 Y2 JPH074975 Y2 JP H074975Y2 JP 2506889 U JP2506889 U JP 2506889U JP 2506889 U JP2506889 U JP 2506889U JP H074975 Y2 JPH074975 Y2 JP H074975Y2
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JP
Japan
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dustproof net
radiator
engine
pair
bonnet
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JP2506889U
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JPH02115721U (ja
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賢二 松田
一明 黒原
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンの後方にラジエーターを配置し、こ
れらエンジン及びラジエーターを覆うエンジンボンネッ
トの後端に、操縦ボックスを形成する左右一対の縦フレ
ームを機体前後方向に所定間隔を隔てて配置し、その左
右一対の縦フレーム間、並びに、左右一対の縦フレーム
とエンジンボンネット後端との間に防塵網を設けて操縦
部周りからラジエーター冷却風を取入れるべく構成して
ある農作業車のラジエーター吸気構造に関する。
〔従来の技術〕
従来は、第5図に示す如く、操縦ボックス(11)の後壁
面(11a)並びに左右両側壁面(11b),(11b)を形成
する防塵網(12)は、操縦ボックス(11)を形成する左
右一対の縦フレーム(17),(17)並びにエンジンボン
ネット(16)の後端に直接ボルト(19)等を介して取付
けてあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
防塵網を、操縦ボックスを形成する縦フレームやボンネ
ット後端に直接ボルト等を介して取付ける構造である
為、防塵網が縦フレームやボンネット後端に取付けられ
る分、つまり、縦フレーム分、並びに、ボンネット後端
部分だけ防塵網の一部が閉塞されて操縦ボックスの全周
面積に比較して吸気面積が小さいものとなっていた。そ
のため防塵網における吸気風速が大きくなって浮塵が吸
着されやすく、比較的短時間で防塵網で目詰りが発生し
やすくなるという不都合があった。
もちろん、操縦ボックスの左右幅や前後幅を大きくして
操縦ボックスの全周面積を大きくすることで、防塵網の
吸気面積を拡大して吸気風速を低減することが可能とな
るのであるが、このようにしても縦フレームやボンネッ
ト後端部に重複する防塵網部分は吸気面として利用する
ことができず、所望する充分大きい吸気面積を得るため
には相当大型の操縦ボックスを構成しなければならなか
った。
そして実際には、操縦者の運転スペースを確保する上か
ら操縦ボックスの大型化には限度があり、上記手段によ
る吸気面積の拡大では充分な効果が期待できないもので
あった。
本考案はこのような実情に着目してなされたものであっ
て、操縦ボックスを少し大型化するだけで防塵網の吸気
面積を大きく拡大することができ、かつ、防塵網自体の
着脱を従来に比して簡単容易に行えるようにすることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為に講じた本考案の農作業車のラジ
エーター吸気構造の特徴構成は、前記操縦ボックスを形
成する左右一対の縦フレームから機体後方に向けて防塵
網取付用のブラケットを突設するとともに、前記操縦ボ
ックスの後壁面並びに左右両側壁面を形成する前記防塵
網を、上枠と下枠とによって保形した平面視コの字状の
一枚の網様体からなる防塵網から形成し、その防塵網の
側壁面前縁にシール材を付設して、そのシール材を前記
ボンネット後端に接当させて、前記防塵網を前記ブラケ
ットに後方よりボルトを介して取付けた点にあり、その
作用・効果は次の通りである。
〔作用〕 縦フレームにブラケットを設けて、縦フレーム並びにボ
ンネットとの間に間隔をあけて防塵網を設けるようにし
たから、縦フレーム並びにボンネットの後端によって防
塵網の孔が閉塞されることがなく、その分、吸気面積を
大きくとることができる。
〔考案の効果〕
上記構成の結果、操縦ボックスを従来のものと同程度、
もしくは少し大きい程度のものに形成しながら吸気面積
を充分大きく構成することができた。
そして、防塵網の左右両側面前縁をシール材を介してボ
ンネット後端に当て付けた状態で、その防塵網を前後方
向のボルトを介して取付るようにしてあるから、例え
ば、前記防塵網を前後・左右方向のボルトを介して取付
ける場合に比して、製作誤差や組付け誤差に伴うボルト
孔の位置ズレを少なくして、防塵網の取付けが容易に行
える利点を有する。
〔実施例〕
第4図は、農作業車の一例としての乗用型芝刈機を示
し、左右一対の操向型前車輪(1),(1)及び駆動後
車輪(2),(2)を備えた車体フレーム(3)の前部
にエンジン(4)を搭載するとともに、車体フレーム
(3)の後部に静油圧式無段変速装置(5)及びミッシ
ョンケース(6)を設け、前記エンジン(4)からの動
力を静油圧式無段変速装置(5)を介して後部ミッショ
ンケース(6)に伝達するとともに、その後部ミッショ
ンケース(6)から前記後車輪(2)に伝達するように
構成し、さらに、車体フレーム(3)に前記前車輪
(1)及び後車輪(2)を操向操作するステアリングハ
ンドル(7)を備えた操縦部(8)を設けるとともに、
前後車輪(1),(2)間に芝刈装置(9)を駆動可能
に配設して構成されている。
前記乗用型芝刈機は、第1図乃至第3図に示す如く、ワ
ラ屑やゴミ等の浮游物が比較的少ない操縦部(8)周り
からラジエーター(10)に対する冷却風を吸引すべく、
操縦ボックス(11)の後壁面(11a)、並びに、左右両
側壁面(11b),(11b)が外気取入用のパンチングメタ
ルからなる防塵網(12)から形成されている。
前記防塵網(12)は、平面視コの字の一体物から形成さ
れ、上枠(13)と下枠(14)とによって保形されている
とともに、両側壁面前縁にシール材(15),(15)が付
設されている。
前記防塵網(12)は、シール材(15),(15)がボンネ
ット(16)の後端に接当する状態で、操縦ボックス(1
1)を形成する左右一対のフレーム(17),(17)から
後方に突設された防塵網取付ブラケット(18),(18)
に後方よりボルト(19),(19)を介して取付けられて
いる。又、前記防塵網(12)は、ボルト(19),(19)
の締付けによって、ボンネット(16)後端に接当するシ
ール材(15),(15)の密着性を良くする為に、ボルト
(19),(19)の締付に伴って、前縁の左右の間隔が押
し広げられるように両側壁面(11b),(11b)が平面視
ハの字状になっている。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る農作業車のラジエー
ター吸気構造の実施例を示し、第1図は要部の横断平面
図、第2図は同側面図、第3図は防塵網の斜視図、第4
図は乗用型芝刈機の全体を示す側面図である。又、第5
図は従来構造を示す要部の横断平面図である。 (4)……エンジン、(10)……ラジエーター、(11)
……操縦ボックス、(12)……防塵網、(13)……上
枠、(14)……下枠、(15)……シール材、(16)……
エンジンボンネット、(17)……縦フレーム、(18)…
…ブラケット、(19)……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン(4)の後方にラジエーター(1
    0)を配置し、これらエンジン(4)及びラジエーター
    (10)を覆うエンジンボンネット(16)の後端に、操縦
    ボックス(11)を形成する左右一対の縦フレーム(1
    7),(17)を機体前後方向に所定間隔を隔てて配置
    し、その左右一対の縦フレーム(17),(17)間、並び
    に、左右一対の縦フレーム(17),(17)とエンジンボ
    ンネット(16)後端との間に防塵網を設けて操縦部周り
    からラジエーター冷却風を取入れるべく構成してある農
    作業車のラジエーター吸気構造であって、前記操縦ボッ
    クス(11)を形成する左右一対の縦フレーム(17),
    (17)から機体後方に向けて防塵網取付用のブラケット
    (18),(18)を突設するとともに、前記操縦ボックス
    (11)の後壁面並びに左右両側壁面を形成する前記防塵
    網を、上枠(13)と下枠(14)とによって保形した平面
    視コの字状の一枚の網様体からなる防塵網(12)から形
    成し、その防塵網(12)の側壁面前縁にシール材(1
    5),(15)を付設して、そのシール材(15),(15)
    を前記ボンネット(16)後端に接当させて、前記防塵網
    (12)を前記ブラケット(18)に後方よりボルト(1
    9),(19)を介して取付けてある農作業車のラジエー
    ター吸気構造。
JP2506889U 1989-03-04 1989-03-04 農作業車のラジエーター吸気構造 Expired - Lifetime JPH074975Y2 (ja)

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JP2506889U JPH074975Y2 (ja) 1989-03-04 1989-03-04 農作業車のラジエーター吸気構造

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Publication Number Publication Date
JPH02115721U JPH02115721U (ja) 1990-09-17
JPH074975Y2 true JPH074975Y2 (ja) 1995-02-08

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ID=31245472

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JP2506889U Expired - Lifetime JPH074975Y2 (ja) 1989-03-04 1989-03-04 農作業車のラジエーター吸気構造

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JP4589176B2 (ja) * 2005-06-09 2010-12-01 株式会社クボタ 草刈機

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JPH02115721U (ja) 1990-09-17

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