JPH0810018Y2 - 歩行型農作業機 - Google Patents

歩行型農作業機

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Publication number
JPH0810018Y2
JPH0810018Y2 JP6445589U JP6445589U JPH0810018Y2 JP H0810018 Y2 JPH0810018 Y2 JP H0810018Y2 JP 6445589 U JP6445589 U JP 6445589U JP 6445589 U JP6445589 U JP 6445589U JP H0810018 Y2 JPH0810018 Y2 JP H0810018Y2
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JP
Japan
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case
belt
mission case
walk
engine
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6445589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH032883U (ja
Inventor
貞雄 山中
宏 西川
秀剛 水谷
敏彦 草野
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行用の車輪を備えたミッションケースの
前部にエンジン、前記ミッションケースの上部に燃料タ
ンク、前記ミッションケースの後部に操縦ハンドルを備
えた歩行型農作業機に関する。
〔従来の技術〕
前述のような歩行型農作業機においては、例えば実開
昭61−119884号公報に開示されているようにエンジンの
側面から出力軸を突出させ、ミッションケースの側面か
らも入力軸を突出させて、この出力軸と入力軸とに亘っ
てベルト伝動機構を架設すると共に、このベルト伝動機
構を覆うベルトケースを備えている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述のような歩行型農作業機においては、小型化及び
軽量化のためにエンジン全体をボンネットで覆う構造を
採用していないために、機体前部のエンジンからの騒音
が機体後方の作業者に伝わりやすく、作業環境の改善が
望まれる。
本考案は大がかりな防音カバー等を用いることなく、
簡単な改造でもって機体後方に流れて行くエンジンの騒
音を少なくすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は以上のような歩行型農作業機におい
て、エンジンの側面から突出する出力軸とミッションケ
ースの側面から突出する入力軸とに亘ってベルト伝動機
構を架設し、このベルト伝動機構をベルトケースで覆
い、前記ベルトケースの内側上部とミッションケースの
ベルトケース側外面上部との間隙を塞ぐ断面L字状の板
材を設けると共に、前記板材のミッションケース側の端
辺を前記燃料タンクの下側に入り込ませてあることにあ
り、その作用及び効果は次のとおりである。
〔作用〕
前述のように構成すると、ベルトケースとミッション
ケース側面との間から後方(作業者側)に流れて行こう
とするエンジン騒音が、この板材によって抑えられるこ
とになる。そして、この板材の端辺が燃料タンクの下側
に入り込んでいる為に、燃料タンクとミッションケース
上面との間から後方(作業者側)に流れて行こうとする
エンジン騒音も、ある程度抑えられる。
さらに、前記板材を断面L字状に折り曲げているの
で、薄い板材であってもそのリブ効果により曲げ剛性を
高めることができて、この板材自身が振れたり曲ったり
することも少なくなる。
〔考案の効果〕
以上のように、ベルトケースとミッションケース側面
との間、及び燃料タンクとミッションケース上面との間
から作業者側に流れて行こうとするエンジン騒音を少な
くすることができて、大がかりな防音カバーを用いるこ
となく作業環境の改善を図ることができた。
又、前述の防音用の板材をL字状に折り曲げて板材自
身の曲げ剛性を高めることによって、特に厚い板材を用
いなくても支障なく取り付けることができるようになっ
た。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に示すように、走行用の車輪(1)を備えたミ
ッションケース(2)の前部にエンジン(3)、ミッシ
ョンケース(2)の上部に燃料タンク(4)、ミッショ
ンケース(2)の後部に操縦ハンドル(5)及びロータ
リ耕耘装置(6)を備えて歩行型農作業機を構成してい
る。
第1図及び第4図に示すようにエンジン(3)の左側
面から出力軸(7)が突出し、この出力軸(7)に第1
駆動プーリー(8)が取り付けられている。これに対し
て、ミッションケース(2)の上部左側面から入力軸
(9)が突出し、この入力軸(9)に従動プーリー(1
0)が固定されると共に、第1駆動プーリー(8)と従
動プーリー(10)とに亘って伝動ベルト(11)が巻回さ
れている。そして、揺動操作式のテンションプーリー
(12)が備えられて、テンションクラッチ機能を有した
ベルト伝動機構(13)が構成されているのである。さら
に、このベルト伝動機構(13)の全体を覆うベルトケー
ス(14)が取り付けられているのである。
そして、第1図及び第2図に示すようにベルトケース
(14)の内側とミッションケース(2)の左外側面との
間隙を塞ぐように、板材(15)が取り付けられている。
この板材(15)は断面L字状に折り曲げられており、ミ
ッションケース(2)側の端辺(15a)が燃料タンク
(4)の下側に入り込んでいる。さらに、この板材(1
5)はミッションケース(2)側面の取付座(2a)及
び、ミッションケース(2)から延出されたステー(1
6)にボルト連結されており、この板材(15)にベルト
ケース(14)もボルト連結されている。
第1図に示すようにベルトケース(14)内には、テン
ションプーリー(12)を伝動ベルト(11)から離間操作
したクラッチ切り操作時に、伝動ベルト(11)の垂れ下
り及び膨らみを抑える第1ベルト押え(17)及び第2ベ
ルト押え(18)が設けられている。
下側の第1ベルト押え(17)は丸棒状でエンジン
(3)の側面に固定されている。これに対して、上側の
第2ベルト押え(18)は板材をL字状に折り曲げたよう
な構造をしており、ベルトケース(14)の内壁板(14
a)にボルト連結されている。そして、第3図に示すよ
うに第1駆動プーリー(8)とは外径の異なる第2駆動
プーリー(19)を出力軸(7)に取り付けた場合には、
第2ベルト押え(18)の姿勢を上下逆転させてやるので
ある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る歩行型農作業機の実施例を示し、第
1図はベルト伝動機構付近の側面図、第2図は従動プー
リー付近の縦断背面図、第3図は第1駆動プーリーを第
2駆動プーリーに交換した場所の側面図、第4図は歩行
型農作業機の全体側面図である。 (1)……車輪、(2)……ミッションケース、(3)
……エンジン、(4)……燃料タンク、(5)……操縦
ハンドル、(7)……出力軸、(9)……入力軸、(1
3)……ベルト伝動機構、(14)……ベルトケース、(1
5)……板材、(15a)……板材の端辺。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 草野 敏彦 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭59−196383(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行用の車輪(1)を備えたミッションケ
    ース(2)の前部にエンジン(3)、前記ミッションケ
    ース(2)の上部に燃料タンク(4)、前記ミッション
    ケース(2)の後部に操縦ハンドル(5)を備えた歩行
    型農作業機であって、前記エンジン(3)の側面から突
    出する出力軸(7)とミッションケース(2)の側面か
    ら突出する入力軸(9)とに亘ってベルト伝動機構(1
    3)を架設し、このベルト伝動機構(13)をベルトケー
    ス(14)で覆い、前記ベルトケース(14)の内側上部と
    ミッションケース(2)のベルトケース側外面上部との
    間隙を塞ぐ断面L字状の板材(15)を設けると共に、前
    記板材(15)のミッションケース(2)側の端辺(15
    a)を前記燃料タンク(4)の下側に入り込ませてある
    歩行型農作業機。
JP6445589U 1989-05-31 1989-05-31 歩行型農作業機 Expired - Lifetime JPH0810018Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6445589U JPH0810018Y2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 歩行型農作業機

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JP6445589U JPH0810018Y2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 歩行型農作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH032883U JPH032883U (ja) 1991-01-11
JPH0810018Y2 true JPH0810018Y2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=31595422

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JP6445589U Expired - Lifetime JPH0810018Y2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 歩行型農作業機

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JPH032883U (ja) 1991-01-11

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