JPS643689Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643689Y2 JPS643689Y2 JP1982015390U JP1539082U JPS643689Y2 JP S643689 Y2 JPS643689 Y2 JP S643689Y2 JP 1982015390 U JP1982015390 U JP 1982015390U JP 1539082 U JP1539082 U JP 1539082U JP S643689 Y2 JPS643689 Y2 JP S643689Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- engine bonnet
- eave
- cover
- muffler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジンの左右両側部にマフラー及
びエアークリーナを配設するとともに、前記エン
ジンの上側部を覆うエンジンボンネツトを設け、
さらに、そのエンジンボンネツトの前面に左右一
対の方向指示灯を設けてある農用トラクタに関す
る。
びエアークリーナを配設するとともに、前記エン
ジンの上側部を覆うエンジンボンネツトを設け、
さらに、そのエンジンボンネツトの前面に左右一
対の方向指示灯を設けてある農用トラクタに関す
る。
この種の従来の農用トラクタでは、前記エアー
クリーナに雨水が降りかかつたり、或いは、マフ
ラーとの接触による火傷を防止するために、前記
エアークリーナ及びマフラーの上側部及び横外側
部を夫々覆うカバーを各別に設けていたのである
が、これによる場合は、エンジンボンネツトも含
めて取付け部品点数が非常に多くなり、組付けに
多大の手間を要する欠点があつた。
クリーナに雨水が降りかかつたり、或いは、マフ
ラーとの接触による火傷を防止するために、前記
エアークリーナ及びマフラーの上側部及び横外側
部を夫々覆うカバーを各別に設けていたのである
が、これによる場合は、エンジンボンネツトも含
めて取付け部品点数が非常に多くなり、組付けに
多大の手間を要する欠点があつた。
また、前記エンジンボンネツト10の前面に左
右一対の方向指示灯を付設していたのであるが、
これによる場合は、前記方向指示灯を機体の前方
に位置する第3者からは確実、容易に視認するこ
とができても、この方向指示灯が正確に作動して
いるか否かを操縦部から確認できないため、それ
の作動確認にあたつて計器盤等に方向指示灯の作
動モニタを別途設ける要があり、組付け面及び経
済面で一層不利な構成となつていた。
右一対の方向指示灯を付設していたのであるが、
これによる場合は、前記方向指示灯を機体の前方
に位置する第3者からは確実、容易に視認するこ
とができても、この方向指示灯が正確に作動して
いるか否かを操縦部から確認できないため、それ
の作動確認にあたつて計器盤等に方向指示灯の作
動モニタを別途設ける要があり、組付け面及び経
済面で一層不利な構成となつていた。
本考案は、上述の実情に鑑み、エンジンボンネ
ツトを含むカバー組付け作業の容易化を図るとと
もに、そのための構成を利用して方向指示灯の作
動確認を組付け面及び経済面で有利に行なうこと
ができるようにする点に目的を有する。
ツトを含むカバー組付け作業の容易化を図るとと
もに、そのための構成を利用して方向指示灯の作
動確認を組付け面及び経済面で有利に行なうこと
ができるようにする点に目的を有する。
本考案による農用トラクタは、前記エンジンボ
ンネツトを、エンジンの上部を覆う断面門型に形
成し、その門型のボンネツトの左右両側板及び前
側板の下端縁に亘つて、前記マフラー及びエアー
クリーナの上側部及び横外側部を覆う庇状カバー
部をその上端面がエンジンボンネツトの上端面よ
りも下位にある状態で一体連結し、さらに、前記
庇状カバー部前端面の左右両角部に夫々方向指示
灯を付設してあることを特徴とする。
ンネツトを、エンジンの上部を覆う断面門型に形
成し、その門型のボンネツトの左右両側板及び前
側板の下端縁に亘つて、前記マフラー及びエアー
クリーナの上側部及び横外側部を覆う庇状カバー
部をその上端面がエンジンボンネツトの上端面よ
りも下位にある状態で一体連結し、さらに、前記
庇状カバー部前端面の左右両角部に夫々方向指示
灯を付設してあることを特徴とする。
つまり、前記マフラー及びエアークリーナに対
する庇状カバー部をエンジンボンネツトの下端縁
に一体連設することによつて、これらの取付に要
する部品点数を可及的に削減することができ、エ
ンジンボンネツト関係の組付け作業の容易化を図
り得るに至つた。
する庇状カバー部をエンジンボンネツトの下端縁
に一体連設することによつて、これらの取付に要
する部品点数を可及的に削減することができ、エ
ンジンボンネツト関係の組付け作業の容易化を図
り得るに至つた。
そして、エンジンやマフラー及びクリーナの上
部を覆うに当つて、エンジンボンネツトの上側板
を唯単に横外側方に延出して、その上側板の延出
部分をもつてマフラー及びエアークリーナの上部
を覆うことが考えられるが、斯かる場合には、エ
ンジンボンネツトの上側板が横外側方に大きく張
り出す為、機体前方下方の左右両側部に対する見
通しが悪くなる虞れがあるけれども、本考案にお
いては、庇状カバーの上端面がエンジンボンネツ
トの上端面よりも下方に位置していることによつ
て、エンジンボンネツトの左右両側板外面と庇状
カバー上端面とで形成される凹入空間を通して機
体前方下方を容易に見通すことができる利点があ
る。
部を覆うに当つて、エンジンボンネツトの上側板
を唯単に横外側方に延出して、その上側板の延出
部分をもつてマフラー及びエアークリーナの上部
を覆うことが考えられるが、斯かる場合には、エ
ンジンボンネツトの上側板が横外側方に大きく張
り出す為、機体前方下方の左右両側部に対する見
通しが悪くなる虞れがあるけれども、本考案にお
いては、庇状カバーの上端面がエンジンボンネツ
トの上端面よりも下方に位置していることによつ
て、エンジンボンネツトの左右両側板外面と庇状
カバー上端面とで形成される凹入空間を通して機
体前方下方を容易に見通すことができる利点があ
る。
さらに、前記庇状カバー部前端面の左右両角部
に夫々方向指示灯を付設したことにより、従来の
ように、計器盤等に方向指示灯の作動モニターを
設けなくとも、エンジンボンネツトの左右両側板
外面と庇状カバー上端面とで形成される凹入空間
を通して方向指示灯の作動状況を容易に視認する
ことができるから、この面においても組付けの容
易化及び製造コストの低廉化を図れるに至つた。
に夫々方向指示灯を付設したことにより、従来の
ように、計器盤等に方向指示灯の作動モニターを
設けなくとも、エンジンボンネツトの左右両側板
外面と庇状カバー上端面とで形成される凹入空間
を通して方向指示灯の作動状況を容易に視認する
ことができるから、この面においても組付けの容
易化及び製造コストの低廉化を図れるに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図で示すように、エンジン1に、左右一対
の操向用駆動前輪2,2を支承するフレーム3を
前方に突出する状態で固定連結し、前記エンジン
1の後部に、クラツチハウジング4と左右一対の
駆動後輪5,5を軸支するミツシヨンケース6と
をこの順番で固定連結するとともに、前記ミツシ
ヨンケース6の上部に、前記駆動前輪2,2を操
向回動させるためのステアリングハンドル7と運
転席8とを配設して農用トラクタを構成してい
る。
の操向用駆動前輪2,2を支承するフレーム3を
前方に突出する状態で固定連結し、前記エンジン
1の後部に、クラツチハウジング4と左右一対の
駆動後輪5,5を軸支するミツシヨンケース6と
をこの順番で固定連結するとともに、前記ミツシ
ヨンケース6の上部に、前記駆動前輪2,2を操
向回動させるためのステアリングハンドル7と運
転席8とを配設して農用トラクタを構成してい
る。
また、前記エンジン1及びエンジンラジエータ
9の上側部を覆うエンジンボンネツト10と前記
運転席8を取付けるシート部11A及びステツプ
部11Bを備えたオペレータボツクス11とを、
前後方向から互いに接当可能な状態で、かつ、そ
の接当状態においてステアリングハンドル7のス
テアリングポスト12を囲繞する状態で各別に樹
脂成形し、これを両者10,11をステアリング
ポスト12の左右両側において固定連結するとと
もに、前記エンジンボンネツト10の後端部に、
このエンジンボンネツト10の上面よりも上方に
突出する立体中空状の樹脂製計器盤13を取付け
ている。
9の上側部を覆うエンジンボンネツト10と前記
運転席8を取付けるシート部11A及びステツプ
部11Bを備えたオペレータボツクス11とを、
前後方向から互いに接当可能な状態で、かつ、そ
の接当状態においてステアリングハンドル7のス
テアリングポスト12を囲繞する状態で各別に樹
脂成形し、これを両者10,11をステアリング
ポスト12の左右両側において固定連結するとと
もに、前記エンジンボンネツト10の後端部に、
このエンジンボンネツト10の上面よりも上方に
突出する立体中空状の樹脂製計器盤13を取付け
ている。
また、第2図、第3図でも示すように前記エン
ジン1の横一側部に、このエンジン1の排気マニ
ホールド1Aに連通接続された前後方向姿勢のマ
フラー14を、その排気口が前方に位置する状態
で配設するとともに、横地側部には、エンジン1
の吸気マニホールド1Bに連通接続されたエアー
クリーナ15を、その吸気口が前方に向かつて開
口する状態で配設している。
ジン1の横一側部に、このエンジン1の排気マニ
ホールド1Aに連通接続された前後方向姿勢のマ
フラー14を、その排気口が前方に位置する状態
で配設するとともに、横地側部には、エンジン1
の吸気マニホールド1Bに連通接続されたエアー
クリーナ15を、その吸気口が前方に向かつて開
口する状態で配設している。
而して、正面視において、エンジン1の上部の
みを覆うエンジンボンネツト10の左右両側板1
0B,10B及び前側板10Cの下端縁に亘つ
て、前記マフラー14及びエアークリーナ15の
上側部及び横外側部を覆う状態の庇状カバー部1
6をそれらの上端面16aがエンジンボンネツト
10の上側板10A上面よりも下位にある状態で
エンジンボンネツト10の樹脂成形時に一体形成
するとともに、前記庇状カバー部16の前端角部
に夫々前方及び横外側方に開口する孔7,17を
形成し、この孔17,17周縁部に連設したブラ
ケツト18,18及び18,18に、庇状カバー
部16よりも前方及び横外方に突出する状態で方
向指示灯19,19を取付けている。
みを覆うエンジンボンネツト10の左右両側板1
0B,10B及び前側板10Cの下端縁に亘つ
て、前記マフラー14及びエアークリーナ15の
上側部及び横外側部を覆う状態の庇状カバー部1
6をそれらの上端面16aがエンジンボンネツト
10の上側板10A上面よりも下位にある状態で
エンジンボンネツト10の樹脂成形時に一体形成
するとともに、前記庇状カバー部16の前端角部
に夫々前方及び横外側方に開口する孔7,17を
形成し、この孔17,17周縁部に連設したブラ
ケツト18,18及び18,18に、庇状カバー
部16よりも前方及び横外方に突出する状態で方
向指示灯19,19を取付けている。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
第1図は農用トラクタの全体側面図、第2図は
エンジンボンネツトの横断平面図、第3図は第2
図における−線断面図、第4図は要部の拡大
横断平面図である。 1……エンジン、10……エンジンボンネツ
ト、10B……側板、10C……前側板、14…
…マフラー、15……エアークリーナ、16……
庇状カバー部、16a……上端面、19……方向
指示灯。
エンジンボンネツトの横断平面図、第3図は第2
図における−線断面図、第4図は要部の拡大
横断平面図である。 1……エンジン、10……エンジンボンネツ
ト、10B……側板、10C……前側板、14…
…マフラー、15……エアークリーナ、16……
庇状カバー部、16a……上端面、19……方向
指示灯。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 エンジン1の左右両側部にマフラー14及び
エアークリーナ15を配設するとともに、前記
エンジン1の上側部を覆うエンジンボンネツト
10を設け、さらに、そのエンジンボンネツト
10の前面に左右一対の方向指示灯19,19
を設けてある農用トラクタにおいて、前記エン
ジンボンネツト10を、エンジン1の上部を覆
う断面門型に形成し、その門型のボンネツト1
0の左右両側板10B,10B及び前側板10
cの下端縁に亘つて、前記マフラー14及びエ
アークリーナ15の上側部及び横外側部を覆う
庇状カバー部16をその上端面16aがエンジ
ンボンネツト10の上端面よりも下位にある状
態で一体連結し、さらに、前記庇状カバー部1
6前端面の左右両角部に夫々方向指示灯19,
19を付設してあることを特徴とする農用トラ
クタ。 2 前記エンジンボンネツト10と庇状カバー部
16とが樹脂をもつて一体成形されている実用
新案登録請求の範囲第1項に記載の農用トラク
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1539082U JPS58118080U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 農用トラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1539082U JPS58118080U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 農用トラクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58118080U JPS58118080U (ja) | 1983-08-11 |
JPS643689Y2 true JPS643689Y2 (ja) | 1989-02-01 |
Family
ID=30027819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1539082U Granted JPS58118080U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 農用トラクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58118080U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0811488B2 (ja) * | 1986-03-31 | 1996-02-07 | ヤマハ発動機株式会社 | 四輪立ち乗りゴルフカート |
JP6091245B2 (ja) * | 2013-02-19 | 2017-03-08 | ヤンマー株式会社 | エンジン装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5814103Y2 (ja) * | 1976-01-07 | 1983-03-19 | ヤンマー農機株式会社 | 耕耘機のエアクリ−ナ装置 |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP1539082U patent/JPS58118080U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58118080U (ja) | 1983-08-11 |
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