JPH0212113Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212113Y2 JPH0212113Y2 JP1984168260U JP16826084U JPH0212113Y2 JP H0212113 Y2 JPH0212113 Y2 JP H0212113Y2 JP 1984168260 U JP1984168260 U JP 1984168260U JP 16826084 U JP16826084 U JP 16826084U JP H0212113 Y2 JPH0212113 Y2 JP H0212113Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonnet
- radiator
- headlamp
- headlight
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、農用トラクターの前照灯とボンネツ
トの改良に関するものである。
トの改良に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来から、前照灯をボンネツトの上面より突出
収納自在とした技術は公知とされているのであ
る。
収納自在とした技術は公知とされているのであ
る。
例えば、実公昭48−4311号公報や実公昭57−
54435号公報に記載の技術の如くである。
54435号公報に記載の技術の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案の目的は、トラクターにおいてボンネツ
トを前下がり形状とすることにより、オペレータ
ーの視界を良好にするものである。
トを前下がり形状とすることにより、オペレータ
ーの視界を良好にするものである。
また、これにより従来前端に配置していた前照
灯の配置可能なスペースが無くなつたので、前照
灯を前下がり形状のボンネツトの上面より突出収
納自在に配置したものである。
灯の配置可能なスペースが無くなつたので、前照
灯を前下がり形状のボンネツトの上面より突出収
納自在に配置したものである。
また、前下がり形状となつたボンネツトの前端
に前照灯を配置し、その後部にラジエーターを配
置した場合には、ラジエーターの冷却空気吸込み
面積が前照灯により制限されるので、この不具合
いを解消する為に、前照灯をラジエーターの後部
上方に配置したものである。
に前照灯を配置し、その後部にラジエーターを配
置した場合には、ラジエーターの冷却空気吸込み
面積が前照灯により制限されるので、この不具合
いを解消する為に、前照灯をラジエーターの後部
上方に配置したものである。
しかし該前照灯をラジエーターの後方に配置す
ると、前照灯の前方がラジエーターにより遮蔽さ
れてしまうので、ラジエーターを前照灯の前方で
ありながら、低い位置に来るように支持したもの
である。
ると、前照灯の前方がラジエーターにより遮蔽さ
れてしまうので、ラジエーターを前照灯の前方で
ありながら、低い位置に来るように支持したもの
である。
(ニ) 問題を解決するための手段
本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
を達成する為の構成を説明すると。
ボンネツト3の内部に収納した前照灯1をボン
ネツト3の上面から出入自在とした構成におい
て、同じくボンネツト3内に配置したラジエータ
ー12を、前照灯1の前方でかつ下方に位置さ
せ、ラジエーター12の下端を、エンジン13部
から前方へ突出したフロントデフケース14より
も下方へ突出支持し、ボンネツト3を前下がり形
状としたものである。
ネツト3の上面から出入自在とした構成におい
て、同じくボンネツト3内に配置したラジエータ
ー12を、前照灯1の前方でかつ下方に位置さ
せ、ラジエーター12の下端を、エンジン13部
から前方へ突出したフロントデフケース14より
も下方へ突出支持し、ボンネツト3を前下がり形
状としたものである。
(ホ) 実施例と作用
本考案の目的・構成は以上の如くであり、添付
の図面に示した実施例の構成及び作用を説明する
と。
の図面に示した実施例の構成及び作用を説明する
と。
第1図はトラクターのボンネツト部の側面断面
図、第2図は前照灯部の収納時の拡大側面断面
図、第3図は突出時の拡大側面断面図、第4図は
本考案の電気回路図である。
図、第2図は前照灯部の収納時の拡大側面断面
図、第3図は突出時の拡大側面断面図、第4図は
本考案の電気回路図である。
第1図において全体構成から説明すると。
ボンネツト3は前方が低く傾斜しており、オペ
レーターの視覚を確保している。そしてボンネツ
ト3の後方はそのまま上方へ傾斜してダツシユボ
ード23に連続している。
レーターの視覚を確保している。そしてボンネツ
ト3の後方はそのまま上方へ傾斜してダツシユボ
ード23に連続している。
ダツシユボード23よりステアリングハンドル
8が突設されている。又、ダツシユボード23上
に本考案の要部であるスイツチ7が配置されてい
る。
8が突設されている。又、ダツシユボード23上
に本考案の要部であるスイツチ7が配置されてい
る。
ダツシユボード23内には、バツテリー16が
設けられている。ボンネツト内には、メインフレ
ーム15に載置されてエンジン13が配置され、
エンジン13の前にマフラー11、エアフイルタ
ー10が配置されている。更にエアフイルター1
0の前にフロントフレーム24よりも低い位置に
下端を突出して、ラジエーター12が配置されて
いる。14はフロントデフケースである。
設けられている。ボンネツト内には、メインフレ
ーム15に載置されてエンジン13が配置され、
エンジン13の前にマフラー11、エアフイルタ
ー10が配置されている。更にエアフイルター1
0の前にフロントフレーム24よりも低い位置に
下端を突出して、ラジエーター12が配置されて
いる。14はフロントデフケースである。
第2図・第3図において、前照灯1は前照灯カ
バー2と一体化されており、枢支軸6を中心に回
動する。
バー2と一体化されており、枢支軸6を中心に回
動する。
枢支軸6はボンネツト3の下面に固設されたブ
ラケツト17に固定されている。前照灯1を突
出・収納する駆動するモーター4は、エアフイル
ター10の取付ブラケツト25を兼用してこれに
取付けられている。
ラケツト17に固定されている。前照灯1を突
出・収納する駆動するモーター4は、エアフイル
ター10の取付ブラケツト25を兼用してこれに
取付けられている。
そして該駆動モーター4の出力軸及び出力アー
ム26は、スイツチのON・OFFにより180゜回動
してリンク5を介して、前照灯1を突出・収納す
るものである。18は左右の前照灯を連結する連
結ブラケツトである。
ム26は、スイツチのON・OFFにより180゜回動
してリンク5を介して、前照灯1を突出・収納す
るものである。18は左右の前照灯を連結する連
結ブラケツトである。
前照灯1は第2図の如く、収納した時には前照
灯カバー2がボンネツト3の平面と同一平面にな
るように、かつ、第3図の如く突出した場合には
前照灯1の前面が真つすぐに前を向くように構成
している。
灯カバー2がボンネツト3の平面と同一平面にな
るように、かつ、第3図の如く突出した場合には
前照灯1の前面が真つすぐに前を向くように構成
している。
第4図は本考案の電気回路図である。
スイツチ7は、点灯スイツチ7aとモータース
イツチ7bを一体的に連動して構成しており、点
灯スイツチは「高」「低」の2段切換えがあるの
で、モータースイツチはこの2段切換えのどちら
の場合にもONとなるように構成されている。
イツチ7bを一体的に連動して構成しており、点
灯スイツチは「高」「低」の2段切換えがあるの
で、モータースイツチはこの2段切換えのどちら
の場合にもONとなるように構成されている。
その他に農用トラクターのキースイツチ20が
設けられており、これが直列に配置されている。
そしてスイツチ7と前照灯1、駆動モーター4間
はワイヤーパーネス9にて連結されている。
設けられており、これが直列に配置されている。
そしてスイツチ7と前照灯1、駆動モーター4間
はワイヤーパーネス9にて連結されている。
本考案は以上のような構成において、突出状態
で前照灯1の前方にボンネツト3が位置し、前方
照射の邪魔となることのないように、ボンネツト
3を前下がり形状とし、また前照灯1より前方に
位置したラジエーター12の上端が、該前下がり
形状のボンネツト3内に収納可能となるように、
フロントデフケース14に付設するラジエーター
12の下端を、フロントデフケース14よりも下
に突出し、ラジエーター12の中腹位置をフロン
トデフケース14により固設している。
で前照灯1の前方にボンネツト3が位置し、前方
照射の邪魔となることのないように、ボンネツト
3を前下がり形状とし、また前照灯1より前方に
位置したラジエーター12の上端が、該前下がり
形状のボンネツト3内に収納可能となるように、
フロントデフケース14に付設するラジエーター
12の下端を、フロントデフケース14よりも下
に突出し、ラジエーター12の中腹位置をフロン
トデフケース14により固設している。
(ヘ) 考案の効果
本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
効果を奏するものである。
第1に、最前端に配置するラジエーター12を
低く支持することにより、ボンネツトを前下がり
形状とするができ、オペレーターの前方下方への
視界を良好にすることが出来たものである。
低く支持することにより、ボンネツトを前下がり
形状とするができ、オペレーターの前方下方への
視界を良好にすることが出来たものである。
第2に、前下がり形状となつたボンネツトの前
端に前照灯を配置し、その後部にラジエーターを
配置した場合には、ラジエーターの冷却空気吸込
み面積が前照灯により制限されるのであるが、本
考案の如く、前照灯1をラジエーター12の後部
に配置することにより、前照灯1が邪魔をするこ
とが無いので、ラジエーター12の冷却空気吸込
面積を広く取ることができるようになつたもので
ある。
端に前照灯を配置し、その後部にラジエーターを
配置した場合には、ラジエーターの冷却空気吸込
み面積が前照灯により制限されるのであるが、本
考案の如く、前照灯1をラジエーター12の後部
に配置することにより、前照灯1が邪魔をするこ
とが無いので、ラジエーター12の冷却空気吸込
面積を広く取ることができるようになつたもので
ある。
第3に、ラジエーター12の前に前照灯1を配
置した場合には、該前照灯1に集まつてくる虫を
ラジエーター12の冷却フアンが吸い込んで、ラ
ジエーターフインの詰まりの発生の原因となるの
であるが、本考案においては、前照灯1はラジエ
ーター12の後部で上方に配置され、ラジエータ
ー12の吸引口との間には、ボンネツト3が位置
しているので、虫がラジエーター12に吸い込ま
れる確率が低くなつたものである。
置した場合には、該前照灯1に集まつてくる虫を
ラジエーター12の冷却フアンが吸い込んで、ラ
ジエーターフインの詰まりの発生の原因となるの
であるが、本考案においては、前照灯1はラジエ
ーター12の後部で上方に配置され、ラジエータ
ー12の吸引口との間には、ボンネツト3が位置
しているので、虫がラジエーター12に吸い込ま
れる確率が低くなつたものである。
第1図は農用トラクターのボンネツト部の側面
断面図。第2図は前照灯部の収納時の拡大側面断
面図。第3図は突出時の拡大側面断面図。第4図
は本考案の電気回路図である。 1……前照灯、2……前照灯カバー、3……ボ
ンネツト、4……駆動モーター、7……スイツ
チ。
断面図。第2図は前照灯部の収納時の拡大側面断
面図。第3図は突出時の拡大側面断面図。第4図
は本考案の電気回路図である。 1……前照灯、2……前照灯カバー、3……ボ
ンネツト、4……駆動モーター、7……スイツ
チ。
Claims (1)
- ボンネツト3の内部に収納した前照灯1をボン
ネツト3の上面から出入自在とした構成におい
て、同じくボンネツト3内に配置したラジエータ
ー12を、前照灯1の前方でかつ下方に位置さ
せ、ラジエーター12の下端を、エンジン13部
から前方へ突出したフロントデフケース14より
も下方へ突出支持し、ボンネツト3を前下がり形
状としたことを特徴とする農用トラクターの前照
灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984168260U JPH0212113Y2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984168260U JPH0212113Y2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6182838U JPS6182838U (ja) | 1986-05-31 |
JPH0212113Y2 true JPH0212113Y2 (ja) | 1990-04-05 |
Family
ID=30726039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984168260U Expired JPH0212113Y2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0212113Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS484311U (ja) * | 1971-06-16 | 1973-01-18 | ||
JPS5754435U (ja) * | 1980-09-13 | 1982-03-30 |
-
1984
- 1984-11-05 JP JP1984168260U patent/JPH0212113Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS484311U (ja) * | 1971-06-16 | 1973-01-18 | ||
JPS5754435U (ja) * | 1980-09-13 | 1982-03-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6182838U (ja) | 1986-05-31 |
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