JPS6320606Y2 - - Google Patents

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JPS6320606Y2
JPS6320606Y2 JP1981184224U JP18422481U JPS6320606Y2 JP S6320606 Y2 JPS6320606 Y2 JP S6320606Y2 JP 1981184224 U JP1981184224 U JP 1981184224U JP 18422481 U JP18422481 U JP 18422481U JP S6320606 Y2 JPS6320606 Y2 JP S6320606Y2
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JP
Japan
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bonnet
engine
partition plate
transmission case
main body
Prior art date
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JP1981184224U
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English (en)
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JPS5887938U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は農用トラクタのエンジン熱遮断装置に
係り、より具体的には、トラクタの操縦部に対す
るエンジン熱の影響を遮断して、安全、快適な操
縦性を得ること等を目的とした装置の提供に関す
る。
エンジン後方に順次クラツチケース、トランス
ミツシヨンケースが連設されてトラクタ機体が構
成され、該トラクタ機体上方に操縦部が設けられ
た農用トラクタにあつては、操縦部に対するエン
ジン熱の影響を遮断するために、トラクタ機体か
ら上方にフレームが突設され、該フレームに、エ
ンジンと操縦部とを仕切る仕切板がボルト締め等
により固着されていた。
然し乍ら、上記縦来構成では、トラクタ機体外
周面は曲面であり、該外周面と仕切板とを十分に
密接させることが困難であるために、トラクタ機
体と仕切板との間に間隙が生ずることとなり、従
つて、エンジン熱が、この間隙を介して操縦部に
伝導され、操縦性に問題を生じてた。また、上記
仕切板の構成は、フレーム等を要することから、
構成複雑で、その取付作業も煩雑であつた。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑み、案出さ
れたもので、従つてその特徴とするところは、エ
ンジン2後方に順次クラツチケース9、トランス
ミツシヨンケース12が連設され、断面門型状と
されたボンネツトが、エンジン2を覆被する前部
ボンネツト8と、ミツシヨンケース12前部上方
に位置する後部ボンネツト17とを有し、ミツシ
ヨンケース12の上方に操縦部21が設けられた
ものにおいて、 クラツチケース9から、前・後部両ボンネツト
8,17の対向端縁部間に配置され且つ両者の対
向する開口部を閉塞してエンジン2と操縦部21
とを仕切る仕切板22が上方に一体的に突設さ
れ、仕切板22が前部ボンネツト8に固定され、
仕切板22が、前後に面状を呈する本体部22a
と、本体部22aの外周縁部に直交状として一体
に備えられ且つ本体部22aから前後に突出する
外周壁部22bとを有し、外周壁部22bがボン
ネツトの一部を構成する点にある。
以下、本考案の実施例を図に従い説明する。
第1図において、図は農用トラクタ1の前部を
示すもので、エンジン2の両側には左右一対の前
車軸フレーム3がボルト4等を介して固着され、
該前車軸フレーム3の前方突出部は左右一対の前
輪5に支承される。また、エンジン2の前方近傍
にはラジエータ6、バツテリー7等が設けられ、
これらは前車軸フレーム3上に載置されている。
そして、これらエンジン2、ラジエータ6及びバ
ツテリー7は前部ボンネツト8で開閉自在に包被
されている。
エンジン2の下部後面には前後方向に短尺のク
ラツチケース9がフランジ10、ボルト11等を
介して着脱自在に固着され、また、クラツチケー
ス9後面にはトランスミツシヨンケース12が、
これもフランジ10、ボルト11等を介して着脱
自在に固着され、該ミツシヨンケース12の後部
は、図外左右一対の後輪に支承される。そして、
エンジン2の動力はクラツチケース9内の主クラ
ツチを介してミツシヨンケース12内の変速装置
に伝動され、変速装置は上記後輪や、図外PTO
軸に伝動される。
上記ミツシヨンケース12前部上面には、ステ
アリングハンドル13が突設され、該ハンドル1
3はピツトマンアーム14、連結杆15、ナツク
ルアーム16等を介して前輪5に連動連結されて
いる。また、該ハンドル13の下部は、後部ボン
ネツト17で包被され、該後部ボンネツト17の
上面には操縦用計器パネル18が設けられ、これ
らハンドル13や、ミツシヨンケース12に設け
られたクラツチペダル19、変速レバー20、及
びミツシヨンケース12上方でハンドル13に対
向して位置する図外座席等は、操縦部21を構成
する。
上記クラツチケース9の上部から、エンジン2
と操縦部21とを前後に仕切る仕切板22が一体
的に突設され、該仕切板22は前・後部ボンネツ
ト8,17の対向端縁部間に配置されて、両者の
対向する開口部を閉塞している。仕切板22は、
前後に面状を呈する本体部22aと、本体部22
aの外周縁部に直交状として一体に備えられ且つ
本体部22aから前後に突出する外周壁部22b
とを有する。外周壁部22bは、前・後部ボンネ
ツト8,17と共に、断面門型状とされたボンネ
ツトを構成しており、外周壁部22bの前後端縁
部の外面と前・後両ボンネツト8,17の対応す
る端縁部の外面とは略一致している。又、前部ボ
ンネツト8の後縁部には舌片23が突設され、該
舌片23が、仕切板22の本体部22a前面に突
設されたボス部24にボルト25により固着さ
れ、前部ボンネツト8は仕切板22に着脱自在に
支持されている。
後部ボンネツト17と、仕切板22で囲繞され
る空間には燃料タンク26が内蔵され、該燃料タ
ンク26を支持する支持部材27は、仕切板22
後面のボス部28にボルト29を介して着脱自在
に固着されている。また、図示しないが、仕切板
22により、後部ボンネツト17や、計器パネル
18、及びステアリングハンドル13等を支持し
てもよい。また、燃料タンク26をステアリング
ハンドル13下部で別途支持してもよい。更に、
各ボンネツト8,17と仕切板22縁部の接続部
は、重合式や、シール部材を介設することで閉止
することが好ましい。
第2図、第3図において、前記フランジ10の
締着面には、ボルト孔10aと、フランジ10の
内縁部との間に断面矩形の深さh0、巾b0で示され
る嵌合溝30が形成され、該嵌合溝30に、断面
T字状の弾性シール部材31が内嵌されている。
この場合、シール部材31は全高hで、h>h0
(h=1.2h0程度が好ましい。)であつて、その頭
部は巾b1で、b1>b0とされ、該頭部が弾性変形さ
れて嵌合溝30に内嵌されている。また、シール
部材31の脚部は巾b2で、b2<b0とされ、その端
部は嵌合溝30から突出され、対応するフランジ
10(図中二点鎖線)の締着面により嵌合溝30
内に弾性変形の下に押入され、而して、両フラン
ジ10,10間にシール機能が発揮される。上記
の場合、頭部の肉厚は極めて薄い方が好ましい。
第4図において、図は、上記嵌合溝30及びシ
ール部材31をミツシヨンケース12等における
スペーサ部材32に適用したもので、その両面
に、嵌合溝30及びシール部材31が夫々設けら
れ、スペーサ部材32はその両面からフランジ1
0,10で共締状に挾持される。
上記実施例構成によれば、仕切板22はクラツ
チケース9から突設されると共に、その縁部がボ
ンネツトの一部を構成するため、エンジン2の熱
はより確実に遮断されて有益である。また、仕切
板22を利用して、燃料タンク26等を支持し得
るため、仕切板の多用化を図り得る。
また、上記シール部材31は嵌合溝30への嵌
入は容易であり、逆にその離脱時は、シール部材
31の頭部が嵌合溝30に対して弾発的に係止作
用をするため、両者30,31の嵌合は強固とな
る。従つて、クラツチケース9、ミツシヨンケー
ス12の組立時において、シール部材31のフラ
ンジ10への装着が容易で、かつ強固になし得る
のであり、有益である。
本考案によれば、クラツチケース9から、前・
後部両ボンネツト8,17の対向端縁部間に配置
され且つ両者の対向する開口部を閉塞してエンジ
ン2と操縦部21とを仕切る仕切板22が上方に
一体的に突設され、仕切板22が前部ボンネツト
8に固定され、仕切板22が、前後に面状を呈す
る本体部22aと、本体部22aの外周縁部に直
交状として一体に備えられ且つ本体部22aから
前後に突出する外周壁部22bとを有し、外周壁
部22bがボンネツトの一部を構成するので、操
縦部21に対するエンジン熱の影響を確実に遮断
でき、安全、快適な操縦性を得ることができると
共に、前部ボンネツト8と仕切板22とを固定し
ているので、両者の振動等も有効に防止でき、し
かも、車体にフレームを立設したりする必要もな
く、その構造は簡易で、製作も容易である。上記
のように、本考案は、有用性極めて大なる考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はその全体
側面図、第2図は第1図の−線矢視図、第3
図は第2図の−線矢視断面図、第4図は第2
図の−線矢視に相当する他の変形例図であ
る。 1……農用トラクタ、2……エンジン、8……
前部ボンネツト、9……クラツチケース、12…
…トランスミツシヨンケース、17……後部ボン
ネツト、21……操縦部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン2後方に順次クラツチケース9、トラ
    ンスミツシヨンケース12が連設され、断面門型
    状とされたボンネツトが、エンジン2を覆被する
    前部ボンネツト8と、ミツシヨンケース12前部
    上方に位置する後部ボンネツト17とを有し、ミ
    ツシヨンケース12の上方に操縦部21が設けら
    れたものにおいて、 クラツチケース9から、前・後部両ボンネツト
    8,17の対向端縁部間に配置され且つ両者の対
    向する開口部を閉塞してエンジン2と操縦部21
    とを仕切る仕切板22が上方に一体的に突設さ
    れ、仕切板22が前部ボンネツト8に固定され、
    仕切板22が、前後に面状を呈する本体部22a
    と、本体部22aの外周縁部に直交状として一体
    に備えられ且つ本体部22aから前後に突出する
    外周壁部22bとを有し、外周壁部22bがボン
    ネツトの一部を構成することを特徴とする農用ト
    ラクタのエンジン熱遮断装置。
JP18422481U 1981-12-09 1981-12-09 農用トラクタのエンジン熱遮断装置 Granted JPS5887938U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18422481U JPS5887938U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 農用トラクタのエンジン熱遮断装置

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JP18422481U JPS5887938U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 農用トラクタのエンジン熱遮断装置

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Publication Number Publication Date
JPS5887938U JPS5887938U (ja) 1983-06-15
JPS6320606Y2 true JPS6320606Y2 (ja) 1988-06-08

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ID=29984200

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JP18422481U Granted JPS5887938U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 農用トラクタのエンジン熱遮断装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451059Y2 (ja) * 1985-06-10 1992-12-02

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566884A (en) * 1979-06-30 1981-01-24 Matsushita Electric Works Ltd Device for opening*closing lighting window
JPS5820971B2 (ja) * 1980-02-21 1983-04-26 東ソー株式会社 吸水性樹脂組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820971U (ja) * 1981-08-04 1983-02-09 本田技研工業株式会社 ル−フライニングの取付装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS566884A (en) * 1979-06-30 1981-01-24 Matsushita Electric Works Ltd Device for opening*closing lighting window
JPS5820971B2 (ja) * 1980-02-21 1983-04-26 東ソー株式会社 吸水性樹脂組成物

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