JPH0110302Y2 - - Google Patents

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JPH0110302Y2
JPH0110302Y2 JP709581U JP709581U JPH0110302Y2 JP H0110302 Y2 JPH0110302 Y2 JP H0110302Y2 JP 709581 U JP709581 U JP 709581U JP 709581 U JP709581 U JP 709581U JP H0110302 Y2 JPH0110302 Y2 JP H0110302Y2
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JP
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steering
vehicle
fuel tank
support
hydraulic oil
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JP709581U
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JPS57118975U (ja
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  • Steering Controls (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車輌搭載機器の構造に係り、近接す
る各機器を一体的に構成することにより、車輌機
体の組付の容易化等を企図したものに関する。
従来、例えば農用トラクタにあつては、燃料タ
ンクと、油圧作動式ステアリング装置とが設けら
れており、これら燃料タンクと、ステアリングハ
ンドルを支持するステアリングサポート等は夫々
個々にトラクタ機体に取付けられており、従つ
て、これら機器のトラクタ機体への組付けは煩雑
であり、各機器が近接して装置されたトラクタで
は、作業性が悪くその手数は特に煩雑であつた。
本考案はかかる従来の問題点に鑑み、創成され
たものであり、従つて、その特徴とするところ
は、燃料タンクと油圧作動式ステアリング装置が
設けられた車輌において、燃料タンクと、ステア
リングハンドルを支持するステアリングサポート
と、ステアリング装置の作動油を貯溜する作動油
タンクとが連結具を介して一体的に連結され、こ
れらが車輌機体に対して一体的に着脱自在に取着
された点にある。
以下、本考案の実施例を図に従い説明すると、
図は本考案を農用トラクタに適用した場合を示し
図示しないが、2軸4車輪形の車輌1を示してい
る。エンジン2は車輌1の前部寄りに搭載され、
エンジン2下部のクランクケース後面には順次フ
ライホイールハウジング、クラツチハウジング、
ミツシヨンケースが連設され、車輌機体3が構成
されている。
該車輌機体3の前部上面には、後傾した角筒状
ステアリングサポート4がサポートフランジ5、
及び第1サポートボルト6を介して立設されてい
る。該ステアリングサポート4は上部ケーシング
7、下部ケーシング8の上下に分割され、両ケー
シング7,8は、各ケーシング7,8に外側方へ
張出し形成されたフランジ9,9と、これらフラ
ンジ9,9を重合固着する第1連結ボルト10を
介して結合され、共に板金構造とされている。そ
して、上部ケーシング7には、頂部に円形状ステ
アリングハンドル11を取着するハンドルシヤフ
ト12が支承され、該ハンドルシヤフト12は前
後揺動角度変更固定自在のチルト式ハンドルとさ
れている。又、下部ケーシング8には全油圧式ス
テアリング用油圧コントロールバルブ等のステア
リング用制御弁13が設けられ、該制御弁13は
上記ハンドルシヤフト12に連動連結されて、ハ
ンドル11の回動操作により、図外油圧ポンプよ
り送油されてきた圧油を図外ステアリング用油圧
シリンダーへ送油管14,14を介して送油す
る。そして、該油圧シリンダーの作動で、前輪が
右、若しくは左旋回せしめられ車輌1のステアリ
ングがなされる。
ステアリングサポート4と、前記エンジン2間
には燃料タンク15が設けられ、板金製の上・下
椀状体を接合フランジ16で接合一体化したもの
であり、該燃料タンク15は接合フランジ16に
てタンクブラケツト17で車輌機体3上に支持さ
れている。タンクブラケツト17は板金製であ
り、車輌1の巾方向断面が上方開放のコの字状に
形成されたブラケツト本体18と、該本体18の
左右上端部を外側方に折曲形成した一対の保持フ
ランジ19と、同本体18の底面に上端を固着さ
れ下端が夫々内方に折曲されて車輌機体3上面に
第2サポートボルト20で固着された左右一対の
取付具21と、で構成され、前記下部ケーシング
8に突設された舌片22と、ブラケツト本体18
底板とは第1固着ボルト23で連結されている。
ステアリング装置の作動油を貯溜する作動油タ
ンク24は、ブラケツト本体18の側板から後方
に突設された支持具25に第2固着ボルト26で
連結されている。
該作動油タンク24は、有底の筒体27と、筒
体27の上部開口部を開閉自在に施蓋する蓋体2
8と、筒体27底部に設けられた戻り油管29及
び送出管30と、送出管30内孔を覆うオイルフ
イルター31と、で主構成され、上記戻り油管2
9、送出管30は夫々前記制御弁13及び図外油
圧ポンプに、ゴム等の可繞性パイプ32,32及
びこれらパイプ32,32を固着するバンド3
3,33を介して連通連結される。又、オイルフ
イター31は特に第2図に詳記する如く、筒状の
オイルエレメント34と、該エレメント34の
液出口部と送出管30内孔間に介在されるゴム等
シール部材35と、液出口部と送出管30とを
押接方向に弾発押圧するスプリング36とで構成
されている。
上記エンジン2、ステアリングサポート4及び
燃料タンク15等は着脱自在のボンネツト37で
包被され、該ボンネツト37は前部ボンネツト3
8、後部ボンネツト39に分割構成されている。
該後部ボンネツト39は主にステアリングサポー
ト4及び燃料タンク15を包被するもので、鞍形
の上部ボンネツト40と、該上部ボンネツト40
の両側下端に夫々着脱自在に連設される左右一対
の側部ボンネツト41と、上部ボンネツト40の
後部開口部を開閉自在に施蓋する上部蓋体42
と、両側部ボンネツト41の後端間開口部を開閉
自在に施蓋する下部蓋体43と、で主構成され、
上部ボンネツト40の上部後面には車輌操縦用の
計器パネル44が取着され、上部ボンネツト40
に対するハンドルシヤフト12の貫通間隙は可繞
カバー45で施蓋されている。
上記上部ボンネツト40の後端と、ステアリン
グサポート4頂部とはアングル形状の連結片46
と第2連結ボルト47で連結されている。該第2
連結ボルト47と前記第1連結ボルト10による
連結部は第3図に示す如き防振構造であり、該構
成を第3図に基づき新たな符号で説明すると、連
結すべき二部材48,49のうち一方48に筒状
カラー部材50が摺動自在に貫挿され、同部材4
8からのカラー部材50の挿出部に夫々ゴム等弾
性部材51,51が外嵌され、更にカラー部材5
0の両端面に夫々他方部材49と、座金52が当
接せしめられ、これらカラー部材50内孔、他方
部材49及び座金52に連通する連結ボルト53
が設けられて、スプリング座金54が介在されて
ナツト55が螺着されている。そして、連結ボル
ト53とナツト55の螺着時に、これら両者を離
反する方向に弾性部材51が弾発されており、ス
テアリングハンドル11へのエンジン2や車輪か
らの振動伝達が阻止されている。その他、56は
シート、57は変速レバーである。
而して、燃料タンク15、ステアリングサポー
ト4及び作動油タンク24は舌片22、第1固着
ボルト23や、支持具25、第2固着ボルト26
等の連結具を介して一体的に連結され、第1、第
2サポートボルト6,20の着脱で、これらが車
輌機体3に対して一体的に着脱自在とされてい
る。
尚、作動油タンク24はステアリングサポート
12に連結されていてもよく、燃料タンク15に
直接連結されたものでもよい。又、ボルトによる
各部連結部に第3図に示す防振構造を適用するこ
とは自由である。
本考案によれば、燃料タンク15、ステアリン
グサポート12及び作動油タンク24が一体的に
車輌機体3に対し着脱自在とされたことから、こ
れらの車輌機体3に対する組付が容易化されると
共に、相互の連結により強度向上も図れて有益で
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は全体側面
図、第2図は作動油タンクの縦断面図、第3図は
ボルト連結部の防振構造を示す断面図である。 1……車輌、3……車輌機体、4……ステアリ
ングサポート、11……ステアリングハンドル、
15……燃料タンク、24……作動油タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンクと油圧作動式ステアリング装置が設
    けられた車輌において、燃料タンクと、ステアリ
    ングハンドルを支持するステアリングサポート
    と、ステアリング装置の作動油を貯溜する作動油
    タンクとが連結具を介して一体的に連結され、こ
    れらが車輌機体に対して一体的に着脱自在に取着
    されたことを特徴とする車輌搭載機器の構造。
JP709581U 1981-01-19 1981-01-19 Expired JPH0110302Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP709581U JPH0110302Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP709581U JPH0110302Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57118975U JPS57118975U (ja) 1982-07-23
JPH0110302Y2 true JPH0110302Y2 (ja) 1989-03-23

Family

ID=29805355

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JP709581U Expired JPH0110302Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

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JPS57118975U (ja) 1982-07-23

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