JPH0122782Y2 - - Google Patents

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JPH0122782Y2
JPH0122782Y2 JP1984138232U JP13823284U JPH0122782Y2 JP H0122782 Y2 JPH0122782 Y2 JP H0122782Y2 JP 1984138232 U JP1984138232 U JP 1984138232U JP 13823284 U JP13823284 U JP 13823284U JP H0122782 Y2 JPH0122782 Y2 JP H0122782Y2
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JP
Japan
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steering
frame
bracket
battery
board
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JP1984138232U
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JPS6152570U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は農用トラクターのボンネツトやダツシ
ユボードを支持する門形フレームとその周辺の空
間の利用に関するものである。
(ロ) 従来技術 農用トラクターのダツシユボード内にステーや
支柱を設けて、バツテリーや燃料タンクを配置し
た技術は公知とされているのである。
例えば実開昭58−188222号公報や、実開昭57−
195970号公報に記載の技術の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、前記実開昭58−188222号公報に開示さ
れた技術においては、門形フレームが配置されて
いないので、燃料タンクの前部をエンジンから突
出したブラケツトに固設し、後部をステアリング
軸の外周に固設せざるを得ず、燃料タンクの取付
が非常に面倒となつていたのである。
また該燃料タンクのような取付方法では、バツ
テリーの如く、脱着を行う回数の多い部品では載
置することが出来ないという不具合いがあつたも
のである。
また、実開昭57−195970号公報に記載の技術に
おいては、ステアリング装置が機械式であるの
で、ステアリングギアボツクスをダツシユボード
の下方に配置せざるを得ず、ステアリングハンド
ルからステアリングギアボツクスまでの間の連結
軸がダツシユボードと交差するので、バツテリー
や燃料タンクの載置部をダツシユボードの下部に
設ける為には、該従来技術の如く、ダツシユボー
ドを後方に長く構成し、ステアリング装置とダツ
シユボードとが干渉しないような構成とせざるを
得なかつたのである。
本考案においては、このようにダツシユボード
を長く構成することなく、ダツシユボード内にバ
ツテリーや燃料タンクを配置可能とすべく、ステ
アリング装置を油圧式とし、ステアリングハンド
ルの下方にはステアリングバルブを設けるだけ
で、ステアリングギアボツクスを不要として、小
形のダツシユボードにおいてバツテリーを格納
し、ステアリングバルブも取付可能としたもので
ある。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
ボンネツト後部とダツシユボード24部との間
で、左右のフレーム26,26間に門形フレーム
22を立設し、該門形フレーム22の後部に同じ
く左右のフレーム26よりステアリングブラケツ
ト35,35を立設し、該ステアリングブラケツ
ト35,35間を連結枠34により連結すると共
に、該連結枠34を門形フレーム22にも固着
し、前記ステアリングブラケツト35より「〓」
形に延設してステアリングバルブブラケツト42
を設け、連結枠34をバツテリー又は燃料タンク
又は収納箱等の載置部としたものである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の農用トクターのボンネツト部
の側面断面図、第2図は同じく後面断面図、第3
図はダツシユボード近辺の拡大断面図、第4図は
ダツシユボードの後面図、第5図、第6図はステ
アリングブラケツトの後面図と側面図である。
エンジン15の側面にL字形で後方に伸びる後
フレーム26を固設し、該後フレーム26の前端
上部から、前方へ向けて前フレーム19を突出し
ている。エンジン15はこれらの前後フレーム上
に防振材を介して載置支持されている。
そして後フレーム26よりやや前方へ傾けて門
形フレーム22を立設している。この門形フレー
ム22に前部を固定し、下部を後フレーム26上
に載置してダツシユボード24を設けている。
ダツシユボード24内にバツテリー25を配置
している。35はステアリングブラケツト、34
は連結枠、22は本考案の要部である門形フレー
ムである。
36はステアリングバルブであり、ステアリン
グブラケツト35から突設したバルブブラケツト
42に固定支持されている。23はステアリング
ハンドルである。
本考案は、ステアリングバルブ36を支持する
ステアリングバルブブラケツト42を、ステアリ
ングブラケツト35より「〓」形に延長して配置
したものである。
また、門形フレーム22と、ステアリングブラ
ケツト35との連結枠34上にバツテリー25や
燃料タンクや収納箱等のブラケツトを構成し、ダ
ツシユボード24の側面に蓋体より閉じる開口部
24aを設けたものである。
ボンネツトは天板16と、フロントグリル28
と左右の側板37L,37Rより構成されてお
り、前フレーム19に固設されている。前フレー
ム19の前端にフレームバンパー17が突出され
ており、この上にフロントグリル28が載置され
ている。
又、フレームバンパー17の下面に下部バンパ
ー18が固設され、この下部バンパーに載置され
ラジエータ1が低い位置で配置されている。
故に、ラジエータ1は従来のトラクターのボン
ネツト内のラジエータよりも相当に低い位置に配
置されている。
又、左右の前フレーム19,19の間に渡架し
て横フレーム29を設け、この上面に前輪操向用
のベルクランクの軸20を設け、下面にフロント
デフケース21の前部センターピン軸受装置31
を固設している。フロントデフケース21の後部
センターピン軸受装置30は後フレーム26の前
端面に固定している。
即ち、前フレーム19と後フレーム26は上下
に段違い状に形成されており、この前フレーム1
9の下面と後フレーム26の前面が作る空間にフ
ロントデフケース21を配置している。
又、左右の前フレーム19,19の上面にブラ
ケツト9を門形に設け、これに前照灯10の出入
装置、エアクリーナ3、マフラー4を固定してい
る。
エンジン15のクランクシヤフトの前端を突出
し、ユニバーサルジヨイント12、中間軸8、ユ
ニバーサルジヨイント7、ラジエータフアン軸2
aを介して、ラジエータ1のフアン2を駆動して
いる。ラジエータフアン軸2aには、フロント
PTOプーリー5を固設している。
又、トラクターのボンネツト内部において、ラ
ジエータフアン2によつて生ずる冷却風の流れを
後方下部にスムーズに排出すべく、ラジエータ以
降からエンジンを略覆うような形状で整流板33
を配置している。
ステアリングブラケツト35、連結枠34、ス
テアリングバルブブラケツト42は第5図、第6
図の如く構成されている。
そして連結枠34の前端が門形フレーム22の
後面に固設されている。連結枠34がブラケツト
9を兼ねており、バツテリー25や燃料タンクや
収納箱を載置している。
24aはダツシユボード24の側面に設けた開
口部であり、常時は蓋体で覆われている。
36はステアリングバルブであり、このステア
リングバルブ36とステアリングハンドル23に
エンジンや機体の振動を極力伝えないように防振
材40,41が介装されている。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので次のような効
果を奏するものである。
第1に、門形フレーム22の部分は門形に構成
されているので、強度が大であり、また左右のス
テアリングブラケツト35と連結枠34も連結さ
れて門形に構成されているので、この部分によつ
ても強度を大とすることができ、両門形部を連結
枠34により一体化しているので、更に強度を増
加することが出来るので、バツテリーや燃料タン
クを載置可能な台とすることが出来るものであ
る。
第2に、従来の技術である実開昭51−195970号
公報においては、機械式のステアリング装置を構
成しているので、ステアリングギアボツクスをダ
ツシユボードの下に配置せざるを得ず、ダツシユ
ボード24の内部にバツテリー等を載置する空間
を構成しようとすると、ステアリング筒軸と干渉
しないように、ダツシユボードを後方に長く伸ば
す必要があるのである。
これに対して、本考案においてはステアリング
装置を油圧式としたので、ステアリングバルブ3
6をステアリングバルブブラケツト42に装着す
るだけでよいので、ステアリング装置とバツテリ
ーが干渉することが無いので、ダツシユボード2
4を短く構成することが出来たものである。
またステアリングハンドル23の高さは、ステ
アリングバルブ36の位置を調節することによ
り、適性な高さとすることが出来たものである。
またステアリングハンドル23からステアリン
グバルブ36に至るステアリング筒軸が短く構成
出来るので、ステアリングハンドル23の手元に
おける振動を小とすることが出来たものである。
第3に、門形フレーム22とステアリングブラ
ケツト35が後フレーム26の上に立設されてい
るので、前述の門形の構成と合わせて、後フレー
ム26の支持強度を補強することが出来るという
効果も奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の農用トラクターのボンネツト
部の側面断面図、第2図は同じく後面断面図、第
3図はダツシユボード近辺の拡大断面図、第4図
はダツシユボードの後面図、第5図、第6図はス
テアリングブラケツトの後面図と側面図である。 22……門形フレーム、24……ダツシユボー
ド、25……バツテリー、34……連結枠、35
……ステアリングブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボンネツト後部とダツシユボード24部との間
    で、左右のフレーム26,26間に門形フレーム
    22を立設し、該門形フレーム22の後部に同じ
    く左右のフレーム26よりステアリングブラケツ
    ト35,35を立設し、該ステアリングブラケツ
    ト35,35間を連結枠34により連結すると共
    に、該連結枠34を門形フレーム22にも固着
    し、前記ステアリングブラケツト35より「〓」
    形に延設してステアリングバルブブラケツト42
    を設け、連結枠34をバツテリー又は燃料タンク
    又は収納箱等の載置部としたことを特徴とする農
    用トラクターのダツシユボード構造。
JP1984138232U 1984-09-11 1984-09-11 Expired JPH0122782Y2 (ja)

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JP1984138232U JPH0122782Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

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JP1984138232U JPH0122782Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

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JPS6152570U JPS6152570U (ja) 1986-04-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0712846Y2 (ja) * 1987-01-30 1995-03-29 株式会社東芝 空気調和機組合せ試験用囮装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6137577Y2 (ja) * 1981-06-09 1986-10-30
JPS58188222U (ja) * 1982-06-04 1983-12-14 株式会社クボタ 車両の燃料タンク構造

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