JP2963445B1 - 自動二輪車におけるエンジンの吸気装置 - Google Patents

自動二輪車におけるエンジンの吸気装置

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Abstract

【要約】 【課題】 モノコック構造のメインフレーム内にエアク
リーナ部が設けられた自動二輪車において、エアクリー
ナ部とエンジンの燃料供給装置との接続を容易に行な
う。 【解決手段】 モノコック構造のメインフレーム10内
にエンジン8への吸気を浄化するエアクリーナ部28が
設けられた自動二輪車において、このエアクリーナ部2
8とエンジン8の燃料供給装置14とを接続するダクト
15を、メインフレーム10に取り付ける。またダクト
15はメインフレーム10の内方を通してメインフレー
ム10に対し着脱可能に設定する。これにより、メイン
フレーム10の下面とエンジン8の間の狭い空間におい
ても、ダクト15の組付け作業を容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノコック構造の
メインフレームをエアクリーナとして利用した自動二輪
車におけるエンジンの吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】自動二輪
車におけるエンジンの吸気装置として、下向きに吸気を
導入するダウンドラフト型のものがある。この種の従来
の吸気装置では、エンジンに気化器を介してエアクリー
ナが取り付けられていたので、気化器とエアクリーナと
をダクトで接続するのに、気化器とエアクリーナとの間
に位置ずれが生じることもなく接続できる。
【0003】これに対し、車体フレームの前半部がヘッ
ドパイプに接続されたモノコック構造の単一のメインフ
レームからなり、そのメインフレーム内をエアクリーナ
部とした構成の自動二輪車がある(実用新案登録第25
12877号)。この場合、気化器は、エンジン車体フ
レームの中央下部に支持されているエンジンに取り付け
られるので、エンジンマウントの孔のずれやエンジンマ
ウントのラバーの経時的な変形などによりエンジンに位
置ずれが生じる場合があり、そのような状態では、メイ
ンフレームからなるエアクリーナ部と、エンジンに取り
付けられたエンジンの気化器との間に位置ずれが生じ、
両者間をダクトで接続する作業が容易でなくなる場合が
ある。
【0004】また、メインフレームの剛性を上げ、かつ
軽量化およびコンパクト化を図るために、メインフレー
ムにおける前端のヘッドパイプから後下部のスイングア
ーム支持部にわたる部分は、できるだけ直線的な形状と
されるので、エンジンの頂部とメインフレーム下面との
間の隙間は狭くなる傾向があり、これが、前記吸気装置
のダクト接続作業をより面倒にしている。
【0005】本発明は、以上のような課題に鑑みてなさ
れたもので、モノコック構造のメインフレーム内にエア
クリーナ部が設けられた自動二輪車において、エアクリ
ーナ部とエンジンの燃料供給装置とを接続するダクトの
組付け作業が容易な自動二輪車におけるエンジンの吸気
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の自動二輪車におけるエンジンの吸気装置
は、モノコック構造のメインフレーム内にエンジンへの
吸気を浄化するエアクリーナ部が設けられ、メインフレ
ームにダクト用開口が形成され、前記エアクリーナ部と
エンジンの燃料供給装置とを接続するダクトが前記ダク
ト用開口に挿通されて前記メインフレームに取り付けら
れ、前記メインフレームのダクト用開口と対向する位置
に、エアクリーナ部の点検窓が形成され、前記ダクトは
前記点検窓からメインフレームの内方を通してメインフ
レームに対し着脱可能に設定されている。この構成によ
れば、エアクリーナ部とエンジンの燃料供給装置とを接
続するダクトが点検窓からメインフレームの内方を通し
メインフレームに対して着脱可能に取り付けられるの
で、メインフレームの下面とエンジンの間の狭い空間に
おいてもダクトの組付け作業を容易に行うことができ
る。
【0007】また、請求項2の自動二輪車におけるエン
ジンの吸気装置は、請求項1において、前記ダクトが、
メインフレームに取り付けられるフランジを有し、少な
くとも前記フランジと、前記燃料供給装置に接続される
下流端部との間の中間部が、弾性体により形成されてい
る。この構成によれば、ダクトの少なくとも中間部が弾
性体により形成されているので、メインフレームとエン
ジンとの間に位置ずれがあっても、ダクトの中間部でそ
の位置ずれを吸収できる。また、車体の振動がダクトに
伝わっても、弾性体からなるダクトの中間部でその振動
を吸収できる。
【0008】請求項3の自動二輪車におけるエンジンの
吸気装置は、請求項1において、前記ダクトが、メイン
フレームに設けた嵌合孔に嵌合して取り付けられる嵌合
部を有し、少なくとも前記嵌合部と、前記燃料供給装置
に接続される下流端部との間の中間部が、弾性体により
形成されている。この構成によれば、やはり、弾性体に
より形成された中間部により、メインフレームとエンジ
ンとの間の位置ずれを吸収できるとともに、車体からダ
クトに伝わった振動も吸収できる。
【0009】さらに、請求項4の自動二輪車におけるエ
ンジンの吸気装置は、請求項1,2または3において、
前記ダクトの下流端部が前記燃料供給装置の上流端部に
密着して嵌合され、前記下流端部は、嵌合面を形成する
弾性体と、この弾性体を径方向から支持する剛体とを有
する。この構成によれば、ダクトの下流端部が、嵌合面
を形成する弾性体と、この弾性体を支持する剛体とを有
するので、ダクト下流端部を燃料供給装置の上流端部に
容易に気密状態に嵌合させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照しながら詳述する。図1は本発明の
一実施形態であるエンジンの吸気装置を備えた自動二輪
車の側面図である。自動二輪車は、車体フレーム1の前
端のヘッドパイプ2に軸支されたフロントフォーク3に
前車輪4を取り付け、車体フレーム1の中央下部のスイ
ングアームブラケット5に軸支されたスイングアーム6
に後車輪7を取り付け、車体フレーム1の前下部に取り
付けたエンジン8で後車輪7を駆動するとともに、フロ
ントフォーク3の上端部に固定したハンドル9で操向す
るように構成されている。
【0011】車体フレーム1の前半部は、前端がヘッド
パイプ2に接続されたモノコック構造の単一のメインフ
レーム10とされ、メインフレーム10内にはエンジン
8への吸気を浄化するエアクリーナ部28が設けられて
おり、その前部に形成された入口11には空気導入用の
吸入ダクト12の後端が接続されている。この吸入ダク
ト12の前端は、車体の前部を覆うカウリング13の前
面に開口させてある。また、エアクリーナ部28の内部
には、クリーナエレメント16が設けられている。メイ
ンフレーム10の後部背面側には燃料タンク17が配置
されている。エンジン8の前側にはエンジン水冷用のラ
ジエータ23が配置されている。
【0012】メインフレーム10はエンジン8の上方を
通過した後の後半部が下方へ曲げられており、その下端
が前記スイングアームブラケット5とされている。この
スイングアームブラケット5には上下2つのエンジンマ
ウント18,18が形成され、これらのエンジンマウン
ト18にエンジン8の後部が支持されている。エンジン
8は、この実施形態では直列複数気筒であり、各シリン
ダに1つずつ対応して設けられた複数の燃料供給装置1
4が、エンジン8に取り付けられている。
【0013】車体フレーム1の後半部は、前記メインフ
レーム10に連結されてメインフレーム10の後部から
後方へ延びる左右2本のシートレール19と、前記スイ
ングアームブラケット5から後方に延びて前記各シート
レール19に結合される左右2本の補強メンバー20と
からなる。
【0014】車体フレーム1の後半部とスイングアーム
6との間には、後輪荷重を支持するためのリヤサスペン
ション21が装着され、車体フレーム1の後半部には運
転者のシート22が装着されている。
【0015】前記メインフレーム10の中央部下面に
は、エアクリーナ部28とエンジン8の燃料供給装置1
4とを接続する下向きのダクト15が装着されており、
これによって、ダウンドラフトタイプの吸気装置が形成
されている。この実施形態の場合、前記燃料供給装置1
4は燃料噴射型であるが、気化器型であってもよい。
【0016】図2および図3は、前記ダクト15の取付
構造の断面図および分解断面図を示す。図2に示すよう
に、ダクト15は、ゴムなどの弾性体からなる筒部29
と、アルミニウムのような剛体からなり筒部29の上流
側に設けられてメインフレーム10の壁(この例では下
壁)の内面に取り付けられるフランジ(取付部)30と
を有する。前記筒部29は、フランジ30に設けた装着
孔30aに装着されている。フランジ30には、図4に
示すように、これをメインフレーム10の下部内面にボ
ルト締めするボルト31の挿通孔32が、複数個(ここ
では2個)形成されるとともに、フランジ30の下面に
は、図3に示すように、ボルト締めによりメインフレー
ム10の下壁内面とフランジ30との接触面をシールす
るOリング33が装着されている。
【0017】また、燃料供給装置14に接続される前記
ダクト15の下流端部には、燃料供給装置14の上流端
部内周面に密着して嵌合可能な断面波形の嵌合面29a
が弾性体によって形成され、この嵌合面29aの内径側
にはアルミニウムのような剛体からなるリング部材34
が設けられる。このリング部材34により嵌合面29a
が支持されて、ダクト15の下流端部のリング形状が維
持される。
【0018】また、前記メインフレーム10の下面のダ
クト接続個所には、メインフレーム10の内方からダク
ト15の下部をフレーム外方に挿通させることのできる
ダクト用開口38が形成されている。その開口38の周
縁部には、前記フランジ30のボルト挿通孔32に整合
するボルト挿通孔39が形成され、さらに開口38の周
縁部の外面には、前記ボルト挿通孔39に整合するナッ
ト40が溶接により固定されている。なお、前記ダクト
15は、各燃料供給装置14に対応させて複数本が個別
に分離して設けられる。
【0019】さらに、前記メインフレーム10の上面
の、前記ダクト用開口38と対向する位置には、エアク
リーナ部28の内部を点検するための点検窓41が開口
している。図5はその平面図を示す。メインフレーム1
0は、前後方向の中央部がエンジン8とほぼ同一幅とな
るように膨らんだ幅広の形状となっており、この幅広部
に、メインフレーム10の幅方向に並べて2つの点検窓
41,41が開口している。各点検窓41はそれぞれ個
別の蓋体42によって閉じられる。蓋体42は、点検窓
41の周縁部にボルト43により締め付け固定されてお
り、必要に応じて点検窓41を開けることができる。な
お、前記2つの点検窓41は、共通の一つの蓋体で開閉
するようにしても良い。この点検窓41は、図3に示す
前記ダクト15をメインフレーム10内に挿入するに十
分な大きさに開口させてあり、ダクト15の接続時には
この点検窓41からメインフレーム10内にダクト15
が挿入され、メインフレーム10の内方を通して、つぎ
のように、ダクト15がメインフレーム10の下壁に取
り付けられる。
【0020】すなわち、前記点検窓41からメインフレ
ーム10内に挿入したダクト15の下流端部を、メイン
フレーム10の下面側のダクト用開口38からメインフ
レーム10外に突出させて、エンジン8の対応する燃料
供給装置14の上流端部に内嵌めし、両者間を嵌合面2
9aの弾性力で密着させる。この状態のもとに、点検窓
41からの操作で、ボルト31をフランジ30およびメ
インフレーム10のボルト挿通孔32,39に挿通さ
せ、ナット40にねじ込む。これにより、図2のよう
に、ダクト15のフランジ30がメインフレーム10の
下壁内面にボルト締めされるとともに、Oリング33に
よりダクト15とメインフレーム10の接続部のシール
が図られる。
【0021】このように、ダクト15はメインフレーム
10の内方から燃料供給装置14に向けて突出させて、
この燃料供給装置14に接続されるから、エンジン8の
燃料供給装置14とメインフレーム10の下面との間
に、吸気装置のダクト15をエンジン8の横方向から挿
入して接続するための十分な空間がない場合でも、ダク
ト15の接続を容易に行うことができる。
【0022】また、前記ダクト15において、剛体から
なるフランジ30と、剛体のリング部材34で補強した
下流端部との間の中間部はゴムのような弾性体からなる
ので、メインフレーム10と燃料供給装置14との間に
位置ずれがあっても、その位置ずれをダクト15の中間
部の弾性体で吸収することができ、さらに、車体の振動
を吸収することもできる。また、ダクト15の下流端部
の嵌合面29aもゴムなどの弾性体からなり、その内径
側が剛体からなるリング部材34で補強されて、嵌合面
29aのリング形状が維持されるので、燃料供給装置1
4の上流端部へダクト15の下流端部を十分な気密を保
った状態で嵌合させることができる。
【0023】また、この実施形態では、車体フレーム1
の前半部を単一のメインフレーム10として、このメイ
ンフレーム10をエンジン8の上方に位置させているの
で、エンジンの側方を通る左右2本のメインフレームで
車体フレームの前半部を構成した自動二輪車の場合に比
べて、車体幅の制限内で、2本のメインフレームの厚さ
分だけエンジン幅を大きくすることができ、エンジン幅
に設計的な余裕ができる。したがって、シリンダのボア
を大きくしてストロークを短くできることになり、最適
なエンジン設計が可能となる。これにより、燃料供給装
置14の幅にも余裕ができるので、吸気装置のダクト1
5を、車体中心寄りに曲げる必要がなくなるから、真直
な形状にして、それだけ吸気損失を減少させることがで
きる。
【0024】なお、上記実施形態では、各ダクト15の
フランジ30を、個別にメインフレーム10の下部内面
に密着させてボルト締めした場合を示したが、予め複数
のダクト15を共通の1枚のプレートに取り付け、この
プレートを、メインフレーム10の下部内面と、各ダク
ト15のフランジ30との間に介在させ、プレートをメ
インフレーム10の下部内面にボルト締めし、各ダクト
15のフランジ30をプレートにボルト締めするように
しても良い。その場合、プレートに固定された複数のダ
クトを通過させる幅広の点検窓がメインフレームに形成
される。
【0025】また、上記実施形態では、燃料供給装置1
4に接続される前記ダクト15の下流端部に、ゴムのよ
うな弾性体からなる筒部29と一体の断面波形の嵌合面
29aを形成したが、このような波形嵌合面29aに代
えて、Oリングまたはそれに相当する弾性部材をダクト
15の下流端部の外周面に嵌合させてもよい。
【0026】図6は本発明の他の実施形態におけるダク
トの取付構造の分解断面図を示す。同図において、メイ
ンフレーム10の下壁のダクト用開口38の開口縁に、
金属などからなる環状の保持部材50が溶接などにより
取り付けられている。前記ダクト用開口38は、各気筒
ごとに独立して形成される。ゴムのような弾性体からな
るダクト15は、メインフレーム10の上壁に設けた点
検窓41(図3)からメインフレームの内方に挿入さ
れ、ダクト15の筒部29の中間部に形成された嵌合部
(取付部)51を前記保持部材50の嵌合孔52に嵌合
させることにより、メインフレーム10に取り付けられ
ている。
【0027】前記嵌合部51は、その外周面に、先の実
施形態における燃料供給装置嵌合部シール用の嵌合面2
9aと同様の断面波形の嵌合面29bが形成されてい
る。前記嵌合面29bの内径側が剛体からなるリング部
材53で補強されることは、嵌合面29aの場合と同様
である。したがって、前記ダクト15において、剛体の
リング部材53で補強された嵌合部51と、剛体のリン
グ部材34で補強された下流端部との間の中間部が、筒
部29を形成するゴムのような弾性体で構成される。こ
の場合、ダクト15における前記波形嵌合面29a,2
9bの突起個数をそれぞれ2個としているが、3個以上
でもよく、1個でもよい。
【0028】上記のように、この実施形態では、ダクト
15をメインフレーム10の内方を通してメインフレー
ム10の下壁に嵌合により取り付けることができるの
で、先の実施形態の場合にくらべて、その取付けを一層
容易に行うことができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動二輪車にお
けるエンジンの吸気装置によれば、モノコック構造のメ
インフレーム内にエンジンへの吸気を浄化するエアクリ
ーナ部が設けられ、メインフレームにダクト用開口が形
成され、前記エアクリーナ部とエンジンの燃料供給装置
とを接続するダクトが前記ダクト用開口に挿通されて前
メインフレームに取り付けられ、前記メインフレーム
のダクト用開口と対向する位置に、エアクリーナ部の点
検窓が形成され、前記ダクトは点検窓からメインフレー
ムの内方を通してメインフレームに対し着脱可能に設定
されているため、メインフレームの下面とエンジンとの
間の狭い空間においても、ダクトの組付け作業を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエンジンの吸気装置
を備える自動二輪車を示す側面図である。
【図2】同自動二輪車における吸気装置の要部構造を示
す縦断面図である。
【図3】同吸気装置の要部構造を示す分解縦断面図であ
る。
【図4】同吸気装置のダクトを示す平面図である。
【図5】前記自動二輪車におけるメインフレームの要部
を示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係るエンジンの吸気装
置の要部構造を示す分解縦断面図である。
【符号の説明】
8…エンジン、10…メインフレーム、14…燃料供給
装置、15…ダクト、28…エアクリーナ部、29…筒
部、29a,29b…嵌合面、30…フランジ、34…
リング部材、51…嵌合部、52…嵌合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B60K 13/06 B60K 13/06 Z (56)参考文献 特開 平8−35456(JP,A) 特開 平3−202669(JP,A) 実開 平5−34093(JP,U) 実開 昭59−88262(JP,U) 実開 平4−52556(JP,U) 実開 昭57−71875(JP,U) 実開 昭57−61160(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 35/16 B62J 39/00 B62K 11/04 F02M 35/10 101 B60K 13/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノコック構造のメインフレーム内にエ
    ンジンへの吸気を浄化するエアクリーナ部が設けられ、メインフレームにダクト用開口が形成され、前記 エアク
    リーナ部とエンジンの燃料供給装置とを接続するダクト
    前記ダクト用開口に挿通されて前記メインフレームに
    取り付けられ、前記メインフレームのダクト用開口と対向する位置に、
    エアクリーナ部の点検窓が形成され、 前記ダクトは前記点検窓からメインフレームの内方を通
    してメインフレームに対し着脱可能に設定されている自
    動二輪車におけるエンジンの吸気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ダクトは、前記
    メインフレームに取り付けられるフランジを有し、少な
    くとも前記フランジと前記燃料供給装置に接続される下
    流端部との間の中間部が、弾性体により形成されている
    自動二輪車におけるエンジンの吸気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ダクトは、前記
    メインフレームに設けた嵌合孔に嵌合して取り付けられ
    る嵌合部を有し、少なくとも前記嵌合部と前記燃料供給
    装置に接続される下流端部との間の中間部が、弾性体に
    より形成されている自動二輪車におけるエンジンの吸気
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3において、前記ダ
    クトの下流端部が前記燃料供給装置の上流端部に密着し
    て嵌合され、前記下流端部は、嵌合面を形成する弾性体
    と、この弾性体を径方向から支持する剛体とを有する自
    動二輪車におけるエンジンの吸気装置。
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