JP2000240515A - エンジンのegr弁支持構造 - Google Patents
エンジンのegr弁支持構造Info
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- JP2000240515A JP2000240515A JP11039838A JP3983899A JP2000240515A JP 2000240515 A JP2000240515 A JP 2000240515A JP 11039838 A JP11039838 A JP 11039838A JP 3983899 A JP3983899 A JP 3983899A JP 2000240515 A JP2000240515 A JP 2000240515A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンのEGR弁支持構造の簡素化をはか
る。 【解決手段】 EGR管40にEGR弁10に対する管
フランジ41を形成し、ブラケット30をEGR弁10
との間に管フランジ41を挟むように配置し、管フラン
ジ41にEGR弁10に対する接合面42とブラケット
30に対する背面43を形成し、EGR弁10と管フラ
ンジ41およびブラケット30を共通のボルト7を介し
て締結する。
る。 【解決手段】 EGR管40にEGR弁10に対する管
フランジ41を形成し、ブラケット30をEGR弁10
との間に管フランジ41を挟むように配置し、管フラン
ジ41にEGR弁10に対する接合面42とブラケット
30に対する背面43を形成し、EGR弁10と管フラ
ンジ41およびブラケット30を共通のボルト7を介し
て締結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの排気管
から吸気管に再循環されるEGRガスの流量を調節する
EGR弁を備え、EGR弁をエンジン本体側にブラケッ
トを介して支持するEGR弁支持構造の改良に関するも
のである。
から吸気管に再循環されるEGRガスの流量を調節する
EGR弁を備え、EGR弁をエンジン本体側にブラケッ
トを介して支持するEGR弁支持構造の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のEGR弁支持構造とし
て、例えば図5に示すようなものがある。これについて
説明すると、EGR通路を画成するEGR管40と、E
GR通路を開閉するEGR弁10と、EGR弁10をエ
ンジン本体側に支持するブラケット30とを備える。ブ
ラケット30がEGR管40とEGR弁10の両フラン
ジ間に介装され、EGR弁10とブラケット30および
EGR管40を共通のボルト50を介して締結されてい
る。ブラケット30の一端はボルト53を介してスリン
ガ6に締結され、スリンガ6が別のボルトを介してエン
ジン本体に締結される。
て、例えば図5に示すようなものがある。これについて
説明すると、EGR通路を画成するEGR管40と、E
GR通路を開閉するEGR弁10と、EGR弁10をエ
ンジン本体側に支持するブラケット30とを備える。ブ
ラケット30がEGR管40とEGR弁10の両フラン
ジ間に介装され、EGR弁10とブラケット30および
EGR管40を共通のボルト50を介して締結されてい
る。ブラケット30の一端はボルト53を介してスリン
ガ6に締結され、スリンガ6が別のボルトを介してエン
ジン本体に締結される。
【0003】ブラケット30はEGR通路を画成する開
口部35を有する環状の取り付け座を持ち、EGR弁1
0との間にガスケット51が介装されるとともに、EG
R管40との間にガスケット52が介装され、EGR通
路の密封がはかられる。
口部35を有する環状の取り付け座を持ち、EGR弁1
0との間にガスケット51が介装されるとともに、EG
R管40との間にガスケット52が介装され、EGR通
路の密封がはかられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造にあっては、ブラケット30がEGR通路
を画成するため、ブラケット30の両面に接する2枚の
ガスケット51,52を介装しなければならず、部品数
が増加し、製品のコストアップを招く。また、ブラケッ
ト30の両面に各ガスケット51,52に接するための
表面仕上げ加工を施す必要があり、製品のコストアップ
を招く。
うな従来構造にあっては、ブラケット30がEGR通路
を画成するため、ブラケット30の両面に接する2枚の
ガスケット51,52を介装しなければならず、部品数
が増加し、製品のコストアップを招く。また、ブラケッ
ト30の両面に各ガスケット51,52に接するための
表面仕上げ加工を施す必要があり、製品のコストアップ
を招く。
【0005】また、従来のEGR弁支持構造として、例
えば特開平9−151811号公報に開示されたもの
は、EGR管を用いずにEGR弁を直接インテークマニ
ホルドに取り付けるようになっている。
えば特開平9−151811号公報に開示されたもの
は、EGR管を用いずにEGR弁を直接インテークマニ
ホルドに取り付けるようになっている。
【0006】特開平9−303225号公報に開示され
たものは、EGR管をステーとしても兼用させている
が、EGR管とEGR弁がユニオンナットを介して結合
されている。
たものは、EGR管をステーとしても兼用させている
が、EGR管とEGR弁がユニオンナットを介して結合
されている。
【0007】特開平7−42625号公報に開示された
ものは、EGR弁とインテークマニホルドとを連結する
EGR管が示されているがその連結がスペーサ(EGR
パッセージ)を介して行われる。
ものは、EGR弁とインテークマニホルドとを連結する
EGR管が示されているがその連結がスペーサ(EGR
パッセージ)を介して行われる。
【0008】上記の従来構造はいずれも本願のEGR弁
とEGR管がフランジ結合される構造に関するものでは
なく、またEGR弁を支持するブラケットに関する構造
でもない。
とEGR管がフランジ結合される構造に関するものでは
なく、またEGR弁を支持するブラケットに関する構造
でもない。
【0009】また、例えば特開平10−274103号
公報に開示されたものは、エキゾーストマニホルドとE
GR弁を結ぶEGR管を備え、EGR管のフランジが示
されているが、本願のEGR弁を支持するブラケットに
関する構造ではない。
公報に開示されたものは、エキゾーストマニホルドとE
GR弁を結ぶEGR管を備え、EGR管のフランジが示
されているが、本願のEGR弁を支持するブラケットに
関する構造ではない。
【0010】しかし、このようにEGR弁をブラケット
を用いずに支持する構造は、近年のEGR弁の大型化に
伴いEGR弁の振動を抑制することが難しい。また、比
較的小型なEGR弁にあっても、EGR弁がEGR管の
途中に介装される構造にあっては、EGR弁をブラケッ
トを用いずに支持して、EGR弁の振動を抑制すること
が難しい。
を用いずに支持する構造は、近年のEGR弁の大型化に
伴いEGR弁の振動を抑制することが難しい。また、比
較的小型なEGR弁にあっても、EGR弁がEGR管の
途中に介装される構造にあっては、EGR弁をブラケッ
トを用いずに支持して、EGR弁の振動を抑制すること
が難しい。
【0011】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、ブラケットを介するEGR弁支持構造の簡素
化をはかることを目的とする。
のであり、ブラケットを介するEGR弁支持構造の簡素
化をはかることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、EGR通
路を画成するEGR管と、EGR通路に介装されるEG
R弁と、EGR弁をエンジン本体側に支持するブラケッ
トとを備えるエンジンのEGR弁支持構造に適用する。
路を画成するEGR管と、EGR通路に介装されるEG
R弁と、EGR弁をエンジン本体側に支持するブラケッ
トとを備えるエンジンのEGR弁支持構造に適用する。
【0013】そして、EGR管にEGR弁に対する管フ
ランジを形成し、ブラケットをEGR弁との間に管フラ
ンジを挟むように配置し、管フランジにEGR弁に対す
る接合面とブラケットに対する背面を形成し、EGR弁
と管フランジおよびブラケットを共通のボルトを介して
締結するものとした。
ランジを形成し、ブラケットをEGR弁との間に管フラ
ンジを挟むように配置し、管フランジにEGR弁に対す
る接合面とブラケットに対する背面を形成し、EGR弁
と管フランジおよびブラケットを共通のボルトを介して
締結するものとした。
【0014】第2の発明は、第1の発明において、ブラ
ケットの管フランジに対する取り付け座を管フランジ背
面の略半周部分に当接するC字状に形成するものとし
た。
ケットの管フランジに対する取り付け座を管フランジ背
面の略半周部分に当接するC字状に形成するものとし
た。
【0015】
【発明の作用および効果】第1の発明において、EGR
弁は管フランジとブラケットを介してエンジン本体に支
持される。
弁は管フランジとブラケットを介してエンジン本体に支
持される。
【0016】ブラケットをEGR弁との間に管フランジ
を挟むように配置する構造により、ブラケットによって
EGR通路が画成されず、EGR通路の密封性を高めら
れる。そして、ブラケットに接するガスケットがいら
ず、ブラケットにガスケットに接するための表面仕上げ
加工を施す必要もないので、製品のコストダウンがはか
れる。
を挟むように配置する構造により、ブラケットによって
EGR通路が画成されず、EGR通路の密封性を高めら
れる。そして、ブラケットに接するガスケットがいら
ず、ブラケットにガスケットに接するための表面仕上げ
加工を施す必要もないので、製品のコストダウンがはか
れる。
【0017】第2の発明において、ブラケットはその取
り付け座が管フランジ背面の略半周部分に当接するC字
状に形成され、管フランジ背面の残りの略半周部分に対
峙する部分が切り欠かれているため、EGR管の分解等
を行わずにブラケットをEGR管に組み付けられ、生産
性を高められる。
り付け座が管フランジ背面の略半周部分に当接するC字
状に形成され、管フランジ背面の残りの略半周部分に対
峙する部分が切り欠かれているため、EGR管の分解等
を行わずにブラケットをEGR管に組み付けられ、生産
性を高められる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0019】図2に示すように、EGR弁10は、EG
R通路4を画成する弁ハウジング15と、EGR通路4
を開閉するバルブ16と、傘弁状をしたバルブ16を開
閉駆動するダイアフラムアクチュエータ17とを備え
る。ダイアフラムアクチュエータ17はこれに導かれる
負圧に応じてバルブ16を開弁させると、図示しないエ
ンジンの排気管(エキゾーストマニホルド)から不活性
なEGRガスがEGR管40を通って吸気管(インテー
クマニホルド)に還流する。これにより、シリンダ内の
酸素濃度を下げ、燃料の燃焼温度を下げてNOxの発生
を抑えるようになっている。
R通路4を画成する弁ハウジング15と、EGR通路4
を開閉するバルブ16と、傘弁状をしたバルブ16を開
閉駆動するダイアフラムアクチュエータ17とを備え
る。ダイアフラムアクチュエータ17はこれに導かれる
負圧に応じてバルブ16を開弁させると、図示しないエ
ンジンの排気管(エキゾーストマニホルド)から不活性
なEGRガスがEGR管40を通って吸気管(インテー
クマニホルド)に還流する。これにより、シリンダ内の
酸素濃度を下げ、燃料の燃焼温度を下げてNOxの発生
を抑えるようになっている。
【0020】弁ハウジング15はバルブ16のステム部
に沿って筒状に延びるスペーサ部18を有している。こ
れにより、EGR通路4からダイアフラムアクチュエー
タ17への伝熱を抑え、ダイアフラムアクチュエータ1
7の耐熱性を確保している。
に沿って筒状に延びるスペーサ部18を有している。こ
れにより、EGR通路4からダイアフラムアクチュエー
タ17への伝熱を抑え、ダイアフラムアクチュエータ1
7の耐熱性を確保している。
【0021】弁ハウジング15はその前部に出口側弁フ
ランジ11を有し、出口側弁フランジ11は図示しない
吸気管の後端に設けられたフランジに接合し、複数のボ
ルトを介して締結される。これにより、EGR弁10は
吸気管を介してシリンダヘッド(エンジン本体)に支持
される。
ランジ11を有し、出口側弁フランジ11は図示しない
吸気管の後端に設けられたフランジに接合し、複数のボ
ルトを介して締結される。これにより、EGR弁10は
吸気管を介してシリンダヘッド(エンジン本体)に支持
される。
【0022】弁ハウジング15はその下部に入口側弁フ
ランジ12を有し、入口側弁フランジ12はガスケット
9を介してEGR管40の管フランジ41に当接する。
EGR管40は、その一端が弁ハウジング15を介して
吸気管に接続し、図示しないその他端がエキゾーストマ
ニホールドに接続し、その途中がシリンダヘッドの後部
を通ってエンジンの左右方向に延びている。
ランジ12を有し、入口側弁フランジ12はガスケット
9を介してEGR管40の管フランジ41に当接する。
EGR管40は、その一端が弁ハウジング15を介して
吸気管に接続し、図示しないその他端がエキゾーストマ
ニホールドに接続し、その途中がシリンダヘッドの後部
を通ってエンジンの左右方向に延びている。
【0023】図1に示すように、EGR弁10をエシリ
ンダヘッドに支持するブラケット30を備える。ブラケ
ット30はEGR弁10の下部とシリンダヘッドの側壁
部を結んでいる。
ンダヘッドに支持するブラケット30を備える。ブラケ
ット30はEGR弁10の下部とシリンダヘッドの側壁
部を結んでいる。
【0024】本発明の要旨とするところであるが、ブラ
ケット30をEGR弁10との間に管フランジ41を挟
むように配置する。つまり、EGR弁10の下にEGR
管40が配置され、EGR管40の下にブラケット30
が配置される。
ケット30をEGR弁10との間に管フランジ41を挟
むように配置する。つまり、EGR弁10の下にEGR
管40が配置され、EGR管40の下にブラケット30
が配置される。
【0025】管フランジ41はその上面側にEGR弁1
0に対する接合面42を有し、その下面側にブラケット
30に対する背面43を有する。接合面42はガスケッ
ト9を介してウジング15の入口側弁フランジ12に当
接し、背面43はブラケット30に当接している。
0に対する接合面42を有し、その下面側にブラケット
30に対する背面43を有する。接合面42はガスケッ
ト9を介してウジング15の入口側弁フランジ12に当
接し、背面43はブラケット30に当接している。
【0026】図4に示すように、EGR弁10と管フラ
ンジ41およびブラケット30は2本のボルト7を介し
て互いに締結される。各ボルト7はブラケット30と管
フランジ41とガスケット9を挿通して弁ハウジング1
5に形成された図示しないネジ穴に螺合している。
ンジ41およびブラケット30は2本のボルト7を介し
て互いに締結される。各ボルト7はブラケット30と管
フランジ41とガスケット9を挿通して弁ハウジング1
5に形成された図示しないネジ穴に螺合している。
【0027】ブラケット30は管フランジ41に対する
取り付け座31と、シリンダヘッド側に対する取り付け
座32と、両取り付け座31,32を結ぶアーム部33
とを有する。取り付け座31とアーム部33は略水平方
向に延び、取り付け座32は略垂直方向に延び、互いに
略直交する取り付け座32とアーム部33の間に補強リ
ブ34が溶接により固着されている。
取り付け座31と、シリンダヘッド側に対する取り付け
座32と、両取り付け座31,32を結ぶアーム部33
とを有する。取り付け座31とアーム部33は略水平方
向に延び、取り付け座32は略垂直方向に延び、互いに
略直交する取り付け座32とアーム部33の間に補強リ
ブ34が溶接により固着されている。
【0028】管フランジ41に対する取り付け座31
は、管フランジ背面23の略半周部分に当接するC字状
に形成され、管フランジ背面23の残りの略半周部分に
対峙する部分が切り欠かれている。
は、管フランジ背面23の略半周部分に当接するC字状
に形成され、管フランジ背面23の残りの略半周部分に
対峙する部分が切り欠かれている。
【0029】図において、6はスリンガであり、エンジ
ンの積みおろし時にエンジンを吊り下げる図示しないフ
ックが係合するようになっている。ブラケット30はス
リンガ6を介してシリンダヘッドに結合される。ブラケ
ット30は2本のボルト8を介してスリンガ6に締結さ
れ、スリンガ6は2本のボルト5を介してシリンダヘッ
ドの側壁部に締結される。図1に示すように、ボルト8
はEGR弁10より離して形成され、ボルト8に係合す
る工具がEGR弁10に干渉しないようになっている。
なお、スリンガ6とブラケット30を共通のボルトを介
してシリンダヘッドに締結してもよい。また、スリンガ
6を介さずにブラケット30をシリンダヘッドに直接締
結してもよい。
ンの積みおろし時にエンジンを吊り下げる図示しないフ
ックが係合するようになっている。ブラケット30はス
リンガ6を介してシリンダヘッドに結合される。ブラケ
ット30は2本のボルト8を介してスリンガ6に締結さ
れ、スリンガ6は2本のボルト5を介してシリンダヘッ
ドの側壁部に締結される。図1に示すように、ボルト8
はEGR弁10より離して形成され、ボルト8に係合す
る工具がEGR弁10に干渉しないようになっている。
なお、スリンガ6とブラケット30を共通のボルトを介
してシリンダヘッドに締結してもよい。また、スリンガ
6を介さずにブラケット30をシリンダヘッドに直接締
結してもよい。
【0030】次に、エンジンの組立作業手順について説
明する。予め、EGR弁10とガスケット9とEGR管
40およびブラケット30は各ボルト7により仮止めさ
れ、これら各部品がサブアッセンブリーとしてまとめら
れる。まず、排気管をシリンダヘッドに結合するととも
に、スリンガ6を各ボルト5によりシリンダヘッドに締
結し、シリンダヘッドに結合する。続いて、ブラケット
30を各ボルト8によりスリンガ6に締結する。続い
て、弁ハウジング15とEGR管40およびブラケット
30を各ボルト7により締結する。このとき、ブラケッ
ト30の穴35,36の中で各ボルト7の位置決めが行
われることにより、各部品の寸法誤差が吸収される。最
後に弁ハウジング15が吸気管に締結され、EGR弁1
0およびEGR管40の取り付けを終了する。
明する。予め、EGR弁10とガスケット9とEGR管
40およびブラケット30は各ボルト7により仮止めさ
れ、これら各部品がサブアッセンブリーとしてまとめら
れる。まず、排気管をシリンダヘッドに結合するととも
に、スリンガ6を各ボルト5によりシリンダヘッドに締
結し、シリンダヘッドに結合する。続いて、ブラケット
30を各ボルト8によりスリンガ6に締結する。続い
て、弁ハウジング15とEGR管40およびブラケット
30を各ボルト7により締結する。このとき、ブラケッ
ト30の穴35,36の中で各ボルト7の位置決めが行
われることにより、各部品の寸法誤差が吸収される。最
後に弁ハウジング15が吸気管に締結され、EGR弁1
0およびEGR管40の取り付けを終了する。
【0031】以上のように構成されて、EGR弁10は
出口側弁フランジ11が吸気管に締結されることにより
吸気管を介してシリンダヘッドに支持されるとともに、
入口側弁フランジ12がブラケット30に締結されるこ
とによりブラケット30を介してシリンダヘッドに支持
される。つまり、EGR弁10は吸気管とブラケット3
0を介してシリンダヘッドに支持されることにより、E
GR弁10の支持剛性を十分に確保でき、EGR弁10
の振動を抑制できる。
出口側弁フランジ11が吸気管に締結されることにより
吸気管を介してシリンダヘッドに支持されるとともに、
入口側弁フランジ12がブラケット30に締結されるこ
とによりブラケット30を介してシリンダヘッドに支持
される。つまり、EGR弁10は吸気管とブラケット3
0を介してシリンダヘッドに支持されることにより、E
GR弁10の支持剛性を十分に確保でき、EGR弁10
の振動を抑制できる。
【0032】EGR弁10はダイアフラムアクチュエー
タ17をEGR通路4から離すスペーサ部18を有して
大型化しているため、固有振動を起こしやすい構造とな
っているが、EGR弁10は吸気管とブラケット30を
介してシリンダヘッドに支持されることにより、EGR
弁10の支持剛性を十分に確保し、エンジン振動により
EGR弁10が固有振動することを抑制できる。
タ17をEGR通路4から離すスペーサ部18を有して
大型化しているため、固有振動を起こしやすい構造とな
っているが、EGR弁10は吸気管とブラケット30を
介してシリンダヘッドに支持されることにより、EGR
弁10の支持剛性を十分に確保し、エンジン振動により
EGR弁10が固有振動することを抑制できる。
【0033】ブラケット30をEGR弁10との間に管
フランジ41を挟むように配置する構造により、ブラケ
ット30によってEGR通路4が画成されず、EGR通
路4の密封性を高められる。
フランジ41を挟むように配置する構造により、ブラケ
ット30によってEGR通路4が画成されず、EGR通
路4の密封性を高められる。
【0034】また、ブラケットをEGR弁と管フランジ
の間に挟まれるように配置する従来構造に比べて、ガス
ケットの個数を減らすとともに、ブラケット30にガス
ケットに接するための表面仕上げ加工を施す必要もない
ので、製品のコストダウンがはかれる。
の間に挟まれるように配置する従来構造に比べて、ガス
ケットの個数を減らすとともに、ブラケット30にガス
ケットに接するための表面仕上げ加工を施す必要もない
ので、製品のコストダウンがはかれる。
【0035】ブラケット30は、その取り付け座31
が、管フランジ背面23の略半周部分に当接するC字状
に形成され、管フランジ背面23の残りの略半周部分に
対峙する部分が切り欠かれているため、ブラケット30
をEGR管40に容易に組み付けられ、生産性を高めら
れる。これに対して、ブラケット30をEGR管40の
全周を囲む環状に形成した場合、EGR管40を分解し
た状態でブラケット30を組み付けなければならず、生
産性が悪化する。
が、管フランジ背面23の略半周部分に当接するC字状
に形成され、管フランジ背面23の残りの略半周部分に
対峙する部分が切り欠かれているため、ブラケット30
をEGR管40に容易に組み付けられ、生産性を高めら
れる。これに対して、ブラケット30をEGR管40の
全周を囲む環状に形成した場合、EGR管40を分解し
た状態でブラケット30を組み付けなければならず、生
産性が悪化する。
【0036】さらに、ブラケット30は、その取り付け
座31がC字状に形成されているため、環状の取り付け
座を有する従来構造に比べて軽量化がはかれる。なお、
本発明は、EGR弁が吸気管と排気管のいずれに対して
もフランジ結合されず、EGR弁がEGR管の途中に介
装される構造にも適用できる。
座31がC字状に形成されているため、環状の取り付け
座を有する従来構造に比べて軽量化がはかれる。なお、
本発明は、EGR弁が吸気管と排気管のいずれに対して
もフランジ結合されず、EGR弁がEGR管の途中に介
装される構造にも適用できる。
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図。
【図2】同じく断面図。
【図3】同じくブラケットの平面図。
【図4】同じく分解斜視図。
【図5】従来例を示す分解斜視図。
6 スリンガ 7 ボルト 9 ガスケット 10 EGR弁 12 弁フランジ 15 弁ハウジング 30 ブラケット 31 取り付け座 40 EGR管 41 管フランジ 42 管フランジ接合面 43 管フランジ背面
Claims (2)
- 【請求項1】EGR通路を画成するEGR管と、 前記EGR通路に介装されるEGR弁と、 前記EGR弁をエンジン本体側に支持するブラケット
と、 を備えるエンジンのEGR弁支持構造において、 前記EGR管に前記EGR弁に対する管フランジを形成
し、 前記ブラケットを前記EGR弁との間に前記管フランジ
を挟むように配置し、 前記管フランジに前記EGR弁に対する接合面と前記ブ
ラケットに対する背面を形成し、 前記EGR弁と前記管フランジおよび前記ブラケットを
共通のボルトを介して締結したことを特徴とするエンジ
ンのEGR弁支持構造。 - 【請求項2】前記ブラケットの前記管フランジに対する
取り付け座を前記管フランジ背面の略半周部分に当接す
るC字状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の
エンジンのEGR弁支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039838A JP2000240515A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | エンジンのegr弁支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039838A JP2000240515A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | エンジンのegr弁支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000240515A true JP2000240515A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12564117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11039838A Pending JP2000240515A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | エンジンのegr弁支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000240515A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011145136A1 (ja) * | 2010-05-17 | 2013-07-22 | 株式会社ヒロテック | 金属パイプ及びその製造方法 |
JP2015161212A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 株式会社デンソー | 内燃機関の吸排気系システム |
-
1999
- 1999-02-18 JP JP11039838A patent/JP2000240515A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011145136A1 (ja) * | 2010-05-17 | 2013-07-22 | 株式会社ヒロテック | 金属パイプ及びその製造方法 |
JP2015161212A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 株式会社デンソー | 内燃機関の吸排気系システム |
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A521 | Written amendment |
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