JP2007177693A - 排気マニホールドの遮熱構造 - Google Patents

排気マニホールドの遮熱構造 Download PDF

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Abstract

【課題】薄板化による軽量化及び遮熱効果の向上を図ることができる排気マニホールドの遮熱構造を提供すること。
【解決手段】排気マニホールド41の入側ブラケットと接合する接合部22と、接合部22の上縁から排気マニホールド41に沿って延設する延設部23と、接合部22の側縁から排気マニホールド41に沿って延設する側壁24,25とを備えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気マニホールドの遮熱構造に関する。
一般に、車両に搭載されるエンジンには排気マニホールドが接続されている。この排気マニホールドは、その入側がエンジンのシリンダヘッドに接続される一方、その出側が触媒装置等を備えた排気通路に接続されており、エンジンにおける各々の燃焼室から排気された排気ガスを排気通路に流下させている。また、排気ガスは高温で且つ多くのエネルギを含むだけでなく、シリンダ内で膨張され圧力も高くなっていることから、排気マニホールドは高温に晒される。
このように、排気マニホールドの温度が高温になると、排気マニホールドの周辺に設けられる各種部品に対し熱的影響が及ぶおそれがある。特に、ゴム部材からなるホースやシール、あるいは、そのホース内の流量を調整するバルブ等は耐熱性が劣り、熱劣化し易い傾向にある。従って、この高温に晒される排気マニホールドからの熱気による影響を低減するために、従来から排気マニホールドには遮熱構造が設けられている。
この遮熱構造は、シリンダヘッドと排気マニホールドとの間に介在される遮熱板を設け、この遮熱板をシリンダヘッドと排気マニホールドとの接合部よりも上方に延設した構造になっている、これにより、排気マニホールド側からシリンダヘッド側のへ熱遮断を行っている。
このような、従来の排気マニホールドの遮熱構造は、例えば、特許文献1に開示されている。
実公平5−1623号公報
近年の車両においては、燃費等の向上を図るために、各種部材の薄板化や部品点数の削減等による軽量化が進められている。しかしながら、例えば、車両の軽量化を図ろうとして、部材の薄板化を従来の排気マニホールドの遮熱構造に適用しようとした場合、遮熱板に強度不足を招くだけでなく、この強度不足によるビビリ振動が発生するおそれがある。即ち、従来の遮熱構造では車両の軽量化を図ることは困難である。
また、従来の遮熱構造においては、遮熱板を上方に延設させて排気マニホールドからの熱気の影響を低減させているが、排気マニホールドからの熱気はエンジンのクランク軸方向にも放出されており、従来の遮熱構造では十分な遮熱効果を得ることができないおそれがある。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、薄板化による軽量化及び遮熱効果の向上を図ることができる排気マニホールドの遮熱構造を提供する。
上記課題を解決する第1の発明に係る排気マニホールドの遮熱構造は、
排気マニホールドの入側と接合する接合部と、
前記接合部の上縁から前記排気マニホールドに沿って延設する延設部と、
前記接合部の側縁から前記排気マニホールドに沿って延設する側壁とを備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る排気マニホールドの遮熱構造は、
第1の発明に係る排気マニホールドの遮熱構造において、
前記接合部,前記延設部及び前記側壁の先端に、外側に折り曲げられる折曲部を備える
ことを特徴とする。
第1の発明に係る排気マニホールドの遮熱構造よれば、排気マニホールドの入側と接合する接合部と、前記接合部の上縁から前記排気マニホールドに沿って延設する延設部と、前記接合部の側縁から前記排気マニホールドに沿って延設する側壁とを備えることにより、薄板化による軽量化及び遮熱効果の向上を図ることができる。
第2の発明に係る排気マニホールドの遮熱構造よれば、第1の発明に係る排気マニホールドの遮熱構造において、前記接合部,前記延設部及び前記側壁の先端に、外側に折り曲げられる折曲部を備えることにより、剛性を向上させることができる。
以下、本発明に係る排気マニホールドの遮熱構造を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例に係る排気マニホールドの遮熱構造を示す概略図、図2は遮熱板の取付構造を示す斜視図、図3は遮熱板の斜視図である。
図1及び図2に示すように、車両のエンジンルーム1にはエンジン11が設けられている。このエンジン11はクランク軸が車幅方向に延設するように横置き配置されている。
エンジン11には、クランク軸やピストン等を内装するシリンダブロック12と、このシリンダブロック12の上部に設けられると共に吸排気弁等を内装するシリンダヘッド13と、シリンダヘッド13の上部を覆うシリンダヘッドカバー14と、タイミングチェーン等を内装するケース15とが設けられている。そして、シリンダヘッド13の背面には、遮熱板21及びガスケット31を介して、排気マニホールド41が取付ボルト52により取り付けられている。更に、この排気マニホールド41の背面には、排気マニホールドカバー51がカバーボルト53により取り付けられている。
図3に示すように、遮熱板21は、ガスケット31が接合される接合部22と、この接合部22の上縁から後方に延設する延設部23と、接合部22の各側縁から後方に延設する側壁24,25とから構成されている。
接合部22には、シリンダヘッド13の排気ポート16(図中3つ)に対向する排気ポート孔22a(図中3つ)が形成されている。また、延設部23は、接合部22の上縁全域から略一定の延設長さ(高さ)で後方に延設されており、この延設部23には上方に膨出した膨出部23aが形成されている。
更に、側壁24は、接合部22の一方の側縁全域から後方に延設されており、平坦部24aと傾斜部24bとを有している。平坦部24aは延設部23の一方の側縁に沿って後方に延設されており、この後方への延設長さは延設部23と同じになるように形成されている。また、傾斜部24bは平坦部24aの下縁から下方に向かうに従いその延設長さが短くなるように形成されている。
一方、側壁25は、接合部22の他方の側縁全域から後方に延設されており、突出部25aと段部25bを有している。突出部25aは、延設部23の他方の側縁に沿って後方に延設されており、この後方への延設長さは延設部23と同じになるように形成されている。そして、この突出部25aの下縁は車幅方向外側に突出している。また、段部25bは突出部25aの下端に沿って形成されており、その車幅方向外側への突出量は突出部25aと同じで、且つ、突出部25aよりも後方への延設長さは低く形成されている。
そして、側壁24の平坦部24aの先端と、延設部23の先端と、側壁25の先端とに亘り、遮熱板24の外側へ折り曲げられる折曲部26が連続して形成されている。
ガスケット31には、排気ポート16及び排気ポート孔22aに対向する排気ポート孔31a(図中3つ)が形成されている。
図2に示すように、排気マニホールド41は、排気ポート16に接続される入側フランジ42と、触媒装置やマフラー装置等を備えた排気通路に接続される出側フランジ43と、入側フランジ42と出側フランジ43とを接続するパイプ部44とから構成されている。
入側フランジ42には排気ポート16に対向する導入口42a(図中3つ)が形成される一方、出側フランジ43には排気口43aが形成されている。そして、導入口42aにはパイプ部44の各々の先端が接続されると共に、排気口43aにはパイプ部44の基端が接続されている。なお、排気マニホールド41は、入側フランジ42、出側フランジ43、パイプ部44を溶接して形成させてもよく、また、鋳物で形成させても構わない。
従って、上述した構成をなすことにより、エンジン11が駆動されると、このエンジン11の各燃焼室からの排気ガスが排気ポート16を通り、排気マニホール41に導入される。これにより、排気マニホールド41は高温に保持され、その周囲に熱気が放出される。
このとき、遮熱板21に延設部23及び側壁24,25を設けているので、エンジン11側及び車幅方向側への放熱を低減させることができる。つまり、排気マニホールド41の周囲に設けられる各種部品に対する熱的影響を低減させることができ、特に、耐熱温度が低いゴム部材等からなるホースやシール部材等の熱劣化を防止することができる。
そして、遮熱板21に側壁24,25を設けているので、遮熱効果を向上させるだけでなく、剛性が向上される。また、膨出部23a,突出部25a及び折曲部26を設けているので、更に剛性が向上されるので、エンジン駆動による遮熱板21の振動及びビビリ音を低減させることができる。しかも、剛性が向上されたことにより、遮熱板21自体の薄板化を可能にすることができ、軽量化を図ることができる。
排気ターボ過給機を備えたエンジンに適用可能である。
本発明の一実施例に係る排気マニホールドの遮熱構造を示す概略図である。 遮熱板の取付構造を示す斜視図である。 遮熱板の斜視図である。
符号の説明
11 エンジン
21 遮熱板
22 接合部
23 延設部
24,25 側壁
26 折曲部
31 ガスケット
41 排気マニホールド

Claims (2)

  1. 排気マニホールドの入側と接合する接合部と、
    前記接合部の上縁から前記排気マニホールドに沿って延設する延設部と、
    前記接合部の側縁から前記排気マニホールドに沿って延設する側壁とを備える
    ことを特徴とする排気マニホールドの遮熱構造。
  2. 請求項1に記載の排気マニホールドの遮熱構造において、
    前記接合部,前記延設部及び前記側壁の先端に、外側に折り曲げられる折曲部を備える
    ことを特徴とする排気マニホールドの遮熱構造。
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