JP3989057B2 - トラクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンにミッションケースを一体的に連結して機体フレームを構成するトラクタのフレーム構造の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からトラクタのエンジンにミッションケースを一体的に連結させるために、クラッチハウジングを筒状または逆U字状に構成して、該クラッチハウジングの前端面をエンジンの後面に固設し、クラッチハウジングの後端面をミッションケースの前端面に固設していた。また、クラッチハウジングは鋳物によって一体的に鋳造されていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の技術において、エンジンとミッションケースの間を連結するフレームを鋳物によって構成すると、型が必要となって製作に時間がかかりコストアップとなり、重量も重くなって、機体全体が重くなっていたのである。また、エンジンとミッションケースの間を板金によって連結する構成とした場合、単に板金で筒状または逆U字状に構成するだけでは、強度が不足し、加工及び.構造が複雑となっていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決する為に次の如く構成したものである。
【0005】
請求項1においては、エンジン(E)とミッションケース(7)を一体的に連結させるためのフレーム(H)を、エンジンマウント部(9)と伝動軸被覆部(8)とミッションケースマウント部(10)との3つを一体的として構成し、前記伝動軸被覆部(8)は、上下方向に沿う分割線により左右方向に分割した左半部(8L)及び右半部(8R)により構成し、該左半部(8L)及び右半部(8R)は、鋼板をそれぞれ板金加工し後面視で逆L字状に構成し、上面の突き合わせ部は互いに上方へ折り曲げた縁部(8a・8a)とし、合わせて連結固定し、該伝動軸被覆部(8)は後面視で逆U字状の胴状に形成し、更に、該左半部(8L)と右半部(8R)の下部を折り曲げて縁部(8d・8d)を構成し、前記ミッションケース(7)の前面から突出した前輪駆動軸に、軸継手を介して連結された伝動軸(18)の前部が、該縁部(8d・8d)間を通過して、フレーム(H)外へ延出されるものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載のトラクタにおいて、ブレーキペダルの軸を支持する前後平行の2本の支持パイプ(55・56)を、前記左半部(8L)と右半部(8R)を貫通して固設したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に実施例を説明する。
図1は本発明の連結用のフレームを適用したトラクタの側面図、図2はフレームの分解斜視図、図3は同じく側面断面図、図4は同じく平面図、図5は同じく正面図、図6は同じく後面図、図7は同じく正面断面図である。
【0008】
図1において、トラクタの前部のエンジンフレーム1上のボンネット2内にエンジンEが載置され、該ボンネット2の後部にダッシュボード3が配置され、該ダッシュボード3上にハンドル4が配置されている。該ハンドル4はハンドル軸20の上端に固定され、該ハンドル軸20の下端は後述する台枠15に固定されたコントロールユニット16のコントロール軸にカップリングを介して連結されている。
【0009】
前記ハンドル4の後方には座席6を配置し、該座席6下方に走行用トランスミッションを収納したミッションケース7を配置し、該ミッションケース7の入力軸と前記エンジンEの出力軸との間には、動力伝達装置をなすダンパー接手が配置され、該ダンパー接手を介して前記走行用トランスミッションへ動力を伝える伝動軸29等は、前記エンジンEの後部とミッションケース7の前部の間に位置する本発明のフレームHに収納されている。このフレームHはエンジンマウント部9と伝動軸被覆部8とミッションケースマウント部10からなり、互いに強固に連設してなる。
【0010】
そして、前記エンジンフレーム1下部に前輪12を支架し、該前輪12はフロントアクスルケースに設けたパワーステアリングシリンダー13によって左右回動駆動される。また、前記ミッションケース7左右両側にはリアアクスルケースを介して後輪14が支架され、エンジンEからの動力がミッションケース7内の走行用トランスミッションで変速されて、前輪12及び後輪14を駆動する構成としている。そして、前記伝動軸被覆部8の前部と前記エンジンマウント部9後部との連設部分の上部にはフレームの剛性を高めるために台枠15が配置されている。
【0011】
該台枠15は、図2、図3に示すように、上板部15Uとその両側を折り曲げて垂下した脚板部15L・15Rからなり、正面視で門型をなしている。該脚板部15L・15Rの前端面はエンジンマウント部9の外面形状に沿わせて、溶接等で取付けできるようにする一方、脚板部15L・15Rの下部は伝動軸被覆部8の上面形状に合わせて斜め外下方に広げたスカート部15a・15aを形成して、伝動軸被覆部8の上面に、例えば溶接等で取付けできるようにしている。
【0012】
従って、台枠15の脚板部15L・15Rにおいて、エンジンマウント部9と伝動軸被覆部8のそれぞれに接する箇所を溶接等で取付けることにより、三者が互いに補強し合ってフレームH全体の剛性が高められるとともに、台枠15自身も強固に固定されているので、台枠15にの内側面に取り付ける前記コントロールユニット16及び台枠15の外側面に取り付けられて、前記ハンドル軸20を支持するハンドルコラムも安定して設置されるのである。
【0013】
そして、本発明のフレームHはエンジンマウント部9と伝動軸被覆部8とミッションケースマウント部10からなり、エンジンマウント部9は前記ダンパー接手を収納するために椀状に構成されて、前面周囲の開口縁は外側に折り曲げられて、鍔状の取付フランジ9aが形成され、該取付フランジ9aにはエンジンEに取り付けるたのボルト孔9b・9b・・・を複数開口している。この取付フランジ9aの前面は、フライス等の機械加工により平坦に形成されている。該取付フランジ9aの上側背面には取付フランジ9aの形状に合わせた三日月状の補強プレート50を当てがい、該補強プレート50には前記ボルト孔9b・9b・・・に合わせてボルト孔50a・50a・・・を開口して、該補強プレート50と取付フランジ9aとエンジンEの取り付け部がボルトによって共締め固定されて、エンジンマウント部9が補強されている。エンジンマウント部9の後面中央には伝動軸29を挿通するための開口9cが設けられている。なお、この伝動軸29はダンパー接手と走行用トランスミッションの入力軸との間を連結する。
【0014】
前記伝動軸被覆部8は上下方向に沿う分割線に沿って左右に分割され、左右略対称に構成している。該伝動軸被覆部8の左半部8L及び右半部8Rは鋼板をそれぞれ板金加工して形成され、後面視で逆L字状に構成して、上面の突き合わせ部は互いに上方へ折り曲げて、それぞれ縁部8a・8aを形成し、該縁部8a・8aを合わせて溶接固定して、伝動軸被覆部8が後面視で逆U字状の胴状に形成している。伝動軸被覆部8の前端開口縁は前記エンジンマウント部9の後面に溶接等で強固に連結固定し、該伝動軸被覆部8の後部は外側に開く(空間が大きくなる)ように曲げて膨出部8bが形成されている。
【0015】
該膨出部8bの後端の形状はミッションケース7の前面の形状に合わせた構成として、ミッションケースマウント部10を溶接等の手段で固着している。この伝動軸被覆部8とミッションケースマウント部10の溶接等による固着と膨出部8bの形状とにより強度を上げている。該ミッションケースマウント部10はリング状の板体で構成され、外周に沿ってミッションケース7に固着するためのボルト孔10a・10a・・・が開口されている。このミッションケースマウント部10の後面は、フライス等の機械加工により平坦に成形されている。
【0016】
前記左半部8Lと右半部8Rの下部はクランク状に折り曲げて縁部8dを構成し強度アップを図っており、この左半部8Lと右半部8Rの上下中途部の間には第一補強メンバ51が横設して固定され、該第一補強メンバ51は前端から膨出部8bの前位置までに至る長さのプレートを、左右両端を下方に折り曲げて構成し、この折曲部を左半部8Lと右半部8Rの内面に溶接固定して、伝動軸被覆部8が胴状に堅牢支持できるように構成している。この第一補強メンバ51の上方の伝動軸被覆部8内の空間内を、前後方向に伝動軸29が通過できるように構成している。
【0017】
また、前記第一補強メンバ51の後端下面と、その両側の左半部8Lと右半部8R内面の間にプレート状の第二補強メンバ52が固設され、該第二補強メンバ52は下部中央が半円形に切欠52aが形成され、更に、膨出部8b下部の左半部8Lと右半部8R内面の間に第三補強メンバ53が横設され、該第三補強メンバ53は側面視L字状に構成して、垂直面の中央には上方を開放した半円形の切欠53aが形成され、該切欠53aと同径のパイプ54が該切欠53aより前方へ突設されている。このパイプ54の中に、前輪12へ動力を伝達する伝動軸18(図1)が連通されるようにしている。該伝動軸18の後部は前記ミッションケース7前面から突出した前輪駆動取出軸に継手を介して連結され、前部は前記左半部8Lと右半部8Rの下部の縁部8d・8d間を通過して、フレーム外へ延出してフロントアクスルケースの入力軸に連結される。
【0018】
また、前記第一補強メンバ51の下方には2本の支持パイプ55・56が前記左半部8Lと右半部8Rを左右方向に貫通して前後平行に配設して固設されている。該支持パイプ55にマスターブレーキペダルの支持軸を支持し、支持パイプ56に左右の操向ブレーキペダルの支持軸を支持するようにしている。また、前記左半部8Lと右半部8Rの上部後面には開口部8cを設けて、ミッションケース7の前端上に設けたチャージポンプのリリーフバルブや、走行用トランスミッションに備わるHST式変速装置のリリーフバルブ等の調整を、この開口部8cからできるようにしている。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1の如く、エンジン(E)とミッションケース(7)を一体的に連結させるためのフレーム(H)を、エンジンマウント部(9)と伝動軸被覆部(8)とミッションケースマウント部(10)との3つを一体的として構成し、前記伝動軸被覆部(8)は、上下方向に沿う分割線により左右方向に分割した左半部(8L)及び右半部(8R)により構成し、該左半部(8L)及び右半部(8R)は、鋼板をそれぞれ板金加工し後面視で逆L字状に構成し、上面の突き合わせ部は互いに上方へ折り曲げた縁部(8a・8a)とし、合わせて連結固定し、該伝動軸被覆部(8)は後面視で逆U字状の胴状に形成し、更に、該左半部(8L)と右半部(8R)の下部を折り曲げて縁部(8d・8d)を構成し、前記ミッションケース(7)の前面から突出した前輪駆動軸に、軸継手を介して連結された伝動軸(18)の前部が、該縁部(8d・8d)間を通過して、フレーム(H)外へ延出されるので、トラクタのフレームをエンジンマウント部と伝動軸被覆部とミッションケースマウント部との3つの板金製材料で構成したので、鋳物で構成するよりも、型及び材料を安価に構成でき、軽量化も図れて、製造時間も短縮することができる。
【0020】
また、前記伝動軸被覆部を、機体上下方向に分割した2つの半部を相互結合して胴状に形成することで、堅牢な構成として強度アップが図れる。
そして、この両半部の前後方向一端縁と他端縁とにそれぞれ前記エンジンマウント部と前記ミッションケースマウント部とを固着したので、エンジンとミッションケースに対する取付面の面精度を確保しつつ強固に連結することができるのである。
【0021】
請求項2の如く、ブレーキペダルの軸を支持する前後平行の2本の支持パイプ(55・56)を、前記左半部(8L)と右半部(8R)を貫通して固設したので、各半部に跨がって相互結合する前後2本の支持パイプ(55・56)を下方に位置させたので、両半部を内部に配置した支持パイプ(55・56)で強固に連結でき、他の部品の邪魔となることがなく、伝動軸を通過させる空間も確保することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の連結用のフレームを適用したトラクタの側面図である。
【図2】 フレームの分解斜視図である。
【図3】 同じく側面断面図である。
【図4】 同じく平面図である。
【図5】 同じく正面図である。
【図6】 同じく後面図である。
【図7】 同じく正面断面図である。
【符号の説明】
E エンジン
H フレーム
7 ミッションケース
8 伝動軸被覆部
8b 膨出部
9 エンジンマウント部
9a 取付フランジ
10 ミッションケースマウント部
15 台枠
50 補強プレート
51 第一補強メンバ
52 第二補強メンバ
53 第三補強メンバ
Claims (2)
- エンジン(E)とミッションケース(7)を一体的に連結させるためのフレーム(H)を、エンジンマウント部(9)と伝動軸被覆部(8)とミッションケースマウント部(10)との3つを一体的として構成し、前記伝動軸被覆部(8)は、上下方向に沿う分割線により左右方向に分割した左半部(8L)及び右半部(8R)により構成し、該左半部(8L)及び右半部(8R)は、鋼板をそれぞれ板金加工し後面視で逆L字状に構成し、上面の突き合わせ部は互いに上方へ折り曲げた縁部(8a・8a)とし、合わせて連結固定し、該伝動軸被覆部(8)は後面視で逆U字状の胴状に形成し、更に、該左半部(8L)と右半部(8R)の下部を折り曲げて縁部(8d・8d)を構成し、前記ミッションケース(7)の前面から突出した前輪駆動軸に、軸継手を介して連結された伝動軸(18)の前部が、該縁部(8d・8d)間を通過して、フレーム(H)外へ延出されることを特徴とするトラクタ。
- 請求項1記載のトラクタにおいて、ブレーキペダルの軸を支持する前後平行の2本の支持パイプ(55・56)を、前記左半部(8L)と右半部(8R)を貫通して固設したことを特徴とするトラクタ。
Priority Applications (2)
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JP22170397A JP3989057B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | トラクタ |
US08/969,548 US6041880A (en) | 1996-11-26 | 1997-11-13 | Frame structure of a working vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JPH1159487A JPH1159487A (ja) | 1999-03-02 |
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Family Applications (1)
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1997
- 1997-08-18 JP JP22170397A patent/JP3989057B2/ja not_active Expired - Fee Related
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