JPH0748850Y2 - 薄肉タイルとタイル支持板との組合せ - Google Patents
薄肉タイルとタイル支持板との組合せInfo
- Publication number
- JPH0748850Y2 JPH0748850Y2 JP1989073592U JP7359289U JPH0748850Y2 JP H0748850 Y2 JPH0748850 Y2 JP H0748850Y2 JP 1989073592 U JP1989073592 U JP 1989073592U JP 7359289 U JP7359289 U JP 7359289U JP H0748850 Y2 JPH0748850 Y2 JP H0748850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- support plate
- cut
- raised
- combination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、薄肉タイルとタイル支持板との組合せに関す
るものである。
るものである。
（考案の課題とその特徴点） 近年、素人でも簡単にタイル張りができるというキヤッ
チフレーズで、乾式方式のタイル張付け工法が普及され
つつあるが、該工法用の従来のタイルは、構造が比較的
複雑で、支持材に取り付ける作業が意外に面倒であり、
また、構造上、湿式成形され、最低で15mm前後の厚肉で
あるため、目地詰め作業が大変であり、結局、その張付
け作業をタイル職人に頼らざるを得ないのが実情であ
る。
チフレーズで、乾式方式のタイル張付け工法が普及され
つつあるが、該工法用の従来のタイルは、構造が比較的
複雑で、支持材に取り付ける作業が意外に面倒であり、
また、構造上、湿式成形され、最低で15mm前後の厚肉で
あるため、目地詰め作業が大変であり、結局、その張付
け作業をタイル職人に頼らざるを得ないのが実情であ
る。
本考案は、前記問題点の解決を目的としてなされたもの
であって、その構成上の特徴は実用新案登録請求の範囲
に記載したとおりである。
であって、その構成上の特徴は実用新案登録請求の範囲
に記載したとおりである。
なお、本考案における薄肉タイルは、乾式成形されるも
のであって、厚さが７〜10mm程度であり、その上側面の
溝は、成形直後もしくは製品となった段階で、ダイヤモ
ンドカッタのような工具を用いて刻設される。
のであって、厚さが７〜10mm程度であり、その上側面の
溝は、成形直後もしくは製品となった段階で、ダイヤモ
ンドカッタのような工具を用いて刻設される。
（図面による説明）］ 図面において、１は薄肉タイル（以下、単にタイルい
う）であり、タイル１の四方の側面は平坦で、一側面
（使用時の上側面）のみに溝２が形成されている（第１
図、第５図参照）。
う）であり、タイル１の四方の側面は平坦で、一側面
（使用時の上側面）のみに溝２が形成されている（第１
図、第５図参照）。
３はタイル支持板（以下、単に支持板という）、３′は
支持板の別例であり、支持板３は、方形状金属製薄板４
に、タイル１の上側面の溝２に係合する垂直部５を備え
た鈎状切起し片６と、タイル１の下側面が載る水平切起
し片７とを、所定間隔で多数形成して成り（第２図、第
３図参照）、支持板３′は、支持板３における水平切起
し片７の代わりにタイル１の下側面が載る膨らみを備え
た垂直切起し片８を形成したものに相当する（第６図、
第７図参照）。
支持板の別例であり、支持板３は、方形状金属製薄板４
に、タイル１の上側面の溝２に係合する垂直部５を備え
た鈎状切起し片６と、タイル１の下側面が載る水平切起
し片７とを、所定間隔で多数形成して成り（第２図、第
３図参照）、支持板３′は、支持板３における水平切起
し片７の代わりにタイル１の下側面が載る膨らみを備え
た垂直切起し片８を形成したものに相当する（第６図、
第７図参照）。
なお、支持板3,3′には、壁面に取り付けるための釘孔
９が設けられている（第５図参照）。
９が設けられている（第５図参照）。
多数のタイルを支持板に取り付けた場合の目地通りの良
さは、タイルを支える下側の切起し片の切起し角度がす
べて揃っていることが第１条件であるが、支持板３にお
ける水平切起し片７は移送時や施工時に曲がり、切起し
角度が変わる恐れがあるのに対して、支持板３′におけ
る垂直切起し片８はこの恐れがない。
さは、タイルを支える下側の切起し片の切起し角度がす
べて揃っていることが第１条件であるが、支持板３にお
ける水平切起し片７は移送時や施工時に曲がり、切起し
角度が変わる恐れがあるのに対して、支持板３′におけ
る垂直切起し片８はこの恐れがない。
次に、第４図と第５図により、タイル１と支持板３との
組合せの場合の施工態様について説明すると、先ず、支
持板３を釘孔９に通した釘10で壁面に取り付けてから、
正面から、タイル１の溝２を支持板３の鈎状切起し片６
の垂直部５に係合させるとともに、タイル１の下側面を
水平切起し片７の上に載せ、しかる後、タイル１を支持
板３の本体部に押し付けて、予め、支持板３の本体部の
水平切起し片７より上方の位置に部分的に塗布しておい
た接着剤11でタイル１を支持板３の本体部に接着・固定
する。このようにして多数のタイル１を支持板３に取り
付けた後、隣接のタイル1,1間に目地材12を詰めればよ
く、以上の作業態様はタイル１と支持板３′との組合せ
の場合も同様である。
組合せの場合の施工態様について説明すると、先ず、支
持板３を釘孔９に通した釘10で壁面に取り付けてから、
正面から、タイル１の溝２を支持板３の鈎状切起し片６
の垂直部５に係合させるとともに、タイル１の下側面を
水平切起し片７の上に載せ、しかる後、タイル１を支持
板３の本体部に押し付けて、予め、支持板３の本体部の
水平切起し片７より上方の位置に部分的に塗布しておい
た接着剤11でタイル１を支持板３の本体部に接着・固定
する。このようにして多数のタイル１を支持板３に取り
付けた後、隣接のタイル1,1間に目地材12を詰めればよ
く、以上の作業態様はタイル１と支持板３′との組合せ
の場合も同様である。
なお、本考案では前述のようにタイルを支持板を固定す
るために接着剤を必要とするが、その量は僅かでよい。
るために接着剤を必要とするが、その量は僅かでよい。
（考案の効果） 本考案では、タイルの構造が簡単で、これに伴い、支持
板の構造も簡単であって、タイルを支持板に容易に取り
付けることができ、また、タイルが薄肉なので目地材の
充填作業も容易であり、このため、施工の初めから終り
までタイル職人の手を借りる必要がなく、誰でも簡単に
タイル張りをすることができる。
板の構造も簡単であって、タイルを支持板に容易に取り
付けることができ、また、タイルが薄肉なので目地材の
充填作業も容易であり、このため、施工の初めから終り
までタイル職人の手を借りる必要がなく、誰でも簡単に
タイル張りをすることができる。
そして、本考案では市場占有率が高い乾式成形タイルを
使用することになるので、タイルの種類の豊富さ、品質
の安定性、コストの低廉等の面でユーザーに大きく貢献
できるのみならず、薄肉のタイルと打ち抜き式の支持板
との組み合わせにより、壁面の軽量化が期待できる効果
もある。
使用することになるので、タイルの種類の豊富さ、品質
の安定性、コストの低廉等の面でユーザーに大きく貢献
できるのみならず、薄肉のタイルと打ち抜き式の支持板
との組み合わせにより、壁面の軽量化が期待できる効果
もある。
第１図は本考案におけるタイルの一例の斜視図、第２図
は本考案における支持板の一例の正面図、第３図は第２
図の一部拡大斜視図、第４図は第１図に示すタイルと第
２図，第３図に示す支持板との組合せ状態を示す一部切
欠の正面図、第５図は第４図のＡ−Ａ′線に沿う拡大断
面図、第６図は本考案における支持板の別例の正面図、
第７図は第６図の一部拡大斜視図である。 図中、1:薄肉タイル（タイル）、2:溝、3,3′：タイル
支持板（支持板）、4:方形状金属製薄板、5:垂直部、6:
鈎状切起し片、7:水平切起し片、8:垂直切起し片、9:釘
孔、10:釘、11:接着剤、12:目地材。
は本考案における支持板の一例の正面図、第３図は第２
図の一部拡大斜視図、第４図は第１図に示すタイルと第
２図，第３図に示す支持板との組合せ状態を示す一部切
欠の正面図、第５図は第４図のＡ−Ａ′線に沿う拡大断
面図、第６図は本考案における支持板の別例の正面図、
第７図は第６図の一部拡大斜視図である。 図中、1:薄肉タイル（タイル）、2:溝、3,3′：タイル
支持板（支持板）、4:方形状金属製薄板、5:垂直部、6:
鈎状切起し片、7:水平切起し片、8:垂直切起し片、9:釘
孔、10:釘、11:接着剤、12:目地材。
Claims (2)
- 【請求項１】四方の側面が平坦で、上側面のみに溝を形
成した薄肉タイルと、方形状金属製薄板に、タイルの前
記溝に係合する垂直部を備えた鉤状切起し片とタイルの
下側面が載る水平切起し片とを所定間隔で多数形成して
成るタイル支持板との組合せ。 - 【請求項２】四方の側面が平坦で、上側面のみに溝を形
成した薄肉タイルと、方形状金属製薄板に、タイルの前
記溝に係合する垂直部を備えた鉤状切起し片とタイルの
下側面が載る膨らみを備えた垂直切起し片とを所定間隔
で多数形成して成るタイル支持板との組合せ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989073592U JPH0748850Y2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 薄肉タイルとタイル支持板との組合せ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989073592U JPH0748850Y2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 薄肉タイルとタイル支持板との組合せ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0314232U JPH0314232U (ja) | 1991-02-13 |
| JPH0748850Y2 true JPH0748850Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31612543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989073592U Expired - Lifetime JPH0748850Y2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 薄肉タイルとタイル支持板との組合せ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748850Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6062362A (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-10 | 日本軽金属株式会社 | 外装パネルの取付装置 |
-
1989
- 1989-06-26 JP JP1989073592U patent/JPH0748850Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0314232U (ja) | 1991-02-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0748850Y2 (ja) | 薄肉タイルとタイル支持板との組合せ | |
| US6471175B1 (en) | Tool for hanging a frame | |
| JP4138757B2 (ja) | 建物外壁部への装飾部材の施工構造および装飾部材 | |
| JP3029393B2 (ja) | 外装材の取付金具及び施工方法 | |
| JPH0421403Y2 (ja) | ||
| JP4780873B2 (ja) | 屋根用棟受金具 | |
| JPH0450758Y2 (ja) | ||
| JPS621998Y2 (ja) | ||
| JP2000352176A (ja) | パネル付きブロック壁 | |
| JPH0810120Y2 (ja) | 化粧板 | |
| JP3801409B2 (ja) | 壁板取付け金具と壁板取付け工法 | |
| JPH069212Y2 (ja) | 建築意匠板の取付け金具 | |
| JPH0323934Y2 (ja) | ||
| JPH071415Y2 (ja) | タイル用下地材 | |
| JPS5834183Y2 (ja) | タイル目地詰め用コテ板 | |
| JPH0627714Y2 (ja) | 装飾金具 | |
| JPH082297Y2 (ja) | タイルとタイル支持板との組合せ | |
| JPH0744664Y2 (ja) | タイル張着用パネル | |
| JPS6322946Y2 (ja) | ||
| JPH088193Y2 (ja) | 足場用ベースパッド | |
| JPH0734093Y2 (ja) | コロニアル等の足場兼用屋根材等支止具 | |
| JP3451381B2 (ja) | 取付金具 | |
| JPH0725845U (ja) | ウォールキャビネット，カウンター及び化粧材の施工構造 | |
| JPH0416847Y2 (ja) | ||
| JPH0629303Y2 (ja) | 天井支持具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |