JPH071415Y2 - タイル用下地材 - Google Patents
タイル用下地材Info
- Publication number
- JPH071415Y2 JPH071415Y2 JP13599389U JP13599389U JPH071415Y2 JP H071415 Y2 JPH071415 Y2 JP H071415Y2 JP 13599389 U JP13599389 U JP 13599389U JP 13599389 U JP13599389 U JP 13599389U JP H071415 Y2 JPH071415 Y2 JP H071415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- base material
- tiles
- adhesive
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はタイル用下地材に関する。
従来、タイル貼り面を有した外壁を構築する場合で、例
えば窯業系下地材の表面にタイル貼り施工を施す場合
の、下地材に対するタイルの貼り付け施工は、下地材表
面に金属板を取り付けた後、該金属板にタイルを引っ掛
けて固定させるか、あるいは第4図イ,ロのように下地
材Aに、上端に引っ掛け部Bが形成された突台部Cを設
け、これにタイルDの裏面の凹部Eを嵌め、かつ接着剤
Fで固定させるようにしており、特に前者方法では手間
がかかるため後者方法に主流が移行しつつあるのが現状
である。
えば窯業系下地材の表面にタイル貼り施工を施す場合
の、下地材に対するタイルの貼り付け施工は、下地材表
面に金属板を取り付けた後、該金属板にタイルを引っ掛
けて固定させるか、あるいは第4図イ,ロのように下地
材Aに、上端に引っ掛け部Bが形成された突台部Cを設
け、これにタイルDの裏面の凹部Eを嵌め、かつ接着剤
Fで固定させるようにしており、特に前者方法では手間
がかかるため後者方法に主流が移行しつつあるのが現状
である。
しかしながら、上記の後者方法においても、施工現場で
は、タイル取付けに先立って接着剤Fの塗布作業を要す
るものであるため、その分作業手数が増大して作業能率
に劣り、またタイルDはその製作寸法精度にバラツキが
あるので、単にタイルDを突台部Cに嵌めて固定するだ
けでは、横方向に並ぶタイルの上縁が揃わず、従って水
平目地の波打ちを防ぐことができず、仕上がり外観を体
裁よく保つことができにくい問題があった。
は、タイル取付けに先立って接着剤Fの塗布作業を要す
るものであるため、その分作業手数が増大して作業能率
に劣り、またタイルDはその製作寸法精度にバラツキが
あるので、単にタイルDを突台部Cに嵌めて固定するだ
けでは、横方向に並ぶタイルの上縁が揃わず、従って水
平目地の波打ちを防ぐことができず、仕上がり外観を体
裁よく保つことができにくい問題があった。
この考案は上記の問題点に鑑み、施工現場でのタイル貼
り作業性を高めると共に、タイル取付け精度を向上させ
るタイル用下地材を提供することを目的としてなされた
ものである。
り作業性を高めると共に、タイル取付け精度を向上させ
るタイル用下地材を提供することを目的としてなされた
ものである。
即ち、この考案のタイル用下地材は、タイル貼り面側
に、タイルの裏面に形成された凹部を引っ掛け係合させ
る突台部が横方向に条設されると共に、この突台部を挟
んで上方位置にタイル上縁合わせ基準用のマーカーが形
成され、かつ下方位置に離型紙付き発泡粘着剤が塗着さ
れて製造されてなることを特徴とするものである。
に、タイルの裏面に形成された凹部を引っ掛け係合させ
る突台部が横方向に条設されると共に、この突台部を挟
んで上方位置にタイル上縁合わせ基準用のマーカーが形
成され、かつ下方位置に離型紙付き発泡粘着剤が塗着さ
れて製造されてなることを特徴とするものである。
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は実施例の
要部拡大図、第3図は実施例の使用状態図である。
要部拡大図、第3図は実施例の使用状態図である。
この考案のタイル用下地材は、例えば窯業系の下地1で
あって、そのタイル貼り面2に上下定ピッチ間隔で突台
部3…が形成され、各突台部3はその上縁に引っ掛け部
4が形成されると共に、この突台部3を挟んで上方位置
にタイル5の上縁を合わせるための基準となるタイル取
付け用マーカー6が水平横一直線方向に切り込み形成さ
れ、かつ突台部3の下方位置に離型紙7を有する有機発
泡系粘着剤8が同じく水丙横一直線方向に塗着された状
態で工場生産される。
あって、そのタイル貼り面2に上下定ピッチ間隔で突台
部3…が形成され、各突台部3はその上縁に引っ掛け部
4が形成されると共に、この突台部3を挟んで上方位置
にタイル5の上縁を合わせるための基準となるタイル取
付け用マーカー6が水平横一直線方向に切り込み形成さ
れ、かつ突台部3の下方位置に離型紙7を有する有機発
泡系粘着剤8が同じく水丙横一直線方向に塗着された状
態で工場生産される。
なお、上記粘着剤8の発泡は該粘着剤が圧縮された場
合、復元しないタイプのものが選択される。
合、復元しないタイプのものが選択される。
この考案のタイル用下地材によれば、タイル貼り施工時
に、粘着剤8の表面から剥離紙7を剥がした状態から、
裏面に凹部9が形成されたタイル5を突台部3に引っ掛
けて係合させると共に、該タイル5の上縁をタイル取付
け用マーカー6に合わせた位置決め状態で粘着剤8に押
し付けていくことができ、従って施工現場での接着剤塗
布作業が要らず、タイル貼り作業が完全に乾式化すると
共に、タイル5を上記マーカー6を基準として固定する
ため、タイル貼り付け精度が向上し、かつ横方向に並ぶ
タイル5…の上端がバラツキなく揃って水平目地が整う
ことになる。
に、粘着剤8の表面から剥離紙7を剥がした状態から、
裏面に凹部9が形成されたタイル5を突台部3に引っ掛
けて係合させると共に、該タイル5の上縁をタイル取付
け用マーカー6に合わせた位置決め状態で粘着剤8に押
し付けていくことができ、従って施工現場での接着剤塗
布作業が要らず、タイル貼り作業が完全に乾式化すると
共に、タイル5を上記マーカー6を基準として固定する
ため、タイル貼り付け精度が向上し、かつ横方向に並ぶ
タイル5…の上端がバラツキなく揃って水平目地が整う
ことになる。
以上の記載によって明らかなように、この考案は、施工
現場での接着剤塗布作業をなくしてタイル貼り作業の施
工性を能率化できると共に、タイルを整然と並べて貼り
付けることによってタイル貼り付け面の仕上がり外観を
美麗に保つことができる等の効果を有する。
現場での接着剤塗布作業をなくしてタイル貼り作業の施
工性を能率化できると共に、タイルを整然と並べて貼り
付けることによってタイル貼り付け面の仕上がり外観を
美麗に保つことができる等の効果を有する。
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は実施例の
拡大図、第3図は実施例の使用状態図、第4図イ,ロは
従来例の側面図である。
拡大図、第3図は実施例の使用状態図、第4図イ,ロは
従来例の側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】タイル貼り面側に、タイルの裏面に形成さ
れた凹部を引っ掛け係合させる突台部が横方向に条設さ
れると共に、この突台部を挟んで上方位置にタイル上縁
合わせ基準用のマーカーが形成され、かつ下方位置に離
型紙付き発泡粘着剤が塗着されて製造されてなることを
特徴とするタイル用下地材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13599389U JPH071415Y2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | タイル用下地材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13599389U JPH071415Y2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | タイル用下地材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0373342U JPH0373342U (ja) | 1991-07-24 |
JPH071415Y2 true JPH071415Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31683224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13599389U Expired - Lifetime JPH071415Y2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | タイル用下地材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071415Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP13599389U patent/JPH071415Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0373342U (ja) | 1991-07-24 |
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