JPH0627714Y2 - 装飾金具 - Google Patents

装飾金具

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JPH0627714Y2
JPH0627714Y2 JP16109287U JP16109287U JPH0627714Y2 JP H0627714 Y2 JPH0627714 Y2 JP H0627714Y2 JP 16109287 U JP16109287 U JP 16109287U JP 16109287 U JP16109287 U JP 16109287U JP H0627714 Y2 JPH0627714 Y2 JP H0627714Y2
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JP
Japan
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decorative
pillar
decorative metal
metal fitting
adjusting portion
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JP16109287U
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JPH0164496U (ja
Inventor
利幸 石田
Original Assignee
日創工業有限会社
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  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、柱等の装飾に使用される装飾金具に関する。
〔従来の技術〕
従来、塚柱,玄関柱等の外部から見える部分の柱に対し
て、その端部に帯状の金具を巻装することが行われてい
る。これは、柱の端部においては、他の部材との結合の
ために釘等を打ち込んであり、これらが外部に露出する
と外観が悪くなるためである。また、柱の端部は腐食し
やすく、また、白蟻等による損傷を受けやすいため、こ
れを防止するためでもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の装飾金具は、柱の外周に全長に対応する長さの平
板の銅板を用意し、柱の角に沿って折り曲げながら取り
付けるようにしている。このとき、柱の太さは種々異な
るため、予め成形しておくことができず、建築現場で柱
の太さに合わせて銅板の加工を行う必要があった。この
ため、作業効率が悪くなるという問題があった。また、
銅板に装飾用の模様を施す場合、柱の太さによって模様
の位置が変わってしまうため、柱の中心に対して対称な
模様とすることができず見栄えが悪くなっていた。
なお、何種類かの標準の柱に合わせて、予め銅板を断面
ロ字状に成形しておくことも考えられるが、この場合、
柱の施工を終わった後に装飾金具を取り付けることが困
難であった。また、当然のことながら、任意の太さの柱
に対応することはできない。
本考案は、前記問題点を解決するために案出されたもの
であって、任意の太さの柱に対して、装飾金具を容易に
しかも体裁よく取り付けることができるようにすること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の装飾金具は、その目的を達成するために、一対
の直交する装飾面を稜に対して対称的に形成した装飾部
と、該装飾部の一方の装飾面に連続して延長した切断可
能な調節部とから装飾金具単体を構成し、装飾金具単体
の調節部を他の装飾金具単体の装飾面で覆うように4個
の装飾金具単体を柱の外周に取り付けることを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本考案の特徴
を具体的に説明する。
第1図は、本考案実施例の装飾金具の単体の斜視図であ
る。
図において、1は装飾金具単体を示しており、この装飾
金具単体1は断面L字状の銅板から構成されている。そ
して、その角部に稜に対して対称に装飾部2が形成され
ている。この装飾部2は、押し出し及び打ち抜きにより
装飾が施された直交する一対の装飾面2a,2bから構成さ
れている。各装飾面2a,2bには、それぞれ釘穴2cが設け
られている。また、一方の装飾面2bには、これと連続し
て調節部3が設けられている。この調節部3には、比較
的細かい傾斜格子模様が付されている。この調節部3の
横幅と装飾面2bの横幅の合計は、一般に使用される柱の
うち、たとえば、八寸幅と呼ばれる幅広の柱に対応する
長さとされている。
第2図は、本実施例の装飾金具の使用状態を示してい
る。
たとえば、前記八寸幅の柱4に装飾金具を取り付ける場
合、第1図に示される装飾金具単体1を4個準備し、こ
の装飾金具単体1の調節部3の端部を、隣接する他の装
飾金具単体1の装飾面2aで覆うように重ねて柱4に順次
取り付ける。そして、装飾面2a,2bに設けられた釘穴2c
から飾り釘5を打ち込むことにより、各装飾金具単体1
を柱4に固定するようにしている。
これにより、柱4の外周は装飾金具で囲まれることにな
る。なおこの場合、調節部3の一部が外部に露出する
が、この調節部3の露出部の中心は、柱の中心に常に一
致し、しかも、調節部3の模様は左右方向に連続して繰
り返されるパターンとなっているので外観が損なわれる
ことはない。
また、幅の狭い柱に装飾金具を取り付ける場合は、柱の
幅に合わせて調節部3を切断して使用する。
第3図,第4図は、調節部3を第1図のX−X線部分で
切断して、各装飾金具単体1を柱に取り付けた状態を示
している。第3図は横木6に固定される柱7の上端に装
飾金具を取り付けた状態を示し、第4図は基礎石8に固
定される柱7の下端に装飾金具を取り付けた状態を示
す。
このように、柱の幅に合わせて調節部3を切断して使用
することにより、調節部3と装飾面2bの幅の合計の範囲
内において、任意の幅の柱に対応することができる。ま
た、切断端部は他の装飾面2aで覆われるので、見掛けが
悪くなることもない。したがって、建築現場で、柱の幅
に合わせて銅板を折り曲げる等の面倒な作業が不要とな
り、その仕上がりも優れたものとなる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案によれば、同一形状の装
飾金具単体を4個用意し、柱の幅に合わせて調節部を切
断して使用することにより、任意の幅の柱に対応するこ
とができる。これにより、装飾金具のコストを下げると
共に作業効率を高めることができる。また、装飾部は柱
の稜に対して対称であるので、4個の装飾金具単体を組
み立てた後の模様は、柱の幅にかかわらず柱の中心に対
して必ず対称となり見栄えのよいものとなる。更に、装
飾金具は分離可能であるので、柱の側方から取り付ける
ことができ、施工後の柱に対しても容易に取り付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の装飾金具の単体の斜視図、第2
図は同装飾金具の取り付け状態を示す断面図、第3図、
第4図は同装飾金具の他の取り付け状態を示す斜視図で
ある。 1:装飾金具単体、2:装飾部 2a,2b:装飾面、2c:釘穴 3:調節部、4,7:柱 5:飾り釘、6:横木 8:基礎石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の直交する装飾面を稜に対して対称的
    に形成した装飾部と、該装飾部の一方の装飾面に連続し
    て延長した切断可能な調節部とから装飾金具単体を構成
    し、装飾金具単体の調節部を他の装飾金具単体の装飾面
    で覆うように4個の装飾金具単体を柱の外周に取り付け
    ることを特徴とする装飾金具。
JP16109287U 1987-10-20 1987-10-20 装飾金具 Expired - Lifetime JPH0627714Y2 (ja)

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JP16109287U JPH0627714Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 装飾金具

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Publication Number Publication Date
JPH0164496U JPH0164496U (ja) 1989-04-25
JPH0627714Y2 true JPH0627714Y2 (ja) 1994-07-27

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