JPH035633Y2 - - Google Patents

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JPH035633Y2
JPH035633Y2 JP5837187U JP5837187U JPH035633Y2 JP H035633 Y2 JPH035633 Y2 JP H035633Y2 JP 5837187 U JP5837187 U JP 5837187U JP 5837187 U JP5837187 U JP 5837187U JP H035633 Y2 JPH035633 Y2 JP H035633Y2
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JP
Japan
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grip part
handle
trowel
grip
iron
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Expired
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JP5837187U
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JPS63165037U (ja
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Priority to JP5837187U priority Critical patent/JPH035633Y2/ja
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Publication of JPH035633Y2 publication Critical patent/JPH035633Y2/ja
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  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、こてに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこては、金属性の舟型平板状のこて面
と、該こて面から直角に立設された金属性の柄
と、前記こて面と略平行にして前記柄に取付けら
れた木製のにぎり部で構成されており、作業者は
にぎり部を把持し、セメント又はプラスター或い
は上塗壁等の壁材をこて面を用いて壁面にぬり、
更に壁表面をならすようにしている。
しかし、上記従来のこては、にぎり部が木製で
あるため、原木の切り出しを始めとしてけずり出
し、表面仕上げ等の複数の工程を経て加工されて
おり、コストが高く、又、森林資源の無駄使いと
もなつていた。
そこで斯かる問題点を解決するために近年、第
7図で示すようなプラスチツク材料でにぎり部1
及び柄2並にこて面取付部3を一体に成形し、該
こて面取付部3にこて面4を取付けるようにした
こてが提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記のプラスチツク材料を用いた
こてでは、鋳型にプラスチツク材料を流し込むこ
とによりにぎり部1及び柄2並にこて面取付部3
を一体に成形しているため、体積が大きく厚肉の
にぎり部1に比べて薄肉の柄2及びこて面取付部
3が先に冷えて固まり、その後ににぎり部1が固
まるため、にぎり部1が固まる時に先に固まつて
いるこて面取付部3やにぎり部1の表面(特に両
端面)を引つ張り変形させてしまう。該変形が生
じると、外観が害われて商品性がなくなると共
に、特にこて面取付部3に第8図乃至第10図に
示すような凹凸の曲がりやねじれを生じさせると
こて面4を取付けることが不可能になつてしま
う。
本考案は、上述の実情に鑑み、成形に際してに
ぎり部を柄及びこて面取付部と略同時に固まらせ
る形状にして、こて面取付部3の平坦性を得ると
共に外観を完全に仕上げ得るようにしたことを提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、こて面を取付けるためのこて面取付
部と、該こて面取付部から直角に立設した柄と、
前記こて面取付部と略平行となるように前記柄に
取付けたにぎり部とをプラスチツク材料を用いて
一体に成形するこてにおいて、前記にぎり部に複
数のくぼみを形成し、こてとしたものである。
〔作用〕
従つて本考案では、にぎり部に複数のくぼみを
設けているために、くぼみを形成していないにぎ
り部にくらべて体積が小さく且つ抜熱面積が大き
く、従つてプラスチツク材料を用いてにぎり部及
び柄並にこて面取付部を一体に成形した場合にも
上記各部は略同時に固まり変形を起すことはな
い。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例の説明図
であり、第7図と同一部分には同一符号が付して
ある。
縦断面が上下に長い長円形のにぎり部1の両側
面には、にぎり部軸方向に所要間隔を置いて複数
のくぼみ5を設ける。該くぼみ5は、にぎり部1
周方向に延びる長穴状にして持ちやすく形成し、
又、にぎり部1両側面に対し対向する位置に貫通
しないように設けてにぎり部1の強度を得るよう
にし、更に開口部分にアール加工6を施して表面
を滑らかに形成している。
又、こて面取付部3はにぎり部1に平行な方向
に二段状に形成して柄2の取付け部分の強度を得
るようにし、こて面取付部3に両面接着テープ7
或いは接着剤を用いて舟型平板状の例えば塩化ビ
ニール製のこて面4を交換可能に取付け、或いは
固定する。
上記形状のくぼみ5を有するにぎり部1及び柄
2並にこて面取付部3は、鋳型に発泡材や或いは
ガラス入りTP等の硬化材を混入したプラスチツ
ク材料を流し込むことにより成形する。
該成形の過程でにぎり部1はくぼみ5を設けた
形状としたために、厚肉の割に体積が小さくなり
且つ抜熱面積が大きくなるので、薄肉の柄2及び
こて面取付部3と略同時に冷やされ、従つて固ま
る時間がずれることにより生じていたこて面取付
部3及びにぎり部1外観の変形がない。
又、にぎり部1に対し周方向に延びるくぼみ5
を形成したために、非常ににぎりやすく且つすべ
りにくいので、作業性が向上する。
第4図乃至第6図は本考案の他の実施例の説明
図である。
本実施例では、角度が70度から90度のコーナー
部8を有する角形こて面9を、該角形こて面9の
両翼に横設した取付部材10部分で両面接着テー
プ7を用いて或いは接着剤でコテ面取付部3に取
付けており、舟型平板状のこて面では作業をする
ことができなかつた壁面のコーナー部に対して作
業を行うことができる。
プラスチツク製のにぎり部1には、にぎり部1
軸線方向に間隔を置いて複数のくぼみ5を設けて
いるために、成形に際してにぎり部1の外観及び
こて面取付部3の変形がなく、良好な形状に仕上
げることができる。又、該くぼみ5がにぎり部1
の周方向に延びているために、にぎりやすく、す
べりにくいので作業性が良い。
尚、本考案は上述の実施例に限定されるもので
なく、にぎり部に設けるくぼみの形状及び位置は
任意であること、取付用のこて面は舟型のもの及
び角形のものに限らず任意のものを使用し得るこ
と、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内で
種々変更を加え得ること等は勿論である。
〔考案の効果〕
上記したように本考案のこてによれば、プラス
チツク製のにぎり部に複数のくぼみを設けたこと
により、にぎり部及び柄並にこて面取付部を一体
に成形したときに同時に固まるためこて面取付部
及びにぎり部の外観に変形が生じることがない等
の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の説明図、第2図は
第1図の平面図、第3図は第1図の正面図、第4
図は本考案の他の実施例の説明図、第5図は第4
図の平面図、第6図は第4図の正面図、第7図は
従来例の説明図、第8図乃至第10図は従来例を
成形した場合の変形状態の説明図である。 図中1はにぎり部、2は柄、3はこて面取付
部、4はこて面、5はくぼみを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. こて面を取付けるためのこて面取付部と、該こ
    て面取付部から直角に立設した柄と、前記こて面
    取付部と略平行となるように前記柄に取付けたに
    ぎり部とをプラスチツク材料を用いて一体に成形
    するこてにおいて、前記にぎり部に複数のくぼみ
    を形成したことを特徴とするこて。
JP5837187U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH035633Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5837187U JPH035633Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5837187U JPH035633Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63165037U JPS63165037U (ja) 1988-10-27
JPH035633Y2 true JPH035633Y2 (ja) 1991-02-13

Family

ID=30888883

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5837187U Expired JPH035633Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JP (1) JPH035633Y2 (ja)

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JPS63165037U (ja) 1988-10-27

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