JP2503332Y2 - 壁の入隅部の構造 - Google Patents
壁の入隅部の構造Info
- Publication number
- JP2503332Y2 JP2503332Y2 JP12591590U JP12591590U JP2503332Y2 JP 2503332 Y2 JP2503332 Y2 JP 2503332Y2 JP 12591590 U JP12591590 U JP 12591590U JP 12591590 U JP12591590 U JP 12591590U JP 2503332 Y2 JP2503332 Y2 JP 2503332Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- connecting member
- fixed
- horizontal piece
- wall panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
本考案は腰壁などに採用される壁の入隅部の構造に関
する。
する。
従来より、壁パネル2を壁下地3に貼着させて壁が構
築されている。入隅部Aは第6図に示すように裏面側の
両側端部に納め用段部9を有する平面視L字状の見切り
縁材10がその納め用段部9を壁パネル2の段部1に載置
させて壁下地3に固着されて構成されている。
築されている。入隅部Aは第6図に示すように裏面側の
両側端部に納め用段部9を有する平面視L字状の見切り
縁材10がその納め用段部9を壁パネル2の段部1に載置
させて壁下地3に固着されて構成されている。
しかしながら、従来にあっては見切り縁材10が断面L
字状であり、従って略直角の入隅部Aしか構築できな
く、90°以上乃至は以下の角度を有する入隅部Aを構築
できなくて部屋の種々のバリエーションに対応できない
という問題があった。 本考案は上記課題を解決するために為されたものであ
り、その目的とするところは、種々の角度の入隅部を構
築することができる入隅部の構造を提供することにあ
る。
字状であり、従って略直角の入隅部Aしか構築できな
く、90°以上乃至は以下の角度を有する入隅部Aを構築
できなくて部屋の種々のバリエーションに対応できない
という問題があった。 本考案は上記課題を解決するために為されたものであ
り、その目的とするところは、種々の角度の入隅部を構
築することができる入隅部の構造を提供することにあ
る。
【課題を解決するための手段】 本考案の壁の入隅部の構造は、入隅部Aにおいて表面
側の両側端部に段部1を有する二枚の壁パネル2を所定
の間隔を置いて壁下地3に固着させ、断面略T字状の一
の連結部材4の横片5の一端5aを一方の壁パネル2の段
部1に載置して壁下地6に固着すると共に他の連結部材
4の横片5の一端5aを他方の壁パネル2の段部1に載置
して壁下地3に固着し、連結部材4の横片5の表面側に
突曲した断面略円弧状の他端5b同士を当接させて成るも
のであり、この構成により上記課題が解決されたもので
ある。 [作用] 断面略T字状の一の連結部材4の横片5の一端5aを一
方の壁パネル2の段部1に載置して壁下地6に固着する
と共に他の連結部材4の横片5の一端5aを他方の壁パネ
ル2の段部1に載置して壁下地3に固着し、連結部材4
の横片5の表面側に突曲した断面略円弧状の他端5b同士
を当接させているので、連結部材4の横片5の他端5bを
当接させた状態で連結部材4同士の角度を調整でき、種
々の角度を有する入隅部Aを構築できるものである。 [実施例] 壁パネル2は腰パネルであり、表面に装飾部11を有し
両側端部には段部1が設けられている。段部1は2段と
なっており、端部側は低い段1aで内側は少し高い段1bと
なっている。壁パネル2は入隅部Aにおいて所定の間隔
を置いて壁下地3に低い段1aで釘6打ちされ固着されて
いる。第2図にあっては入隅部Aは90°以上の角度を有
している。連結部材4は断面略T字状であり、横片5の
両端部5a、5bはいずれも表面側に突曲した断面略円弧状
となっている。一の連結部材4の横片5の一端5aが一方
の壁パネル2の高い段1bに載置され釘6頭が隠され、縦
片7にかくし釘8が打入されて壁下地3に固着され、他
の連結部材4の横片5の一端5aが他方の壁パネル2の高
い段1bに載置され釘6頭が隠されて縦片7にかくし釘8
が打入され壁下地3に固着されている。そして連結部材
4の横片5の他端5b同士が上下で面接触して当接してい
る。 第3図に示す実施例にあっては、入隅部Aは直角であ
り、この実施例にあっても連結部材4の横片5の他端5b
同士が面接触して当接している。 第4図に示すように、平坦部においては壁パネル2間
には同様に連結部材4が横片5を段部1の高い段1bに載
置され固着されている。 壁パネル2の上下両端は腰見切り縁13と幅木12を介し
て壁下地3に固定されている。
側の両側端部に段部1を有する二枚の壁パネル2を所定
の間隔を置いて壁下地3に固着させ、断面略T字状の一
の連結部材4の横片5の一端5aを一方の壁パネル2の段
部1に載置して壁下地6に固着すると共に他の連結部材
4の横片5の一端5aを他方の壁パネル2の段部1に載置
して壁下地3に固着し、連結部材4の横片5の表面側に
突曲した断面略円弧状の他端5b同士を当接させて成るも
のであり、この構成により上記課題が解決されたもので
ある。 [作用] 断面略T字状の一の連結部材4の横片5の一端5aを一
方の壁パネル2の段部1に載置して壁下地6に固着する
と共に他の連結部材4の横片5の一端5aを他方の壁パネ
ル2の段部1に載置して壁下地3に固着し、連結部材4
の横片5の表面側に突曲した断面略円弧状の他端5b同士
を当接させているので、連結部材4の横片5の他端5bを
当接させた状態で連結部材4同士の角度を調整でき、種
々の角度を有する入隅部Aを構築できるものである。 [実施例] 壁パネル2は腰パネルであり、表面に装飾部11を有し
両側端部には段部1が設けられている。段部1は2段と
なっており、端部側は低い段1aで内側は少し高い段1bと
なっている。壁パネル2は入隅部Aにおいて所定の間隔
を置いて壁下地3に低い段1aで釘6打ちされ固着されて
いる。第2図にあっては入隅部Aは90°以上の角度を有
している。連結部材4は断面略T字状であり、横片5の
両端部5a、5bはいずれも表面側に突曲した断面略円弧状
となっている。一の連結部材4の横片5の一端5aが一方
の壁パネル2の高い段1bに載置され釘6頭が隠され、縦
片7にかくし釘8が打入されて壁下地3に固着され、他
の連結部材4の横片5の一端5aが他方の壁パネル2の高
い段1bに載置され釘6頭が隠されて縦片7にかくし釘8
が打入され壁下地3に固着されている。そして連結部材
4の横片5の他端5b同士が上下で面接触して当接してい
る。 第3図に示す実施例にあっては、入隅部Aは直角であ
り、この実施例にあっても連結部材4の横片5の他端5b
同士が面接触して当接している。 第4図に示すように、平坦部においては壁パネル2間
には同様に連結部材4が横片5を段部1の高い段1bに載
置され固着されている。 壁パネル2の上下両端は腰見切り縁13と幅木12を介し
て壁下地3に固定されている。
本考案にあっては、入隅部において表面側の両側端部
に段部を有する二枚の壁パネルを所定の間隔を置いて壁
下地に固着させ、断面略T字状の一の連結部材の横片の
一端を一方の壁パネルの段部に載置して壁下地に固着す
ると共に他の連結部材の横片の一端を他方の壁パネルの
段部に載置して壁下地に固着し、連結部材の横片の表面
側に突曲した略円弧状の他端同士を当接させているの
で、連結部材の横片の他端同士を当接させた状態で連結
部材同士の角度を調整でき、種々の角度を有する入隅部
を構築でき、部屋のバリエーションに対応できるもので
ある。
に段部を有する二枚の壁パネルを所定の間隔を置いて壁
下地に固着させ、断面略T字状の一の連結部材の横片の
一端を一方の壁パネルの段部に載置して壁下地に固着す
ると共に他の連結部材の横片の一端を他方の壁パネルの
段部に載置して壁下地に固着し、連結部材の横片の表面
側に突曲した略円弧状の他端同士を当接させているの
で、連結部材の横片の他端同士を当接させた状態で連結
部材同士の角度を調整でき、種々の角度を有する入隅部
を構築でき、部屋のバリエーションに対応できるもので
ある。
第1図は本考案の一実施例を適用した部屋の一例を示す
全体図、第2図は本考案の一実施例を示す第1図のX−
X断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す断面図、
第4図は第1図のY−Y断面図、第5図は同上における
連結部材を示す断面図、第6図は従来例を示す断面図で
あって、Aは入隅部、1は段部、2は壁パネル、3は壁
下地、4は連結部材、5は横片である。
全体図、第2図は本考案の一実施例を示す第1図のX−
X断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す断面図、
第4図は第1図のY−Y断面図、第5図は同上における
連結部材を示す断面図、第6図は従来例を示す断面図で
あって、Aは入隅部、1は段部、2は壁パネル、3は壁
下地、4は連結部材、5は横片である。
Claims (1)
- 【請求項1】入隅部において表面側の両側端部に段部を
有する二枚の壁パネルを所定の間隔を置いて壁下地に固
着させ、断面略T字状の一の連結部材の横片の一端を一
方の壁パネルの段部に載置して壁下地に固着すると共に
他の連結部材の横片の一端を他方の壁パネルの段部に載
置して壁下地に固着し、連結部材の横片の表面側に突曲
した断面略円弧状の他端同士を当接させて成る壁の入隅
部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12591590U JP2503332Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 壁の入隅部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12591590U JP2503332Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 壁の入隅部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0482241U JPH0482241U (ja) | 1992-07-17 |
JP2503332Y2 true JP2503332Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31873495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12591590U Expired - Lifetime JP2503332Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 壁の入隅部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503332Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4809456B2 (ja) * | 2009-05-19 | 2011-11-09 | 日本車輌製造株式会社 | 鉄道車両 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP12591590U patent/JP2503332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0482241U (ja) | 1992-07-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |