JPH0582336U - 棚受け構造 - Google Patents

棚受け構造

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JPH0582336U
JPH0582336U JP3001792U JP3001792U JPH0582336U JP H0582336 U JPH0582336 U JP H0582336U JP 3001792 U JP3001792 U JP 3001792U JP 3001792 U JP3001792 U JP 3001792U JP H0582336 U JPH0582336 U JP H0582336U
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JP
Japan
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shelf
shelf receiving
mounting support
receiving portion
wall surface
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Pending
Application number
JP3001792U
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English (en)
Inventor
義倫 木村
正恵 杉原
Original Assignee
東南産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 棚受部の外観上の美観を損なうことなく、壁
面等の横方向への位置決めのための螺子着作業等の施工
能率を向上できる棚受け構造を提供することを目的とす
る。 【構成】 壁面等に固定する取付支持具16に棚受部1
4を固定させるため、同棚受部14の壁面との接合面に
取付支持具16を埋没状に嵌合させる溝24が開溝され
ている。取付支持具16を壁面に位置決めした後で取付
支持具16に溝24を嵌合させつつ棚受部14を取付支
持具16に固定させるため、棚受部14の位置決め固定
を能率的にでき、また棚受部14には正面端等より螺子
孔を開孔しないため、外観上の美観に優れることとな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、棚板を架設するための棚受け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、室内の壁面等に棚板を架設する場合には、室内の装飾美観を高めるため に金属製の棚受けに替えて木質製の棚受けが使用されている。この木質製の棚受 けにおいては、壁面等の取付位置に金属突起を突設し、木質材で形成した棚受け の壁面との接合面に設けた孔を前記金属突起に係合させて棚受けを支持させる。 更に棚受けの端面より接合面へ開孔した螺子孔より壁面へ螺子を螺着させながら 棚受けを壁面に固定し、この棚受けの上面に載せた棚板へ棚受けの端面より上向 きに螺子を螺着して棚板を固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記従来の棚受けでは、横方向への固定状態を確保するために 棚受け正面側に螺子孔を開孔して螺子着しているため、その螺子孔が露出して棚 受けの美観が低下すると共に、螺子孔への螺着作業や、位置決め作業等の施工作 業効率が悪い等の問題があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、棚受 けの正面外観上の美観を損なうことなく、横方向への位置決めのための螺子着作 業等の施工効率を向上させることのできる改良された棚受け構造を提供すること にある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、壁面30等に固定する取付支持具16 に棚受部14を支持しながら同棚受部14の上面に棚板32を架設する棚受け構 造において、前記取付支持具16に対する棚受部14の壁面30との接合面には 、取付支持具16を埋没状に嵌合させる溝24が開溝され、この溝24を取付支 持具16に嵌合させつつ同棚受部14を取付支持具16に固定させてなる棚受け 構造10から構成される。 また、前記取付支持具16は略逆L型に折曲され、この曲折部の内面には、同 曲折部の内面に沿う様に一体形成された補強片36が固定されて成ることとして もよい。
【0006】
【作用】
本考案の棚受け構造は、壁面に取付支持具を固定し、棚受部の壁面との接合面 に開溝させた溝内に取付支持具を埋設状に嵌合させつつ同取付支持具に棚受部を 固定させる。この棚受部の上面に棚板を載設するものである。従って、棚受部に は螺子孔がなくて正面外観上の美観が損なわれることなく、壁面の横方向への位 置決めのための螺子着作業等の施工効率を向上できる。また、棚受部を支持する 取付支持具は、略逆L型に曲折され、この曲折部の内面に沿って一体形成された 補強片を固定することが好ましく、この取付支持具に固定された棚受部は支持荷 重が増大され、棚板に重量のある品物類を載着できることとなる。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面を参照しながら、本考案の好適な実施例を説明する。 図1ないし図4には、本考案の実施例に係る第1棚受け構造10aが示されて いる。 図において、第1棚受け構造10aは、壁面等に固定する取付支持具12aに 棚受部14を支持しながら同棚受部14の上面に棚板を載設するものである。 図1に示す様に、前記取付支持具12aは、薄金属板を折曲した逆L型板16 aより成り、この逆L型板16aは幅1cm、垂直部8cm、水平部5cm程度 に形成され、この逆L型板16aの垂直部と水平部とには螺子孔18が開孔され ている。 図2ないし図4に示す様に、前記棚受部14は、木質材を素材として相互に交 差する二つの鉛直接合面20と水平接合面22とを有した略1/4円形板より成 り、略肉厚4cm、鉛直接合面20並びに水平接合面22の長さ20cm程度に 形成されている。
【0008】 本考案の特徴的なことは、棚受部14の壁面30と接合する鉛直接合面20に 、取付支持具12aを埋没状に嵌合させる溝24を開溝したことにある。これに より、壁面30に固定した取付支持具12aに棚受部14の溝24を嵌合させて 壁面30に対する棚受部14の横方向への位置決めを能率的にでき、また、棚受 部14の正面端に螺子孔を開孔することなく、棚受部14の美観が向上される。 なお、実施例においては、棚受部14の鉛直接合面20に開講された溝24は 水平接合面22へ向け逆L型状に開講され、この水平接合面22の溝24内に取 付支持具12aの逆L型板16aの水平部を嵌合させ、この水平部の螺子孔18 から溝24内へと止螺子34を螺子着して取付支持具12aに棚受部14を固定 する。 また、前記棚受部14の水平接合面22には、同棚受部14の肉厚方向へ向け た一対の棚固定板用溝26、26が開講されている。この棚固定板用溝26、2 6内に薄金属板で形成した短尺な棚固定板28、28をその両端部が棚受部14 の側面より突出する様に固定する。
【0009】 本考案に係る第1棚受け構造10aを用いて壁面30に棚板32を架設する場 合には、図5に示す様に、壁面30に左右一対の取付支持具12a、12aの逆 L型板16a、16aを螺子孔18から壁面30に止螺子34を螺子着して固定 する。この逆L型板16a、16aに棚受部14、14の鉛直接合面20と水平 接合面22に開溝した溝24を嵌合させ、同時に逆L型板16a、16aの水平 部の螺子孔18より棚受部14へと止螺子34を螺子着して左右の取付支持具1 2a、12aに棚受部14、14を固定させる。更に各棚受部14、14の上面 の棚固定板用溝26、26に棚固定板28、28を嵌合させて止螺子34で固定 し、その後で左右棚受部14、14の水平接合面22の上面に棚板32を載着さ せ、棚受部14、14の両側面より突出している棚固定板28、28の両端部の 螺子孔18より上面の棚板32に向け止螺子34を螺子着して棚板32を壁面に 架設するものである。
【0010】 従って、棚受部14は外面に螺子孔が露出することなく、美観を向上でき、ま た、壁面30の横方向への位置決めのための螺子着作業も能率的にできて棚取付 けの施工効率を向上できる。 なお、取付支持具12aは、その鉛直部外面に突起を突設し、この突起を壁面 等に開講した溝に嵌合させて固定し、この取付支持具12aに棚受部14を固定 してもよく、これにより前記棚受部14は壁面への位置決めが能率化できる。 また、棚板32が長尺の場合には複数の第1棚受け構造10aを壁面30に設 置して棚板32を支持させ、或は棚板32が短尺な場合には1個の第1棚受け構 造10aを壁面30に設置して棚板32を支持させてもよい。
【0011】 次に、図6ないし図9には、本考案の他の実施例に係る第2棚受け構造10b が示されている。 図において、第2棚受け構造10bは、壁面等に固定する取付支持具12bに 棚受部14を支持しながら同棚受部14の上面に棚板を架設するものである。 図7ないし図9に示す様に、前記取付支持具12bは、薄金属板を折曲した逆 L型板16bより成り、この逆L型板16bの曲折部内面には、同曲折部内面に 沿う様に一体形成された補強片36が固定されている。この補強片36を固定し たことにより、取付支持具12bの逆L型板16bは支持荷重が増大されること となる。 更にこの逆L型板16bの水平部には、T型状に2個の棚固定板28、28が 突設され、これらの逆L型板16b、棚固定板28、28には複数の螺子孔18 が開孔されている。
【0012】 また、図6に示す様に、前記棚受部14は、木質材を素材として相互に交差す る二つの鉛直接合面20と水平接合面22とを有し、この鉛直接合面20に取付 支持具12bを埋没状に嵌合させる溝24が開溝され、この溝24は水平接合面 22へ向け逆L型状に開講されている。この溝24の内底面の折曲部位置には前 記逆L型板16bの補強片36を係合させる細溝38が開講されている。更に棚 受部14の水平接合面22には、同棚受部14の肉厚方向へ向けた一対の棚固定 板用溝26、26が開講されている。
【0013】 この第2棚受け構造10bで壁面30等に棚板32を架設する場合には、第1 棚受け構造10aと同じく、壁面30に取付支持具12bの逆L型板16bの鉛 直部を当接させて螺子孔18から壁面に向け止螺子34を螺子着させる。この状 態で棚受部14の鉛直接合面20と水平接合面22とを逆L型板16bの下面に 接合させて補強片36を溝24内の細溝38に係合させながら溝24内に逆L型 板16bを埋没状に嵌合させる。逆L型板16bの水平部の螺子孔18に上面か ら止螺子34を棚受部14の水平接合面22や溝24内面に螺子着して棚受部1 4を取付支持部12bに固定する。このとき棚固定板28、28の端部は棚受部 14の両側面より突出される。そこで、この棚受部14の上面に棚板32を載着 し、棚固定板28、28の端部の螺子孔18に下面より棚板32に向け止螺子3 4を螺子着して棚板32を棚受部14に固定する。 この第2棚受け構造10bにおいては、逆L型板16bの内面に沿って一体形 成された補強片36が固定されたことにより、取付支持部12bの支持荷重が増 大されて棚板に重量のある品物類を載着でき、また、棚受部14の外面に螺子孔 がなくて美観に優れ、壁面30に対する横方向の位置決めも簡易で施工能率が向 上される。
【0014】
【考案の効果】
以上、説明した様に請求項1に係る棚受け構造によれば、壁面等に固定する取 付支持具に棚受部を支持しながら同棚受部の上面に棚板を架設する棚受け構造に おいて、前記取付支持具に対する棚受部の接合面には、取付支持具を埋没状に嵌 合させる溝が開溝され、この溝を取付支持具に嵌合させつつ同棚受部を取付支持 具に固定させることにより、棚受部が美観に優れ、壁面の横方向への位置決めの ための螺子着作業等の施工効率を向上できる。 また、請求項2によれば、前記取付支持具は略逆L型に折曲され、この曲折部 の内面には、同曲折部の内面に沿う様に一体形成された補強片が固定されて成る ことにより、棚受部の支持荷重が増大されて棚板に重量のある品物類を載着でき ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る第1棚受け構造の展開斜
視図である。
【図2】第1棚受構造の構成片である棚受部の平面図で
ある。
【図3】棚受部の側面図である。
【図4】棚受部の背面図である。
【図5】第1棚受け構造を用いて棚板を架設した状態を
示した斜視図である。
【図6】本考案の実施例に係る第2棚受け構造の展開斜
視図である。
【図7】第2棚受け構造の構成片である取付支持具の平
面図である。
【図8】取付支持具の側面図である。
【図9】取付支持具の背面図である。
【図10】従来の棚受けを示した斜視図である。
【符号の説明】
10 棚受け構造 12 取付支持具 14 棚受部 24 溝 30 壁面 32 棚板 36 補強片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面等に固定する取付支持具に棚受部を
    支持しながら同棚受部の上面に棚板を架設する棚受け構
    造において、 前記取付支持具に対する棚受部の壁面との接合面には、
    取付支持具を埋没状に嵌合させる溝が開溝され、 この溝を取付支持具に嵌合させつつ同棚受部を取付支持
    具に固定させてなる棚受け構造。
  2. 【請求項2】 前記取付支持具は略逆L型に折曲され、
    この曲折部の内面には、同曲折部の内面に沿う様に一体
    形成された補強片が固定されて成る請求項1記載の棚受
    け構造。
JP3001792U 1992-04-07 1992-04-07 棚受け構造 Pending JPH0582336U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200473219Y1 (ko) * 2012-12-03 2014-06-20 주식회사 한샘 선반 고정핀 및 그 선반 고정핀을 이용한 조립식 선반 조립체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200473219Y1 (ko) * 2012-12-03 2014-06-20 주식회사 한샘 선반 고정핀 및 그 선반 고정핀을 이용한 조립식 선반 조립체

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