JPS6029539Y2 - 天井ボ−ドの留金具 - Google Patents

天井ボ−ドの留金具

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JPS6029539Y2
JPS6029539Y2 JP10798778U JP10798778U JPS6029539Y2 JP S6029539 Y2 JPS6029539 Y2 JP S6029539Y2 JP 10798778 U JP10798778 U JP 10798778U JP 10798778 U JP10798778 U JP 10798778U JP S6029539 Y2 JPS6029539 Y2 JP S6029539Y2
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JP
Japan
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field edge
fastener
body part
piece
bent
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JP10798778U
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JPS5524475U (ja
Inventor
繁隆 島崎
Original Assignee
日本建工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は天井裏空間部がきわめて狭く作業が困難な場合
に取付けられる天井ボードの留金具に関する。
従来の一戸建住宅等においては低層かつ木造住宅が一般
であり、そのため天井裏空間を充分に取ることが可能で
、天井下地組することはさほど困難ではなかった。
ところが近年、公団住宅等において見られるようにコン
クリート中高層共同住宅が多く建設される。
このような建築物を建てる場合、その敷地の高度制限、
或いは容積率、或いは近隣に対する日照等の配慮をしな
ければならず、その経済的効率と環境等による制約の調
和が必要となり建設者は例えば二階と三階の間の階層を
小さくするようにすることが多い。
このように階層を小さくすることはいきおい天井裏空間
を狭くすることにつながる。
例えば天井裏のいわゆるふところが6orIr!IX以
下の如く非常に狭い場合、野縁受の上部においてなされ
る手作業での野縁の固定金具では手の入り込む余地もな
いので野縁の取付けられたボードを単に水平方向にスラ
イドさせるだけで野縁を野縁受に固定したい。
そこで本考案者は先に昭和5呼実用新案登録願第119
213号にて前記の要請を達するものを提供するもので
あったが、この場合廻り縁上に乗るボードの両端縁を接
着剤等で廻り縁に固定しないかぎり地震等による揺動で
野縁受から脱落する危険がある。
このボードの両端縁の廻り繰上への接着作業は、職人の
質によっては省略されてしまう場合があるため若しその
接着作業が省略されても脱落の生じない留金具が現出さ
れることを要請されて来た。
本考案は上記のような事情に鑑み開発したものであって
、その目的とするところは天井ボードの両端縁を廻り縁
に接着剤等で接着固定しなくとも地震等の揺動で建物が
動いても野縁受と野縁とを連結する留金具が脱落しない
ように構成された留金具を提供するにある。
以下本考案の実施例を添付図面について詳細に説明する
と1は総括的に留金具を示し、該留金具1は胴体部2,
2′の両側を上方に垂直に折曲げて水平方向に細長な連
結片3,3′を形成するものである。
この連結片3,3′にはその先端部を下向に突出する鉤
部4,4′を形成するものである。
さらにこの連結片3,3′の先方下辺を細長く水平に切
り火き野縁受8の折曲げ片9,9′及び折返し片10.
10’が挿着する切欠部5,5′を形成するものである
6.6′は野縁13に挿着する逆T状の野縁の挿着片で
あって、胴体部2の直角下方に折曲げて形成される。
なおこの挿着片6,6′の上辺部7.7′は左右方向に
僅かに傾斜させて形成される。
又、第4図に示す実施例は前記実施例と連結片3.3′
及び切欠部5,5′の構成は同じであるが挿着片6が胴
体部2と連続腰かつその側面から見てU状の挿着片であ
る。
次に上記の作用を説明すると、天井スラブ面に埋込まれ
た吊ボルトにチャンネル状の野縁受8を連結金具で連結
しく図示せず)、この野縁受8の折曲げ片9,9′の折
返し片10.10’の頂部は弧面11,11’に形成さ
れるものである。
しかして、天井ボード12の裏面に設けられたチャンネ
ル状野縁13の開口部に挿着片6,6′の長手方向と野
縁13の長手方向と一致させて留金具を挿着し、留金具
1の連結片3,3′を指先で摘んで留金具を90度回動
させ、野縁13の折曲げ片14,14’と挿着片の上辺
7,7′と直交して当接させ、留金具1を野縁13に連
結させる。
このようにして留金具1が野縁13に固定されたら天井
ボード12を持ち上げるようにしてあらかじめ取付であ
る野縁受8の折曲げ片9の方向に向けて天井ボードをス
ライドさせる。
すると天井ボード12と共に移動する留金具1の先端鉤
部4を経て切欠部5,5′に折曲げ片9及び折返し片1
0が挿着される結果となる。
この切欠の巾りは折返し片10と折曲げ片9の合わさっ
た厚さlと同一なので折返し片10の内側面と切欠部の
上辺部分が密接し、留金具1により野縁受8と野縁13
とは連結することになる。
しかして連結片の先部に設けた鉤部4は地震等の振動に
よるずれの場合に野縁受8の折返し片の端部に引掛り、
この端部がストッパーとなり一旦挿着した留金具は脱落
しない。
しかも野縁受8の折返し片10の頂部が弧面11に形成
されているので留金具1の挿着はきわめて円滑にするこ
とができ又、この野縁受8の折返し片10.10’によ
て巾狭な野縁受の強度を増強させる。
本考案は上記のように成るものであるから、一旦挿着し
た留金具は地震等の振動で脱落しないので天井ボードの
一端を廻り縁に接着剤で接着固定する必要はなく、天井
裏空間の狭い場所でもきわめて効率的に天井ボードの貼
付作業が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は留金具の正面図、第2図は平面図、第3図は斜
面図、第4図は他の例を示す側面図、第5図は留金具が
野縁に挿着された状態を示す断面図、第6図は野縁に挿
着した留金具を野縁受に挿着しようとする状態を示す説
明図である。 符号の説明、2,2′は胴体部、3,3′は連結片、4
,4′は鉤部、5,5′は切欠部、6,6′は挿着片、
8は野縁受、9,9′は折曲げ片、10.10’は折返
し片、11.11’は頂部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平状に配置されたほぼ四角形状の板体よりなる胴体部
    2と、該胴体部2の前後の両縁端を上方向垂直状に折曲
    げて猛威され、かつ水平方向に細長くて相互の面が平行
    で、かつ先方の下辺縁部に細長な切欠部5,5′が猛威
    され、かつ該切欠部5.5′の先端に、天井スラブ面に
    取付けられたチャンネル状の野縁受8の折曲げ片9,9
    の端部に猛威された折返し片10.10’の頂部に引掛
    かる鉤部4,4′が猛威されてなる連結片3゜3′と、
    さらに上記胴体部2の左右両方部を下方向垂直状に折り
    曲げて猛威され、相互の面がほぼ逆T状に猛威されて平
    行状に配置されてなる挿着片6,6′とからなる留金具
JP10798778U 1978-08-08 1978-08-08 天井ボ−ドの留金具 Expired JPS6029539Y2 (ja)

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JP10798778U JPS6029539Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 天井ボ−ドの留金具

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JP10798778U JPS6029539Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 天井ボ−ドの留金具

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Publication Number Publication Date
JPS5524475U JPS5524475U (ja) 1980-02-16
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ID=29052613

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JP10798778U Expired JPS6029539Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 天井ボ−ドの留金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124896A (ja) * 1984-07-11 1986-02-03 岡村 智之 角筒体構成材

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JPS5524475U (ja) 1980-02-16

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