JPS5834183Y2 - タイル目地詰め用コテ板 - Google Patents

タイル目地詰め用コテ板

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Publication number
JPS5834183Y2
JPS5834183Y2 JP12747779U JP12747779U JPS5834183Y2 JP S5834183 Y2 JPS5834183 Y2 JP S5834183Y2 JP 12747779 U JP12747779 U JP 12747779U JP 12747779 U JP12747779 U JP 12747779U JP S5834183 Y2 JPS5834183 Y2 JP S5834183Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin plate
joint
trowel
cut groove
upright thin
Prior art date
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Expired
Application number
JP12747779U
Other languages
English (en)
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JPS5645043U (ja
Inventor
種一 馬淵
Original Assignee
株式会社 馬淵タイル店
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Publication date
Application filed by 株式会社 馬淵タイル店 filed Critical 株式会社 馬淵タイル店
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建屋壁等にタイルを貼装する際に、タイル間の
目地に目地セメントを容易に詰めることが可能なコテ板
を提供しようとするものである。
タイル職人等によって壁面に多数のタイルを貼装する場
合には、普通目地間隔を設けた状態で多数のタイルをモ
ルタルセメントを介して貼装し、而る後に目地部に目地
間隔に合わせた細身の目地ゴテによって目地セメントを
詰め、最後にこのセメント目地部の凹凸及びよごれを除
去するために刷毛または布で水洗いして仕上げていた。
このように従来では熟練した職人が目地ゴテという特殊
形状のコテによって目地セメントをタイル目地部に詰め
るようにしていたが、この目地詰め作業には極めて熟練
した技術を必要とし、而もたとえ熟練した職人であって
も細身のコテに目地セメントを乗せ、これを目地部に合
わせて詰めるのであるからその作業中に目地セメントが
タイル表面に付着し、これがため目地詰め作業後必ず水
洗してタイル表面を汚す目地セメントを除去しなければ
ならなかった。
本考案は上記の難点に注目し、タイル貼り作業の際に用
いるコテ板を利用して、素人でも簡単に目地詰め作業が
できるようにしたものである。
以下図面によって説明すると、1は通常の矩形状コテ板
本体で、該コテ板本体1の裏側に取手4が取付けられて
いる。
2はコテ板本体1の端縁に固着された直立薄板で、この
直立薄板2は金属性、硬質合成樹脂板等からなり、でき
るだけ肉厚の薄い材料を用いるのが好ましい。
この直立薄板2にL字状の切込み溝3を貫設し、該溝幅
lはタイル目地部間隔がlQmmの場合には、8mm程
度が好ましく、また該り字状切込み溝3の縦溝3aと横
溝3bの長さはタイルの縦横幅に合わせることが好まし
いが、これに限定されることはない。
更に直立薄板2の裏側、即ち後述のように該薄板2をタ
イル表面に接当させる側には、第2図に示すように上記
り字状切込み溝3に沿って直立薄板2の接当位置を決め
るための位置決め用突起5を一体に突設し、該突起量は
約3mm程度が好ましい。
また該位置決め用突起5は上記り字状切込み溝3に沿っ
て該溝を囲むように設けてもよいが、該切込み溝3のう
ち横溝3bに沿った部分にのみ設けてもよい。
なおまた、位置決め用突起5に沿って更にその周囲に該
突起量より若干薄い弾性材料、例えば発泡ウレタン、ゴ
ム等の弾性体6を貼着するものとする。
なお7は直立薄板2をコテ板本体1に直立状態に固定す
るための補強ステー、8は直立薄板2の形くずれを防止
するための補強すブである。
これを使用するのは、コテ板本体1を持ってその直立薄
板2をタイル表面に当てると共に、直立薄板2に貫設し
たL字状切込み溝3をタイル目地部の直角部分に重なる
よう沿わせ、この状態で通常の左官ゴテでコテ板本体1
上の目地セメントを直立薄板2に塗りつければ、該り字
状切込み溝3に当てつけられた目地セメントは該切込み
溝3を介して該溝3に重合するタイル目地部に転写状に
詰め込まれ、該目地部以外には直立薄板2に遮ぎられて
目地セメントが塗られることがなく、タイル表面を汚す
ことはない。
なお、直立薄板2のL字状切込み溝3をタイル目地部の
直角部分に正確に沿わずために、該切込み溝3の裏側、
即ち目地部との接当側に突設した前記位置決め用突起5
をタイル目地部に係合させるようにすれば容易に切込み
溝3の位置決めができる。
また更に位置決め用突起5の周囲に該突起量より若干薄
い発泡ウレタン等の前記弾性体6を貼着しておれば、目
地セメントを切込み溝3を介してタイル目地部に詰め込
む際に目地部周辺が弾性体6に完全に押えつけられて目
地セメントのタイル表面への付着を完全に阻止し、従っ
てその後の水洗を省略することができる。
以上のように本考案によれば、通常のコテ板本体1の端
縁に直立薄板2を固着し、該直立薄板2に、タイル目地
部の直角部分に合致するL字状の切込み溝3を貫設し、
該切込み溝3をタイル目地部に沿うようにして直立薄板
2をタイル表面に接当させ、コテ板本体1上の目地セメ
ントを通常の左官ゴテで直立薄板2に塗りつけるだけで
、該切込み溝3を介してタイル目地部に転写状に目地セ
メントが詰められるから、従来のように熟練技術を必要
とする細身の目地ゴテをなんら使用する必要がなく、素
人でも簡単にタイル目地詰め作業ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同裏
面図、第3図は第2図におけるA−A線断面図である。 1・・・・・・コテ板本体、2・・・・・・直立薄板、
3・・・・・・L字状切込み溝、5・・・・・・位置決
め用突起、6・・・・・・弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.コテ板本体1の端縁に直立薄板2を固着し該直立薄
    板2にL字状の切込み溝3を貫設してなるタイル目地詰
    め用コテ板。 2、前記り字状切込み溝3に沿って直立薄板2に位置決
    め用突起5を突設してなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のタイル目地詰め用コテ板。 3、前記り字状切込み溝3に沿って直立薄板2に位置決
    め用突起5を突設すると共に、更に該突起周縁に該突起
    5の突起量より若干薄い弾性体6を貼着してなる実用新
    案登録請求の範囲第2項記載のタイル目地詰め用コテ板
JP12747779U 1979-09-13 1979-09-13 タイル目地詰め用コテ板 Expired JPS5834183Y2 (ja)

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JP12747779U JPS5834183Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 タイル目地詰め用コテ板

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JPS5645043U JPS5645043U (ja) 1981-04-23
JPS5834183Y2 true JPS5834183Y2 (ja) 1983-08-01

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ID=29359335

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JP12747779U Expired JPS5834183Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 タイル目地詰め用コテ板

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