JPH074814Y2 - 自動車用芳香剤収納容器 - Google Patents

自動車用芳香剤収納容器

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JPH074814Y2
JPH074814Y2 JP1991036591U JP3659191U JPH074814Y2 JP H074814 Y2 JPH074814 Y2 JP H074814Y2 JP 1991036591 U JP1991036591 U JP 1991036591U JP 3659191 U JP3659191 U JP 3659191U JP H074814 Y2 JPH074814 Y2 JP H074814Y2
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JP
Japan
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storage container
opening
container body
air conditioner
automobile
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JP1991036591U
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JPH04124161U (ja
Inventor
宮島泰重
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宮島 泰重
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車の室内の悪臭を消
臭する自動車芳香剤収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用芳香剤収納容器は自動車
室内のインスチパネルやリヤパネル上に設置できる開口
部を開閉可能な容器に形成されている。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】従来の自動車用芳香
剤収納容器はパネル上に設置するものであるため、振動
等によって飛んだり、移動したりするのを防止するため
重くしなければならず、大きくなってしまうという欠点
があった。また、設置場所がパネル上に限られるため、
消臭効果が悪いという欠点があった。
【0004】本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、
軽量で、消臭効果が良好で、移動したり、脱落したりす
ることなく取付けることができるとともに、開口部の開
閉状態を容易に確認することができる自動車用芳香剤収
納容器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は自動車のエアコンの吹出し口部に位置する
ことのできる芳香剤を収納できる収納容器本体と、この
収納容器本体に形成されたエアコンの吹出し口からの送
風が通過する透孔と、前記収納容器本体にスライド可能
に取付けられた前記透孔を開閉する開閉蓋と、前記収納
容器本体に一体成形された自動車のエアコンの吹出し口
のルーバーに挟着固定する挟着片と、前記収納容器本体
あるいは開閉蓋に形成した前記透孔を開放した状態で表
出する蛍光テープ等の表示体とで自動車用芳香剤収納容
器を構成している。
【0006】
【作用】上記のように構成された自動車用芳香剤収納容
器は、挟着片によってエアコンの吹出し口部のルーバー
に挟着固定することができる。開閉蓋をスライド移動さ
せて蛍光テープ等の表示体を表出させて透孔を開口する
ことによって、エアコンからの送風が収納容器本体を通
過し、該収納容器本体内に収納された芳香剤の香りが室
内に流れる。
【0007】
【本考案の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
考案を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図10の本考案の第1の実施例
において、1は合成樹脂材で形成された自動車のエアコ
ンの吹出し口2部に取付けることのできる縦長形状の収
納容器本体で、この収納容器本体1は図8に示すように
上部に開口部3と、前後部に複数個の横方向の透孔4
と、上部内壁面に形成された係合凹部5とが形成されて
いる。
【0009】6は前記収納容器本体1の背面ほぼ中央部
に一体成形された前記エアコンの吹出し口2部のルーバ
ーに挟着固定される挟着片である。
【0010】8は前記収納容器本体1の開口部3より内
部にスライド可能に収納される合成樹脂材で成形された
開閉蓋で、この開閉蓋8は図8に示すように前記収納容
器本体1の開口部3を覆う開閉蓋本体9と、この開閉蓋
本体9に一体成形された前記収納容器本体1内に収納さ
れる収納筒10と、この収納筒10の前後面に形成され
た前記収納容器本体1の透孔4を開閉できる複数個の透
孔11と、前記収納筒10の上部に形成された前記開閉
蓋8を開放状態にすると前記収納容器本体1の係合凹部
5と係合する係合片12と、この係合片12を前記係合
凹部5に係合させるように開閉蓋8をスライド移動させ
た時に表出する部位の前記収納筒10に接着固定させた
蛍光テープ13と、前記収納筒10の先端開口部10a
を覆う蓋14とから構成されている。
【0011】上記構成の自動車用芳香剤収納容器15
は、開閉蓋8の収納筒10内に芳香剤16を収納し、開
口部10aを蓋14で閉じる。しかる後、開閉蓋8の収
納筒10を収納容器本体1内に差込み、透孔4が開口し
ないように収納する。
【0012】使用する場合には、挟着片6を自動車のエ
アコンの吹出し口2部のルーバー7に、図1および図2
に示すように挟着固定する。しかる後、開閉蓋8を押し
上げ、係合凹部5内に係合片12を係合させるように位
置させると、前面に蛍光テープ13が図10に示すよう
に表出するとともに、収納容器本体1の前面および後面
の透孔4、4と収納筒10の前面および後面の透孔11
が、図8に示すように開口し、エアコンの送風が透孔
4、11を通過する。
【0013】
【本考案の異なる実施例】次に図11ないし図13に示
す本考案の異なる実施例につき説明する。なお、この本
考案の異なる実施例の説明に当って、前記本考案の第1
の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複する
説明を省略する。
【0014】図11ないし図13の本考案の第2の実施
例において、前記本考案の第1の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体1Bを横長の容器に形成した点で、こ
のように構成した自動車用芳香剤収納容器15Cにして
も、前記本考案の第1の実施例と同様な作用効果が得ら
れる。
【0015】
【本考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考
案にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0016】(1)自動車のエアコンの吹出し口部に位
置することのできる芳香剤を収納できる収納容器本体
と、この収納容器本体に形成されたエアコンの吹出し口
からの送風が通過する透孔と、前記収納容器本体にスラ
イド可能に取付けられた前記透孔を開閉する開閉蓋と、
前記収納容器本体に一体成形された自動車のエアコンの
吹出し口のルーバーに挟着固定する挟着片と、前記収納
容器本体あるいは開閉蓋に形成した前記透孔を開放した
状態で表出する蛍光テープ等の表示体とで構成されてい
るので、自動車のエアコンの吹出し口部のルーバーに挟
着片によって挟着固定することができる。したがって、
振動等によって収納容器本体が移動したり、はねたりす
るのを効率よく防止することができる。
【0017】(2)前記(1)によって、収納容器本体
を軽量に形成しても従来の不具合を解消できる。したが
って、製造が容易で、コストの低減を図ることができ
る。
【0018】(3)前記(1)によって、エアコンの始
動時のエアコンからの嫌な臭いを芳香剤によって効率よ
く消臭することができる。
【0019】(4)前記(1)によって、収納容器本体
の透孔を開閉蓋のスライド移動によって開閉できるの
で、乗員の好みによって使用、不使用を容易に切替えて
設定することができる。
【0020】(5)前記(1)によって、蛍光テープ等
の表示体が表出されていると開閉蓋に形成した透孔を開
放した状態で、表出されていない場合には閉じた状態で
あると容易に判断することができ、透孔の開閉の確認を
容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の使用状態の正面図。
【図2】本考案の第1の実施例の使用状態の側面図。
【図3】本考案の第1の実施例の正面図。
【図4】本考案の第1の実施例の平面図。
【図5】本考案の第1の実施例の右側面図。
【図6】本考案の第1の実施例の背面図。
【図7】本考案の第1の実施例の底面図。
【図8】本考案の第1の実施例を示す拡大断面図。
【図9】図3の9−9線に沿う断面図。
【図10】透孔を開放した状態の背面図。
【図11ないし図13】本考案の第2の実施例を示す説
明図。
【符号の説明】1、1B:収納容器本体、 2:
エアコンの吹出し口、3:開口部、
4:透孔、5:係合凹部、 6:挟
着片、7:ルーバー、 8:開閉蓋、
9:開閉蓋本体、 10:収納筒、1
1:透孔、 12:係合片、13:
蛍光テープ、 14:蓋、15、15C:
自動車用芳香剤収納容器、16:芳香剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエアコンの吹出し口部に位置す
    ることのできる芳香剤を収納できる収納容器本体と、こ
    の収納容器本体に形成されたエアコンの吹出し口からの
    送風が通過する透孔と、前記収納容器本体にスライド可
    能に取付けられた前記透孔を開閉する開閉蓋と、前記収
    納容器本体に一体成形された自動車のエアコンの吹出し
    口のルーバーに挟着固定する挟着片と、前記収納容器本
    体あるいは開閉蓋に形成した前記透孔を開放した状態で
    表出する蛍光テープ等の表示体とからなることを特徴と
    する自動車用芳香剤収納容器。
JP1991036591U 1991-04-22 1991-04-22 自動車用芳香剤収納容器 Expired - Lifetime JPH074814Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991036591U JPH074814Y2 (ja) 1991-04-22 1991-04-22 自動車用芳香剤収納容器

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JP1991036591U JPH074814Y2 (ja) 1991-04-22 1991-04-22 自動車用芳香剤収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04124161U JPH04124161U (ja) 1992-11-11
JPH074814Y2 true JPH074814Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=31918516

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2862061B2 (ja) * 1993-08-02 1999-02-24 ヤック 株式会社 エアコン吹出口取付型の車輛内装品取付用媒体装置
JP4710273B2 (ja) * 2004-07-30 2011-06-29 株式会社トヨトミ 送風ファンの吹出し部に設置する芳香装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910991B2 (ja) * 1980-10-28 1984-03-13 日立金属株式会社 疫労強度と溶接性の優れたメタルバンドソ−胴材

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JPH04124161U (ja) 1992-11-11

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