JPH0319487Y2 - - Google Patents

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JPH0319487Y2
JPH0319487Y2 JP1984181960U JP18196084U JPH0319487Y2 JP H0319487 Y2 JPH0319487 Y2 JP H0319487Y2 JP 1984181960 U JP1984181960 U JP 1984181960U JP 18196084 U JP18196084 U JP 18196084U JP H0319487 Y2 JPH0319487 Y2 JP H0319487Y2
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JP
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lid
ventilation duct
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cab
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JP1984181960U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は車両の運転室前部構造に関する。
従来技術 たとえば乗用車、トラツク等の車両の運転室前
部には、小物を収納しておくグローブボツクスが
配置され、このボツクスは開閉自在なリツドによ
つて覆われている。またリツドの近傍には空調装
置用の通気ダクトが配置され、このダクトを通し
て車外の空気、あるいは冷暖房用の空気が流通す
る。このように運転室前部には各種の部品が配設
されており、車両の製造時にはこれらの部品をそ
れぞれ組付け、運転室の前部構造を組立て構成す
る。ところが通気ダクトとリツドをその都度別々
に組付けることは、その作業が煩雑なだけでな
く、両部品が車両走行時にぶつかり合う不都合を
防止するため、両部品を所定の間隔をあけて配置
する必要があり、これによりこれら部品の占める
スペースが大きくならざるを得ない。
目 的 本考案の目的は、上記従来の欠点を除去し、簡
単かつ短時間でリツドと通気ダクトを組付けるこ
とができ、しかもこれら部品の占めるスペースを
縮小可能な、車両の運転室前部構造を提供するこ
とである。
構 成 本考案は、グローブボツクス用のリツドを通気
ダクトに予め一体に成形し、これらを1つの部品
として構成することにより上記目的を達成するも
のである。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図はトラツク、乗用車等の車両における運
転室の前部構造を示し、1はインストルメントパ
ネル、2は小物れとしての用をなすグローブボツ
クスをそれぞれを示し、図示したグローブボツク
ス2は第2図に明示する如くインストルメントパ
ネル1に一体に成形されている。3はグローブボ
ツクス2用のリツドであり、このリツド3は第2
図に実線で示した開位置と鎖線で示した閉位置と
の間を回動し、グローブボツクス2の開口は閉位
置に回動したリツド3によつて閉鎖される。イン
ストルメントパネル1は、車両の横方向、すなわ
ち第2図および第3図の紙面に垂直な方向に延び
る補強部材8に、ねじ9(第3図)によつて固定
されている。
一方、インストルメントパネル1の下方には、
図示していないフロアパネル等に固定された空調
装置4、たとえば冷房、暖房ないしは換気装置が
設けられ、この空調装置4に通気ダクト5が接続
されている。通気ダクト5はリツド3の近傍を通
つた後、インストルメントパネル1に装着された
レジスタ(空気吹出口)6に接続され、空調装置
4からの空気をレジスタ6を通して運転室内に送
り出すことができる。
上述の如く運転室前部には通気ダクト5および
リツド3が設けられているが、先にも説明したよ
うに、従来はこれら部品3,5を車両の製造時に
別々に組付けていたため、その作業の煩雑化、な
いしはこれらが占めるスペースの拡大という問題
を免れなかつた。
そこで図示した本考案に係る構成では、第2図
に示す如くリツド3と通気ダクト5が予め一体に
成形され、これらが1つの部品として構成されて
いる。この場合、リツド3とダクト5を合成樹
脂、たとえばポリプロピレンから構成し、これら
をブロー成形によつて製作すれば両者を簡単に一
体成形でき、その際リツド3を、肉厚の薄く形成
された薄肉ヒンジ部7を介してダクト5に回動可
能に連結することによつて、リツド3をこのヒン
ジ部7を中心として開位置と閉位置に回動させる
ことができる。
一体構成のリツド3と通気ダクト5は、次に例
示するように簡単に車両に組付けることができ
る。すなわち、通気ダクト5の各端部を空調装置
4とレジスタ6にそれぞれ接続し、しかる後第3
図に示すように補強部材8に固着されたブラケツ
ト10に、ねじ11によつてダクト5を固定連結
すればよい。その際、リツド3とダクト5は元々
一体であるため、これらの間に間隔をあけて取付
作業を行う必要はない。このため作業が簡単なだ
けでなく、これらが占めるスペースを従来よりも
縮減できる。
効 果 本考案によれば、グローブボツクス用のリツド
と通気ダクトが予め一体に成形されているため、
その取付作業を簡単かつ短時間で行うことがで
き、しかもリツドとダクトを、間隔をあけて装着
する必要がないため、スペースロスの低減を図る
ことが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両の運転室前部構造の一例を示す斜
視図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
は第1図の−線断面図である。 2……グローブボツクス、3……リツド、4…
…空調装置、5……通気ダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. グローブボツクス用のリツドが、該リツドの近
    傍に配置された空調装置用通気ダクトと予め一体
    に成形されているとともに、リツドが通気ダクト
    に回動可能に連結されていることを特徴とする、
    車両の運転室前部構造。
JP1984181960U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0319487Y2 (ja)

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JPS6195652U JPS6195652U (ja) 1986-06-19
JPH0319487Y2 true JPH0319487Y2 (ja) 1991-04-24

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850135U (ja) * 1981-09-29 1983-04-05 錦城護謨株式会社 ドレンペ−パ
JPS5923644U (ja) * 1982-08-03 1984-02-14 森永乳業株式会社 ベロ−ズシ−ルの漏れ検出装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850135U (ja) * 1981-09-29 1983-04-05 錦城護謨株式会社 ドレンペ−パ
JPS5923644U (ja) * 1982-08-03 1984-02-14 森永乳業株式会社 ベロ−ズシ−ルの漏れ検出装置

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JPS6195652U (ja) 1986-06-19

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