JPS5923644Y2 - 自動車のグロ−ブボツクス - Google Patents
自動車のグロ−ブボツクスInfo
- Publication number
- JPS5923644Y2 JPS5923644Y2 JP17117181U JP17117181U JPS5923644Y2 JP S5923644 Y2 JPS5923644 Y2 JP S5923644Y2 JP 17117181 U JP17117181 U JP 17117181U JP 17117181 U JP17117181 U JP 17117181U JP S5923644 Y2 JPS5923644 Y2 JP S5923644Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove box
- air
- lid
- air conditioning
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の前席前面のインストルメントパネルに
装備されるグローブボックスと空調用空気(以下単に空
調と呼ぶ。
装備されるグローブボックスと空調用空気(以下単に空
調と呼ぶ。
)吹出口に関するものである。
従来のグローブボックスと空調吹出口を装備したインス
トルメントパネルの一例を第1図によって説明すると、
前席の運転席横の助手席前面のインストルメントパネル
1には、蓋7を有するグローブボックス2が埋設され、
その外側には空調の吹出口3が設けられている。
トルメントパネルの一例を第1図によって説明すると、
前席の運転席横の助手席前面のインストルメントパネル
1には、蓋7を有するグローブボックス2が埋設され、
その外側には空調の吹出口3が設けられている。
また、インストルメントパネル1の中央部には空調の吹
出口4、灰皿5、オーテ゛オ装置6等が余裕空間なく装
備されている。
出口4、灰皿5、オーテ゛オ装置6等が余裕空間なく装
備されている。
しかしながらこのようなインストルメントパネルにおい
ては、助手席前面にグローブボックス2があるため、空
調の吹出口3が゛インストルメントパネル1の側端部に
設けられているので、運転者の運転環境を良くするため
に中央部の吹出口4を運転者に向けた場合、助手席ある
いは後部席の乗員は快適な空調効果が得られながったり
、又これを解決するために空調の吹出口3を別に設けれ
ばグローブボックス2の容積が縮小されるという欠点が
あった。
ては、助手席前面にグローブボックス2があるため、空
調の吹出口3が゛インストルメントパネル1の側端部に
設けられているので、運転者の運転環境を良くするため
に中央部の吹出口4を運転者に向けた場合、助手席ある
いは後部席の乗員は快適な空調効果が得られながったり
、又これを解決するために空調の吹出口3を別に設けれ
ばグローブボックス2の容積が縮小されるという欠点が
あった。
又、比較的大きな自動車においては、助手席の空調効果
を上げるためグローブボックスの上に空調の吹出口を別
に設けたものもあるが、これを小さな自動車に適用すれ
ばグローブボックスの上下寸法が著しく小さくなり、前
期同様グローブボックスの容積が縮小されるという欠点
がある。
を上げるためグローブボックスの上に空調の吹出口を別
に設けたものもあるが、これを小さな自動車に適用すれ
ばグローブボックスの上下寸法が著しく小さくなり、前
期同様グローブボックスの容積が縮小されるという欠点
がある。
本考案の目的は空気通路となる中空部を有する二重構造
のグローブボックスの蓋の表面に空調の吹出口を設けた
自動車のグローブボックスを提供することによって、前
期従来の欠点を除去することにある。
のグローブボックスの蓋の表面に空調の吹出口を設けた
自動車のグローブボックスを提供することによって、前
期従来の欠点を除去することにある。
以下、本考案の一実施例を図面に沿って具体的に説明す
る。
る。
第2図と第3図に示すように、インストルメントパネル
1の助手席前の全面に、回動自在に枢着された蓋9を有
するグローブボックス8が埋設されている。
1の助手席前の全面に、回動自在に枢着された蓋9を有
するグローブボックス8が埋設されている。
このグローブボックスの蓋9は第4図に示すように、表
板10と裏板11との間に中空部12が形成された二重
構造となっており、表板1゜には空調用の吹出口16.
17が設けられている。
板10と裏板11との間に中空部12が形成された二重
構造となっており、表板1゜には空調用の吹出口16.
17が設けられている。
この吹出口は上側に2個の吹出口16.16、下側に横
長の1個の吹出口17を図示したが、必要に応じて適宜
の個数及び位置に設ければよい。
長の1個の吹出口17を図示したが、必要に応じて適宜
の個数及び位置に設ければよい。
又この吹き出し口16.17は風向きを調整できる構造
にしてもよい。
にしてもよい。
一方、グローブボックスの蓋9の裏板11には空温空気
の取入口13が穿設されている。
の取入口13が穿設されている。
この取入口13に連通ずるように、グローブボックス8
内の一隅に送風管14が設けられており、この送風管1
4は図示していない空調機に連通している。
内の一隅に送風管14が設けられており、この送風管1
4は図示していない空調機に連通している。
そして送風管14の開口部には、前記蓋9の閉時に気密
を保つために軟質ゴム、モルトブレン等の比較的柔軟な
シール材15が固着されている。
を保つために軟質ゴム、モルトブレン等の比較的柔軟な
シール材15が固着されている。
このように構成された自動車のグローブボックスにおい
て、グローブボックス8の蓋9を閉じれば、送風管14
と蓋9の中空部12は連通ずるので、空調機から送風さ
れる空気は送風管14、取入口13を通り、グローブボ
ックスの蓋9の中空部12に送風され、蓋9の表板10
の吹出口16.17より車内に吹出され、グローブボッ
クス前の助手席乗員あるいは後部席乗員に対する空調効
果は良好になる。
て、グローブボックス8の蓋9を閉じれば、送風管14
と蓋9の中空部12は連通ずるので、空調機から送風さ
れる空気は送風管14、取入口13を通り、グローブボ
ックスの蓋9の中空部12に送風され、蓋9の表板10
の吹出口16.17より車内に吹出され、グローブボッ
クス前の助手席乗員あるいは後部席乗員に対する空調効
果は良好になる。
更に吹出口16.17が大きいので従来のグローブボッ
クス周辺に装備されていた空調の吹出口3.4は廃止す
ることもでき、その分グローブボックスの容積を大きく
することができたり、又は他の装備品の設置に利用する
ことができる。
クス周辺に装備されていた空調の吹出口3.4は廃止す
ることもでき、その分グローブボックスの容積を大きく
することができたり、又は他の装備品の設置に利用する
ことができる。
以上の実施例においてはグローブボックスの蓋の取入口
13は蓋の裏面にある裏板11に設けたが、蓋の側面に
設けられてもよく、この場合グローブボックス内の送風
管14はグローブボックス外に配設されることになり、
グローブボックスの容積は更に大きくできる。
13は蓋の裏面にある裏板11に設けたが、蓋の側面に
設けられてもよく、この場合グローブボックス内の送風
管14はグローブボックス外に配設されることになり、
グローブボックスの容積は更に大きくできる。
例えば第5図に示す如く、取入口20を蓋21の下側面
に設け、送風管23をグローブボックス24の下に設置
すれば、グローブボックスの容積が大きくできると共に
送風管等の突出部か゛なくすっきりとしたグローブボッ
クスにすることができるのである。
に設け、送風管23をグローブボックス24の下に設置
すれば、グローブボックスの容積が大きくできると共に
送風管等の突出部か゛なくすっきりとしたグローブボッ
クスにすることができるのである。
又、グローブボックスの裏板にも小さな吹出口を設けれ
ば、冷房時のグローブボックス内はクールボックスとし
て利用できる。
ば、冷房時のグローブボックス内はクールボックスとし
て利用できる。
更に空調空気が吹出口全体に分配されるので、吹出口か
らの風を、送風管からの風量を少なくすることなく適度
な強さの風に調整することもできる。
らの風を、送風管からの風量を少なくすることなく適度
な強さの風に調整することもできる。
以上詳述したように本考案の自動車のグローブボックス
は、グローブボックスの蓋が二重構造にされ、表板と裏
板との間に中空部が設けられており、更に該表板に空調
の吹出口が設けられ、裏面又は側面に空調空気の取入口
が蓋閉時に空調の送風管に連通ずるように設けられてい
る。
は、グローブボックスの蓋が二重構造にされ、表板と裏
板との間に中空部が設けられており、更に該表板に空調
の吹出口が設けられ、裏面又は側面に空調空気の取入口
が蓋閉時に空調の送風管に連通ずるように設けられてい
る。
これによって、本考案はグローブボックス前の助手席乗
員あるいは後部席乗員に対して最適位置に空調の吹出口
を設けることができ、空調効果を向上することができ、
又、従来のグローブボックス周辺に設けられていた吹出
口を廃止することができ、グローブボックスの容積を拡
大できるという効果がある。
員あるいは後部席乗員に対して最適位置に空調の吹出口
を設けることができ、空調効果を向上することができ、
又、従来のグローブボックス周辺に設けられていた吹出
口を廃止することができ、グローブボックスの容積を拡
大できるという効果がある。
更に蓋の側面に取入口を設け、送風管をグローブボック
ス外部に備えた場合には、グローブボックス内部を突出
部がなくすっきりとしたものにすることができるという
効果もある。
ス外部に備えた場合には、グローブボックス内部を突出
部がなくすっきりとしたものにすることができるという
効果もある。
第1図は従来の自動車用グローブボックスを備えたイン
ストルメントパネルの全体斜視図、第2〜4図は本考案
の一実施例を示す図で、第2図はグローブボックスの蓋
開時の斜視図、第3図はグローブボックスの蓋閉時の斜
視図、第4図は第3図のA−A線断面図、第5図は他の
実施例を表わす断面図である。 1・・・・・・インストルメントパネル、8,24・・
・・・・グローブボックス、9,21・・・・・・蓋、
10・・・・・・表板、11・・曲裏板、12・・・・
・・中空部、13.20・・・・・・取入口、14,2
3・・曲送風管、16.17・・・・・・吹出口。
ストルメントパネルの全体斜視図、第2〜4図は本考案
の一実施例を示す図で、第2図はグローブボックスの蓋
開時の斜視図、第3図はグローブボックスの蓋閉時の斜
視図、第4図は第3図のA−A線断面図、第5図は他の
実施例を表わす断面図である。 1・・・・・・インストルメントパネル、8,24・・
・・・・グローブボックス、9,21・・・・・・蓋、
10・・・・・・表板、11・・曲裏板、12・・・・
・・中空部、13.20・・・・・・取入口、14,2
3・・曲送風管、16.17・・・・・・吹出口。
Claims (1)
- 自動車前席のインストルメントパネルに埋設されたグロ
ーブボックスにおいて、表板と裏板との間に中空部の空
気通路が設けられた二重構造のグローブボックスの蓋の
該表板に空調用空気の吹出口を設け、該蓋の裏面又は側
面に空調用空気の取入口を備え、該取入口が蓋の閉時に
空調の送風管に連通ずるように構成されたことを特徴と
する自動車のグローブボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17117181U JPS5923644Y2 (ja) | 1981-10-17 | 1981-10-17 | 自動車のグロ−ブボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17117181U JPS5923644Y2 (ja) | 1981-10-17 | 1981-10-17 | 自動車のグロ−ブボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5869546U JPS5869546U (ja) | 1983-05-11 |
JPS5923644Y2 true JPS5923644Y2 (ja) | 1984-07-13 |
Family
ID=29963111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17117181U Expired JPS5923644Y2 (ja) | 1981-10-17 | 1981-10-17 | 自動車のグロ−ブボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923644Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-17 JP JP17117181U patent/JPS5923644Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5869546U (ja) | 1983-05-11 |
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