JPH0751382Y2 - 自動車用ドアのコーナピース - Google Patents

自動車用ドアのコーナピース

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Publication number
JPH0751382Y2
JPH0751382Y2 JP1593890U JP1593890U JPH0751382Y2 JP H0751382 Y2 JPH0751382 Y2 JP H0751382Y2 JP 1593890 U JP1593890 U JP 1593890U JP 1593890 U JP1593890 U JP 1593890U JP H0751382 Y2 JPH0751382 Y2 JP H0751382Y2
Authority
JP
Japan
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bracket
corner
garnish
door
space
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1593890U
Other languages
English (en)
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JPH03107326U (ja
Inventor
淳 大古
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車用ドアのコーナピースに関するもので
ある。
[従来の技術] 一般に、第7図乃至第10図に示されるように、自動車の
ドア1のウェスト部2前端部とドアウィンドフレーム3
とから形成される隅角部には、略三角形状のコーナピー
ス4が設けられている。
該コーナピース4は、前記ドアウィンドフレーム3とウ
ィンドガラス5のガラスラン6を保持するチェンネル7
とを連結する如く前記ウェスト部2前端部にインナブラ
ケット8を突設すると共に、該インナブラケット8の外
面側にアウタフレーム9及びアウタパネル10から一体に
延びるアウタブラケット11を、ドア1の厚さ方向所要間
隔を開けて設け、前記チャンネル7を車内側及び車外側
から挟む如く支持するコーナブラケット12を形成し、該
コーナブラケット12を形成するインナブラケット8の車
内側に略三角形状のインナガーニッシュ13を、その爪14
をインナパネル15の係合孔16に挿入し且つ突起部17を前
記インナブラケット8のクリップ18に嵌合させることに
よって取付け、更に、前記コーナブラケット12を形成す
るアウタブラケット11の車外側に略三角形状のアウタガ
ーニッシュ19を図示しない固定手段により取付けて、構
成されている。
尚、図中、20はドアウィンドフレーム3及びアウタフレ
ーム9と共に延びるインナフレーム、21はドアウィンド
フレーム3及びインナフレーム20に固着されるウェザス
トリップを示している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前述の如きコーナピース4に於いては、
コーナブラケット12部分即ち該コーナブラケット12を形
成するインナブラケット8及びアウタブラケット11間に
空間22が生じており、該空間22は、全く活用されておら
ずデッドスペース22となっているのが現状である。
本考案は、コーナブラケット部分のデッドスペースの有
効利用を図り得る自動車用ドアのコーナピースを提供し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は自動車用ドアのウェスト部前端部に、ドア厚さ
方向所要間隔の空間を隔てて配されるインナブラケット
とアウタブラケットとからなるコーナブラケットを突設
し、該コーナブラケットの少なくともインナブラケット
に略三角形状のインナガーニッシュを取付けてなる自動
車用ドアのコーナピースに於いて、前記コーナブラケッ
トのインナブラケットに孔を穿設すると共に、前記イン
ナガーニッシュに、前記孔から前記インナブラケット及
びアウタブラケット間の前記空間に突出する物品収納部
を形成したことを特徴とするものである。
[作用] 従って、物品収納部を芳香剤のケースやコインホルダと
して活用でき、デッドスペースの有効利用が図れる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例であり、図中第7
図乃至第10図と同一の符号を付した部分は同一物を表わ
している。
インナガーニッシュ13が取付けられるコーナブラケット
12のインナブラケット8に、空間22へ通じる孔23を穿設
すると共に、前記インナガーニッシュ13背面側に、物品
収納部として芳香剤24の収納ケース25を着脱自在に取付
け、前記インナガーニッシュ13を前記コーナブラケット
12のインナブラケット8に取付けた際に前記収納ケース
25が孔23内部に突出して空間22に収まるようにし、更
に、前記インナガーニッシュ13の前記収納ケース25取付
箇所に複数の小孔26を穿設し、芳香剤24の香りが車内へ
伝わるようにする。
前述の如く構成したので、芳香剤24は車内側へ突出する
ことなく、インナガーニッシュ13背面側の収納ケース25
に収められ、その香りは複数の小孔26を介して車内へ拡
がる。
前記芳香剤24の香りがなくなった場合には、インナガー
ニッシュ13をコーナブラケット12から取外すと共に、該
インナガーニッシュ13から収納ケース25を取外して中の
芳香剤を新しいものと交換し、前記収納ケース25をイン
ナガーニッシュ13に取付けた状態で該インナガーニッシ
ュ13を再びコーナブラケット12に取付ければよい。
こうして、従来ユーザが購入しダッシュボード上やリヤ
シェルフ上に置いて使用していた芳香剤24を、全く邪魔
にならないインナガーニッシュ13背面側に収めることが
でき、今までデッドスペースとなっていたコーナブラケ
ット12の空間22を有効に利用することが可能となる。
又、第3図及び第4図は、上記一実施例の変形例を示す
ものであり、インナガーニッシュ13に、インナブラケッ
ト8の孔23内部に突出する収納ケース25を、車内側に開
口部27が形成されるよう一体成形すると共に、該収納ケ
ース25の開口部27を覆い且つ複数の小孔26が穿設された
開閉蓋28を、薄肉ヒンジ29を介して開閉自在に設け、該
開閉蓋28に、前記収納ケース25に穿設した係止孔30と係
合する係止片31を設けたものである。
該変形例に置いては、開閉蓋28の開閉により芳香剤24の
交換をインナガーニッシュ13の着脱なしに、より容易に
行うことができ、又、芳香剤24の代わりに他の小物等を
収納ケース25内に入れることも可能となる。
更に又、第5図及び第6図は、本考案の他の実施例であ
り、インナガーニッシュ13に、インナブラケット8の孔
23内部に突出するコインホルダ32を車内側に開口させて
一体成形したものである。尚、図中、33はコインを示し
ている。
該他の実施例に於いては、コイン33をコインホルダ32に
収めることができ、しかも、該コインホルダ32はインナ
ブラケット8の孔23内部に突出して空間22にその一部が
収まるようになっているので、車内側への突出部分を小
さく設定でき、これまで全く活用されずにデッドスペー
スとなっていた空間22の有効利用を図れる。
尚、本考案の自動車用ドアのコーナピースは、上述の実
施例にのみ限定されるものではなく、アウタガーニッシ
ュ19がなく、アウタブラケット11が露出している形式の
ものにも適用し得ること、アウタブラケット11がアウタ
フレーム9及びアウタパネル10と一体ではなく別体とし
て取り付けられている形式のものにも適用し得ること、
ドアウィンドフレーム3のないサッシュレスドアにも適
用し得ること等、本考案の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の自動車用ドアのコーナピー
スによれば、従来全く活用されていなかったデッドスペ
ースの有効利用を図ることができるという優れた効果を
奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、第1図は
インナガーニッシュの斜視図、第2図は第7図のX−X
断面相当図、第3図及び第4図は第1図及び第2図に示
す本考案の一実施例の変形例を示し、第3図はインナガ
ーニッシュの斜視図、第4図は第7図のX−X断面相当
図、第5図及び第6図は本考案の他の実施例を示し、第
5図はインナガーニッシュの斜視図、第6図は第7図の
X−X断面相当図、第7図乃至第10図は従来例を示し、
第7図はドアの全体側面図、第8図はコーナピース部分
の要部拡大図、第9図は第7図のIX−IX断面図、第10図
は第7図のX−X断面図である。 1はドア、2はウェスト部、4はコーナピース、5はウ
ィンドガラス、7はチャンネル、8はインナブラケッ
ト、11はアウタブラケット、12はコーナブラケット、13
はインナガーニッシュ、19はアウタガーニッシュ、22は
空間、23は孔、24は芳香剤、25は収納ケース、27は開口
部、28は開閉蓋、32はコインホルダ、33はコインを示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用ドアのウェスト部前端部に、ドア
    厚さ方向所要間隔の空間を隔てて配されるインナブラケ
    ットとアウタブラケットとからなるコーナブラケットを
    突設し、該コーナブラケットの少なくともインナブラケ
    ットに略三角形状のインナガーニッシュを取付けてなる
    自動車用ドアのコーナピースに於いて、前記コーナブラ
    ケットのインナブラケットに孔を穿設すると共に、前記
    インナガーニッシュに、前記孔から前記インナブラケッ
    ト及びアウタブラケット間の前記空間に突出する物品収
    納部を形成したことを特徴とする自動車用ドアのコーナ
    ピース。
JP1593890U 1990-02-20 1990-02-20 自動車用ドアのコーナピース Expired - Lifetime JPH0751382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1593890U JPH0751382Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20 自動車用ドアのコーナピース

Applications Claiming Priority (1)

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JP1593890U JPH0751382Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20 自動車用ドアのコーナピース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03107326U JPH03107326U (ja) 1991-11-05
JPH0751382Y2 true JPH0751382Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=31519225

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1593890U Expired - Lifetime JPH0751382Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20 自動車用ドアのコーナピース

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5061989B2 (ja) * 2008-03-26 2012-10-31 アイシン精機株式会社 フレームガーニッシュの取付構造

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JPH03107326U (ja) 1991-11-05

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