JPH0537711Y2 - - Google Patents

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JPH0537711Y2
JPH0537711Y2 JP1986122902U JP12290286U JPH0537711Y2 JP H0537711 Y2 JPH0537711 Y2 JP H0537711Y2 JP 1986122902 U JP1986122902 U JP 1986122902U JP 12290286 U JP12290286 U JP 12290286U JP H0537711 Y2 JPH0537711 Y2 JP H0537711Y2
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JP
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wall
inner panel
bulge
opening
box
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JP1986122902U
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JPS6328555U (ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体のインナパネルに隣接して設け
られ小物等を収納する収納部を形成してなる自動
車のサイドボツクスに関する。
〔従来の技術〕
この種のサイドボツクスとしては、従来、例え
ば第8図及び第9図に示すようなものが知られて
いる(トヨタランドクルーザー修理書 1984−11
No.62481 11−25ページ参照)。図において、1
は車体後部のインナパネル、2はこのインナパネ
ルを覆うサイドトリムである。このサイドトリム
の裏面には車幅方向に延び端縁にフランジ3aを
形成した断面コ字上の金属製チヤンネル部材3が
フランジ3aにおいて取付けられており、このチ
ヤンネル部材3とサイドトリム2とで囲まれる凹
部が小物としての停止表示板Tを収納する収納部
4として構成される。そして、サイドトリム2に
収納部4と連通する開口5を形成し、この開口を
塞ぐリツド6を開閉して停止表示板Tの出し入れ
を行なうよにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、この従来のサイドボツクスにおいて
は、チヤンネル部材3を予めサイドトリム2に取
付けてからこのサイドトリム2をインナパネル1
に取付けなければならないので、その分、工数増
になつているとともに、部品点数も多くなりコス
ト高になつているという問題があつた。
そこで、本考案の課題は、別異の部材を用いる
ことなく収納部を形成する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
このような課題を解決するための本考案の技術
的手段は、車室内に露出する外壁部とインナパネ
ルに対面する内壁部とを備えかつ内壁部にインナ
パネル側に膨出する膨出部を備えて全体を中空成
形し、インナパネル、外壁部、及び上記膨出部の
上壁で囲まれる空間に箱部を形成するとともに、
膨出部の内部を収納部とし、外壁部にはこの収納
部に連通する開口を形成する一方、この開口を塞
ぐリツドを設けたものである。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいて、本考案の実施例に係
るサイドボツクスを説明する。
第1図に示すように、サイドボツクスSは車体
後部のインナパネル10に隣接し、車室内に突出
するホイルハウスパネル11の後部を覆つて設け
られる。
また、サイドボツクスSはポリプロピレン等の
樹脂で中空成形されており、第2図乃至第7図に
示すように、車室内に露出する外壁部12とイン
ナパネル10に対面する内壁部13とを備えてい
る。外壁部12及び内壁部13の前後はインナパ
ネル10がわに折曲形成され、側端部14をイン
ナパネル10に当接させてある。
内壁部13の車幅方向に沿う中央部にはインナ
パネル10まで膨出する膨出部15が形成されて
いる。この膨出部15は断面コ字状に形成され、
その上壁17と下壁18との間隔を停止表示板T
が遊嵌する程度に定めて、内部を停止表示板Tを
収納する収納部16としている。また、膨出部1
5は、その側壁15aに突部19を突設してな
り、この突部19をインナパネル10に開設した
孔20に嵌入することによりインナパネル10に
支持される。
更に、収納部16に対応する外壁部12には収
納部16がわに突出し停止表示板Tに当接するエ
ンボス21が形成されているとともに、第6図に
示すように、膨出部15の下壁18の一部には同
様に停止表示板Tの端部に当接する突出部22が
形成されており、停止表示板Tがズレたりガタつ
いたりしないようにしている。尚また、第4図に
示すように、外壁部12側の下壁18を部分的に
突設し、この突設部23を外壁部12あるいはエ
ンボス21と接合させ、下壁18の支持剛性を向
上させるようにしてもよい。
また、外壁部12の前側には収納部16に連通
し停止表示板Tを出し入れする開口25が形成さ
れている。この開口25はリツド26で塞がれる
ようになつている。リツド26は、第5図乃至第
7図に示すように、開口25に嵌合する嵌合部2
6aを備えて中空成形されるとともに、ヒンジ部
27を介して外壁部12に一体成形されている。
嵌合部26aは開口25よりも僅かに大きく形成
される。そのため、リツド26を閉じた状態で
は、嵌合部26aが押し縮められてしつかりと嵌
合するので、特にロツク機構を設けなくてもよ
く、その分、簡易になつている。28はリツド2
6を開閉するノブである。
また、インナパネル10、外壁部12及び膨出
部15の上壁17で囲まれる空間は物入れ用の箱
部30として構成されている。31は中空成形さ
れた箱部30の蓋体であり、ヒンジ部32を介し
て延びる取付片33をインナパネル10にボルト
34で固定してある。
尚、第1図及び第2図中、35はウインドウガ
ラス、36はフロアパネル、37はフロアパネル
に敷設されたシートである。
従つて、この実施例によれば、予め中空成形し
たサイドボツクスSをインナパネル10に隣接さ
せて取付ければよい。この場合、収納部16は一
体に形成されているので、従来のように別異に組
付ける必要がなく、その分、工数が軽減される。
また、停止表示板Tを収納部16に収納した状
態では、停止表示板Tはエンボス21や突出部2
2によつて押えられるので、走行中であつてもガ
タつく等の事態が防止される。更にまた、本実施
例によれば、膨出部15の上壁17を利用した物
入れ用の箱部30を備えたので、スペースを有効
に利用でき便利である。
〔考案の効果〕
以上、説明したように、本考案のサイドボツク
スによれば、収納部を一体に備え従来のように別
異の部材を用いなくてもよいので、組付けにあた
つては工数減になるとともに、部品点数も削減さ
れてコストの軽減を図ることができる。また、膨
出部の上壁を利用した物入れ用の箱部を備えたの
で、スペースの有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るサイドボツクス
の全体をその取付け状態とともに示す斜視図、第
2図は第1図中−線断面図、第3図は収納部
の構造を示す一部切欠斜視図、第4図は他の収納
部の構造を示す一部切欠斜視図、第5図はリツド
の構造を示す一部切欠斜視図、第6図は第5図中
−線相当断面図、第7図は第5図中−線
断面図、第8図は従来のサイドボツクスの一例を
示す斜視図、第9図は第8図中−線断面図で
ある。 S……サイドボツクス、T……停止表示板、1
0……インナパネル、12……外壁部、13……
内壁部、15……膨出部、16……収納部、25
……開口、26……リツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体のインナパネルに隣接して設けられ小物等
    を収納する収納部を形成してなる自動車のサイド
    ボツクスにおいて、 車室内に露出する外壁部とインナパネルに対面
    する内壁部とを備えかつ内壁部にインナパネル側
    に膨出する膨出部を備えて全体を中空成形し、 インナパネル、外壁部、及び上記膨出部の上壁
    で囲まれる空間に箱部を形成するとともに、膨出
    部の内部を収納部とし、外壁部にはこの収納部に
    連通する開口を形成する一方、この開口を塞ぐリ
    ツドを設けたことを特徴とする自動車のサイドボ
    ツクス。
JP1986122902U 1986-08-12 1986-08-12 Expired - Lifetime JPH0537711Y2 (ja)

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JP1986122902U JPH0537711Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

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JP1986122902U JPH0537711Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

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JPS6328555U JPS6328555U (ja) 1988-02-25
JPH0537711Y2 true JPH0537711Y2 (ja) 1993-09-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2522250Y2 (ja) * 1990-05-09 1997-01-08 光洋精工株式会社 ステアリング装置
JPH0483856U (ja) * 1990-11-29 1992-07-21

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JPS57177857U (ja) * 1981-05-08 1982-11-10

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JPS6328555U (ja) 1988-02-25

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