JPS6213851Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6213851Y2 JPS6213851Y2 JP1982112537U JP11253782U JPS6213851Y2 JP S6213851 Y2 JPS6213851 Y2 JP S6213851Y2 JP 1982112537 U JP1982112537 U JP 1982112537U JP 11253782 U JP11253782 U JP 11253782U JP S6213851 Y2 JPS6213851 Y2 JP S6213851Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- humidifier
- passage
- instrument panel
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 3
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Humidification (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用の加湿器に関するもので
ある。
ある。
自動車に加湿器を設けることはすでに公知であ
り、従来においても、加湿器本体をトランクルー
ム上部に配置する形式(実開昭56−161814号公
報)や自動車用空調装置に挿入する形式(実開昭
56−147115号公報)など種々のものが考案されて
いる。しかしながら、いずれにおいても加湿器本
体が車室やトランクルームなどの有効空間を狭く
したり、他の車室装備品の邪魔になる位置に設け
られているので、設置スペースの確保に難点があ
つた。
り、従来においても、加湿器本体をトランクルー
ム上部に配置する形式(実開昭56−161814号公
報)や自動車用空調装置に挿入する形式(実開昭
56−147115号公報)など種々のものが考案されて
いる。しかしながら、いずれにおいても加湿器本
体が車室やトランクルームなどの有効空間を狭く
したり、他の車室装備品の邪魔になる位置に設け
られているので、設置スペースの確保に難点があ
つた。
そこで、この考案は、何らの犠性を強いること
なく加湿器本体を自動車に設置できるようにする
ことを課題とし、その要旨とするところは、自動
車のドアに加湿器本体を組込むと共に、この加熱
器本体で発生する加湿蒸気を車室に導く加湿通路
を設け、この加湿通路は、加湿器本体からドアの
内面に形成されたドア開口部まで通じるよう前記
ドア内に設けられたドア内通路と、このドア内通
路のドア開口部に対向してインストルメントパネ
ルの側面に形成されたインストルメントパネル開
口部から自動車用空調装置の上吹出口通路まで通
じるよう前記インストルメントパネル内に設けら
れたインストルメントパネル内通路とから構成さ
れ、前記ドア開口部とインストルメントパネル開
口部との間にはドアが閉じたときのみ密着する弾
性部材が設けられている自動車用加湿器にある。
したがつて、加湿器本体は自動車の厚みを利用し
て設置されるので、使用されていない空間を有効
利用することになり、そのため上記課題を達成す
ることができるものである。
なく加湿器本体を自動車に設置できるようにする
ことを課題とし、その要旨とするところは、自動
車のドアに加湿器本体を組込むと共に、この加熱
器本体で発生する加湿蒸気を車室に導く加湿通路
を設け、この加湿通路は、加湿器本体からドアの
内面に形成されたドア開口部まで通じるよう前記
ドア内に設けられたドア内通路と、このドア内通
路のドア開口部に対向してインストルメントパネ
ルの側面に形成されたインストルメントパネル開
口部から自動車用空調装置の上吹出口通路まで通
じるよう前記インストルメントパネル内に設けら
れたインストルメントパネル内通路とから構成さ
れ、前記ドア開口部とインストルメントパネル開
口部との間にはドアが閉じたときのみ密着する弾
性部材が設けられている自動車用加湿器にある。
したがつて、加湿器本体は自動車の厚みを利用し
て設置されるので、使用されていない空間を有効
利用することになり、そのため上記課題を達成す
ることができるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
る。
第1図乃至第4図において、この考案の実施例
が示され、この考案に係る自動車用加湿器は、概
略して湿り空気を発生する加湿器本体1とこの湿
り空気を車室に導く加湿通路2とから構成されて
いる。
が示され、この考案に係る自動車用加湿器は、概
略して湿り空気を発生する加湿器本体1とこの湿
り空気を車室に導く加湿通路2とから構成されて
いる。
加湿器本体1は、例えば超音波式のもので、超
音波によつてタンク内の水を蒸発させる蒸発源1
a、この蒸発源1aで蒸発した水分を送風する送
風機1b、該蒸発源1a及び送風機1bを囲むケ
ース1cを有し、この加湿器本体1が自動車のド
ア3の内面に形成された凹部4にカバー5を介し
て組込まれている。
音波によつてタンク内の水を蒸発させる蒸発源1
a、この蒸発源1aで蒸発した水分を送風する送
風機1b、該蒸発源1a及び送風機1bを囲むケ
ース1cを有し、この加湿器本体1が自動車のド
ア3の内面に形成された凹部4にカバー5を介し
て組込まれている。
カバー5は、ヒンジ6を介して車室内側に傾斜
できるようになつており、このカバー5に加湿器
本体1が上方から挿入されている。したがつて、
第3図2点鎖線で示すように、このカバー5を車
室内側に傾かせることにより加熱器本体1を取外
すことができ、加熱器本体1を掃除するなどに際
して便利である。尚、該カバー5の上部には係合
部7が設けられており、この係合部7を介してカ
バー5がドア3に着脱自在に固定されている。ま
た、加熱器本体1のケース1c及びカバー5には
それぞれ重ね合わせるように窓8a,8bが形成
され、この窓8a,8bは加熱器本体1内のタン
クに溜められる水量を車室内に透過して水量計9
を構成している。
できるようになつており、このカバー5に加湿器
本体1が上方から挿入されている。したがつて、
第3図2点鎖線で示すように、このカバー5を車
室内側に傾かせることにより加熱器本体1を取外
すことができ、加熱器本体1を掃除するなどに際
して便利である。尚、該カバー5の上部には係合
部7が設けられており、この係合部7を介してカ
バー5がドア3に着脱自在に固定されている。ま
た、加熱器本体1のケース1c及びカバー5には
それぞれ重ね合わせるように窓8a,8bが形成
され、この窓8a,8bは加熱器本体1内のタン
クに溜められる水量を車室内に透過して水量計9
を構成している。
加湿通路2は、上記加湿器本体1と下記する自
動車用空調装置10の上吹出口通路22とを連通
するものである。その具体的構成は、加湿器本体
1に形成された湿り空気出口1dからドア3の内
面に形成されたドア開口部11まで通じるドア内
通路12と、このドア内通路12のドア開口部1
1に対向してインストルメントパネル13の側面
に形成されたインストルメントパネル開口部14
から自動車用空調装置10の上吹出口通路22ま
で通じるインストルメントパネル内通路15から
成つている。加湿器本体1、ドア内通路12及び
インストルメントパネル内通路15のそれぞれの
継目部分にはジヤバラ形式の弾性部材16a〜1
6dが着脱自在であるように設けられている。特
にドア開口部11とインストルメントパネル開口
部14との間の弾性部材16c,16dは、前記
ドア3が閉じられるときのみ密着するようになつ
ているので、ドア3を開いたときにはドア開口部
11が外部に開口し、そのため該ドア開口部11
から加熱器本体1への水の供給を加熱器本体1の
取外しなしに行なうことができ、便利である。
動車用空調装置10の上吹出口通路22とを連通
するものである。その具体的構成は、加湿器本体
1に形成された湿り空気出口1dからドア3の内
面に形成されたドア開口部11まで通じるドア内
通路12と、このドア内通路12のドア開口部1
1に対向してインストルメントパネル13の側面
に形成されたインストルメントパネル開口部14
から自動車用空調装置10の上吹出口通路22ま
で通じるインストルメントパネル内通路15から
成つている。加湿器本体1、ドア内通路12及び
インストルメントパネル内通路15のそれぞれの
継目部分にはジヤバラ形式の弾性部材16a〜1
6dが着脱自在であるように設けられている。特
にドア開口部11とインストルメントパネル開口
部14との間の弾性部材16c,16dは、前記
ドア3が閉じられるときのみ密着するようになつ
ているので、ドア3を開いたときにはドア開口部
11が外部に開口し、そのため該ドア開口部11
から加熱器本体1への水の供給を加熱器本体1の
取外しなしに行なうことができ、便利である。
自動車用空調装置10は一般的構成で、空調ケ
ース17には上流側から送風機18、エバポレー
タ19及びヒータコア20が収納され、エバポレ
ータ19とヒータコア20との間にエアミツクス
ドア21が設けられている。ヒータコア20の下
流は上吹出口通路22と下吹出口通路23との2
股に分かれており、その分れた部分にモードドア
24が設けられている。上吹出口通路22は、前
記インストルメントパネル13に設けられた上吹
出口通路22に前記加湿通路2の一端が接続され
ているものである。したがつて、加湿器本体1を
出た湿り空気は、上吹出口通路22を通る空気と
共に上吹出口25a,25bから車室内に吹出さ
れる。
ース17には上流側から送風機18、エバポレー
タ19及びヒータコア20が収納され、エバポレ
ータ19とヒータコア20との間にエアミツクス
ドア21が設けられている。ヒータコア20の下
流は上吹出口通路22と下吹出口通路23との2
股に分かれており、その分れた部分にモードドア
24が設けられている。上吹出口通路22は、前
記インストルメントパネル13に設けられた上吹
出口通路22に前記加湿通路2の一端が接続され
ているものである。したがつて、加湿器本体1を
出た湿り空気は、上吹出口通路22を通る空気と
共に上吹出口25a,25bから車室内に吹出さ
れる。
尚、上記の実施例においては、一方のドア3に
加湿器本体1を組込むようにしているが、左右あ
るいは前後いずれのドアであつてもよいし、複数
設けることもできる。
加湿器本体1を組込むようにしているが、左右あ
るいは前後いずれのドアであつてもよいし、複数
設けることもできる。
以上述べたように、この考案によれば、加湿器
本体を自動車のドアに組込むようにしたので、車
室を狭くしたり、他の車両搭載部品の邪魔になる
ことがなく、スペースの有効利用を図ることがで
きる。また、加湿通路をドア内通路とインストル
メントパネル内通路とから構成したので、車室内
の美観を損なうことなく、加湿空気の乗員の顔部
に向けて吹き出させることができる。さらに、ド
ア開口部とインストルメントパネル開口部との間
に弾性部材を設けてドアを閉じたときに両開口部
が密着するようにしたので、ドアの開閉に支障を
来すことなく、加湿通路からの加湿空気の漏れを
防止することができるし、ドアを開いたときにド
ア開口部から水を加えることができて便利であ
る。
本体を自動車のドアに組込むようにしたので、車
室を狭くしたり、他の車両搭載部品の邪魔になる
ことがなく、スペースの有効利用を図ることがで
きる。また、加湿通路をドア内通路とインストル
メントパネル内通路とから構成したので、車室内
の美観を損なうことなく、加湿空気の乗員の顔部
に向けて吹き出させることができる。さらに、ド
ア開口部とインストルメントパネル開口部との間
に弾性部材を設けてドアを閉じたときに両開口部
が密着するようにしたので、ドアの開閉に支障を
来すことなく、加湿通路からの加湿空気の漏れを
防止することができるし、ドアを開いたときにド
ア開口部から水を加えることができて便利であ
る。
第1図乃至第4図はこの考案の実施例を示し、
第1図は加湿器の構成を自動車用空調装置と共に
示した概略図、第2図は要部の斜視図、第3図は
同上の断面図、第4図は加湿器本体の斜視図であ
る。 1……加湿器本体、2……加湿通路、3……ド
ア、9……水量計、10……自動車用空調装置、
11……ドア開口部、12……ドア内通路、13
……インストルメントパネル、14……インスト
ルメントパネル開口部、15……インストルメン
トパネル内通路、16a〜16d……弾性部材、
22……上吹出口通路、26……天井、27a,
27b……天井吹出口、28……ピラー、29…
…ピラー内通路、30……側方吹出口グリル。
第1図は加湿器の構成を自動車用空調装置と共に
示した概略図、第2図は要部の斜視図、第3図は
同上の断面図、第4図は加湿器本体の斜視図であ
る。 1……加湿器本体、2……加湿通路、3……ド
ア、9……水量計、10……自動車用空調装置、
11……ドア開口部、12……ドア内通路、13
……インストルメントパネル、14……インスト
ルメントパネル開口部、15……インストルメン
トパネル内通路、16a〜16d……弾性部材、
22……上吹出口通路、26……天井、27a,
27b……天井吹出口、28……ピラー、29…
…ピラー内通路、30……側方吹出口グリル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 自動車のドアに加湿器本体を組み込むと共
に、この加湿器本体で発生する湿り空気を車室
に導く加湿通路を設け、この加湿通路は、前記
加湿器本体から前記ドアの内面に形成されたド
ア開口部まで通じるよう前記ドア内に設けられ
たドア内通路と、このドア内通路のドア開口部
に対向してインストルメントパネルの側面に形
成されたインストルメントパネル開口部から自
動車用空調装置の上吹出口通路まで通じるよう
前記インストルメントパネル内に設けられたイ
ンストルメントパネル内通路とから構成され、
前記ドア開口部とインストルメントパネル開口
部との間にはドアが閉じたときのみ密着する弾
性部材が設けられていることを特徴とする自動
車用加湿器。 2 加湿器本体は取外し自在であることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動
車用加湿器。 3 加湿器本体は該加湿器本体内に溜められる水
量を車室内に表示する水量計が設けられたこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又
は第2項記載の自動車用加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11253782U JPS5916215U (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 自動車用加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11253782U JPS5916215U (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 自動車用加湿器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5916215U JPS5916215U (ja) | 1984-01-31 |
JPS6213851Y2 true JPS6213851Y2 (ja) | 1987-04-09 |
Family
ID=30260852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11253782U Granted JPS5916215U (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 自動車用加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916215U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5182249A (en) * | 1974-12-05 | 1976-07-19 | Ici Ltd | Antorakinon 1 88 jisurupponsanno seiho |
-
1982
- 1982-07-24 JP JP11253782U patent/JPS5916215U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5182249A (en) * | 1974-12-05 | 1976-07-19 | Ici Ltd | Antorakinon 1 88 jisurupponsanno seiho |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5916215U (ja) | 1984-01-31 |
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