JPH0747762A - インクジェット記録方法及びその装置 - Google Patents

インクジェット記録方法及びその装置

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JPH0747762A
JPH0747762A JP5197282A JP19728293A JPH0747762A JP H0747762 A JPH0747762 A JP H0747762A JP 5197282 A JP5197282 A JP 5197282A JP 19728293 A JP19728293 A JP 19728293A JP H0747762 A JPH0747762 A JP H0747762A
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ink
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paper
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Application number
JP5197282A
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English (en)
Inventor
Takao Koike
孝雄 小池
Koichi Saito
孝一 斉藤
Shinji Tabata
伸司 田端
Koichi Naito
浩一 内藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2107Ink jet for multi-colour printing characterised by the ink properties

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク吸収の遅い被記録体への効果的で速度
を犠牲にすることなしに、滲みのないカラー画像とシャ
ープな文字・ライン画像の両立を図ることのできるイン
クジェット記録方法及びその装置を提供することを目的
とする。 【構成】 被記録媒体への浸透の遅いインクを印字した
後に、被記録媒体への浸透の速いインクを印字するもの
であって、被記録媒体への浸透の遅いインクは、その吸
収係数(Ka)が0.5ml/m2 ・ms1/2 以下、濡
れ時間(Tw)が50〜200msecであり、被記録
媒体への浸透の速いインクは、その吸収係数(Ka)が
1.0ml/m2 ・ms1/2 以上、濡れ時間(Tw)が
20msec以下であるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インクジェット記録
方法に関し、特に、電子写真複写機等で一般に使用され
るゼログラフィー用紙等の普通紙に良好な画像を記録可
能としたインクジェット記録方法及びその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録方法は、圧電
素子や電気熱変換素子等からなる吐出エネルギー発生体
を吐出駆動源として、ノズルからインク滴を吐出させて
飛翔させ、図18に示すように、記録紙、フィルム、布
等の被記録体100にインク101を付着吸収させて、
画像の記録を行なうものであり、低騒音で且つ特別な定
着処理を行なうことなく白黒ばかりかフルカラーの画像
記録が行えるという特徴を有している。
【0003】ところで、上記インクジェット記録方法に
おいてフルカラーの画像記録を行なうには、インクの被
記録体への吸収・定着を良好とし、高画質の画像を得る
ために、表面にSiO2 やCaO等の微粒子を親水性の
バインダー内に分散させたものを記録原紙上に塗布し、
コート層としたインクジェット記録専用の記録紙を用い
ることが多く、一枚のプリントを得るための価格、所謂
ランニングコストは高いものとなっていた。
【0004】一方、上記インクジェット記録方法におい
て、画像の記録をインクジェット記録専用の記録紙では
なく、電子写真複写機等で一般に使用されるゼログラフ
ィー用紙や上質紙等のインク吸収性の良くない被記録体
にフルカラーの画像記録を行った場合には、次のような
問題点が生じる。すなわち、被記録体としてインク吸収
性の良くないゼログラフィー用紙や上質紙等を用いた場
合には、インクとして文字やライン画像の画質が比較的
良好な乾燥の遅いタイプのインクを使用してフルカラー
の画像記録を行うと、図19に示すように、被記録体1
00上に記録されたインク滴101が直ちに乾燥せず
に、インク滴101が流動拡散してしまい、隣合って印
字されたインク滴が互いにつながって、色の異なる隣合
ったインク滴間でカラーブリーデイングと呼ばれる滲み
出しが生じ、不本意に混色が生じて画質が劣化してしま
うという問題点が生じる。
【0005】また、上記被記録体としてインク吸収性の
良くないゼログラフィー用紙や上質紙等を用い、且つイ
ンクとして比較的乾燥・浸透の速いインクを使用した場
合には、フルカラー画像での色間の滲み出しは押さえる
ことが可能であるものの、図20に示すように、インク
滴101が被記録媒体中にすぐ深く浸透してしまい用紙
表面に色材が残らないために、インク滴101の印字領
域は低濃度であって色再現性の範囲が狭く、しかもイン
クが被記録体の表面方向へ広がって乾燥するため文字・
ラインは太りぎみでかつフェザリングによる画質劣化が
大きいという問題点が生じる。
【0006】このように、上記従来のインクジェット記
録方法において、インクジェット記録専用の記録紙以外
のインク吸収の遅い被記録体を使用した場合には、フル
カラー画像と文字・ライン画像の両方を高画質化するこ
とは大変困難なことであるという問題点があった。その
ため、従来のインクジェット記録方法においては、被記
録体としてインクジェット記録専用の記録紙を使用しな
ければならず、、一枚のプリントを得るための価格、所
謂ランニングコストが高いものとなり、インクジェット
記録装置が一般に広く普及するための1つの障害ともな
っていた。
【0007】そこで、上記の問題点を解決するために使
用可能な技術としては、次に示すように、数多くのもの
が既に提案されている。
【0008】まず、特開平4−355157号公報に開
示されたインクジェット記録装置の場合には、複数の異
なる色のインクを使用してカラー画像記録を行うように
したカラーインクジェット記録装置において、少なくと
も1つのインクの記録媒体への浸透性を他のインクの浸
透性と異なるようにインク組成を異にするように構成し
たものである。
【0009】また、特開平4−364961号公報に開
示されたインクジェット記録装置の場合には、複数の記
録手段により異なる色のインクを用いてカラー画像記録
を行うようにしたカラーインクジェット記録装置におい
て、少なくとも1つのインクの記録媒体への定着性を他
のインクの定着性と異なるようにインク組成を異にする
ように構成したものである。さらに、この提案に係るイ
ンクジェット記録装置の場合には、打ち込み順が先であ
るインクの記録媒体への定着速度を、後に打ち込まれる
インクの定着速度よりも速くする構成をも含んでいる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。特開平4
−355157号公報のインクジェット記録装置に示さ
れる程度の浸透性の違いでは、異色画像領域間の滲みの
ないカラー画像とシャープな画像の両立には限界があ
る。
【0011】また、上記特開平4−364961号公報
に開示されたインクジェット記録装置に開示されている
ように、少なくとも1つのインクの記録媒体への定着性
を他のインクの浸透性と異なるようにインク組成を異に
し、打ち込み順が先であるインクの記録媒体への定着速
度を、後に打ち込まれるインクの定着速度よりも速くす
るように構成した場合には、既に記録されている部分と
されていない部分に対して、後に打ち込まれる定着速度
の遅いインクの浸透速度が大きく異なるため、インク
は、図21に示すように、既に記録されている領域に不
均一に引かれて、色間滲みを起こすという問題点がある
ことが本発明者らの実験で明らかになった。
【0012】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、インク吸収の遅い被記録体への効果的で速度を
犠牲にすることなしに、滲みのないカラー画像とシャー
プな文字・ライン画像の両立を図ることのできるインク
ジェット記録方法及びその装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の請
求項第1項記載のインクジェット記録方法は、水溶性染
料を溶解してなる水性インクを用い、互いに異なる色の
インク滴を噴射する複数の記録ヘッドを用いて被記録媒
体上に画像の記録を行なうインクジェット記録方法にお
いて、被記録媒体への浸透の遅いインクを印字した後
に、被記録媒体への浸透の速いインクを印字するもので
あって、被記録媒体への浸透の遅いインクは、その吸収
係数(Ka)が0.5ml/m2 ・ms1/2 以下、濡れ
時間(Tw)が50〜200msecであり、被記録媒
体への浸透の速いインクは、その吸収係数(Ka)が
1.0ml/m2 ・ms1/2 以上、濡れ時間(Tw)が
20msec以下であるように構成されている。
【0014】また、上記請求項第1項記載のインクジェ
ット記録方法において、被記録媒体への浸透の遅いイン
クを印字し、少なくともTd時間経過した後に、被記録
媒体への浸透の速いインクを印字するように構成しても
良い。なお、上記印字時間差Tdは、次の式で決定され
るものである。 Td={(Vd×N+Vr−Vb)/Ka}2 ×10-3 (sec) ここで、Vd(ml):ドロップ体積、N:単位面積
(m2 )当たりのドット数、Vr(ml/m3 ):Br
istow testerで求められる被記録媒体の粗
さ指数、Vb(ml/m3 ):Bristow tes
terで求められる傾きKaの直線のT=0の時の値、
Ka:Bristow testerで求められるイン
ク吸収係数である。
【0015】さらに、上記請求項第1項記載のインクジ
ェット記録方法において、被記録媒体を加熱するように
構成しても良い。
【0016】また、この発明の請求項第4項記載のイン
クジェット記録装置は、水溶性染料を溶解してなる水性
インクを用い、互いに異なる色のインク滴を噴射する複
数の記録ヘッドを用いて被記録媒体上に画像の記録を行
なうインクジェット記録装置において、被記録媒体への
浸透の遅いインクを印字した後に、被記録媒体への浸透
の速いインクを印字するものであって、被記録媒体への
浸透の遅いインクは、その吸収係数(Ka)が0.5m
l/m2 ・ms1/2 以下、濡れ時間(Tw)が50〜2
00msecであり、被記録媒体への浸透の速いインク
は、その吸収係数(Ka)が1.0ml/m2 ・ms
1/2 以上、濡れ時間(Tw)が20msec以下である
ように構成されている。
【0017】
【作用】インクジェット記録装置において水溶性染料を
溶解してなる水性インクを用い、電子写真複写機等で一
般に使用されるゼログラフィー用紙等の普通紙に文字画
像及びカラー画像の記録を良好に行なうためには、記録
用紙へのインクの浸み込み状態が問題となる。この記録
用紙へのインクの浸み込み状態を評価する方法として
は、インク吸収係数と濡れ時間がある。
【0018】ここで、吸収係数(Ka)、インク濡れ時
間(Tw)は、Japan Tappi 紙パルプ試験
方法 No.51−87に従ってBristow Te
sterにより測定される。測定は、図22に模式的に
示すように、ヘッドボックスに一定量のインクを入れ、
インクを回転可能な円筒の周囲に張り付けられた紙に転
移させ転移量を求める。円筒の回転速度を変えることに
より、接触時間0.004〜2秒間の転移量が測定でき
る。接触時間と転移量との関係をグラフの一例を図23
に示す。ここでは、接触時間をスケールを時間の平方根
で示してある。このグラフの傾きが吸収係数(Ka)と
なり、接触時間0secのときのインク転移量を粗さ係
数(Vr)と呼び、紙表面の凹凸に入るインクの量を表
している。また、接触初期にはインクの吸収が起こらな
い時間(Tw)があり、この部分をインク濡れ時間と呼
んでいる。紙がインクによって濡れるのに要する時間で
ある。吸収係数は、Rucas−Washbornの式
(下記の式)を吸収時間(t)をパラメータにしたとき
の係数と一致する。
【0019】 V=(ε/τ)√{(rcosθ)・γt/2η} ここで、V:単位時間当たりのインク吸収量 ε:紙の空隙率 τ:紙表面の毛細管の屈曲率 r:紙表面の毛細管径 cosθ:紙とインクの接触角 γ:インクの表面張力 t:インクの吸収時間 η:インク粘度 である。
【0020】すなわち、インク吸収係数(Ka)は紙表
面の状態、インクの物性、それにインクと紙の濡れ性に
よって決まる。
【0021】なお、用紙の灰分量2.0〜20.0%、
厚さ75〜120μm、坪量50〜100g/m2
上、ステキヒトサイズ度0〜60秒、平滑度10〜15
0秒の条件を満たすことが望ましい。これらの用紙とし
ては、山陽国策L紙、山陽国策P紙、ゼロックス402
4紙など複写機用の普通紙がある。同様にインクの濡れ
性に影響するインクと被記録体の接触角θが90°>θ
>60°の条件を満たすことが望ましい。
【0022】また、この発明の請求項第1項〜第4項記
載のインクジェット記録方法及びその装置は、基本的に
被記録媒体への浸透の遅いインクを印字した後に、被記
録媒体への浸透の速いインクを印字するように構成する
ことにより、滲みのないカラー画像とシャープな文字・
ライン画像の両立を図るものである。
【0023】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0024】図1はこの発明に係るインクジェット記録
方法を適用したインクジェット記録装置の一実施例を示
すものである。
【0025】同図において、40は記録用紙10を外周
に巻き付けた回転ドラムを示すものであり、この回転ド
ラム40は、記録用紙10を巻き付けた状態で図示しな
い駆動装置によって回転可能に配設されている。上記回
転ドラム40の近傍には、記録ヘッド1が記録用紙10
の表面に対向するように配設されており、この記録ヘッ
ド1は、キャリッジ41によって回転ドラム40の軸方
向に沿って移動可能となっている。上記記録ヘッド1
は、図2に示すように、黒色、シアン色、マゼンタ色、
イエロー色の4色に対応した4つの記録部1a、1b、
1c、1dを備えており、これらの記録部1a、1b、
1c、1dは、各インク吐出口から黒色、シアン色、マ
ゼンタ色、イエロー色のインクをそれぞれ画像情報に応
じて吐出することにより、被記録媒体としての記録用紙
10上に所定の印字幅に渡って画像の記録を行うもので
ある。また、上記記録ヘッド1の各記録部1a、1b、
1c、1dとしては、例えば400DPIの記録密度で
記録可能なように、それぞれ128個のインク吐出口を
キャリッジ移動方向に沿って備えており、回転ドラム4
0の1回転で約8.1mm幅の印字を行なうことができ
るようになっている。さらに、上記記録ヘッド1の各記
録部1a、1b、1c、1dは、記録用紙10の同一位
置をそれぞれ約5秒間隔で印字するように配置されてい
る。なお、上記インクとしては、黒色、シアン色、マゼ
ンタ色、イエロー色の各色の水溶性染料を溶解してなる
水性インクが用いられる。
【0026】ところで、この実施例では、浸透の遅い黒
インクを印刷した後に、浸透の速い色インクを印刷する
ように構成されている。
【0027】上記浸透の遅い黒インクとしては、例え
ば、記録用紙へのインクの吸収係数(Ka)が0.5m
l/m2 ・ms1/2 以下、濡れ時間(Tw)が50〜2
00msecであるインクが使用される。また、上記浸
透の速い色インクとしては、例えば、記録用紙へのイン
クの吸収係数(Ka)が1.0〜10.0ml/m2
ms1/2 、濡れ時間(Tw)が20msec以下である
インクが使用される。
【0028】すなわち、この実施例では、最初に浸透の
遅いブラックのインクを用いて画像を印字した後、乾燥
の速いカラーインクを、シアン・マゼンタ・イエローの
順に印字するようになっている。
【0029】図3は請求項第2項に記載の発明に係るイ
ンクジェット記録方法を適用したインクジェット記録装
置の一実施例を示すものである。
【0030】図3のインクジェット記録装置では、つね
に黒、シアン、マゼンタ、イエローの順に印字する。
【0031】ところで、この実施例では、浸透の遅いイ
ンクを印刷し、所定時間経過した後、浸透の速いインク
を印刷するように構成されている。
【0032】以上の構成において、この実施例に係るイ
ンクジェット記録方法を適用したインクジェット記録装
置では、次のようにしてカラー画像の記録が行われる。
すなわち、上記インクジェット記録装置では、図3に示
すように、記録用紙10を記録装置本体50の給紙口5
1から挿入し、この記録用紙10を図4に示すようにプ
ラテン55上にセットする。そして、記録ヘッド1をキ
ャリッジレール56に沿って図5中右方向っへ移動しつ
つ、まず記録ヘッドの黒色の記録部によって画像の印字
を開始する。
【0033】次に、上記記録ヘッド1を記録開始位置へ
と移動させ、あるいは右端に位置したままの状態で、黒
色の画像を印字してから所定時間だけ経過した後、記録
ヘッド1を記録開始位置から右方向に沿って移動させ、
あるいは右端から左方向に沿って移動させつつ、黒色画
像の印字部分に記録ヘッド1のシアン色の記録部1bに
よってシアン色の画像の印字を開始する。
【0034】その後、同様に、記録ヘッド1を移動さ
せ、マゼンタ色、イエロー色の画像の印字を行い、1ラ
イン分に相当する画像の印字を終了した後、記録用紙1
0を1ライン分だけ移動させ、次のラインの印字を行な
う。
【0035】実施例1 ところで、本発明者らは、上記の如く構成されるインク
ジェット記録装置において、電子写真複写機等で一般に
使用されるゼログラフィー用紙や上質紙等のインク吸収
性の良くない被記録媒体に、水溶性染料を溶解してなる
水性インクを用いて、滲みのないカラー画像とシャープ
な文字・ライン画像のいずれをも良好に記録可能か否か
確認するため、以下のような実験を行った。
【0036】すなわち、上記実施例に係るインクジェッ
ト記録装置において、400DPIの印字密度を有する
記録ヘッド1を用いて、黒色の文字画像と黒色、シアン
色、マゼンタ色、イエロー色の4色のカラー画像の印字
を行った。このとき、黒インク印字後5秒経過後にカラ
ーインクを印字する。この実施例1において使用したイ
ンク吸収特性及び物性を図6に示す。なお、このインク
組成と特性は、FX−L紙(富士ゼロックスKK製)を
用いて測定したものである。
【0037】比較例1 比較例1において使用したインクは、図7に示したよう
な組成と特性のインクでブラック、シアン、マゼンタ、
イエローともに用紙への吸収の悪い浸透の遅いタイプの
インクである。この比較例1では、実施例1と同じ用紙
を使用している。
【0038】比較例2 比較例2において使用したインクは、図8に示したよう
な組成と特性のインクで用紙への吸収の良い浸透の速い
タイプの色インクである。この比較例1では、実施例1
と同じ用紙を使用している。
【0039】比較例3 比較例3は、実施例1と同じインクを用いるが、印字順
を逆にした、すなわち黒インクを最後に印字したもので
ある。
【0040】実施例2、3 実施例2及び3において使用したインクは、図9及び図
10に示す組成、物性、吸収特性を有するものである。
【0041】上記実験例と比較例までの印字結果を図1
1に示す。
【0042】ここで、浸透の遅いインクとしては、例え
ば、ブラックのインクが使用され、浸透の速いインクと
しては、例えば、シアン、マゼンタ、イエローのカラー
インクが使用される。さらに、上記浸透の遅いインクと
しては、例えば、記録用紙へのインクの吸収係数(K
a)が0.5ml/m2 ・ms1/2 以下、濡れ時間(T
w)が50〜200msecであるインクが使用され
る。また、上記浸透の速いインクとしては、例えば、記
録用紙へのインクの吸収係数(Ka)が1.0〜10.
0ml/m2 ・ms1/2 、濡れ時間(Tw)が20ms
ec以下であるインクが使用される。
【0043】また、上記浸透の遅いインクを印刷した
後、浸透の速いインクを印刷するまでの所定時間として
は、例えば、0.5〜35秒に設定される。
【0044】すなわち、この実施例では、まず最初に乾
燥の遅いブラックのインクを用いて画像を印字し、その
後所定時間Tdだけ経過した後、乾燥の速いカラーイン
クを、シアン・マゼンタ・イエローの順に印字するよう
になっている。
【0045】実施例4 ところで、本発明者らは、上記の如く構成されるインク
ジェット記録装置において、電子写真複写機等で一般に
使用されるゼログラフィー用紙や上質紙等のインク吸収
性の良くない被記録媒体に、水溶性染料を溶解してなる
水性インクを用いて、滲みのないカラー画像とシャープ
な文字・ライン画像のいずれをも良好に記録可能な条件
を明らかにするため、以下のような実験を行った。
【0046】すなわち、上記実施例に係るインクジェッ
ト記録装置において、400DPIの印字密度を有する
記録ヘッド1を用いて、黒色の文字画像と黒色、シアン
色、マゼンタ色、イエロー色の4色のカラー画像の印字
を行った。この実施例4において使用したインクの組成
と特性を図12に示す。なお、このインク組成と特性
は、FX−L紙(富士ゼロックスKK製)を用いて測定
したものである。また、上記黒色のインクのインクドロ
ップの体積は、40×10-9mlであり、ベタパターン
を印字した時のTdは、3.26secであった。した
がって、ブラック色のインクと他のカラーインクの印字
の間に、上記Td=3.26sec以上の約3.5se
cの時間差を設けて印字するようにした。なお、実験条
件の温度は、室温25℃であった。また、被記録媒体1
0としては、FX−L紙(富士ゼロックスKK製)を用
いた。
【0047】実施例5 この実施例5では、実施例4と同様に図13に示すよう
な組成と特性のインクを用いてFX−L紙(富士ゼロッ
クスKK製)に最初にブラック色のインクのみで印字
し、用紙送りをせずに同じラインをカラーインクを用い
てシアン、マゼンタ、イエローの順で印字を行なう方法
で全画像データを印字するものである。このとき、上記
黒色のインクのインクドロップの体積は、40×10-9
mlであり、ベタパターンを印字した時のTdは、1.
30secであった。したがって、ブラック色のインク
と他のカラーインクの印字の間に、上記Td=1.30
sec以上の約1.5secの時間差を設けて印字する
ようにした。他は、実施例4と同様である。
【0048】実施例6 この実施例6では、図14に示すような物性のインクを
用いてFX−L紙(富士ゼロックスKK製)に最初にブ
ラック色のインクのみで印字し、用紙送りをせずに同じ
ラインをカラーインクを用いてシアン、マゼンタ、イエ
ローの順で印字を行なう方法で全画像データを印字する
ものである。また、この実験例6では、記録用紙をプラ
テンの裏面側に配設された図示しないヒータによって5
0℃の温度に加熱して画像の印字を行なった。このと
き、上記黒色のインクのインクドロップの体積は、40
×10-9mlであり、ベタパターンを印字した時のTd
は、0.85secであった。したがって、ブラック色
のインクと他のカラーインクの印字の間に、上記Td=
0.85sec以上の約1secの時間差を設けて印字
するようにした。他は、実施例4と同様である。
【0049】比較例4 比較例4において使用したインクは、図13に示した実
施例4と同じインクであるが、一走査の間に黒インクと
カラーインクを同時に印字するため、黒インク印字から
カラーインク印字までの時間差は0.12秒であった。
【0050】比較例5 比較例5において使用したインクは、図15に示したよ
うに4色共に浸透の遅いインクであり、実施例4と同様
の方法でブラックと他のカラーインクの印字の間に約2
secの時間差を設けた。
【0051】比較例6 比較例6において使用したインクは、図16に示したよ
うに4色共に浸透の速いインクであり、比較例4と同様
の方法でブラックと他のカラーインクの印字の間に時間
差を設けないで印字を行った。
【0052】上記実施例4、5、6と比較例4、5、6
までの印字結果を図17に示す。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
水溶性染料を溶解してなる水性インクを用い、互いに異
なる色のインクドロップを噴射する複数の記録ヘッドを
持つインクジェット記録装置において、ブラックインク
の被記録体への吸収係数(Ka)が0.5ml/m2
ms1/2 以下、濡れ時間(Tw)が50〜200mse
cであり、カラーインク、通常はイエロー、マゼンタ、
シアンインクの被記録体への吸収係数(Ka)が1.0
ml/m2 ・ms1/2 以上、濡れ時間(Tw)が20m
sec以下であるインクの組合せを用いて記録を行う事
である。更に、最初に吸収係数(Ka)が0.5ml/
2 ・ms1/2 以下、濡れ時間(Tw)が50〜200
msecであるインクによる印字をおない、その後、イ
ンクの吸収特性とインクドロップ量、更に単位面積当た
りのドロップ数により求まる最小遅延時間(Td)経過
後に吸収係数(Ka)が1.0ml/m2 ・ms1/2
上、濡れ時間(Tw)が20msec以下のインクによ
る印字を行う事でインク吸収の遅い被記録体である普通
紙での文字・ライン画質と色間滲み抑制の両立を果たす
事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係るインクジェット記録方
法を適用したインクジェット記録装置の一実施例を示す
構成図である。
【図2】 図2は記録ヘッドを示す正面図である。
【図3】 図3はこの発明の他の請求項に記載された発
明に係るインクジェット記録方法を適用したインクジェ
ット記録装置の一実施例を示す斜視図である。
【図4】 図4は記録部を示す構成図である。
【図5】 図5は記録ヘッドを示す正面図である。
【図6】 図6は実施例1に係るインク組成と物性及び
特性を示す図表である。
【図7】 図7は比較例1に係るインク組成と物性及び
特性を示す図表である。
【図8】 図8は比較例2に係るインク組成と物性及び
特性を示す図表である。
【図9】 図9は実施例2に係るインク組成と物性及び
特性を示す図表である。
【図10】 図10は実施例3に係るインク組成と物性
及び特性を示す図表である。
【図11】 図11は実施例と比較例の印字評価結果を
示す図表である。
【図12】 図12は実施例4に係るインク組成と物性
及び特性を示す図表である。
【図13】 図13は実施例5に係るインク組成と物性
及び特性を示す図表である。
【図14】 図14は実施例6に係るインク組成と物性
及び特性を示す図表である。
【図15】 図15は比較例5に係るインク組成と物性
及び特性を示す図表である。
【図16】 図16は比較例6に係るインク組成と物性
及び特性を示す図表である。
【図17】 図17は実施例と比較例の印字評価結果を
示す図表である。
【図18】 図18は被記録媒体へのインクの浸透状態
を示す模式図である。
【図19】 図19(a)(b)は被記録媒体へのイン
クの浸透状態をそれぞれ示す模式図である。
【図20】 図20(a)(b)は被記録媒体へのイン
クの浸透状態をそれぞれ示す模式図である。
【図21】 図21(a)〜(c)は被記録媒体へのイ
ンクの印字例をそれぞれ示す模式図である。
【図22】 図22は被記録媒体へのインクの浸透状態
を試験する試験装置を示す模式図である。
【図23】 図23は被記録媒体へのインクの浸透状態
の特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 記録ヘッド、1a、1b、1c、1d 黒色、シア
ン色、マゼンタ色、イエロー色の各色に対応した記録
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/04 101 Z (72)発明者 内藤 浩一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性染料を溶解してなる水性インクを
    用い、互いに異なる色のインク滴を噴射する複数の記録
    ヘッドを用いて被記録媒体上に画像の記録を行なうイン
    クジェット記録方法において、被記録媒体への浸透の遅
    いインクを印字した後に、被記録媒体への浸透の速いイ
    ンクを印字するものであって、被記録媒体への浸透の遅
    いインクは、その吸収係数(Ka)が0.5ml/m2
    ・ms1/ 2 以下、濡れ時間(Tw)が50〜200ms
    ecであり、被記録媒体への浸透の速いインクは、その
    吸収係数(Ka)が1.0ml/m2 ・ms1/2 以上、
    濡れ時間(Tw)が20msec以下であることを特徴
    とするインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載のインクジェット記録
    方法において、被記録媒体への浸透の遅いインクを印字
    し、少なくともTd時間経過した後に、被記録媒体への
    浸透の速いインクを印字することを特徴とするインクジ
    ェット記録方法。なお、上記印字時間差Tdは、次の式
    で決定されるものである。 Td={(Vd×N+Vr−Vb)/Ka}2 ×10-3 (sec) ここで、Vd(ml):ドロップ体積、N:単位面積
    (m2 )当たりのドット数、Vr(ml/m3 ):Br
    istow testerで求められる被記録媒体の粗
    さ指数、Vb(ml/m3 ):Bristow tes
    terで求められる傾きKaの直線のT=0の時の値、
    Ka:Bristow testerで求められるイン
    ク吸収係数である。
  3. 【請求項3】 請求項第1項記載のインクジェット記録
    方法において、被記録媒体を加熱することを特徴とする
    インクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 水溶性染料を溶解してなる水性インクを
    用い、互いに異なる色のインク滴を噴射する複数の記録
    ヘッドを用いて被記録媒体上に画像の記録を行なうイン
    クジェット記録装置において、被記録媒体への浸透の遅
    いインクを印字した後に、被記録媒体への浸透の速いイ
    ンクを印字するものであって、被記録媒体への浸透の遅
    いインクは、その吸収係数(Ka)が0.5ml/m2
    ・ms1/2 以下、濡れ時間(Tw)が50〜200ms
    ecであり、被記録媒体への浸透の速いインクは、その
    吸収係数(Ka)が1.0ml/m2 ・ms1/2 以上、
    濡れ時間(Tw)が20msec以下であることを特徴
    とするインクジェことを特徴とするインクジェット記録
    装置。
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