JPH0746327Y2 - フイルタプレスにおける▲ろ▼板 - Google Patents
フイルタプレスにおける▲ろ▼板Info
- Publication number
- JPH0746327Y2 JPH0746327Y2 JP1989097829U JP9782989U JPH0746327Y2 JP H0746327 Y2 JPH0746327 Y2 JP H0746327Y2 JP 1989097829 U JP1989097829 U JP 1989097829U JP 9782989 U JP9782989 U JP 9782989U JP H0746327 Y2 JPH0746327 Y2 JP H0746327Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- overbed
- wire mesh
- main body
- cake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、フイルタプレスにおける板の改良に関
し、この考案における板は布に代えて金網を用い、
ケーキの剥離が容易で且つ高圧高温に耐える板を提供
せんとするものである。
し、この考案における板は布に代えて金網を用い、
ケーキの剥離が容易で且つ高圧高温に耐える板を提供
せんとするものである。
従来、フイルタープレスに材として布を用いること
は公知であり、特公昭52−4903、特公昭56−25172はそ
の例である。また、材として金網を用いることも公知
であり、実公昭38−23688はその一例である。
は公知であり、特公昭52−4903、特公昭56−25172はそ
の例である。また、材として金網を用いることも公知
であり、実公昭38−23688はその一例である。
然しながら、特公昭52−4903や特公昭56−15172のよう
に材として布を用いるときは、布に付着するケー
キを剥離し難く、特に布の目に詰ったケーキは除去が
むつかしい。特公昭52−4903や特公昭56−25172は、こ
のケーキ剥離のために布を走行させたり、布を振動
させるようにしたものである。また、実公昭38−23688
は材として金網を用いるが、このように多重にした場
合には各網間にまで入ったケーキを除去できず、特に、
このものは複式のフイルタプレスであるために、洗滌し
て除去することも困難である。
に材として布を用いるときは、布に付着するケー
キを剥離し難く、特に布の目に詰ったケーキは除去が
むつかしい。特公昭52−4903や特公昭56−25172は、こ
のケーキ剥離のために布を走行させたり、布を振動
させるようにしたものである。また、実公昭38−23688
は材として金網を用いるが、このように多重にした場
合には各網間にまで入ったケーキを除去できず、特に、
このものは複式のフイルタプレスであるために、洗滌し
て除去することも困難である。
そこで、この考案の上述のような問題点を解決するため
に次のように板を構成したものである。
に次のように板を構成したものである。
その中央部に過床を設け、その周辺部にシール面を設
けた額縁状の板の主体を構成し、その主体の過床の
上部に、主体をその厚み方向に貫通する原液供給路を設
け、その原液の供給路と前記過床とを溝で連通させ、
前記過床に金網を敷設した板において、この金網を
前記溝の近傍と過床1の中央部とで主体に固定すると
ともに、上記板の過床に敷設する金網の周縁部分を
一連の紐状ゴム性のシール材で挟持させ、このシール材
を板の過床を形成する段部に嵌合したものである。
けた額縁状の板の主体を構成し、その主体の過床の
上部に、主体をその厚み方向に貫通する原液供給路を設
け、その原液の供給路と前記過床とを溝で連通させ、
前記過床に金網を敷設した板において、この金網を
前記溝の近傍と過床1の中央部とで主体に固定すると
ともに、上記板の過床に敷設する金網の周縁部分を
一連の紐状ゴム性のシール材で挟持させ、このシール材
を板の過床を形成する段部に嵌合したものである。
このように構成された板では、原液供給路(溝)を通
って、過床部に供給された原液は、金網で過され、
その液は過床の液流路を通って流下し、板外に
取出される。そして、上述のような過をなす場合、金
網の周縁を挾持するように設けた紐状ゴム性のシール材
は板を合着して過室を形成するときに隣接する板
のそれと合着して過室の周縁を密封することができ
る。上述のようにして過が完了したのちには、各板
を開くことで過室が開放され、金網上に生じたケーキ
は剥離落下して除去される。
って、過床部に供給された原液は、金網で過され、
その液は過床の液流路を通って流下し、板外に
取出される。そして、上述のような過をなす場合、金
網の周縁を挾持するように設けた紐状ゴム性のシール材
は板を合着して過室を形成するときに隣接する板
のそれと合着して過室の周縁を密封することができ
る。上述のようにして過が完了したのちには、各板
を開くことで過室が開放され、金網上に生じたケーキ
は剥離落下して除去される。
このとき、材が金網であるので剥離性が良好で除去が
容易である。また、落ちにくいケーキの場合には水ある
いはスチームの高圧噴射ノズルで以て洗浄することによ
って金網の目に詰ったケーキまでも除去することができ
る。この場合も材が金網であるが故に落ち易く、然も
高圧水やスチームによって傷損することもない。以下図
面に基づいてこの考案を説明する。
容易である。また、落ちにくいケーキの場合には水ある
いはスチームの高圧噴射ノズルで以て洗浄することによ
って金網の目に詰ったケーキまでも除去することができ
る。この場合も材が金網であるが故に落ち易く、然も
高圧水やスチームによって傷損することもない。以下図
面に基づいてこの考案を説明する。
図において、符号1は過床、2は過床1に敷設した
金網、3は金網2の周縁に設けた紐状ゴム性のシール
材、4は金網2の固定ねじ、5は原液の供給路、6は
過室7への原液の供給用の溝、8はシール面、9は液
の取出路、10は板を懸架するためのアームである。
金網、3は金網2の周縁に設けた紐状ゴム性のシール
材、4は金網2の固定ねじ、5は原液の供給路、6は
過室7への原液の供給用の溝、8はシール面、9は液
の取出路、10は板を懸架するためのアームである。
このように構成した板において、原液供給路5から溝
6を経て過室7に供給された原液は金網2によって
過され、その液は過床を流下して液の取出路9か
ら機外に取出される。一方、過室7の金網2上に堆積
したケーキは板を開板して過室7を開放することに
よって、剥離して落下し、下方に設けたベルトコンベア
ー等で機外に取出される。そして、この板の開放のみ
で落下しないケーキに対しては、高圧水や高圧のスティ
ームを噴射することによって、金網2の目に詰ったケー
キ迄も除去することができる。以上の過操作におい
て、この考案に係る板では、材が金網でその周縁が
完全にシールされており、原液の高圧力の打込みに耐え
てリークを起すことがなく、また、金網を用いているが
故にその目に詰ったケーキ迄も高圧高温のジェットを用
いて、材を損傷することなく除去することができる。
6を経て過室7に供給された原液は金網2によって
過され、その液は過床を流下して液の取出路9か
ら機外に取出される。一方、過室7の金網2上に堆積
したケーキは板を開板して過室7を開放することに
よって、剥離して落下し、下方に設けたベルトコンベア
ー等で機外に取出される。そして、この板の開放のみ
で落下しないケーキに対しては、高圧水や高圧のスティ
ームを噴射することによって、金網2の目に詰ったケー
キ迄も除去することができる。以上の過操作におい
て、この考案に係る板では、材が金網でその周縁が
完全にシールされており、原液の高圧力の打込みに耐え
てリークを起すことがなく、また、金網を用いているが
故にその目に詰ったケーキ迄も高圧高温のジェットを用
いて、材を損傷することなく除去することができる。
このように、この考案は布に代えて金網をフイルタプ
レスの板に用い、然も、その用い方に工夫を施すこと
によって、過時には高圧に耐え、また、ケーキを剥離
して再生するときにも、高圧高温に耐え得るようにした
ものであって、従来の材として布を用いたときの難
点および従来の材として金網を用いた場合の難点を解
消したものである。
レスの板に用い、然も、その用い方に工夫を施すこと
によって、過時には高圧に耐え、また、ケーキを剥離
して再生するときにも、高圧高温に耐え得るようにした
ものであって、従来の材として布を用いたときの難
点および従来の材として金網を用いた場合の難点を解
消したものである。
第1図は、この考案に係る板の正面図、第2図は第1
図のA−A線に沿っての断面図、第3図は板の一部の
拡大縦断面図である。 1過床、2金網、3シール材、5供給路、6溝
図のA−A線に沿っての断面図、第3図は板の一部の
拡大縦断面図である。 1過床、2金網、3シール材、5供給路、6溝
Claims (1)
- 【請求項1】その中央部に過床1を設け、その周辺部
にシール面8を設けた額縁状の板の主体を構成し、そ
の主体の過床1の上部に、主体をその厚み方向に貫通
する原液供給路5を設け、その原液の供給路5と前記
過床1とを溝6で連通させ、前記過床1に金網2を敷
設した板において、この金網2を前記溝6の近傍と
過床1の中央部とで主体に固定するとともに、上記板
の過床1に敷設する金網2の周縁部分を一連の紐状ゴ
ム性のシール材3で挟持させ、このシール材3を板の
過床1を形成する段部に嵌合させてなるフイルタプレ
スにおける板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989097829U JPH0746327Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | フイルタプレスにおける▲ろ▼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989097829U JPH0746327Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | フイルタプレスにおける▲ろ▼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0338105U JPH0338105U (ja) | 1991-04-12 |
JPH0746327Y2 true JPH0746327Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=31646955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989097829U Expired - Lifetime JPH0746327Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | フイルタプレスにおける▲ろ▼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746327Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5371983B2 (ja) * | 2008-07-08 | 2013-12-18 | 三井造船株式会社 | フィルタープレス式脱水機のろ布の洗浄方法及びその装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4828776U (ja) * | 1971-08-10 | 1973-04-09 | ||
JPS5092559A (ja) * | 1973-12-21 | 1975-07-24 |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP1989097829U patent/JPH0746327Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0338105U (ja) | 1991-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |