JP2536695B2 - フィルタ―プレスにおけるケ―キの除去装置 - Google Patents
フィルタ―プレスにおけるケ―キの除去装置Info
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- JP2536695B2 JP2536695B2 JP3162077A JP16207791A JP2536695B2 JP 2536695 B2 JP2536695 B2 JP 2536695B2 JP 3162077 A JP3162077 A JP 3162077A JP 16207791 A JP16207791 A JP 16207791A JP 2536695 B2 JP2536695 B2 JP 2536695B2
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- cake
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- press
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルタープレスに
おけるケーキの除去装置の改良に関する。
おけるケーキの除去装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、フィルタープレスには、ろ過の結
果生じたケーキを除去するに当って、全ろ板を同時に開
板してろ布をろ板列の外にまで走行させ、スクレーパー
等で除去するもの、また、多数並列したろ板を一枚毎開
板してろ布を加振してケーキを剥離除去するものがあ
る。特公昭５２−６９０３号は前者の例であり、実公昭
６０−２２９７１号は後者の例である。これらは何れも
ろ材としてろ布を用いているがろ材として金網を用いた
ものもある。実公昭３８−２３６８８号はその例であ
る。
果生じたケーキを除去するに当って、全ろ板を同時に開
板してろ布をろ板列の外にまで走行させ、スクレーパー
等で除去するもの、また、多数並列したろ板を一枚毎開
板してろ布を加振してケーキを剥離除去するものがあ
る。特公昭５２−６９０３号は前者の例であり、実公昭
６０−２２９７１号は後者の例である。これらは何れも
ろ材としてろ布を用いているがろ材として金網を用いた
ものもある。実公昭３８−２３６８８号はその例であ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フィルタープレスは、
密閉したろ過室内の原液に高圧をかけて固液分離するも
ので、固液分離効率は高いが、原液に高圧をかけるため
に、生じたケーキを剥離除去することがむずかしい。前
述した従来の技術はこのケーキの除去を如何にするかに
関しての発明および考案である。
密閉したろ過室内の原液に高圧をかけて固液分離するも
ので、固液分離効率は高いが、原液に高圧をかけるため
に、生じたケーキを剥離除去することがむずかしい。前
述した従来の技術はこのケーキの除去を如何にするかに
関しての発明および考案である。
【０００４】すなわち、特公昭５２−６９０３号では、
ケーキの付着したろ布をろ板列の外にまで走行させ、そ
こでＵターンさせるとともにスクレーパーを用いて機械
的に残留するケーキを剥離している。また、実公昭６０
−２２９７１号では、ろ布を振動させてケーキを剥離し
ており、実公昭３８−２３６８８号では、ケーキの剥離
性のよい金網をろ材として用いている。
ケーキの付着したろ布をろ板列の外にまで走行させ、そ
こでＵターンさせるとともにスクレーパーを用いて機械
的に残留するケーキを剥離している。また、実公昭６０
−２２９７１号では、ろ布を振動させてケーキを剥離し
ており、実公昭３８−２３６８８号では、ケーキの剥離
性のよい金網をろ材として用いている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述のよう
なフィルタープレスにおける課題を解決するために、次
のような手段を講じたものである。
なフィルタープレスにおける課題を解決するために、次
のような手段を講じたものである。
【０００６】水平状のガイドレール上に多数の中凹状の
ろ板を並列し、その各ろ板間にろ過室を形成するように
したフィルタープレスにおいて、上記ろ板のろ過床にパ
ンチングメタルよりなるろ材を敷設し、そのろ材上に合
成樹脂材等よりなる網目状のケーキの剥離シートを張設
して、その剥離シートの周縁に固着したシール帯をろ過
床の周部に固定するとともに、一方、ろ板内には、各ろ
過床毎に、上記メタルメッシュの背後において開口する
高圧空気の送給路を設け、この送給路をコンプレッサー
に連結し、その各連結路毎に開閉弁を設け、さらに、ろ
板列の外周辺には、開板した状態のろ板の合わせ面に対
して洗浄水を噴射することができるノズルを配設したも
のである。
ろ板を並列し、その各ろ板間にろ過室を形成するように
したフィルタープレスにおいて、上記ろ板のろ過床にパ
ンチングメタルよりなるろ材を敷設し、そのろ材上に合
成樹脂材等よりなる網目状のケーキの剥離シートを張設
して、その剥離シートの周縁に固着したシール帯をろ過
床の周部に固定するとともに、一方、ろ板内には、各ろ
過床毎に、上記メタルメッシュの背後において開口する
高圧空気の送給路を設け、この送給路をコンプレッサー
に連結し、その各連結路毎に開閉弁を設け、さらに、ろ
板列の外周辺には、開板した状態のろ板の合わせ面に対
して洗浄水を噴射することができるノズルを配設したも
のである。
【０００７】そして、上記ろ板内に設ける高圧空気の送
給路をろ液の排出管に連用閉止自在にしてろ過中はろ液
の取出しに用いるようにした。
給路をろ液の排出管に連用閉止自在にしてろ過中はろ液
の取出しに用いるようにした。
【０００８】また、、上記剥離シートの周辺に固着する
シール帯をゴム材で構成し、このシール帯とろ板を開板
時の常態においてろ板の合わせ面よりも外側に膨出させ
た。
シール帯をゴム材で構成し、このシール帯とろ板を開板
時の常態においてろ板の合わせ面よりも外側に膨出させ
た。
【０００９】
【作用】この発明に係る装置は、上述のように構成して
あるので、ろ過室内に生じたケーキを剥離除去するに
は、各ろ板を開板すると同時に、高圧空気をろ過床に供
給すればよい。このようにすることによって、剥離シー
ト上に生じたケーキは、その背後のろ過床およびメタル
メッシュ側からブローされて剥離シートから剥離して落
下する。そして、この高圧空気のブロー時に剥離シート
の目を抜けてパンチングメタル上に生じたケーキもろ過
床側からのブローであるので、剥離シートのケーキと一
体となって剥離する。
あるので、ろ過室内に生じたケーキを剥離除去するに
は、各ろ板を開板すると同時に、高圧空気をろ過床に供
給すればよい。このようにすることによって、剥離シー
ト上に生じたケーキは、その背後のろ過床およびメタル
メッシュ側からブローされて剥離シートから剥離して落
下する。そして、この高圧空気のブロー時に剥離シート
の目を抜けてパンチングメタル上に生じたケーキもろ過
床側からのブローであるので、剥離シートのケーキと一
体となって剥離する。
【００１０】上述のようにしてもケーキが残留する時に
は、高圧空気のブローに続いてろ過列の外周辺に設けた
ノズルから洗浄水を噴射することで洗い落すことができ
る。このとき、各ろ板の原液の供給部や四周のシール帯
部分に付着したケーキも完全に洗い流すことができ、ろ
過室を再生して次回のろ過に備えることができる。以
下、図面に基づいてこの発明を具体的に説明する。
は、高圧空気のブローに続いてろ過列の外周辺に設けた
ノズルから洗浄水を噴射することで洗い落すことができ
る。このとき、各ろ板の原液の供給部や四周のシール帯
部分に付着したケーキも完全に洗い流すことができ、ろ
過室を再生して次回のろ過に備えることができる。以
下、図面に基づいてこの発明を具体的に説明する。
【００１１】
【実施例】図１はこの発明に係るフィルタープレスの概
略の側面図であり、図中、符号１はフレーム、２はこの
フレーム間に橋架した一対の案内レール、３は、この案
内レール２上に左右に移動自在に並列したろ板、４は、
このろ板３を互にルーズに連結するリンクチェーン、５
は、ろ板３を開閉するための駆動チェーン、６は閉板し
た状態でろ板を締付けるための油圧シリンダーで可動ヘ
ッド７に連結してある。
略の側面図であり、図中、符号１はフレーム、２はこの
フレーム間に橋架した一対の案内レール、３は、この案
内レール２上に左右に移動自在に並列したろ板、４は、
このろ板３を互にルーズに連結するリンクチェーン、５
は、ろ板３を開閉するための駆動チェーン、６は閉板し
た状態でろ板を締付けるための油圧シリンダーで可動ヘ
ッド７に連結してある。
【００１２】次に、この発明に係るろ板３の構成を説明
する。図２および図３において、符号３ａは、ろ板３の
両面にそれぞれ設けたろ過床で多数の突起を設けてろ液
の取出路が形成してある。符号８は、ろ過床３ａに敷設
したがパンチングメタル（金属板に多数の細孔を打抜い
たろ材）、９はそのパンチングメタル８上に張設した剥
離シートで図例のものでは、合成樹脂のモノフィラメン
トを網目状に織って構成している。この剥離シート９
は、パンチングメタル８を覆うとともに、その周縁にゴ
ム材よりなるシール帯９ａが固着してあり、このシール
帯９ａ部分をろ過床３ａの周縁部に嵌着固定し、ろ板３
を閉板したとき、各ろ板間にろ過室Ａを形成するように
してある。
する。図２および図３において、符号３ａは、ろ板３の
両面にそれぞれ設けたろ過床で多数の突起を設けてろ液
の取出路が形成してある。符号８は、ろ過床３ａに敷設
したがパンチングメタル（金属板に多数の細孔を打抜い
たろ材）、９はそのパンチングメタル８上に張設した剥
離シートで図例のものでは、合成樹脂のモノフィラメン
トを網目状に織って構成している。この剥離シート９
は、パンチングメタル８を覆うとともに、その周縁にゴ
ム材よりなるシール帯９ａが固着してあり、このシール
帯９ａ部分をろ過床３ａの周縁部に嵌着固定し、ろ板３
を閉板したとき、各ろ板間にろ過室Ａを形成するように
してある。
【００１３】また、図２および図３において、符号１０
は、ろ過床３ａにそれぞれその先端を開口させたろ液の
取出路であり、その基端は、図例のものでは、図４に示
すように電磁開閉弁１１を介してろ液の排出管１２に連
結している。そして、このろ液の排出管１２は、図示を
省略しているが、コンプレッサーに連結してある。すな
わち、ろ液の取出路１０は、ろ液を取出さないときに
は、電磁開閉弁１１の操作によってろ過床３ａに敷設し
たパンチングメタル８にその背面から高圧空気を吹きつ
けることができるようにしてあるものである。なお、こ
の高圧空気の送気路は、ろ液の取出路１０を利用するこ
となく、別に設けてもよい。
は、ろ過床３ａにそれぞれその先端を開口させたろ液の
取出路であり、その基端は、図例のものでは、図４に示
すように電磁開閉弁１１を介してろ液の排出管１２に連
結している。そして、このろ液の排出管１２は、図示を
省略しているが、コンプレッサーに連結してある。すな
わち、ろ液の取出路１０は、ろ液を取出さないときに
は、電磁開閉弁１１の操作によってろ過床３ａに敷設し
たパンチングメタル８にその背面から高圧空気を吹きつ
けることができるようにしてあるものである。なお、こ
の高圧空気の送気路は、ろ液の取出路１０を利用するこ
となく、別に設けてもよい。
【００１４】次に、図５は、上記ろ板の正面図であり、
図中符号１３は原液の供給口、１３ａは供給口部のシー
ルリング、１４は、ガイドレール２に懸架するための支
持腕である。また、符号１５は、ろ板の周辺に設ける洗
浄装置の先浄水の供給主管、１５ａはろ板３の上部面洗
浄用のノズル管で開板した状態のろ板３、３間の中間上
方に位置させて設けてある。１５ｂは、ろ板の中位部洗
浄用のノズル管、１５ｃは、ろ板の下部洗浄用のノズル
管であり、これらノズル管１５ｂおよび１５ｃは、ろ板
列の側方に位置させて設けてあり、その噴射ノズル１６
を開板した状態の左右のろ板面に向けてある。尚、図２
において符号Ｓは落下中のケーキを示す。
図中符号１３は原液の供給口、１３ａは供給口部のシー
ルリング、１４は、ガイドレール２に懸架するための支
持腕である。また、符号１５は、ろ板の周辺に設ける洗
浄装置の先浄水の供給主管、１５ａはろ板３の上部面洗
浄用のノズル管で開板した状態のろ板３、３間の中間上
方に位置させて設けてある。１５ｂは、ろ板の中位部洗
浄用のノズル管、１５ｃは、ろ板の下部洗浄用のノズル
管であり、これらノズル管１５ｂおよび１５ｃは、ろ板
列の側方に位置させて設けてあり、その噴射ノズル１６
を開板した状態の左右のろ板面に向けてある。尚、図２
において符号Ｓは落下中のケーキを示す。
【００１５】この発明に係るケーキの除去装置は、上述
のように構成してあり、ろ過室Ａに生じたケーキを除去
するには、各ろ板を開板すると同時に、高圧空気をろ過
床３ａに送気すればよい。すなわち、ろ過が完了してろ
液の取出しが完了すると同時に電磁開閉弁１１を開いて
コンプレッサーからの高圧空気を送気し、この高圧空気
をろ過床３ａから噴出させることによって剥離シート９
およびパンチングメタル８上のケーキを押上げて剥離
し、除去することができるものである。
のように構成してあり、ろ過室Ａに生じたケーキを除去
するには、各ろ板を開板すると同時に、高圧空気をろ過
床３ａに送気すればよい。すなわち、ろ過が完了してろ
液の取出しが完了すると同時に電磁開閉弁１１を開いて
コンプレッサーからの高圧空気を送気し、この高圧空気
をろ過床３ａから噴出させることによって剥離シート９
およびパンチングメタル８上のケーキを押上げて剥離
し、除去することができるものである。
【００１６】この高圧空気によるブロー時に、この発明
では、ろ材を細目のパンチングメタル８で構成するとと
もに、そのろ材の単位ろ過床毎に格別の送気路（取出路
１０）を設けて、然も、その噴出口がろ過床３ａに開口
させてあるので、送気した高圧空気がろ過床３ａの集液
溝内に分散して均一に流れ、短絡することなく、パンチ
ングメタル８および剥離シート９上のケーキを押上げて
剥離することができる。尚、剥離シート９とパンチング
メタル８との間のケーキは、剥離シート９上のケーキと
一体となって剥離されるものである。このときにもパン
チングメタル８が金属で構成されているので、ケーキと
ケーキの粘着力よりも金属への粘着力が小さいのでパン
チングメタル８上のケーキが剥離シート９上のケーキに
付着して剥離するものである。
では、ろ材を細目のパンチングメタル８で構成するとと
もに、そのろ材の単位ろ過床毎に格別の送気路（取出路
１０）を設けて、然も、その噴出口がろ過床３ａに開口
させてあるので、送気した高圧空気がろ過床３ａの集液
溝内に分散して均一に流れ、短絡することなく、パンチ
ングメタル８および剥離シート９上のケーキを押上げて
剥離することができる。尚、剥離シート９とパンチング
メタル８との間のケーキは、剥離シート９上のケーキと
一体となって剥離されるものである。このときにもパン
チングメタル８が金属で構成されているので、ケーキと
ケーキの粘着力よりも金属への粘着力が小さいのでパン
チングメタル８上のケーキが剥離シート９上のケーキに
付着して剥離するものである。
【００１７】このようにしても、剥離シート９やシール
部分に残存するケーキに対しては、高圧空気のブローに
続いて洗浄管１５ａ、１５ｂ、１５ｃからの洗浄水によ
ってこれらを除去することができる。すなわち、洗浄管
１５ａからの洗浄水は、ろ板の上部シール部分および高
圧空気のブローがむずかしい原液の供給部のケーキを完
全に除去でき、洗浄管１５ｂおよび１５ｃからの洗浄水
は、ろ板３の中位部および下部に残存するケーキを完全
に除去することができるものである。
部分に残存するケーキに対しては、高圧空気のブローに
続いて洗浄管１５ａ、１５ｂ、１５ｃからの洗浄水によ
ってこれらを除去することができる。すなわち、洗浄管
１５ａからの洗浄水は、ろ板の上部シール部分および高
圧空気のブローがむずかしい原液の供給部のケーキを完
全に除去でき、洗浄管１５ｂおよび１５ｃからの洗浄水
は、ろ板３の中位部および下部に残存するケーキを完全
に除去することができるものである。
【００１８】また、この発明に係る装置では、ろ材を金
属材や合成樹脂材のフイラメントで構成しているので、
従来のろ材としてろ布を用いたものに比較して高温高圧
で原液を打込むことができ、効率の高いろ過作業が可能
である。
属材や合成樹脂材のフイラメントで構成しているので、
従来のろ材としてろ布を用いたものに比較して高温高圧
で原液を打込むことができ、効率の高いろ過作業が可能
である。
【００１９】
【発明の効果】このように、この発明に係る装置は、ろ
材としてケーキの剥離性のよい金属材よりなるパンチン
グメタルを用い、そのろ材の上にケーキの剥離性のよい
剥離シートを用いることによって、ケーキを剥離して除
去できるとともに、剥離時にシール面等に残留するケー
キに対しても洗浄水を噴射することによって、これを完
全に除去できるものであり、従来、フィルタープレス使
用上の未解決な課題を完全に解決し得たものである。ま
た、ろ材として金属材、合成樹脂材を用いることによっ
て耐圧、耐温性を向上させ、フィルタープレスの汎用性
をさらに高め得たものである。
材としてケーキの剥離性のよい金属材よりなるパンチン
グメタルを用い、そのろ材の上にケーキの剥離性のよい
剥離シートを用いることによって、ケーキを剥離して除
去できるとともに、剥離時にシール面等に残留するケー
キに対しても洗浄水を噴射することによって、これを完
全に除去できるものであり、従来、フィルタープレス使
用上の未解決な課題を完全に解決し得たものである。ま
た、ろ材として金属材、合成樹脂材を用いることによっ
て耐圧、耐温性を向上させ、フィルタープレスの汎用性
をさらに高め得たものである。
【図１】この発明を施したフィルタープレスの概略の側
面図である。
面図である。
【図２】図１のろ板の一部を取出して示す縦断側面図で
開板した状態を示している。
開板した状態を示している。
【図３】図２のろ板の原液供給部分の拡大側面図であ
る。
る。
【図４】ろ板のろ過床への高圧空気の供給部の要部を解
説的に示す縦断側面図である。
説的に示す縦断側面図である。
【図５】ろ板洗浄のための洗浄ノズル配設状態を示す正
面図である。
面図である。
３ ろ板 ３ａ ろ過床 ８ パンチングメタル ９ 剥離シート ９ａ シール帯 １０ 取出路 １１ 電磁開閉弁 １２ 排出管 １６ 噴射ノズル
Claims (3)
- 【請求項１】 水平状のガイドレール上に多数の中凹状
のろ板を並列し、その各ろ板間にろ過室を形成するよう
にしたフィルタープレスにおいて、上記ろ板３のろ過床
３ａにパンチングメタルよりなるろ材８を敷設し、その
ろ材８上に合成樹脂材等よりなる網目状のケーキの剥離
シート９を張設して、その剥離シート９の周縁に固着し
たシール帯９ａをろ過床３ａの周部に固定するととも
に、一方、ろ板内には、各ろ過床毎に、上記ろ材８の背
面において開口する高圧空気の送給路１０を設け、この
送給路１０をコンプレッサーに連結し、その各連結路毎
に開閉弁１１を設け、さらに、ろ板列の外周辺には、開
板した状態のろ板３の合わせ面に対して洗浄水を噴射す
ることができるノズル１６を配設したことを特長とする
フィルタープレスにおけるケーキの除去装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の高圧空気の送給路１０が
ろ液の排出管１２に連通閉止自在とし、ろ過中はろ液の
取出しに用いられることを特長とするフィルタープレス
におけるケーキの除去装置。 - 【請求項３】 請求項１記載の剥離シート９の周辺に固
着するシール帯９ａをゴム材で構成し、このシール帯９
ａをろ板開板時の状態において、ろ板３の合わせ面より
も外側に膨出させたことを特長とするフィルタープレス
におけるケーキの除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162077A JP2536695B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | フィルタ―プレスにおけるケ―キの除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162077A JP2536695B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | フィルタ―プレスにおけるケ―キの除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04358505A JPH04358505A (ja) | 1992-12-11 |
| JP2536695B2 true JP2536695B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=15747650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3162077A Expired - Lifetime JP2536695B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | フィルタ―プレスにおけるケ―キの除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2536695B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105251255A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-01-20 | 扬中市宏飞镀业有限公司 | 一种电镀废水电解设备专用压滤机 |
| CN115487552B (zh) * | 2022-09-28 | 2024-02-13 | 湖南金代科技发展有限公司 | 一种双酶法生产多糖的压滤机及其过滤工艺 |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP3162077A patent/JP2536695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04358505A (ja) | 1992-12-11 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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