JPH0745718Y2 - 立体駐車装置 - Google Patents
立体駐車装置Info
- Publication number
- JPH0745718Y2 JPH0745718Y2 JP40553690U JP40553690U JPH0745718Y2 JP H0745718 Y2 JPH0745718 Y2 JP H0745718Y2 JP 40553690 U JP40553690 U JP 40553690U JP 40553690 U JP40553690 U JP 40553690U JP H0745718 Y2 JPH0745718 Y2 JP H0745718Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- vehicle
- cage
- width direction
- vehicle width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、立体駐車装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の立体駐車装置を図9・図1
0を用いて説明する。
0を用いて説明する。
【0003】構造物1の内部には、駆動スプロケット2
と従動スプロケット3が上下に隔てて配置され、該駆動
スプロケット2と従動スプロケット3との間には無端状
のチェーン4が掛け渡され、チェーン4には所定の間隔
を置いてアタッチメント5が取り付けられ、該アタッチ
メント5により図示しないパレットを介して、車両6を
保持するための枠状をしたケージ7が吊り下げ支持され
ている。
と従動スプロケット3が上下に隔てて配置され、該駆動
スプロケット2と従動スプロケット3との間には無端状
のチェーン4が掛け渡され、チェーン4には所定の間隔
を置いてアタッチメント5が取り付けられ、該アタッチ
メント5により図示しないパレットを介して、車両6を
保持するための枠状をしたケージ7が吊り下げ支持され
ている。
【0004】そして、構造物1のケージ7が移動する範
囲10のうち、例えば地上部のケージ長手方向8に面し
た位置に入出庫口9が形成されている。
囲10のうち、例えば地上部のケージ長手方向8に面し
た位置に入出庫口9が形成されている。
【0005】そして、車両6が地上部をケージ長手方向
8へ自走して来て入出庫口9から構造物1の地上部に停
止しているケージ7内へ乗込み運転者がケージ7から出
ると、駆動スプロケット2が作動され、チェーン4が移
動されて、車両6を載せたケージ7が構造物1の内部へ
収容される。
8へ自走して来て入出庫口9から構造物1の地上部に停
止しているケージ7内へ乗込み運転者がケージ7から出
ると、駆動スプロケット2が作動され、チェーン4が移
動されて、車両6を載せたケージ7が構造物1の内部へ
収容される。
【0006】反対に、出庫する場合には、駆動スプロケ
ット2を作動して、チェーン4と共に車両6を載せたケ
ージ7を地上部へ移動し、図示しないターンテーブルを
用いてケージ7内の車両6を180゜反転させ、運転者
がケージ7内の車両6に乗込むことにより、車両6を自
走して入出庫口9から出庫させることができる。
ット2を作動して、チェーン4と共に車両6を載せたケ
ージ7を地上部へ移動し、図示しないターンテーブルを
用いてケージ7内の車両6を180゜反転させ、運転者
がケージ7内の車両6に乗込むことにより、車両6を自
走して入出庫口9から出庫させることができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の立体駐車装置には、以下のような問題があった。
来の立体駐車装置には、以下のような問題があった。
【0008】即ち、車両6を自走させて構造物1の地上
部に停止しているケージ7内へ乗り込んで車両6を渡
し、反対に、地上部に停止しているケージ7内の車両6
へ入り込んで車両6を受取るようになっていたので、慣
れない運転者にとっては受け渡しまでに手間が掛ると共
に、不慣れな運転者のために入出庫作業に遅れが生じる
ことが多かった。
部に停止しているケージ7内へ乗り込んで車両6を渡
し、反対に、地上部に停止しているケージ7内の車両6
へ入り込んで車両6を受取るようになっていたので、慣
れない運転者にとっては受け渡しまでに手間が掛ると共
に、不慣れな運転者のために入出庫作業に遅れが生じる
ことが多かった。
【0009】本考案は、上述の実情に鑑み、入出庫口か
ら構造物内部へ入らずに車両の受け渡しを行い得るよう
にすることにより、運転者の車両受け渡しの手間をなく
し、且つ、不慣れな運転者による入出庫作業の遅れを防
止し得るようにした立体駐車装置を提供することを目的
とするものである。
ら構造物内部へ入らずに車両の受け渡しを行い得るよう
にすることにより、運転者の車両受け渡しの手間をなく
し、且つ、不慣れな運転者による入出庫作業の遅れを防
止し得るようにした立体駐車装置を提供することを目的
とするものである。
【0010】本考案は、車両を載せるためのパレットを
ケージ内に着脱可能に支持し、該ケージを構造物の内部
に移動可能に複数基配置し、構造物の前記ケージが移動
する範囲の部分に入出庫口を形成した立体駐車装置にお
いて、ケージを、前後一対の矩形枠を車両長手方向へ延
びる連結部材で連結して、車両幅方向からパレットを出
入り可能な枠状とすると共に、前記両矩形枠の底辺部に
パレットの下部を係止可能なパレット係止部を取付け、
パレットの下部に車両幅方向へ移動可能なローラを取り
付けると共に、入出庫口を構造物の前記車両幅方向の位
置に形成して、入出庫口の部分に停止しているケージ内
のパレットを昇降させ得るようにしたパレット昇降装置
を構造物内に設けると共に、パレット昇降装置の上部
に、車両幅方向へ延びて前記ローラを介してパレットを
入出庫口側へ案内可能なレールを取付け、パレットを挟
んで入出庫口とは反対側の位置にパレットを把み離し可
能なパレット把持装置を備えて前記車両幅方向へ伸縮自
在なパレット移動装置を設けたことを特徴とする立体駐
車装置にかかるものである。
ケージ内に着脱可能に支持し、該ケージを構造物の内部
に移動可能に複数基配置し、構造物の前記ケージが移動
する範囲の部分に入出庫口を形成した立体駐車装置にお
いて、ケージを、前後一対の矩形枠を車両長手方向へ延
びる連結部材で連結して、車両幅方向からパレットを出
入り可能な枠状とすると共に、前記両矩形枠の底辺部に
パレットの下部を係止可能なパレット係止部を取付け、
パレットの下部に車両幅方向へ移動可能なローラを取り
付けると共に、入出庫口を構造物の前記車両幅方向の位
置に形成して、入出庫口の部分に停止しているケージ内
のパレットを昇降させ得るようにしたパレット昇降装置
を構造物内に設けると共に、パレット昇降装置の上部
に、車両幅方向へ延びて前記ローラを介してパレットを
入出庫口側へ案内可能なレールを取付け、パレットを挟
んで入出庫口とは反対側の位置にパレットを把み離し可
能なパレット把持装置を備えて前記車両幅方向へ伸縮自
在なパレット移動装置を設けたことを特徴とする立体駐
車装置にかかるものである。
【0011】
【作用】本考案によれば、パレット昇降装置により入出
庫口の部分に停止しているケージ内のパレットを上昇さ
せ、パレット移動装置によりパレットを車両幅方向へ移
動させることにより、パレットは入出庫口から外部へ取
り出される。
庫口の部分に停止しているケージ内のパレットを上昇さ
せ、パレット移動装置によりパレットを車両幅方向へ移
動させることにより、パレットは入出庫口から外部へ取
り出される。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0013】図1〜図8は、本考案の一実施例である。
【0014】又、図中、立体駐車装置の基本構成や各構
成部分の詳細の中には、図9・図10に示すものと同様
のものが含まれているため、同一の構成部分については
同一の符号を付すことにより説明を省略するものとし、
以下、本考案に特有の構成についてのみ説明して行く。
成部分の詳細の中には、図9・図10に示すものと同様
のものが含まれているため、同一の構成部分については
同一の符号を付すことにより説明を省略するものとし、
以下、本考案に特有の構成についてのみ説明して行く。
【0015】図中11は構造物1が設けられる敷地、1
2は構造物1の前面道路、13は敷地11において構造
物1と前面道路12との間に形成される前面空地であ
る。
2は構造物1の前面道路、13は敷地11において構造
物1と前面道路12との間に形成される前面空地であ
る。
【0016】構造物1地上部の前面空地13や前面道路
12に面した位置に入出庫口14を設けると共に、駆動
スプロケット2や従動スプロケット3やチェーン4等
の、構造物1内部に設けられる各構成部材を、図9・図
10のものに対して90゜位相をずらせて配置すること
により、枠状をしたケージ15の幅方向即ち、車両幅方
向16に入出庫口14が位置するよう構成する。
12に面した位置に入出庫口14を設けると共に、駆動
スプロケット2や従動スプロケット3やチェーン4等
の、構造物1内部に設けられる各構成部材を、図9・図
10のものに対して90゜位相をずらせて配置すること
により、枠状をしたケージ15の幅方向即ち、車両幅方
向16に入出庫口14が位置するよう構成する。
【0017】前記ケージ15を、一対の矩形枠17,1
8と、該矩形枠17,18のコーナー部間を連結して車
両長手方向19へ延びる連結部材20とによって構成
し、各矩形枠17,18の底辺部に、互に近接する方向
へ突出するパレット係止部21,22を取り付ける。
8と、該矩形枠17,18のコーナー部間を連結して車
両長手方向19へ延びる連結部材20とによって構成
し、各矩形枠17,18の底辺部に、互に近接する方向
へ突出するパレット係止部21,22を取り付ける。
【0018】パレット係止部21,22によって係止可
能で、しかも、連結部材20よりも短い長さ寸法を有す
るパレット23を、車両幅方向16へ出入り自在となる
ようケージ15内部に保持し、パレット23下部に車両
幅方向16へ移動可能なローラ24を取り付ける。
能で、しかも、連結部材20よりも短い長さ寸法を有す
るパレット23を、車両幅方向16へ出入り自在となる
ようケージ15内部に保持し、パレット23下部に車両
幅方向16へ移動可能なローラ24を取り付ける。
【0019】構造物1内の地上部にピット25を形成
し、入出庫口14部分で停止しているケージ15のパレ
ット23を昇降可能なパンタグラフ式のパレット昇降装
置26を前記ピット25内部に設ける。
し、入出庫口14部分で停止しているケージ15のパレ
ット23を昇降可能なパンタグラフ式のパレット昇降装
置26を前記ピット25内部に設ける。
【0020】該パレット昇降装置26は、基台27と、
昇降板28と、中央部どうしを十文字状に枢着された一
対のアーム29,30と、該一対のアーム29,30の
上下の端部を基台27及び昇降板28に接続するための
目板31及び長穴33を有する目板32と、昇降シリン
ダ34とで構成されている。
昇降板28と、中央部どうしを十文字状に枢着された一
対のアーム29,30と、該一対のアーム29,30の
上下の端部を基台27及び昇降板28に接続するための
目板31及び長穴33を有する目板32と、昇降シリン
ダ34とで構成されている。
【0021】パレット昇降装置26の昇降板28上面に
パレット23下部のローラ24を車両幅方向16へ案内
するレール35を設け、前記レール35に連続可能で、
車両幅方向16へ延びて前面道路12まで達するレール
36を前面空地13に設ける。
パレット23下部のローラ24を車両幅方向16へ案内
するレール35を設け、前記レール35に連続可能で、
車両幅方向16へ延びて前面道路12まで達するレール
36を前面空地13に設ける。
【0022】一方、パレット23を挟んで入出庫口14
とは反対側の位置に、車両幅方向16へ伸縮自在なパン
タグラフ式のパレット移動装置37を設け、パレット移
動装置37の先端にパレット23を把み離し可能なパレ
ット把持装置38を取り付け、パレット23側にパレッ
ト把持装置38によって把持される把持用金具39を取
り付ける。
とは反対側の位置に、車両幅方向16へ伸縮自在なパン
タグラフ式のパレット移動装置37を設け、パレット移
動装置37の先端にパレット23を把み離し可能なパレ
ット把持装置38を取り付け、パレット23側にパレッ
ト把持装置38によって把持される把持用金具39を取
り付ける。
【0023】前記パレット移動装置37は、長穴40を
有する基板41と、長穴42を有する先端部材43と、
中央部どうしを十文字状に枢着された複数対のアーム4
4,45を車両幅方向16へ連結してなる伸縮機構46
と、パレット移動用シリンダ47とで構成されており、
前記パレット把持装置38は、パレット移動装置37の
先端部材43に形成されて、パレット23側の把持用金
具39に形成された縦ピン51が入り込むようにした凹
部48と、該凹部48の入口部分を閉じるラッチ部材4
9を突出収納する把み用シリンダ50とで構成されてい
る。
有する基板41と、長穴42を有する先端部材43と、
中央部どうしを十文字状に枢着された複数対のアーム4
4,45を車両幅方向16へ連結してなる伸縮機構46
と、パレット移動用シリンダ47とで構成されており、
前記パレット把持装置38は、パレット移動装置37の
先端部材43に形成されて、パレット23側の把持用金
具39に形成された縦ピン51が入り込むようにした凹
部48と、該凹部48の入口部分を閉じるラッチ部材4
9を突出収納する把み用シリンダ50とで構成されてい
る。
【0024】次に、作動について説明する。
【0025】入庫時において、構造物1の入出庫口14
部分に停止しているケージ15内のパレット23に車両
6が載った状態から、駆動スプロケット2や従動スプロ
ケット3やチェーン4等の作用により、車両6を構造物
1内部へ収容するまでの過程、及び、出庫時において、
構造物1内部に収容された車両6を、駆動スプロケット
2や従動スプロケット3やチェーン4等の作用により、
ケージ15ごと構造物1の入出庫口14部分まで移動さ
せる過程については図9・図10と同様なので説明を省
略する。
部分に停止しているケージ15内のパレット23に車両
6が載った状態から、駆動スプロケット2や従動スプロ
ケット3やチェーン4等の作用により、車両6を構造物
1内部へ収容するまでの過程、及び、出庫時において、
構造物1内部に収容された車両6を、駆動スプロケット
2や従動スプロケット3やチェーン4等の作用により、
ケージ15ごと構造物1の入出庫口14部分まで移動さ
せる過程については図9・図10と同様なので説明を省
略する。
【0026】そして、車両6の入庫に際しては、先ず、
空のケージ15を構造物1の入出庫口14部分まで移動
して停止させ、図7に示すように、昇降シリンダ34に
よりパレット昇降装置26を駆動して昇降板28を上昇
させ、パレット23を僅かに持上げると共に、昇降板2
8上面のレール35によってパレット23下部のローラ
24を案内させ得るようにし、且つ、該レール35が前
面空地13に設けたレール36と連続されるようにす
る。
空のケージ15を構造物1の入出庫口14部分まで移動
して停止させ、図7に示すように、昇降シリンダ34に
よりパレット昇降装置26を駆動して昇降板28を上昇
させ、パレット23を僅かに持上げると共に、昇降板2
8上面のレール35によってパレット23下部のローラ
24を案内させ得るようにし、且つ、該レール35が前
面空地13に設けたレール36と連続されるようにす
る。
【0027】次に、パレット移動用シリンダ47により
パレット移動装置37を僅かに車両幅方向16へ伸張さ
せ、図8に示すように、パレット移動装置37の先端部
材43に設けたパレット把持装置38の、凹部48及び
把み用シリンダ50並びにラッチ部材49によってパレ
ット23側の把持用金具39の縦ピン51を把持させ、
その後、パレット移動装置37を車両幅方向16へ更に
伸張させて、レール35,36に沿いパレット23を構
造物1の前面道路12まで移動させる。
パレット移動装置37を僅かに車両幅方向16へ伸張さ
せ、図8に示すように、パレット移動装置37の先端部
材43に設けたパレット把持装置38の、凹部48及び
把み用シリンダ50並びにラッチ部材49によってパレ
ット23側の把持用金具39の縦ピン51を把持させ、
その後、パレット移動装置37を車両幅方向16へ更に
伸張させて、レール35,36に沿いパレット23を構
造物1の前面道路12まで移動させる。
【0028】このようにして、前面道路12まで移動さ
れたパレット23に対して、前面道路12を走行してき
た車両6の運転者は、パレット23に車両6を載り上げ
させる。これによって、運転者による車両6の受け渡し
作業は完了し、運転者はこの時点で車両6から降りるこ
とができる。
れたパレット23に対して、前面道路12を走行してき
た車両6の運転者は、パレット23に車両6を載り上げ
させる。これによって、運転者による車両6の受け渡し
作業は完了し、運転者はこの時点で車両6から降りるこ
とができる。
【0029】パレット23に車両6を載せたら、前記と
は逆の手順で車両6の載ったパレット23を、構造物1
の入出庫口14部分で停止しているケージ15内へ戻
し、車両6を構造物1内部へ収容させる。
は逆の手順で車両6の載ったパレット23を、構造物1
の入出庫口14部分で停止しているケージ15内へ戻
し、車両6を構造物1内部へ収容させる。
【0030】又、車両6を出庫させる場合には、出庫さ
せようとしている車両6を載せたケージ15に対して、
上記と同様の手順を行うことにより、パレット23ごと
車両6が前面道路12まで出されることになるので、運
転者は前面道路12にて車両6を受け取ることができ
る。
せようとしている車両6を載せたケージ15に対して、
上記と同様の手順を行うことにより、パレット23ごと
車両6が前面道路12まで出されることになるので、運
転者は前面道路12にて車両6を受け取ることができ
る。
【0031】このように、パレット23を前面道路12
まで取り出せるようにしたので、運転者は前面道路12
で車両6の受け渡しを行うことが可能となり、運転者の
手間が削減されると共に、不慣れな運転者によって入出
庫作業に遅れを生じるのことが防止される。
まで取り出せるようにしたので、運転者は前面道路12
で車両6の受け渡しを行うことが可能となり、運転者の
手間が削減されると共に、不慣れな運転者によって入出
庫作業に遅れを生じるのことが防止される。
【0032】又、パレット23を車両幅方向16へ取り
出すようにしたことにより、前面道路12を走行してき
た車両6を方向転換することなく入出庫することが可能
となり、車両6を方向転換させるための用地や設備を不
要とすることができ、これによって、今まで立体駐車装
置を設置できなかった敷地11に対する設置が可能化さ
れ、或いは、設備費用を低減することが可能となる。
出すようにしたことにより、前面道路12を走行してき
た車両6を方向転換することなく入出庫することが可能
となり、車両6を方向転換させるための用地や設備を不
要とすることができ、これによって、今まで立体駐車装
置を設置できなかった敷地11に対する設置が可能化さ
れ、或いは、設備費用を低減することが可能となる。
【0033】尚、本考案は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0034】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の立体駐車
装置によれば、入出庫口から構造物内部へ入らずに車両
の受け渡しを行うことができ、これによって運転者の車
両受け渡しの手間をなすことができ、且つ、不慣れな運
転者による入出庫作業の遅れを防止することができると
いう優れた効果を奏し得る。
装置によれば、入出庫口から構造物内部へ入らずに車両
の受け渡しを行うことができ、これによって運転者の車
両受け渡しの手間をなすことができ、且つ、不慣れな運
転者による入出庫作業の遅れを防止することができると
いう優れた効果を奏し得る。
【図1】本考案の一実施例の全体側面図である。
【図2】図1の入出庫口部分の拡大図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】図2のパレットの拡大図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】図3のパレット把持装置部分の拡大図である。
【図7】図2の作動図である。
【図8】図6の作動図である。
【図9】従来例の全体正面図である。
【図10】図9の側面図である。
1 構造物 6 車両 10 ケージ15が移動する範囲 14 入出庫口 16 車両幅方向 23 パレット 24 ローラ 26 パレット昇降装置 37 パレット移動装置 38 パレット把持装置
Claims (1)
- 【請求項1】 車両を載せるためのパレットをケージ内
に着脱可能に支持し、該ケージを構造物の内部に移動可
能に複数基配置し、構造物の前記ケージが移動する範囲
の部分に入出庫口を形成した立体駐車装置において、ケ
ージを、前後一対の矩形枠を車両長手方向へ延びる連結
部材で連結して、車両幅方向からパレットを出入り可能
な枠状とすると共に、前記両矩形枠の底辺部にパレット
の下部を係止可能なパレット係止部を取付け、パレット
の下部に車両幅方向へ移動可能なローラを取り付けると
共に、入出庫口を構造物の前記車両幅方向の位置に形成
して、入出庫口の部分に停止しているケージ内のパレッ
トを昇降させ得るようにしたパレット昇降装置を構造物
内に設けると共に、パレット昇降装置の上部に、車両幅
方向へ延びて前記ローラを介してパレットを入出庫口側
へ案内可能なレールを取付け、パレットを挟んで入出庫
口とは反対側の位置にパレットを把み離し可能なパレッ
ト把持装置を備えて前記車両幅方向へ伸縮自在なパレッ
ト移動装置を設けたことを特徴とする立体駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40553690U JPH0745718Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40553690U JPH0745718Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 立体駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494055U JPH0494055U (ja) | 1992-08-14 |
JPH0745718Y2 true JPH0745718Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31882941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40553690U Expired - Fee Related JPH0745718Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745718Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5986365B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2016-09-06 | 富士変速機株式会社 | 充電装置、搬送装置及び駐車装置 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40553690U patent/JPH0745718Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0494055U (ja) | 1992-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1203513A (en) | Cargo elevator system | |
EP0378379B1 (en) | Method and apparatus for loading and unloading motor vehicles from lightweight sleeves which are carried in standard cargo containers | |
JPH0745718Y2 (ja) | 立体駐車装置 | |
JP3375464B2 (ja) | エレベータ式立体駐車装置及びエレベータ式自走縦重列立体駐車設備 | |
KR100679464B1 (ko) | 특장차량의 리프팅장치 | |
JP2005179051A (ja) | 移載用昇降台車 | |
JPH05149017A (ja) | 立体駐車場 | |
JP2664367B2 (ja) | パレツト輸送装置 | |
JPH11131848A (ja) | 櫛歯式立体駐車装置 | |
JPH0721752Y2 (ja) | 垂直循環式駐車装置 | |
JP2679750B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JP2544434Y2 (ja) | 機械式駐車設備の車両乗入部構造 | |
JPS6319485Y2 (ja) | ||
JPH047336Y2 (ja) | ||
JPH0285471A (ja) | 上部乗入型垂直循環式駐車装置 | |
JPS62989Y2 (ja) | ||
JPH0420933Y2 (ja) | ||
JPH0715972Y2 (ja) | 車の移送装置 | |
JPH0516725U (ja) | 車両の移載装置 | |
JP2567174Y2 (ja) | 垂直循環式立体駐車装置における車両移送構造 | |
JP3712149B2 (ja) | 3縦列型昇降式駐車装置 | |
JPH0446033Y2 (ja) | ||
JPH0446031Y2 (ja) | ||
JP2001047928A (ja) | 貨物自動車用リアゲート装置及びそれに使用するリアゲート | |
JP2705891B2 (ja) | 運搬車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |