JPH0742286A - 壁体の外装パネルユニット間の水密構造 - Google Patents

壁体の外装パネルユニット間の水密構造

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Publication number
JPH0742286A
JPH0742286A JP19123693A JP19123693A JPH0742286A JP H0742286 A JPH0742286 A JP H0742286A JP 19123693 A JP19123693 A JP 19123693A JP 19123693 A JP19123693 A JP 19123693A JP H0742286 A JPH0742286 A JP H0742286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor
indoor
frame
exterior
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP19123693A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Takeda
昭彦 竹田
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YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
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Publication of JPH0742286A publication Critical patent/JPH0742286A/ja
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室外側の水密部より浸入した雨水が室内側の
水密部に流れないようにする。 【構成】 隣接する外装パネルユニットaの室内側を室
内側シール材30で水密し、室外側を室外側シール材4
0でシールし、その室外側シール材40を室外シール片
41に室内向き片42を介してV字状の室内シール片4
3を一体的に設けたものと、その室内シール片43を隣
接する外装パネルユニットaの外面に接して室外シール
片41の水密部より浸入した雨水を室内シール片43で
受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーテンウオール、ト
ップライト等の複数の外装パネルユニットより構成され
る壁体における隣接する外装パネルユニット間の水密構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】カーテンウオール、トップライト等の壁
体の構造としては枠体にパネルを装着して成る外装パネ
ルユニットを建物躯体に複数取付けたものが知られてい
る。このような壁体における隣接する外装パネルユニッ
ト間の水密構造としては室外側シール材と室内側シール
材により水密するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる水密構造である
と室外側シール材による水密部より雨水が室内側に浸入
することがあり、この浸入した雨水は室内側シール材ま
で達し室内側シール材による水密部に溜って室内側に浸
入したり、室内側シール材を早期に劣化したりするので
長期間に亘って高水密性を維持できない。特に、トップ
ライトの場合には外装パネルユニットがほぼ水平に取付
けられるために室内側シール材による水密部に雨水が溜
り易い。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした壁体外装パネルユニット間の水密構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】室内寄り外面に外向凹部
8、室外寄り外面に室外向凹部16、室外寄り内面にパ
ネル装着用の内向凹部19を有する枠材2を方形枠状に
連結して枠体1とし、この枠体1の内向凹部19にパネ
ル3を装着して外装パネルユニットaとし、その外装パ
ネルユニットaを建物躯体に複数取付けた壁体におい
て、前記外向凹部8に室内側シール30を装着して隣接
する外装パネルユニットaの室内側シール材30相互を
圧接して室内側を水密し、一対の係合突部44を備えた
室外シール片41に室内向片42を介して前記室外シー
ル片41に向けてV字状となった室内シール片43を一
体的に設けて室外側シール材40とし、この室外側シー
ル材40を隣接する外装パネルユニットa間に装着して
室外シール片41の一対の係合突部44を室外向凹部1
6に係合すると共に、室内シール片42を隣接する枠材
2の外面に接して室外側を水密した壁体の外装パネルユ
ニット間の水密構造。
【0006】
【作 用】複数の外装パネルユニットaを建物躯体に
取付けた後に室外側シール材40を簡単に装着して室外
側を水密できるし、その水密部より浸入した雨水をV字
状の室内シール片43で受けて室内側シール材30まで
流れないようにでき長期間に亘って高水密性を維持でき
る。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、枠体1は枠材2を方
形状に枠組みして成り、その枠体1内にパネル3が装着
されて外装パネルユニットaを構成し、図示しない建物
躯体にその外装パネルユニットaを複数取付けてトップ
ライトを構成している。
【0008】次に外装パネルユニットaの詳細を説明す
る。前記枠材2は図2に示すようにアルミニウムなどの
金属製の室内枠材4とゴムより成る室外枠材5より成
り、その室内枠材4は中空形状の本体部6と、その室外
面6aの外側寄りに一体的に設けた突出部7により室外
内面4aがほぼL字状となっており、その本体部6の外
面6bには室内寄りの外向凹部8が形成されていると共
に、室外寄りの鉤片9が室外面6aと面一に一体的に設
けられて室外寄りの室内向凹部10が形成され、室外面
6aの内側寄りに突片11が一体的に設けてあり、前記
突出部7の外面7aには一対の外向凹部12が形成さ
れ、各室内枠材4は方形状に連結されて金属製の室内枠
体1aを構成している。
【0009】前記室外枠材5は図2に示すように縦板1
3と横板14でほぼL字状となり、その縦板13の外面
13aには室内寄りの鉤片15が一体的に設けられて室
内寄りの室外向き凹部16を形成し、内面13bには一
対の内向突部17が一体的に設けられ、前記縦板13と
横板14に亘って芯材18が設けられてあり、その横板
14は縦板13に対して直角よりも若干小さな角度とな
り、かつ外側が厚肉で内側が薄肉となって外面14aは
外側から内側に向けて若干弯曲している。
【0010】前記相隣接する室外枠材5の端部は溶着さ
れて方形枠状に一体的に連結されてゴム製の室外枠体1
bを構成し、前記芯材18は連結コーナー部の手前まで
となって4周の芯材18が不連続となり、室外枠体1b
は拡張変形可能となっている。
【0011】前記室外枠材5の縦板13に設けられた一
対の内向突部17が室内枠材4の突出部7の一対の外向
凹部12に嵌合して縦板13が突出部7に連結されて室
内枠体1aと室外枠体1bが連結されて枠体1を構成
し、これによって横板14は突出部7よりも内方に突出
して室外内面4aとによりパネル装着用の4周連続した
内向凹部19を構成し、枠体1の室外面Aと室内面Bは
断熱される。前記パネル3の周縁部はその内向凹部19
内に装着され、このパネル3は突片11に係合して取付
けた受けブロック20上に載置し、その室外面3aに横
片14が圧着している。
【0012】次に外装パネルユニットaの組立作業を説
明する。室外枠体1bを外した状態でパネル3を室内枠
体1a内に設けて突片11に係合して取付けた受ブロッ
ク20上に載置し、室外枠体1bを拡張して各内向突部
17を各外向凹部12に勘合して室外枠体1bを室内枠
体1aに取付ける。
【0013】これにより、各室外枠材5の縦板13が各
室内枠材4の突出部7の外面7aに密着し、各室外枠材
5の横板14がパネル3の室外面3aに圧着し、室外枠
体1bを構成する室外枠材5の横板14とパネル3の室
外面3aとの間から雨水が侵入することを防止すると共
に、枠体1の室外面A(横板14)とパネル3の室外面
3aとの間の段差Cが横板14の厚さのみとなって小さ
くなる。
【0014】次に隣接する外装パネルユニットの間の水
密構造を説明する。本体部6の室内寄り外向凹部8に室
内側シール材30を装着する。この室内側シール材30
は外装パネルユニットaを建物躯体に取付ける以前に枠
体1に4周連続して装着され、外装パネルユニットaを
建物躯体に取付けることで隣接する外装パネルユニット
aの室内側シール材30相互が圧接する。
【0015】隣接する外装パネルユニットa間に跨って
室外側シール材40を装着する。この室外側シール材4
0は所定の幅と厚さを有する長尺なる室外シール片41
と、この室外シール片41の裏面幅方向中間部に一体的
に設けた室内向き片42と、この室内向き片42に一対
的に設けたほぼV字状の室内シール片43より成り、そ
の室外シール41の裏面幅方向両端部には一対の係合突
部44が一体的に設けてある。
【0016】次に室外側シール材40の装着作業を説明
する。外装パネルユニットaを建物躯体に取付けた後に
室内シール片43を隣接する外装パネルユニットa間に
押し込み、室外シール片41を隣接する室外枠材5の縦
板13外面13a間に圧接すると共に、一対の係合突部
44を相接する室外枠材5の室内寄り室外向き凹部16
にそれぞれ係合し、室内シール片43が隣接する室内枠
材4の室外寄り室内向き凹部10に係合して本体部6の
外面6bに圧接する。
【0017】このようであるから、室外側シール材40
を隣接する外装パネルユニットa間に簡単に装着できる
し、その水密部より浸入した雨水は室内シール片43に
溜り、室内側に流れることがない。また、室外側シール
片40の室外シール片41が隣接する室外枠材5の縦板
13外面13aに圧接するから、それにより縦板13の
内向突部17が外向凹部12に強く係合されて風圧によ
りパネル3が室外側に引張られた時に室外枠材5が外れ
難くなる。しかも、室外枠材5はゴムで断熱性を有する
し、室外側シール材40も断熱性を有するから、隣接す
る外装パネルユニットaの連結部における室外部と室内
部が断熱されて熱の伝わりがなくなり、冷暖房効果を向
上できると共に、室内部に結露が生じることがない。
【0018】前記室外側シール材40は図1の仮想線で
示すように複数の外装パネルユニットaの隣接する部分
に対応した格子状に一体的に形成され、複数の外装パネ
ルユニットaを取付けた後に1度に押し込んで装着する
ようにしてあり、これによりクロス部も水密できる。
【0019】以上の実施例ではトップライトについて述
べたがカーテンウオールにも適用できることは勿論であ
るし、室内枠材4と室外枠材5を一体とした枠材2を用
いても良い。
【0020】
【発明の効果】複数の外装パネルユニットaを建物躯体
に取付けた後に室外側シール材40を簡単に装着して室
外側を水密できるし、その水密部より浸入した雨水をV
字状の室内シール片43で受けて室内側シール材30ま
で流れないようにでき長期間い亘って高水密性を維持で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トップライトの概略斜視図である。
【図2】水密部の一部破断斜視図である。
【符号の説明】
1…枠体、2…枠材、3…パネル、8…外向凹部、16
…室外向凹部、19…内向凹部、30…室内側シール
材、40…室外側シール材、41…室外シール片、42
…室内向き片、43…室外シール片、44…係合突部、
a…外装パネルユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内寄り外面に外向凹部8、室外寄り外
    面に室外向凹部16、室外寄り内面にパネル装着用の内
    向凹部19を有する枠材2を方形枠状に連結して枠体1
    とし、この枠体1の内向凹部19にパネル3を装着して
    外装パネルユニットaとし、その外装パネルユニットa
    を建物躯体に複数取付けた壁体において、 前記外向凹部8に室内側シール材30を装着して隣接す
    る外装パネルユニットaの室内側シール材30相互を圧
    接して室内側を水密し、 一対の係合突部44を備えた室外シール片41に室内向
    き片42を介して前記室外シール片41に向けてV字状
    となった室内シール片43を一体的に設けて室外側シー
    ル材40とし、 この室外側シール材40を隣接する外装パネルユニット
    a間に装着して室外シール片41の一対の係合突部44
    を室外向凹部16に係合すると共に、室内シール片42
    を隣接する枠材2の外面に接して室外側を水密したこと
    を特徴とする壁体の外装パネルユニット間の水密構造。
JP19123693A 1993-08-02 1993-08-02 壁体の外装パネルユニット間の水密構造 Pending JPH0742286A (ja)

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JPH0742286A true JPH0742286A (ja) 1995-02-10

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ID=16271170

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JP19123693A Pending JPH0742286A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 壁体の外装パネルユニット間の水密構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6810129B2 (en) 2001-01-26 2004-10-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Waterproof speaker for use in an automobile

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US6810129B2 (en) 2001-01-26 2004-10-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Waterproof speaker for use in an automobile

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