JPH0741232Y2 - 非同期2進データ通信回路 - Google Patents

非同期2進データ通信回路

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JPH0741232Y2
JPH0741232Y2 JP1991065307U JP6530791U JPH0741232Y2 JP H0741232 Y2 JPH0741232 Y2 JP H0741232Y2 JP 1991065307 U JP1991065307 U JP 1991065307U JP 6530791 U JP6530791 U JP 6530791U JP H0741232 Y2 JPH0741232 Y2 JP H0741232Y2
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ヘルム ジュド トーマス
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ウエスターン エレクトリック カムパニー,インコーポレーテッド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03828Arrangements for spectral shaping; Arrangements for providing signals with specified spectral properties
    • H04L25/03834Arrangements for spectral shaping; Arrangements for providing signals with specified spectral properties using pulse shaping
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/16Half-duplex systems; Simplex/duplex switching; Transmission of break signals non-automatically inverting the direction of transmission

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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は非同期データ伝送に、細
目的には、スタート・ビット系列を使用することなしに
非同期2進データ伝送を行なう回路に関する。
【0002】
【技術の背景】データの伝送施設を介しての伝送は、非
同期的または同期的に行われる。非同期的な伝送方法に
あっては、データの1ブロック(キャラクタ、フレーム
等)内のデータ・ビットは厳密な時間系列を成して伝送
されるが、データのブロックは厳密な時間系列を成して
は伝送されない。データのブロックは厳密な時間系列を
成しては伝送されないので、受信端末が到来するデータ
の個々のブロックに対し自分自身を再同期化させるため
にスタートおよびストップ・ビットが要求される。この
ように、非同期データ伝送を使用することの不利益な点
はデータのブロックと共にスタートおよびストップ・ビ
ットを伝送しなければならないので伝送効率が悪化する
ことにある。
【0003】
【考案の要約】本考案は、伝送線路対上の2進データ信
号を表わす2つの電圧レベルの中間の電圧である静止差
分電圧から2進データ伝送の第1のビットの差分電圧へ
の変位より成るスタート系列を使用する伝送線路対を介
しての2進データの非同期的伝送の装置を与えている。
この差分電圧変位をデータ伝送のスタート系列として使
用することにより送信側が受信側に貴重な伝送容量を利
用することなしにデータ伝送のスタートを知らせること
が出来る。受信側ではこの静止状態電圧から論理の0ま
たは1なる2進電圧への差分電圧変位は受信器を到来す
るデータ伝送に再同期化させるのに使用される。各々の
データ伝送は予め定められたブロック長を有しているの
で、1つのデータ伝送の終了は受信されたデータ・ビッ
トの数を計数することにより決定される。
【0004】本考案の、好ましき実施例として2線式の
データ線路対を介して半二重モードで2進データを非同
期的に伝送する装置が示されている。好ましき実施例に
あっては、静止状態期間中に線路対上に存在する差分電
圧は受信側に位置する抵抗をバイアスすることにより発
生される。差分電圧の変位期間中、線路対上の電圧は該
線路対を駆動する送信器の電流源から取り出される。変
位の後、線路対上に存在する差分電圧は送信器側に位置
する電圧源から取り出される。差分電圧変位の期間中線
路対を駆動するのに電流源を使用するのは線路対を流れ
る電流を制限し、短絡した場合の保護を行うと共に他の
線路対への漏話を減少させることにある。送信器および
受信器の両者における線路対の低い終端インピーダンス
は静止および変位状態期間中における雑音に対する耐性
を高める。安定なデータ伝送状態期間中線路対を駆動す
るのに電圧源を使用すると良好な耐雑音性が得られる。
【0005】
【実施例】図1には本考案の好ましき実施例が、2線式
のデータ線路対101を介して共通制御装置100に接
続する加入者端末102の1部として示されている。加
入者端末102との適合性のある半二重非同期データ通
信を可能とするため同様な回路が共通制御装置100に
も設けられている。以下図1、図4および図5を参照し
て共通制御装置100と加入者端末102の間のデータ
通信系列の一般的記述を行う。
【0006】共通制御装置100は制御データ・フレー
ム402を周期的に伝送し、端末102からの状態デー
タ・フレーム402より成る即時応答を待受ける。その
後共通制御装置100が再び端末102をインタロゲー
トするまで通信は行われない。このようにして共通制御
装置100と加入者端末102の間の通信はデータ線路
対101を介して半二重モードで実行される。
【0007】図4の波形VT−VRはデータ線路対10
1のチップTおよびリングR導線間の差分電圧を表わし
ている。データ線路対100上でデータ通信が行われて
いない静止状態Q401を当面仮定すると、電圧VT−
VRは約0Vであり、データ線路対101には電流は流
れない。静止状態401期間中、加入者端末102はH
UNTモード501にあり、それによって端末は常時デ
ータ線路対101上の次に到来する制御フレーム・デー
タをチェックしている。共通制御装置100が、デー
タ、例えば制御フレーム402を送信すると、電圧VT
−VRは2進データと関連する電圧に切換わる。端末1
02は電圧VT−VRの初期変位を検出し、受信RCV
モードに入る。制御フレーム402の伝送が終了する
と、電圧VT−VRは静止状態403期間中0に戻り、
端末102はターン・アラウンド・モードTAに入る。
予め定められた時間の後、端末102は送信モードTR
NSに入り、状態フレーム404を伝送し、該状態フレ
ームは共通制御装置100により受信される。状態フレ
ーム404の伝送後、端末102はWAITモード40
5に入る。WAITモードは雑音の影響を最小化するた
め受信器103がデイスエイブルされている時間期間で
あり、従ってこのときはデータの受信は行われない。W
AITモードの予め定められた時間期間が経過した後、
端末102は再びHUNTモードに入る。
【0008】以下で加入者端末102の動作の詳細を図
1、図4および図5を参照して説明する。データ線路対
101上でデータが伝送されていないものと仮定すると
(即ちシステムが静止状態にあるものと仮定すると)電
圧VT−VRはほぼ0V401であり、加入者端末10
2はHUNTモードにある。共通制御装置100の制御
装置126は導線124上に予め定められた数の制御デ
ータ・ビットより成る制御フレームを発生し、該データ
はデータ線路対101を介して送信器121によって伝
送される。共通制御装置100がデータの伝送を開始す
ると、差分電圧VT−VRは制御フレーム402の第1
のビットとして論理の1を表わす正のレベル408に向
うか、または論理の0を表わす負のレベル409に向
う。第1のデータ・ビットが1レベル408であると仮
定すると、約0Vから+1.2Vよりも大なる電圧へのV
T−VRの変化は受信器103により検出される。この
ようにして、第1のデータ・ビットはまた制御フレーム
402のスタート・ビットとしても作用する。第1のデ
ータ・ビットの受信期間中に有効データ・ビット信号V
DBが発生され、該信号VDBは図5の状態図に示すよ
う加入者端末102をHUNTモード501からRCV
モード502に切換える。図1に示すように、信号VD
Bは、正の受信パルスPRP、即ち論理の1データ・ビ
ットまたは負の受信パルス(NRP)即ち論理の0デー
タ・ビットが受信器103によりデータ線路対101の
両端に検出されたときゲート105により発生される。
受信されるデータは論理の0かまたは論理の1のいずれ
かであるから、信号VDBは制御フレーム402の伝送
期間中定常的に1信号状態に留まる。
【0009】雑音とデータを区別するため、信号VDB
は40kbs なるデータ速度の6倍の速度でサンプルされ
る。3つの相続くサンプルがデータは未だ存在すること
を指示すると、遅延回路106がトリガされ、1/2ビ
ット時間後、クロック・エネイブル信号CENを40KH
z のクロック108および状態制御装置107に加え
る。状態制御装置107をHUNTモード501からR
CVモード502に切換えるのはこのクロック・エネイ
ブル信号CENである。40KHz のクロック108の出
力123は、CRCC回路110、データ・レシスタ1
09および状態制御装置107にクロック信号を提供す
る。
【0010】状態制御装置107は基本的には連続する
制御フレーム402および407を受信する間に54の
離散的状態を発生するカウンタおよびデコーダ回路であ
る。54の離散的状態は受信(RCV)、ターン・アラ
ウンド(TA)、送信(TRNS)、WAITおよびH
UNTより成る端末102の動作モードに分割される。
受信RCVモード502期間中、状態C1−C24はビ
ット・クロック速度(40KHz )で制御フレーム402
の受信されたデータ・ビットB1−B24と同時に生起
する。ターン・アラウンドTAモード期間中、状態C2
5−C27はまたビット・クロック速度(40KHz )で
生起する。このターン・アラウンド・モード503期間
中はデータ線路対101上にはデータは存在しない。端
末の送信TRNSモード504期間中、状態C28−C
51は状態フレーム404のビットB1−B24と同時
に生起する。WAIT状態505は状態C52−C53
を含んでいるが、これはクロック127から取り出され
た200Hzのおそいクロック速度で制御装置107によ
り計数される。状態C54はHUNTモード501を形
成し、このとき受信器103は信号RENによってエネ
イブルされ、データ線路対101上で受信されるデータ
を再び探索する。状態制御装置107は標準的な集積回
路チップを使用して周知の仕方で実現できる。
【0011】先に指摘した如く、信号VDBは制御フレ
ーム402のビットB1−B24を受信している期間中
論理の1である。状態制御装置107はデータ・ビット
B14およびB16の期間中2つの周期的チェックを実
行し、制御フレーム期間中データが尚受信されているか
どうかを確認する。これらのチェックはインバータ11
1により反転された信号VDB(以下、反転VDB信号
と記す。なお、図では
【数1】と表記する)と状態制御装置107の状態C1
4(B14)およびC16(B16)期間中に論理の1
となる信号C14/C16のANDをとるゲート112
により実行される。状態C14またはC16のいずれか
の期間中に線路対101上に最早データが存在しなくな
ると、信号VDBは論理の0となり、反転VDB信号は
論理の1となり、ANDゲート112は論理の1信号F
FをORゲート113に加え、該ORゲート113は状
態制御装置107にRESET信号を出力する。図5に
示すように、状態制御装置107が論理の1なるRES
ET信号を受信すると、状態制御装置107はRCVモ
ードからHUNTモードに戻り、受信データが制御フレ
ームのデータでないことを指示する。
【0012】ゲート112は線路対101上に存在する
かどうかはチェックするがデータが誤っているかどうか
はチェックしないことに注意されたい。制御フレーム4
02のデータが誤っているかどうかのチェックは共通制
御装置100によって送信される制御フレーム402の
最後のビット・グループであるサイクリック・リダンダ
ンシイ・チェック・キャラクタ(CRCC)を用いて通
常の仕方で実行される。加入者端末102にあっては、
CRCC回路110は送信されたCRCCコードを受信
し、該コードと受信されたデータから発生されたCRC
Cコードを比較し、データに誤りが存在するかどうか調
べる。制御フレーム402が誤って受信されると、有効
データVD導線は論理の0となり、ゲート114が有効
データを受信したことを示すVDR信号をゲート114
が出力することを禁止する。インバータ115はデータ
・エラーがCRCC回路により検出されたとき端子CL
Rを介してデータ・レジスタ109からのデータをクリ
アする信号VDRの反転信号を発生する。加入者端末1
02は状態フレーム404を使用して共通制御装置10
0に制御フレーム402で誤りが起ったことを知らせ、
その結果制御フレーム402は共通制御装置100によ
り再送される。
【0013】データが受信されているとき、状態制御装
置107は制御フレーム402のビットを計数し、デー
タ・レジスタ109は受信器103の導線NRPから受
信されたデータの各ビットをロードする。40KHz のク
ロック108はデータ・レジスタ109および状態制御
装置107の両者を駆動するので、受信されたデータ・
ビット(B1−B24)と状態制御装置107の計数状
態(C1−C24)の間には同期が存在する。状態制御
装置107は制御フレーム402の16のデータ・ビッ
トと一致した16のパルスより成る直列クロック信号S
ERCLKを出力する。加入者端末102中の論理回路
(図示せず)は信号SERCLKを使用してDATAO
UT導線からのデータ・ビットを種々の記憶装置および
制御回路に加える。これらの回路は計数値が24のとき
に制御フレーム402のデータが誤りなく受信されたこ
とを示す有効データ・レデイVDR信号をゲート114
が出力するまでこれらデータ・ビットに対しては作用し
ない。
【0014】カウンタの状態C25において制御フレー
ム402の受信が完了すると、状態制御装置107は約
ビット時間に等しい時間期間の間ターン・アラウンド
(TA)モードに入る。カウンタの状態C27におい
て、データ線路対101の静止状態がゲート116によ
りチェックされる。ゲート116はまた状態制御装置1
07に先に受信されたデータが本当に制御フレーム40
2であったかどうかを決定する他のチェックを実行させ
る。データ線路対101が現在静止状態403であると
すると(制御フレーム402の受信後は静止状態となら
なければならない)、反転VDB信号はインバータ11
1により論理の1となり、有効フレーム信号VFがゲー
ト116から出力される。有効フレーム信号VFは正し
い長さの制御フレーム402が加入者端末102により
受信されたことを指示する。
【0015】カウンタの状態C27においてデータが尚
データ線路対101上に存在する場合には受信されたデ
ータは有効な制御フレーム402ではないことに注意さ
れたい。従って反転VDB信号は論理の0であり、ゲー
ト116は論理の0なる信号VFを発生し、インバータ
117は論理の1を出力し、それによってORゲート1
13からRESET信号が発生される。図5に示すよう
に、論理の0レベルの信号VFは状態制御装置107を
HUNTモードにリセット506する。
【0016】有効な制御フレーム402が受信されてい
るものと仮定すると、VFは論理の1であり、加入者端
末102はカウンタの状態がC28に達すると送信TR
NSモード504に入る。TRNSモード期間中、加入
者端末102は状態フレーム404フォーマットで共通
制御装置100にデータを送信する。図4に示す如く、
状態フレーム404は制御フレーム402と同様24ビ
ットのフレームである。TRNSモードにあっては、状
態制御装置107は論理の1なる送信エネイブル信号を
出力する。信号TENは状態フレームを加入者端末10
2から送信することを許容する。
【0017】後で詳述するように、送信器104はデー
タ線路対101上に2進状態の電圧信号を出力する。図
1に示す如く、状態フレーム404で伝送されるデータ
は加入者端末102の他の部分から導線DATA IN
によって受信される。導線DADA IN上の論理の1
信号は図4の410によって示すような正のVT−VR
信号を発生し、論理の0は負のVT−VR信号411を
発生する。
【0018】共通制御装置100の受信器122はデー
タ線路対101を介してデータを受信し、導線125に
データを出力して制御装置126に加える。受信器12
2の動作は以下で詳細に述べる受信器103の動作と同
一である。共通制御装置100はデータ線路対101を
介しての半二重動作を可能とする回路(図示せず)を含
んでいる。加入者端末102に対して述べたのと類似の
周知の仕方で、共通制御装置100は図4に示すように
約25ms毎に周期的に制御フレーム402を加入者端末
102に伝送し、状態フレーム404を加入者端末10
2から受信するよう作られている。
【0019】加入者端末102のTRNSモード期間
中、状態制御装置107はDATAIN導線からのデー
タを送信器104が40kbs の速度で送信することを許
容する。状態制御装置107が計数状態C51に達する
と、状態フレーム404中の24ビットのデータすべて
が伝送され終っており、送信器104はTENが論理の
0になるとデイスエイブルされる。状態制御装置107
は計数状態C52でWAITモード505に入る。
【0020】WAITモード期間中、即ち時間期間40
5中、状態制御装置107は最早クロック108の40
KHz の速度では計数せず、クロック127の200Hzの
速度で計数するよう切換えられる。このようにしてカウ
ンタの状態C52およびC53より成るWAITモード
は約10msであり、この間RENおよびTENは共に論
理の0レベルであり、従って送信器104および受信器
103はデイスエイブルされている。ここで制御フレー
ム402は25ms毎にのみ送信されるので、受信器10
3はTRNSモードが終了した直後にはエネイブルされ
ないことに注意されたい。WAITモード期間中受信器
103をデイスエイブル状態に保持することによりこの
10msの期間中誤って起動することが防止され、従って
システムの耐雑音性が改善される。
【0021】計数状態C54において状態制御装置10
7はHUNTモード501にリセットされ、受信器10
3は信号RENが論理の1にセットされたときエネイブ
ルされる。HUNTモード、即ち時間期間406にあっ
ては受信器103は次の制御フレームのデータ407を
受信する準備状態にある。
【0022】以下では同一の送信器104および121
と同一の受信器103および122の詳細な動作につい
て述べる。本考案に従い、制御フレーム402および状
態フレーム404の如きデータの伝送はスタート・ビッ
トやトップ・ビットの系列を必要とすることなしに実行
される。本考案を実現する装置を図1、図2および図3
を参照して述べる。
【0023】共通制御装置100および端末102は夫
々2線式のデータ線路対101のインピーダンスと整合
させるため線路終端抵抗119および120を有してい
る。受信器103および送信器104はデータ線路対1
01に並列に接続されている。同様に共通制御装置10
0はデータ線路対101に並列に接続された送信器12
1および受信器122を有している。2進データが伝送
されていない静止期間中、データ線路対101のチップ
TおよびリングR導線間の電圧VT−VRは受信器10
3および122の入力抵抗回路網により形成されてい
る。この静止電圧はデータ線路対101上の論理の0お
よび論理の1なるデータ・ビットを表わす2つの電圧の
ほぼ中間の値を有している。図4を参照すると400に
示すように約+1.2Vよりも大きいVT−VR電圧は論
理の1を表わし、約−1.2Vより小さい電圧は論理の0
を表わす。静止電圧は−0.5Vから+0.5Vの間の値を
有している。+0.5V〜+1.2Vおよび−0.5〜−1.2
Vの電圧は不確定状態である。
【0024】図2を参照すると、送信器104の回路の
詳細が示されている。送信器122の回路は送信器10
4の回路と同一である。先に指摘した如く、送信エネイ
ブル導線TENは送信状態期間中を除いて論理の0レベ
ルである。導線TENが論理の0レベルであると、駆動
器制御回路201はエネイブルされず、従って導線T1
も導線R1もいずれも論理の1レベルにはない。駆動器
制御回路201はANDゲート218、219およびイ
ンバータ220より成る。導線TENが論理の0のと
き、ANDゲート218および219は共に論理の0を
出力する。導線TENが論理の1であるとき、導線DA
TA IN上の論理の1および0は夫々導線T1上の論
理の1および0に、そして導線T0上の論理の0および
1になる。このようにして駆動器制御回路201がエネ
イブルされると、導線DATA IN上の論理の1入力
は同一の電流源202および203をエネイブルし、同
一の電流源204および205をデイスエイブルする。
同様に、導線DATA IN上の論理の0入力は電流源
202および203をデイスエイブルし、電流源204
および205をエネイブルする。
【0025】静止期間中、導線TENは論理の0レベル
にあり、駆動器制御回路201はデイスエイブルされ、
従って電流源202〜205はデイスエイブルされる。
この条件の下ではダイオード206〜217は+2.4V
の電圧源がデータ線路対101のチップTまたはリング
R導線から電流をとり出したり、または電流をシンクし
たりすることが防止される。静止期間中、送信器104
および121はデータ線路対101から切離され、従っ
てデータ線路対101上の直流電圧は受信器103およ
び122の抵抗によって決定される。
【0026】図3を参照すると、電圧比較器301およ
び302は高い入力インピーダンスを有しているので、
導線TおよびR上の電圧は+2.4Vおよび+2.3Vの電
圧源ならびに図1の終端抵抗119および120によっ
て決定される。差分電圧VT−VRは+0.1V以下であ
り、これは図4に示す静止電圧の範囲(+0.5〜−0.5
V)の間に十分入っている。導線TおよびR上に静止電
圧が加わっている場合、図3の受信器301および30
2の出力は共に論理の0である。
【0027】図2に戻ると、送信TRNSモード期間
中、導線TENは論理の1レベルにあり、それによって
駆動器制御回路201をエネイブルする。駆動器制御回
路201がエネイブルされると、導線DATA IN上
の論理の0は導線T1上に論理の0信号を、導線R1上
に論理の1信号を発生する。この条件が成立している期
間中、電流源202および203はデイスエイブルさ
れ、電流源204および205はエネイブルされる。そ
の結果、約22mAのループ電流がリング導線R、共通制
御装置100およびチップ導線Tを通して流れる。同様
に、導線DATAIN上に論理の1なるデータ・ビット
が存在するものと仮定すると、導線T1は論理の1とな
り、導線R1は論理の0となり、その結果電流源20
2、203はエネイブルされ、電流源204、205は
デイスエイブルされる。この場合、約22mAのループ電
流が電流源202および203により発生される。この
ループ電流はダイオード206から導線T、抵抗119
および120、受信器103および122、導線R、ダ
イオード207を通して電流源203に流れる。R1は
論理の0であるので、電流源205はオフであり、ダイ
オード213には電流は流れない。
【0028】次に図3を参照して受信器103の回路の
動作について述べる。先に指摘した如く、受信器122
は抵抗303〜310を介して逆並列的にデータ線路対
101に接続された電圧比較器301および302より
成る。受信器122の動作は受信器103の動作と同一
であり、これ以上述べない。
【0029】好ましき実施例ではデータ伝送または制御
フレーム402の終了はデータ・ビットを計数すること
により決定されるが、ここで述べた回路を使用すれば受
信器103は電圧VT−VRが2進状態電圧から静止状
態への変位を検出することによってもデータ伝送の終了
を決定し得ることは明らかである。
【0030】当業者にあっては図1、図2および図3に
示す好ましき実施例は周知の個別論理回路、LSI回路
またはマイクロプロセッサ回路を使用して実現し得るこ
とは明白である。好ましき実施例を半二重データ通信シ
ステムの一部として述べたが、全二重データ通信システ
ムに適用することもできる。このようにして、以上述べ
たことは本考案の原理の応用を例示するにすぎないこと
を理解されたい。当業者にあっては本考案の精神および
範囲を逸脱することなく他の方法および回路を実現し得
ることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システムの一部としての本考案を示す図で
ある。
【図2】送信回路の詳細な図である。
【図3】受信回路の詳細な図である。
【図4】通信施設上の典型的な電圧波形図である。
【図5】図1に示すシステムの動作状態図である。
【符号の説明】
202 第1の電流源 203 第1の電流源 204 第2の電流源 205 第2の電流源 301 第1の増幅器 302 第2の増幅器

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定長のデータキャラクタを一対の線路
    を介して伝送する非同期2進データ通信回路(例えば図
    1)において、2進データの論理1の状態と論理0の状
    態を表わす2つのレベルの中間レベルである静止電圧が
    キャラクタとキャラクタの間の期間中に形成され、およ
    び前記静止電圧から該論理1または論理0の状態を表わ
    す電圧レベルのいずれかへの最初の変位が該データキャ
    ラクタのデータビットの開始を表わし、当該データビッ
    トの2進値は該最初の変位における論理状態電圧によっ
    て表わされるものであることを特徴とする非同期2進デ
    ータ通信回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の非同期2進データ通信回
    路において、各々反転および非反転入力端子を有し、前
    記静止電圧からの変位を検出する第1および第2の増幅
    器(例えば301、302、図3)を含み、前記線路対
    の一方の導線は前記第1の増幅器の反転入力端子および
    前記第2の増幅器の非反転入力端子に接続されており、
    前記線路対の他方の導線は前記第1の増幅器の非反転入
    力端子および前記第2の増幅器の反転入力端子に接続さ
    れていることを特徴とする非同期2進データ通信回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の非同期2進データ通信回
    路において、前記線路対を介しての第1の電流源(例え
    ば202、203、図2)から第1の方向に流れる第1
    のループ電流が論理0なる2進データ信号を表わす差分
    電圧を発生し、および前記線路対を介しての第2の電流
    源(例えば204、205、図2)から第2の方向に流
    れる第2のループ電流が論理1の2進データ信号を表わ
    す差分電圧を発生することを特徴とする非同期2進デー
    タ通信回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の非同期2進データ通信回
    路において、一定長のキャラクタの計数値がデータ・キ
    ャラクタの終了を指示することを特徴とする非同期2進
    データ通信回路。
JP1991065307U 1982-11-22 1991-08-19 非同期2進データ通信回路 Expired - Lifetime JPH0741232Y2 (ja)

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JPH04103743U JPH04103743U (ja) 1992-09-07
JPH0741232Y2 true JPH0741232Y2 (ja) 1995-09-20

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JP58218822A Pending JPS59105740A (ja) 1982-11-22 1983-11-22 非同期2進デ−タ通信システム
JP1991065307U Expired - Lifetime JPH0741232Y2 (ja) 1982-11-22 1991-08-19 非同期2進データ通信回路

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JP58218822A Pending JPS59105740A (ja) 1982-11-22 1983-11-22 非同期2進デ−タ通信システム

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DE (1) DE3341904A1 (ja)
FR (1) FR2536611A1 (ja)
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JPH04103743U (ja) 1992-09-07
GB2130458A (en) 1984-05-31
US4454383A (en) 1984-06-12
GB2130458B (en) 1986-02-19
GB8330865D0 (en) 1983-12-29
JPS59105740A (ja) 1984-06-19

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