JPH04103743U - 非同期2進データ通信回路 - Google Patents

非同期2進データ通信回路

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JPH04103743U
JPH04103743U JP1991065307U JP6530791U JPH04103743U JP H04103743 U JPH04103743 U JP H04103743U JP 1991065307 U JP1991065307 U JP 1991065307U JP 6530791 U JP6530791 U JP 6530791U JP H04103743 U JPH04103743 U JP H04103743U
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    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/16Half-duplex systems; Simplex/duplex switching; Transmission of break signals non-automatically inverting the direction of transmission

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非同期データ伝送において、スタートビット
およびストップビットを使用せずに送信データの同期を
とる。 【構成】 伝送線路対上の2進データ信号を表わす2つ
の電圧レベルの中間の電圧である静止電圧から2進デー
タの第1のビットの1つの電圧レベルへの変位を伝送さ
れる2進データの開始を示すものとして使用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は非同期データ伝送に、細目的には、スタート・ビット系列を使用する ことなしに非同期2進データ伝送を行なう回路に関する。
【0002】
【技術の背景】
データの伝送施設を介しての伝送は、非同期的または同期的に行われる。非同 期的な伝送方法にあっては、データの1ブロック(キャラクタ、フレーム等)内 のデータ・ビットは厳密な時間系列を成して伝送されるが、データのブロックは 厳密な時間系列を成しては伝送されない。データのブロックは厳密な時間系列を 成しては伝送されないので、受信端末が到来するデータの個々のブロックに対し 自分自身を再同期化させるためにスタートおよびストップ・ビットが要求される 。このように、非同期データ伝送を使用することの不利益な点はデータのブロッ クと共にスタートおよびストップ・ビットを伝送しなければならないので伝送効 率が悪化することにある。
【0003】
【考案の要約】
本考案は、伝送線路対上の2進データ信号を表わす2つの電圧レベルの中間の 電圧である静止差分電圧から2進データ伝送の第1のビットの差分電圧への変位 より成るスタート系列を使用する伝送線路対を介しての2進データの非同期的伝 送の装置を与えている。この差分電圧変位をデータ伝送のスタート系列として使 用することにより送信側が受信側に貴重な伝送容量を利用することなしにデータ 伝送のスタートを知らせることが出来る。受信側ではこの静止状態電圧から論理 の0または1なる2進電圧への差分電圧変位は受信器を到来するデータ伝送に再 同期化させるのに使用される。各々のデータ伝送は予め定められたブロック長を 有しているので、1つのデータ伝送の終了は受信されたデータ・ビットの数を計 数することにより決定される。
【0004】 本考案の、好ましき実施例として2線式のデータ線路対を介して半二重モード で2進データを非同期的に伝送する装置が示されている。好ましき実施例にあっ ては、静止状態期間中に線路対上に存在する差分電圧は受信側に位置する抵抗を バイアスすることにより発生される。差分電圧の変位期間中、線路対上の電圧は 該線路対を駆動する送信器の電流源から取り出される。変位の後、線路対上に存 在する差分電圧は送信器側に位置する電圧源から取り出される。差分電圧変位の 期間中線路対を駆動するのに電流源を使用するのは線路対を流れる電流を制限し 、短絡した場合の保護を行うと共に他の線路対への漏話を減少させることにある 。送信器および受信器の両者における線路対の低い終端インピーダンスは静止お よび変位状態期間中における雑音に対する耐性を高める。安定なデータ伝送状態 期間中線路対を駆動するのに電圧源を使用すると良好な耐雑音性が得られる。
【0005】
【実施例】
図1には本考案の好ましき実施例が、2線式のデータ線路対101を介して共 通制御装置100に接続する加入者端末102の1部として示されている。加入 者端末102との適合性のある半二重非同期データ通信を可能とするため同様な 回路が共通制御装置100にも設けられている。以下図1、図4および図5を参 照して共通制御装置100と加入者端末102の間のデータ通信系列の一般的記 述を行う。
【0006】 共通制御装置100は制御データ・フレーム402を周期的に伝送し、端末1 02からの状態データ・フレーム402より成る即時応答を待受ける。その後共 通制御装置100が再び端末102をインタロゲートするまで通信は行われない 。このようにして共通制御装置100と加入者端末102の間の通信はデータ線 路対101を介して半二重モードで実行される。
【0007】 図4の波形VT−VRはデータ線路対101のチップTおよびリングR導線間 の差分電圧を表わしている。データ線路対100上でデータ通信が行われていな い静止状態Q401を当面仮定すると、電圧VT−VRは約0Vであり、データ 線路対101には電流は流れない。静止状態401期間中、加入者端末102は HUNTモード501にあり、それによって端末は常時データ線路対101上の 次に到来する制御フレーム・データをチェックしている。共通制御装置100が 、データ、例えば制御フレーム402を送信すると、電圧VT−VRは2進デー タと関連する電圧に切換わる。端末102は電圧VT−VRの初期変位を検出し 、受信RCVモードに入る。制御フレーム402の伝送が終了すると、電圧VT −VRは静止状態403期間中0に戻り、端末102はターン・アラウンド・モ ードTAに入る。予め定められた時間の後、端末102は送信モードTRNSに 入り、状態フレーム404を伝送し、該状態フレームは共通制御装置100によ り受信される。状態フレーム404の伝送後、端末102はWAITモード40 5に入る。WAITモードは雑音の影響を最小化するため受信器103がデイス エイブルされている時間期間であり、従ってこのときはデータの受信は行われな い。WAITモードの予め定められた時間期間が経過した後、端末102は再び HUNTモードに入る。
【0008】 以下で加入者端末102の動作の詳細を図1、図4および図5を参照して説明 する。データ線路対101上でデータが伝送されていないものと仮定すると(即 ちシステムが静止状態にあるものと仮定すると)電圧VT−VRはほぼ0V40 1であり、加入者端末102はHUNTモードにある。共通制御装置100の制 御装置126は導線124上に予め定められた数の制御データ・ビットより成る 制御フレームを発生し、該データはデータ線路対101を介して送信器121に よって伝送される。共通制御装置100がデータの伝送を開始すると、差分電圧 VT−VRは制御フレーム402の第1のビットとして論理の1を表わす正のレ ベル408に向うか、または論理の0を表わす負のレベル409に向う。第1の データ・ビットが1レベル408であると仮定すると、約0Vから+1.2Vより も大なる電圧へのVT−VRの変化は受信器103により検出される。このよう にして、第1のデータ・ビットはまた制御フレーム402のスタート・ビットと しても作用する。第1のデータ・ビットの受信期間中に有効データ・ビット信号 VDBが発生され、該信号VDBは図5の状態図に示すよう加入者端末102を HUNTモード501からRCVモード502に切換える。図1に示すように、 信号VDBは、正の受信パルスPRP、即ち論理の1データ・ビットまたは負の 受信パルス(NRP)即ち論理の0データ・ビットが受信器103によりデータ 線路対101の両端に検出されたときゲート105により発生される。受信され るデータは論理の0かまたは論理の1のいずれかであるから、信号VDBは制御 フレーム402の伝送期間中定常的に1信号状態に留まる。
【0009】 雑音とデータを区別するため、信号VDBは40kbs なるデータ速度の6倍の 速度でサンプルされる。3つの相続くサンプルがデータは未だ存在することを指 示すると、遅延回路106がトリガされ、1/2ビット時間後、クロック・エネ イブル信号CENを40KHz のクロック108および状態制御装置107に加え る。状態制御装置107をHUNTモード501からRCVモード502に切換 えるのはこのクロック・エネイブル信号CENである。40KHz のクロック10 8の出力123は、CRCC回路110、データ・レシスタ109および状態制 御装置107にクロック信号を提供する。
【0010】 状態制御装置107は基本的には連続する制御フレーム402および407を 受信する間に54の離散的状態を発生するカウンタおよびデコーダ回路である。 54の離散的状態は受信(RCV)、ターン・アラウンド(TA)、送信(TR NS)、WAITおよびHUNTより成る端末102の動作モードに分割される 。受信RCVモード502期間中、状態C1−C24はビット・クロック速度( 40KHz )で制御フレーム402の受信されたデータ・ビットB1−B24と同 時に生起する。ターン・アラウンドTAモード期間中、状態C25−C27はま たビット・クロック速度(40KHz )で生起する。このターン・アラウンド・モ ード503期間中はデータ線路対101上にはデータは存在しない。端末の送信 TRNSモード504期間中、状態C28−C51は状態フレーム404のビッ トB1−B24と同時に生起する。WAIT状態505は状態C52−C53を 含んでいるが、これはクロック127から取り出された200Hzのおそいクロッ ク速度で制御装置107により計数される。状態C54はHUNTモード501 を形成し、このとき受信器103は信号RENによってエネイブルされ、データ 線路対101上で受信されるデータを再び探索する。状態制御装置107は標準 的な集積回路チップを使用して周知の仕方で実現できる。
【0011】 先に指摘した如く、信号VDBは制御フレーム402のビットB1−B24を 受信している期間中論理の1である。状態制御装置107はデータ・ビットB1 4およびB16の期間中2つの周期的チェックを実行し、制御フレーム期間中デ ータが尚受信されているかどうかを確認する。これらのチェックはインバータ1 11により反転された信号VDB(以下、反転VDB信号と記す。なお、図では
【数1】 と表記する)と状態制御装置107の状態C14(B14)およびC16(B1 6)期間中に論理の1となる信号C14/C16のANDをとるゲート112に より実行される。状態C14またはC16のいずれかの期間中に線路対101上 に最早データが存在しなくなると、信号VDBは論理の0となり、反転VDB信 号は論理の1となり、ANDゲート112は論理の1信号FFをORゲート11 3に加え、該ORゲート113は状態制御装置107にRESET信号を出力す る。図5に示すように、状態制御装置107が論理の1なるRESET信号を受 信すると、状態制御装置107はRCVモードからHUNTモードに戻り、受信 データが制御フレームのデータでないことを指示する。
【0012】 ゲート112は線路対101上に存在するかどうかはチェックするがデータが 誤っているかどうかはチェックしないことに注意されたい。制御フレーム402 のデータが誤っているかどうかのチェックは共通制御装置100によって送信さ れる制御フレーム402の最後のビット・グループであるサイクリック・リダン ダンシイ・チェック・キャラクタ(CRCC)を用いて通常の仕方で実行される 。加入者端末102にあっては、CRCC回路110は送信されたCRCCコー ドを受信し、該コードと受信されたデータから発生されたCRCCコードを比較 し、データに誤りが存在するかどうか調べる。制御フレーム402が誤って受信 されると、有効データVD導線は論理の0となり、ゲート114が有効データを 受信したことを示すVDR信号をゲート114が出力することを禁止する。イン バータ115はデータ・エラーがCRCC回路により検出されたとき端子CLR を介してデータ・レジスタ109からのデータをクリアする信号VDRの反転信 号を発生する。加入者端末102は状態フレーム404を使用して共通制御装置 100に制御フレーム402で誤りが起ったことを知らせ、その結果制御フレー ム402は共通制御装置100により再送される。
【0013】 データが受信されているとき、状態制御装置107は制御フレーム402のビ ットを計数し、データ・レジスタ109は受信器103の導線NRPから受信さ れたデータの各ビットをロードする。40KHz のクロック108はデータ・レジ スタ109および状態制御装置107の両者を駆動するので、受信されたデータ ・ビット(B1−B24)と状態制御装置107の計数状態(C1−C24)の 間には同期が存在する。状態制御装置107は制御フレーム402の16のデー タ・ビットと一致した16のパルスより成る直列クロック信号SERCLKを出 力する。加入者端末102中の論理回路(図示せず)は信号SERCLKを使用 してDATAOUT導線からのデータ・ビットを種々の記憶装置および制御回路 に加える。これらの回路は計数値が24のときに制御フレーム402のデータが 誤りなく受信されたことを示す有効データ・レデイVDR信号をゲート114が 出力するまでこれらデータ・ビットに対しては作用しない。
【0014】 カウンタの状態C25において制御フレーム402の受信が完了すると、状態 制御装置107は約ビット時間に等しい時間期間の間ターン・アラウンド(TA )モードに入る。カウンタの状態C27において、データ線路対101の静止状 態がゲート116によりチェックされる。ゲート116はまた状態制御装置10 7に先に受信されたデータが本当に制御フレーム402であったかどうかを決定 する他のチェックを実行させる。データ線路対101が現在静止状態403であ るとすると(制御フレーム402の受信後は静止状態とならなければならない) 、反転VDB信号はインバータ111により論理の1となり、有効フレーム信号 VFがゲート116から出力される。有効フレーム信号VFは正しい長さの制御 フレーム402が加入者端末102により受信されたことを指示する。
【0015】 カウンタの状態C27においてデータが尚データ線路対101上に存在する場 合には受信されたデータは有効な制御フレーム402ではないことに注意された い。従って反転VDB信号は論理の0であり、ゲート116は論理の0なる信号 VFを発生し、インバータ117は論理の1を出力し、それによってORゲート 113からRESET信号が発生される。図5に示すように、論理の0レベルの 信号VFは状態制御装置107をHUNTモードにリセット506する。
【0016】 有効な制御フレーム402が受信されているものと仮定すると、VFは論理の 1であり、加入者端末102はカウンタの状態がC28に達すると送信TRNS モード504に入る。TRNSモード期間中、加入者端末102は状態フレーム 404フォーマットで共通制御装置100にデータを送信する。図4に示す如く 、状態フレーム404は制御フレーム402と同様24ビットのフレームである 。TRNSモードにあっては、状態制御装置107は論理の1なる送信エネイブ ル信号を出力する。信号TENは状態フレームを加入者端末102から送信する ことを許容する。
【0017】 後で詳述するように、送信器104はデータ線路対101上に2進状態の電圧 信号を出力する。図1に示す如く、状態フレーム404で伝送されるデータは加 入者端末102の他の部分から導線DATA INによって受信される。導線D ADA IN上の論理の1信号は図4の410によって示すような正のVT−V R信号を発生し、論理の0は負のVT−VR信号411を発生する。
【0018】 共通制御装置100の受信器122はデータ線路対101を介してデータを受 信し、導線125にデータを出力して制御装置126に加える。受信器122の 動作は以下で詳細に述べる受信器103の動作と同一である。共通制御装置10 0はデータ線路対101を介しての半二重動作を可能とする回路(図示せず)を 含んでいる。加入者端末102に対して述べたのと類似の周知の仕方で、共通制 御装置100は図4に示すように約25ms毎に周期的に制御フレーム402を加 入者端末102に伝送し、状態フレーム404を加入者端末102から受信する よう作られている。
【0019】 加入者端末102のTRNSモード期間中、状態制御装置107はDATA IN導線からのデータを送信器104が40kbs の速度で送信することを許容す る。状態制御装置107が計数状態C51に達すると、状態フレーム404中の 24ビットのデータすべてが伝送され終っており、送信器104はTENが論理 の0になるとデイスエイブルされる。状態制御装置107は計数状態C52でW AITモード505に入る。
【0020】 WAITモード期間中、即ち時間期間405中、状態制御装置107は最早ク ロック108の40KHz の速度では計数せず、クロック127の200Hzの速度 で計数するよう切換えられる。このようにしてカウンタの状態C52およびC5 3より成るWAITモードは約10msであり、この間RENおよびTENは共に 論理の0レベルであり、従って送信器104および受信器103はデイスエイブ ルされている。ここで制御フレーム402は25ms毎にのみ送信されるので、受 信器103はTRNSモードが終了した直後にはエネイブルされないことに注意 されたい。WAITモード期間中受信器103をデイスエイブル状態に保持する ことによりこの10msの期間中誤って起動することが防止され、従ってシステム の耐雑音性が改善される。
【0021】 計数状態C54において状態制御装置107はHUNTモード501にリセッ トされ、受信器103は信号RENが論理の1にセットされたときエネイブルさ れる。HUNTモード、即ち時間期間406にあっては受信器103は次の制御 フレームのデータ407を受信する準備状態にある。
【0022】 以下では同一の送信器104および121と同一の受信器103および122 の詳細な動作について述べる。本考案に従い、制御フレーム402および状態フ レーム404の如きデータの伝送はスタート・ビットやトップ・ビットの系列を 必要とすることなしに実行される。本考案を実現する装置を図1、図2および図 3を参照して述べる。
【0023】 共通制御装置100および端末102は夫々2線式のデータ線路対101のイ ンピーダンスと整合させるため線路終端抵抗119および120を有している。 受信器103および送信器104はデータ線路対101に並列に接続されている 。同様に共通制御装置100はデータ線路対101に並列に接続された送信器1 21および受信器122を有している。2進データが伝送されていない静止期間 中、データ線路対101のチップTおよびリングR導線間の電圧VT−VRは受 信器103および122の入力抵抗回路網により形成されている。この静止電圧 はデータ線路対101上の論理の0および論理の1なるデータ・ビットを表わす 2つの電圧のほぼ中間の値を有している。図4を参照すると400に示すように 約+1.2Vよりも大きいVT−VR電圧は論理の1を表わし、約−1.2Vより小 さい電圧は論理の0を表わす。静止電圧は−0.5Vから+0.5Vの間の値を有し ている。+0.5V〜+1.2Vおよび−0.5〜−1.2Vの電圧は不確定状態である 。
【0024】 図2を参照すると、送信器104の回路の詳細が示されている。送信器122 の回路は送信器104の回路と同一である。先に指摘した如く、送信エネイブル 導線TENは送信状態期間中を除いて論理の0レベルである。導線TENが論理 の0レベルであると、駆動器制御回路201はエネイブルされず、従って導線T 1も導線R1もいずれも論理の1レベルにはない。駆動器制御回路201はAN Dゲート218、219およびインバータ220より成る。導線TENが論理の 0のとき、ANDゲート218および219は共に論理の0を出力する。導線T ENが論理の1であるとき、導線DATA IN上の論理の1および0は夫々導 線T1上の論理の1および0に、そして導線T0上の論理の0および1になる。 このようにして駆動器制御回路201がエネイブルされると、導線DATA I N上の論理の1入力は同一の電流源202および203をエネイブルし、同一の 電流源204および205をデイスエイブルする。同様に、導線DATA IN 上の論理の0入力は電流源202および203をデイスエイブルし、電流源20 4および205をエネイブルする。
【0025】 静止期間中、導線TENは論理の0レベルにあり、駆動器制御回路201はデ イスエイブルされ、従って電流源202〜205はデイスエイブルされる。この 条件の下ではダイオード206〜217は+2.4Vの電圧源がデータ線路対10 1のチップTまたはリングR導線から電流をとり出したり、または電流をシンク したりすることが防止される。静止期間中、送信器104および121はデータ 線路対101から切離され、従ってデータ線路対101上の直流電圧は受信器1 03および122の抵抗によって決定される。
【0026】 図3を参照すると、電圧比較器301および302は高い入力インピーダンス を有しているので、導線TおよびR上の電圧は+2.4Vおよび+2.3Vの電圧源 ならびに図1の終端抵抗119および120によって決定される。差分電圧VT −VRは+0.1V以下であり、これは図4に示す静止電圧の範囲(+0.5〜−0. 5V)の間に十分入っている。導線TおよびR上に静止電圧が加わっている場合 、図3の受信器301および302の出力は共に論理の0である。
【0027】 図2に戻ると、送信TRNSモード期間中、導線TENは論理の1レベルにあ り、それによって駆動器制御回路201をエネイブルする。駆動器制御回路20 1がエネイブルされると、導線DATA IN上の論理の0は導線T1上に論理 の0信号を、導線R1上に論理の1信号を発生する。この条件が成立している期 間中、電流源202および203はデイスエイブルされ、電流源204および2 05はエネイブルされる。その結果、約22mAのループ電流がリング導線R、共 通制御装置100およびチップ導線Tを通して流れる。同様に、導線DATA IN上に論理の1なるデータ・ビットが存在するものと仮定すると、導線T1は 論理の1となり、導線R1は論理の0となり、その結果電流源202、203は エネイブルされ、電流源204、205はデイスエイブルされる。この場合、約 22mAのループ電流が電流源202および203により発生される。このループ 電流はダイオード206から導線T、抵抗119および120、受信器103お よび122、導線R、ダイオード207を通して電流源203に流れる。R1は 論理の0であるので、電流源205はオフであり、ダイオード213には電流は 流れない。
【0028】 次に図3を参照して受信器103の回路の動作について述べる。先に指摘した 如く、受信器122は抵抗303〜310を介して逆並列的にデータ線路対10 1に接続された電圧比較器301および302より成る。受信器122の動作は 受信器103の動作と同一であり、これ以上述べない。
【0029】 好ましき実施例ではデータ伝送または制御フレーム402の終了はデータ・ビ ットを計数することにより決定されるが、ここで述べた回路を使用すれば受信器 103は電圧VT−VRが2進状態電圧から静止状態への変位を検出することに よってもデータ伝送の終了を決定し得ることは明らかである。
【0030】 当業者にあっては図1、図2および図3に示す好ましき実施例は周知の個別論 理回路、LSI回路またはマイクロプロセッサ回路を使用して実現し得ることは 明白である。好ましき実施例を半二重データ通信システムの一部として述べたが 、全二重データ通信システムに適用することもできる。このようにして、以上述 べたことは本考案の原理の応用を例示するにすぎないことを理解されたい。当業 者にあっては本考案の精神および範囲を逸脱することなく他の方法および回路を 実現し得ることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システムの一部としての本考案を示す図で
ある。
【図2】送信回路の詳細な図である。
【図3】受信回路の詳細な図である。
【図4】通信施設上の典型的な電圧波形図である。
【図5】図1に示すシステムの動作状態図である。
【符号の説明】
202 第1の電流源 203 第1の電流源 204 第2の電流源 205 第2の電流源 301 第1の増幅器 302 第2の増幅器

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定長のデータキャラクタを一対の線路
    を介して伝送する非同期2進データ通信回路(例えば図
    1)において、2進データの論理1の状態と論理0の状
    態を表わす2つのレベルの中間レベルである静止電圧が
    キャラクタとキャラクタの間の期間中に形成され、およ
    び前記静止電圧から該論理1または論理0の状態を表わ
    す電圧レベルのいずれかへの最初の変位が該データキャ
    ラクタのデータビットの開始を表わし、当該データビッ
    トの2進値は該最初の変位における論理状態電圧によっ
    て表わされるものであることを特徴とする非同期2進デ
    ータ通信回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の非同期2進データ通信回
    路において、各々反転および非反転入力端子を有し、前
    記静止電圧からの変位を検出する第1および第2の増幅
    器(例えば301、302、図3)を含み、前記線路対
    の一方の導線は前記第1の増幅器の反転入力端子および
    前記第2の増幅器の非反転入力端子に接続されており、
    前記線路対の他方の導線は前記第1の増幅器の非反転入
    力端子および前記第2の増幅器の反転入力端子に接続さ
    れていることを特徴とする非同期2進データ通信回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の非同期2進データ通信回
    路において、前記線路対を介しての第1の電流源(例え
    ば202、203、図2)から第1の方向に流れる第1
    のループ電流が論理0なる2進データ信号を表わす差分
    電圧を発生し、および前記線路対を介しての第2の電流
    源(例えば204、205、図2)から第2の方向に流
    れる第2のループ電流が論理1の2進データ信号を表わ
    す差分電圧を発生することを特徴とする非同期2進デー
    タ通信回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の非同期2進データ通信回
    路において、一定長のキャラクタの計数値がデータ・キ
    ャラクタの終了を指示することを特徴とする非同期2進
    データ通信回路。
JP1991065307U 1982-11-22 1991-08-19 非同期2進データ通信回路 Expired - Lifetime JPH0741232Y2 (ja)

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JPH0741232Y2 JPH0741232Y2 (ja) 1995-09-20

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