JPS6336588B2 - - Google Patents

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JPS6336588B2
JPS6336588B2 JP54167553A JP16755379A JPS6336588B2 JP S6336588 B2 JPS6336588 B2 JP S6336588B2 JP 54167553 A JP54167553 A JP 54167553A JP 16755379 A JP16755379 A JP 16755379A JP S6336588 B2 JPS6336588 B2 JP S6336588B2
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JP
Japan
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signal
station
transmission
terminal
waveform
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JP54167553A
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JPS5690655A (en
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Hitoshi Yamamoto
Kikuo Kawasaki
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5690655A publication Critical patent/JPS5690655A/ja
Publication of JPS6336588B2 publication Critical patent/JPS6336588B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B14/00Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B14/02Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation
    • H04B14/026Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using pulse time characteristics modulation, e.g. width, position, interval

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数の端末局を伝送線を介してセン
タ局に接続した有線伝送方式に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ホテルや旅館等において各客室に設置
した自動販売機の商品販売データをフロント等に
収集して集計し精算するためなどに使用する比較
的簡易な共通2線式の有線伝送方式においては、
従来、フロント等に設置したセンタ局から各客室
の自動販売機等に付加して設けた端末局に対して
それぞれの端末局の識別信号を付した呼出信号を
送信し、その呼出信号に対して、呼出された端末
局から商品販売データ等の応答情報信号をセンタ
局に送信するに際し、各端末局にもセンタ局に設
置したと同様の送信回路装置を個々に設置する必
要があつた。
[発明が解決しようとする問題点] 伝送線の抵抗による伝送信号レベルの減衰が甚
しく、情報伝送の品質を維持するのが困難である
ばかりでなく、対の伝送線の線間に各端末局にお
いてそれぞれ並列に接続した回路素子に障害が生
じ、例えば、伝送線の線間に接続したトランジス
タの絶縁破壊やインピーダンス低下などが生ずる
と、信号を伝送すべき線間が短絡状態となつて、
伝送系全体が使用不能となるなど、種々の欠点が
あつた。
本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去
し、センタ局に設置する回路装置のような独自の
送信装置は各端末局に設けず、センタ局からの伝
送信号自体を利用して端末局からセンタ局への情
報伝送を行ない、伝送線に流れる信号電流を一方
向化するとともに、各端末局において伝送線およ
び伝送線の線間に接続した回路素子に障害が発生
しても、自局を保護すると共にその障害発生の影
響をその障害発生局のみに局限して、伝送線自体
は常時活用し得るようにした有線伝送方式を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような目的を達成するために、セ
ンタ局と、少なくとも1以上の端末局との間で共
通の信号線を介して情報信号の授受を行う有線伝
送方式において、情報信号を、そのパルス幅が伝
送すべき情報を示す一定周期のパルスとなし、情
報信号を送受信する送受信手段と、パルスの周期
変化を検知することにより信号線および送受信手
段の異常の有無を検出する異常検出手段と、異常
検出手段の検出結果に応じて送受信手段と信号線
とを切断もしくは接続する接続手段とを少なくと
も1以上の端末局の各々に具えたことを特徴とす
る。
[作用] 本発明は、信号線により伝送されるパルス周期
の変化の有無を異常検出手段により検出するよう
にしたので、信号線の切断や短絡の異常、他端末
局の異常および自局の送受信の異常といつた種々
の異常を検出することができる。
このため、自局が異常を起こしたときは自局と
信号線との接続を遮断し、他局とセンタ局との通
信を阻害することがなく、さらには他局が異常を
起したときは自局を信号線から遮断することによ
り保護し、他局が信号線と遮断した後、もしくは
正常に復帰した後には自局に対するセンタ局と通
信の際には異常の無いことを検出して自局とがセ
ンタ局との通信を可能にすることができる。
[実施例] 以下に図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
まず、本発明によるパルス幅変調型の共通2線
式有線伝送の原理を伝送信号波形について説明す
る。
例えば前述したようにホテル等においてフロン
トから客室の自動販売機を順次に呼出してそれぞ
れの商品販売データを収集するためなどに本発明
伝送方式を用いる場合には、フロントに設けたセ
ンタ局から、第1図に示すように、各客室の端末
局毎に付した識別信号をもつて構成した呼出パル
ス列を伝送線に送出し、ついで、その呼出パルス
列を端末局で受信して識別信号により指定した端
末局における商品販売データなどの情報送信のた
めの所定時間長の準備期間の後に、所定のマーク
信号とスペース信号との周期的繰返し列よりなる
クロツクパルスを送出する。
ここで、クロツクパルスは第2図に示すよう
に、所定の繰返し周期Tをもつ“0”信号あるい
は“1”信号とする。“0”信号は短い期間TH
もつマーク信号と長い期間TLをもつスペース信
号よりなり、“1”信号は長い期間TH′をもつマ
ーク信号と短い期間TL′をもつスペース信号より
なる。なお、マーク信号は高レベルHを示し、ス
ペース信号は低レベルLを示すものとする。期間
の比TH:TLを、例えば“0”については、第2
図に示すように1:2とし、期間の比TH′:TL
を“1”については、第2図に示すように2:1
とするなど、マーク信号とスペース信号の各期間
の時間長を相違させてクロツクパルスを構成す
る。
しかして、端末局からセンタ局への情報伝送に
あたつては、センタ局において、例えば第3図の
波形Aに示すような所定繰返し周期の“0”信号
クロツクパルス列を増幅器に供給し、その増幅器
から取り出される第3図の波形Bに示すように反
転した電圧パルス列を各端末局に共通の2線式伝
送線の線間に印加する。一方、呼出パルス列が表
わす識別信号により指定された端末局において
は、2線式伝送線の線間に現われる波形Bの電圧
パルスを順次に検出し、第3図の波形Cに示すよ
うに、“1”の符号を送出すべきときにのみ、2
線式伝送線の線間に接続したスイツチ素子にパル
スを印加してそのスイツチ素子を閉路させ、2線
式伝送線の線間を短絡する。したがつて、センタ
局における増幅器の負荷抵抗が1対の伝送線を介
して接地された状態となるので、その負荷抵抗に
現われた第3図の波形Bに示すような反転電圧パ
ルス列は、同図の波形Dに示すように、端末局に
おいて伝送線線間短絡を行なつた期間の電圧波形
が潰されて、低レベル期間が延長される。したが
つて、波形Dに示すように、クロツクパルスに対
応した低レベル期間に対するかかる延長の有無に
よつて、端末局における線間短絡の有無、すなわ
ち、波形Cに示した“1”パルスの有無を検出す
ることができ、端末局から送出された情報信号の
“1”,“0”を判別することができることになる。
つぎに、本発明による上述したようなパルス幅
変調信号伝送を行なう伝送系統の基本的構成の例
を第4図に示す。
同図に示すように、本発明有線伝送方式におい
ては、それぞれ抵抗rを有する1対の伝送線の一
方の端子P1,P2にセンタ局の回路装置を接続
し、他方の端子P3,P4に端末局の回路装置を
接続する。なお、実際には、かかる端末局を複数
n局設けて、1対の伝送線に共通に、順次かつ並
列に接続する。かかる接続状態にある伝送系統の
センタ局においては、1対の伝送線における一方
の端子P2を接地するとともに、他方の端子に
は、スイツチングトランジスタT1の負荷抵抗R
1を介して電源電圧Vccを印加する。一方、各端
末局においては、1対の伝送線における一方の端
子P4を接地するとともに、対の端子P3,P4
間に終端抵抗ZTを接続する。したがつて、かかる
定常の接続状態においては、1対の伝送線Vcc/
(R1+1/n・ZT+2r)の電流が往復して流れるこ とになり、センタ局側の端子P1には、スイツチ
ングトランジスタT1がオフのときに、 VP1 OFF=Vcc(2r+1/n・ZT) /(R1+1/n・ZT+2r) の電圧が現われ、端末局側の端子P3には、同じ
くスイツチングトランジスタT1がオフのとき
に、 VP3 OFF=Vcc・1/nZT /(R1+1/nZT+2r) の電圧が現われる。なお、伝送線には上述した値
の電流が端子P1→端子P3および端子P4→端
子P2の方向に流れるのであるから、つねに
VP1 OFF>VP3 OFFであり、また、端末局側接地
端子P4には、微小なVcc・r/(R1+1/nZT+ 2r)の電圧が現われることになる。
かかる状態において、センタ局から信号を伝送
するにあたり、例えば第3図の波形Aに示したク
ロツクパルス列をスイツチングトランジスタT1
のベースに供給すると、そのクロツクパルス列の
極性を反転した波形Bのパルス列が負荷抵抗R1
に生じて端子P1に現われる。この波形Bのパル
ス列の低レベル期間においては、スイツチングト
ランジスタT1が導通してオンの状態となり、1
対の伝送線における各端子の電圧はすべて0とな
り、 VP1 ON=0,VP3 ON=0 となる。
上述のようにして伝送線のセンタ局側端子P1
に印加された波形Bのパルス列は、伝送線の抵抗
rによりわずかに電圧レベルが低下した状態で、
そのまま、端末局側端子P3に現われて受信され
る。したがつて、端末局においては、伝送線端子
P3に現われたパルス波形信号を比較器Q2に供
給して、基準電圧との閾値比較を行なえば、例え
ば波形Aのようなクロツクパルス列を受信するこ
とができ、あるいは、第2図に示したような高レ
ベル期間と低レベル期間と長短の相違によつて表
わした符号信号の“1”,“0”を識別して、例え
ば端末局識別用等の情報信号を受信することがで
きる。
しかして、かかる閾値比較のために比較器Q2
に供給する基準電圧としては、端末局に備えた電
池、あるいは、交流電源からの整流電圧による直
流電圧を、第4図に示すように、コンデンサC2
により十分に安定化し、かつ、平滑化したうえで
抵抗R5およびR6からなる分圧器に供給し、セ
ンタ局から伝送されて来たパルス列における高低
二様の電圧レベルを明確に識別し得る、例えば中
間値等の適切な電圧値に設定して比較器Q2の比
較入力端子に供給する。
さらに、本発明有線伝送方式における各端末局
においては、図に示すように、比較器Q2の閾値
比較出力を短絡検出回路DTに供給し、少なくと
も自局の伝送線端子P3,P4間に接続した回路
素子、例えば応答用スイツチングトランジスタT
2に障害が発生して閾値比較出力の低レベル状態
が所定時間長以上継続したときには、リレー接点
X0を開路させて、その障害発生源のトランジス
タT2を伝送線端子P3から切離す。
一方、端末局からセンタ局に対して情報信号を
送信するには、1対の伝送線の線間に接続した終
端抵抗ZTを、スイツチングトランジスタT2によ
り、抵抗R4を介して短絡することによつて符号
信号を送出する。すなわち、第3図の波形Bに示
したパルス列の受信に引続き、伝送すべき情報を
表わす例えば波形Cのような“1”,“0”からな
る符号信号をスイツチングトランジスタT2のベ
ースに印加してそのスイツチングトランジスタを
オンの状態に導通させ、符号信号“1”の送出時
にのみ抵抗R4を介して終端抵抗ZT、したがつ
て、伝送線の線間を短絡する。かかる伝送線線間
の符号信号“1”に対応した短絡により、前述し
たように、センタ局側では、伝送線に印加した波
形Bのパルス列に生ずる波形Dのような電圧波形
の変化を検出して、伝送されて来た符号信号の受
信を行なう。すなわち、波形Bのパルス列におけ
る高レベル時に端子P1に加わる電圧 Vcc(2r+1/nZT) /(R1+1/nZT+2r) が、端末局におけるスイツチングトランジスタT
2の導通により Vcc(2r+R41/nZT) /(R1+2r+R41/nZT) なる格段に低い電圧に変化する。ここに、R4
1/nZTは、各端末局における伝送線終端抵抗ZT を並列にした抵抗値1/nZTと、その抵抗値にトラ ンジスタT2の導通により並列に加わる抵抗値R
4との並列抵抗値を表わす。したがつて、並列に
加わる抵抗値R4を十分に小さく選定するととも
に、終端抵抗値1/nZTをセンタ局側負荷抵抗値R 1に比して十分に大きく選定し、例えばR40,
1/nZT=5R1とすれば、上述したセンタ局側端子 P1に生ずる電圧レベルの変化が顕著となり、端
末局から送出した符号信号の“1”,“0”を確実
に識別することができる。すなわち、センタ局に
おいて、伝送線端子P1に現われる波形Dに示し
たような電圧波形信号を比較器Q1に供給して、
基準電圧との閾値比較を行なえば、波形Bと波形
Dとの電圧波形の相違を十分に明確に検出して、
受信した符号信号の“1”,“0”を識別すること
ができる。
上述した閾値比較のために比較器Q1に供給す
る基準電圧は、交流電源からの整流電圧による電
源電圧Vccを、コンデンサC1によりさらに平滑
化したうえで、抵抗R2およびR3からなる分圧
器に導いて閾値比較に好適な値に分圧したものを
用いる。その基準電圧値を、例えば比較すべき波
形Dの電圧波形における高レベルの65%に選定す
れば、比較すき電圧波形の上下のレベルに変動が
あつても十分な余裕をとることができ、例えば伝
送線長の相違、すなわち線路の抵抗による信号電
圧の変動があつても正確な閾値比較を行なうこと
ができる。したがつて、使用する伝送線の線径が
細過ぎてその抵抗が過大となつて、比較器Q1に
基準電圧を供給する分圧器抵抗R2,R3および
スイツチングトランジスタT1の負荷抵抗R1の
抵抗値を、伝送線の抵抗に適合させて、適切な値
に設定すれば、各端末局における比較器Q2に基
準電圧を供給する分圧器R5,R6を個別に再設
定する必要はなくなる。
つぎに、基本的には上述のように構成する本発
明方式の有線伝送系の詳細な構成の例を第5図に
示す。
図示の有線伝送系のうち、センタ局において
は、まず、“0”信号発信器1および“1”信号
発信器2を備えて、第2図に示した“0”信号お
よび“1”信号を発生させる。それらの信号は、
例えば第1図に示したセンタ局からの送出信号に
おける呼出パルス列として、各端末局の識別信号
をなす“0”,“1”の符号信号を構成するととも
に、“0”信号は、第2図と第3図の波形Aとを
対応すれば判るように、第1図に示したセンタ局
からの送出信号における応答用クロツクパルス列
としてもそのまま使用する。3は“0”信号発信
器1からの信号がスペース信号からマーク信号へ
変化するときに、その変化時点から再びスペース
信号へ戻るまでの間、高レベル出力を発生する立
上り検出器である。4は記憶したデータを、立上
り検出器3からクロツク端子CKに加わる信号の
タイミングで1ビツトずつシフトして出力する送
信レジスタである。5は立上り検出器3からクロ
ツク端子CKに加わる信号のタイミングで入力信
号を1ビツトずつ読取つてシフトしていき格納す
る受信レジスタである。発信器1および2からの
“0”信号および“1”信号をアンドゲートA1
およびA2にそれぞれ供給し、送信レジスタ4か
らの送信用符号信号およびインバータI1を介し
たその反転信号により、送信用符号信号の“1”
および“0”にそれぞれ応じてそれらのアンドゲ
ートA2およびA1をそれぞれ制御し、送信用符
号信号のとおりの順序に組合わせた“0”信号お
よび“1”信号をオアゲートO1を介してアンド
ゲートA4に供給し、そのアンドゲートA4に印
加した送出指令信号に応じ、オアゲートO2を介
して送信用スイツチングトランジスタT1のベー
スに供給し、そのスイツチングトランジスタT1
を駆動して2線式伝送線の端子P1,P2間を送
信用符号信号に応じて短絡する。かかる送信用符
号信号の送出に使用する発信器1からの“0”信
号は、立上り検出器3に供給して、その信号波形
の立上りに応じ、適切なパルス幅を有する局内ク
ロツクパルスを発生させ、ともにシフトレジスタ
をもつて構成する送信レジスタ4および受信レジ
スタ5に印加して、送信用符号信号の読出しおよ
び端末局からの受信符号信号の書込みをそれぞれ
制御するとともに、遅延回路9を介して適切に遅
延させたうえで信号判別回路6中のプリセツトカ
ウンタ8をリセツトし、後述する受信符号信号中
の“0”,“1”判別用計数動作をリセツトするほ
か、インバータI2を介してアンドゲートA5に
も発信器1からの“0”信号を応答用クロツクパ
ルス列の反転信号として供給する。
一方、センタ局において、端末局における第3
図の波形Cに示したような応答用符号信号に応じ
た2線式伝送線線間の短絡によつて伝送線端子P
1に生じた第3図の波形Dに示したような電圧波
形の変化を検出することにより、端末局からの応
答用符号信号を受信するには、端子P1に生じた
電圧波形信号をレベル検出器10中の抵抗R7に
よる帰還型差動増幅器からなる比較器Q1に供給
して、前述したように適切に設定した基準電圧
VTによる閾値比較を行ない、受信符号信号とし
ての電圧波形における高レベル期間と低レベル期
間とを明確に識別する。その比較器Q1の閾値比
較出力をインバータI3を介して上述のアンドゲ
ートA5に供給し、上述した応答用クロツクパル
ス列の反転信号によりゲートして、伝送線端子P
1に現われた電圧波形の低レベルの部分のみを取
出し、信号判別回路6に供給する。信号判別回路
6においては、その受信電圧波形の低レベル部分
をインバータI3とアンドゲートA5とを介して
取出してアンドゲートA6に印加し、クロツク発
信器7からの計時用クロツクパルスをその低レベ
ル期間のみ通過させてプリセツトカウンタ8に供
給し、その低レベル期間の期間長を計測する。そ
の低レベル期間の計測結果が第3図の波形Dに示
したように受信符号信号の“1”,“0”を表わす
低レベル期間長の差を判別するのに好適なプリセ
ツト値を超えたときにのみ、受信符号信号の
“1”を表わすカウンタ出力信号を発生させ、か
かる信号判別の結果による受信符号信号を受信レ
ジスタに書込む。なお、プリセツトカウンタ8を
受信符号信号の“1”,“0”毎にリセツトするこ
と前述したとおりである。
なお、上述した端末局からの応答用符号信号の
受信に際しては、あらかじめ、発信器1からの
“0”信号を応答用クロツクパルス列としてアン
ドゲートA3およびオアゲートO2を介し、受信
指令信号に応じて送出すること勿論である。
つぎに、第5図に示す有線伝送系のうち、端末
局においては、伝送線端子P3,P4に現われた
センタ局からの送信電圧波形信号をレベル検出器
11に供給する。レベル検出器11においては、
抵抗R9による帰還型差動増幅器よりなる比較器
Q2に送信電圧波形信号を供給し、前述したよう
に適切に設定した基準電圧VT′との閾値比較を行
なつてその送信電圧波形の高レベル期間と低レベ
ル期間とを明確に識別し、その閾値比較出力を抵
抗R10を介して立下り検出回路12に供給し、
第3図の波形Aと波形Bとから判るように反転し
た状態の送信電圧波形における低レベル期間、す
なわち、原信号の高レベル期間を検出し、その検
出出力信号をアンドゲートA7に供給して、受信
指令信号に応じ、信号判別回路13に供給する。
信号判別回路13においては、その検出出力の低
レベル期間信号をアンドゲートA9に印加し、ク
ロツク発信器14からの計時用クロツクパルスを
通過させてプリセツトカウンタ15に供給し、送
信電圧波形における低レベル期間、すなわち、原
送信符号信号の高レベル期間の期間長を計測す
る。その計測結果が第2図の波形Aと波形Bとに
示したように原送信符号信号の“1”,“0”を表
わす低レベル期間長の差を判別するのに好適なプ
リセツト値を超えたときのみに原送信符号信号の
“1”を表わすカウンタ出力信号を発生させ、か
かる信号判別の結集による受信符号信号を受信レ
ジスタ16に立下り検出回路12の出力のタイミ
ングで1ビツトずつシフトしながら書込む。な
お、立下り検出回路12からの立下り検出出力パ
ルスを、インバータI4を介し、シフトレジスタ
よりなる受信レジスタ16にクロツク信号として
印加するとともに、遅延回路17を介し適切に遅
延させてプリセツトカウンタ15に供給し、受信
符号信号の“1”,“0”毎にリセツトさせる。
上述のようにして受信したセンタ局からの伝送
信号が当該端末局を指定した識別信号であつたと
きには、その識別信号から所定の時間が経過した
後に、引続いてセンタ局から伝送されて来る応答
用クロツクパルス列に対する上述した立下り検出
パルスを検出回路12からアンドゲートA8に供
給して、送信指令信号に応じ、クロツク信号とし
て送信レジスタ18に印加し、シフトレジスタか
らなる送信レジスタ18を駆動して、例えば自動
販売機の商品販売データなどセンタ局に送信すべ
き情報の符号信号を1ビツトずつシフトしながら
読出していく。このようにして読出した応答用符
号信号を、フリツプフロツプ19にセツト入力と
して直接供給するとともに、インバータI5を介
し、リセツト入力としても供給する。そのフリツ
プフロツプ19の出力パルスをタイマ20に供給
して、高レベルのマーク信号入来時に一定時間だ
け高レベルの出力信号を発生させ、例えば第3図
の波形Cに示したように適切な期間長の“1”信
号を発生させ、かかる“1”信号をもつて構成し
た応答用符号信号をスイツチングトランジスタT
2のベースに印加して、その応答用符号信号に応
じ、2線式伝送線の線間を短絡させ、第3図につ
き前述したようなパルス幅変調型の応答信号伝送
を行なう。
しかして、本発明有線伝送方式による各端末局
においては、立下り検出回路12からの低レベル
期間検出出力信号を短絡検出回路DTに供給す
る。その短絡検出回路12においては、低レベル
期間検出出力信号をアンドゲートA10に印加し
て、クロツク発信器14からの計時用クロツクパ
ルスを低レベル検出期間中のみ通過させ、低レベ
ル検出期間の継続時間長に相当した個数のクロツ
クパルスをプリセツトカウンタ21に供給して計
数する。その計数値が、正常な信号伝送時におけ
る第3図の波形Dに示したような電圧波形の低レ
ベル期間の時間長に比して十分に長く設定したプ
リセツト値を超えたときには、その低レベル検出
期間の継続が伝送線線間の短絡障害によるものと
して、取敢えず、オアゲートO3を介して、計数
出力信号をリレー駆動用トランジスタT3のベー
スに印加し、リレーXを駆動してそのリレー接点
X0を開路させ、自局の応答用スイツチングトラ
ンジスタT2を伝送線端子P3から切離す。した
がつて、自局の応答用スイツチングトランジスタ
T2の絶縁破壊等による伝送線線間短絡障害であ
つた場合には、かかる切離しの状態がそのまま継
続し、他局において発生した事故原因による伝送
線線間短絡障害であつた場合には、その事故発生
局における同様な切離し状態の設定により、自局
の伝送線端子間の短絡状態は解消するので、立下
り検出回路12の低レベル検出出力がなくなり、
リレー接点X0が閉路して常態に復帰する。なお、
遮断指令によつても上述の切離しを行ない得る。
以上の説明から明らかなように、本発明は、信
号線により伝送されるパルス周期の変化の有無を
異常検出手段により検出するようにしたので、信
号線の切断や短絡の異常、他端末局の異常および
自局の送受信の異常といつた種々の異常を検出す
ることができる。
このため、自局が異常を起こしたときは自局と
信号線との接続を遮断し、他局とセンタ局との通
信を阻害することがなく、さらには他局が異常を
起したときは自局を信号線から遮断することによ
り保護し、他局が信号線と遮断した後、もしくは
正常に復帰した後には自局に対するセンタ局と通
信の際には異常の無いことを検出して自局とがセ
ンタ局との通信を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明有線伝送方式におけるセンタ局
からの信号送出の態様を模式的に示す線図、第2
図は同じくその送出信号の基本的信号波形を示す
波形図、第3図は同じくその端末局からの応答信
号伝送の態様を示す波形図、第4図は同じくその
伝送系の基本的構成の例を示す回路図、第5図は
同じくその伝送系の詳細構成の例を示すブロツク
線図である。 1,2…信号発信器、3…立上り検出回路、
4,18…送信レジスタ、5,16…受信レジス
タ、6,13…信号判別回路、7,14…クロツ
ク発信器、8,15,21…カウンタ、9,17
…遅延回路、10,11…レベル検出器、12…
立下り検出器、19…フリツプフロツプ、20…
タイマ、T1,T2,T3…トランジスタ、Q
1,Q2…比較器、P1,P2,P3,P4…伝
送線端子、DT…短絡検出回路、X…リレー、X0
…リレー接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 センタ局と、少なくとも1以上の端末局との
    間で共通の信号線を介して情報信号の授受を行う
    有線伝送方式において、 前記情報信号を、そのパルス幅が伝送すべき情
    報を示す一定周期のパルスとなし、 前記情報信号を送受信する送受信手段と、前記
    信号線に結合されて前記信号線により伝送される
    前記パルスの周期変化を検知すると共に、前記送
    受信手段に結合されて前記送受信手段における前
    記パルスの周期変化を検知することにより、前記
    信号線および前記送受信手段のそれぞれにおける
    異常の有無を検出する異常検出手段と、該異常検
    出手段の検出結果に応じて前記送受信手段と前記
    信号線とを切断もしくは接続する接続手段とを前
    記少なくとも1以上の端末局の各々に具えたこと
    を特徴とする有線伝送方式。 2 特許請求の範囲第1項に記載の有線伝送方式
    において、前記接続手段はリレー接点であること
    を特徴とする有線伝送方式。
JP16755379A 1979-12-25 1979-12-25 Wire transmission system Granted JPS5690655A (en)

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